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朝6時

その日は朝から土砂降りだった。神様がもう一度この世界を洗い流し、自分が作ったものを全てなかったことにしようとしているのじゃないかと思えるほどだ。

なんでこんな日にも学校に行かなきゃいけないのだろうか。僕は激しすぎる雨の音を布団の中で聞きながら思った。僕は布団に入ったままゆっくりと体勢をうつ伏せに変え、スマートフォンを手にとり、学校のホームページを調べてみるがやはり休講の知らせはない。スマートフォンの画面を確認すると、今の時間は6時、家を出るまでに2時間もある。

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