嫌悪と終了
事情があって凄く短くなりました。すみません。
ラッキースケベになった俺はアイラに壁ドンをしたあと、若干モジモジしながらアイラと席に戻った。
誠「……。」
ベル「誠さん?どうしたんですか?」
誠「えっ!?な、なにが?」
千夏「ボーッとしてましたよ?」
誠「そ、そんなことないよ!そ、それよりリディ!あの機械、水が出てこなかったぞ!」
リディ「本当ですか!?す、すみません!すぐ直します!」
リディは勢いよく立ち上がり、足早に機械を直しに行った。俺は緊張から喉が渇いていたので、あとを追って水をとりにいった。
誠「…直ったか?」
リディ「はい、多分もう大丈夫だと思います。」
俺は機械に近づきボタンを押した。するともの凄い勢いで水が飛び出し、一瞬でコップを一杯にした。そしてこぼれた水は俺の服に飛び散った。
誠「うわわわっ!直ってないじゃないか!」
リディ「す、すみません!すぐタオル取ってきますから!」
誠「あ、ああ…頼む。」
俺はタオルを取りに行ったリディを目で追ったあと、コップ一杯の水を一気に飲み干した。数秒後、リディがタオルを持って戻ってきた。
リディ「ほ、本当にすみません!すぐ拭きますね!」
誠「い、いや自分で拭くから…」
突然リディに詰め寄られた俺はまた緊張し始め、一歩後ろに下がった。しかしその足は軸足にぶつかり、俺は後方に倒れた。
誠「うわっ!」
リディ「ひゃっ!?」
誠「痛てて…ん?こ、これはっ!?」
俺の両手には柔らかい感触、これはまさか…!俺は試しに、両手に当たる柔らかなモノを強く握ってみた。
リディ「んっ…な、何するんですかっ!!」
誠「ゲボラッ!!」
リディの拳が俺の頬に勢いよくぶつかる。その途端、俺の視界は暗くなり意識を失った。リディのパンチ…強すぎ…。
誠「…ん…?」
女神「……。」
誠「あっ…(察し)。」
女神「…生き返らせてあげますから近づかないでください。」
誠「え…なんでそんな冷たいの…?」
女神「自分の胸に聞いてみてくださいっ!」
誠「えっ!?ちょっ…」
俺は何を言われているのか理解する前に再び意識を失った。次に目を覚ましたのは自分のベッドの上だった。
誠「…ん…。」
俺は目を覚ました。窓から眩しい朝日が射し込む…って朝日っ!?う、嘘だろ今何時だ!?俺は焦るように時計を見た。時間は朝の八時、相当寝てしまっていたようだ。
誠「あ…ああ…俺のラッキースケベが…終わった…。」




