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零の魔術師  作者: DICE
3/6

第一話 プロローグ

初めての小説なので至らない点が多々あるかもしれませんが


温かい目で見守ってください。 感想いただければ幸いです。


俺の名前は神田かんだれい

この春から此処、アイリス国立魔術学校の新一年生だ。


     ────アイリス国立魔術学校────

この世界「ロード」にある大陸のひとつ「ユーロア」の4年制の魔術学校。

(ちなみに大陸は全部で4つあり、その大陸に一校ずつ魔術学校がある。)

そして、この学校には入学試験というものがない。

何故なら此処には年齢・種族は関係なく魔術を学びたいと思う者ならば

老若男女問わず入学することができる。     「入学のしおり」より

     ──────────────────


(まぁ俺みたいな馬鹿には楽に入学できてありがたいんだけどな。)

そんなことを考えながら時間を潰す。


ちなみに今は入学式の真っ最中で、壇上では校長であろう男が長々と喋り続けている。

周りを見ると自分のような奴はいないようで皆真剣に話を聞いている。

「…それにしても話なげぇな。」

一人、文句を垂らしているとやっと終わったようで男は壇上から降りていく。


「では新入生の皆さんはこちらに来てください。」

と、先生らしい人が呼ぶ。

「これからクラス分けと皆さんの体の内に眠っている潜在魔力と現魔力を測ります。」

(やっとか…。)

今日はこれを楽しみにしていたのだ。前から魔術に興味があったので、実際に自分が使えるとなると否が応でも興奮してくる。

「クラスはそれぞれの潜在魔力の結果で決まります。Sクラスが一番潜在魔力が高い生徒が集まり、そこからA~Dの順の合計5組のクラスに分かれます。」

(Bくらいがいいな。)

まぁ魔術さえ使えればどこでもいいんだけどな。


「それでは私についてきてください。」


    ────潜在魔力────

基本的に普通の人の潜在魔力は100~200万ほど。高いものでも300~700万。稀に1千万を超える魔力を宿すものがいるがそれは天才と呼ばれるものでそれだけの高魔力を持つものは世界でも12人しかいない。(「ユーロア」ではこの学校の校長と教頭、それにこの国の王の3人である。)            「入学のしおり」より

    ────────────              






…。


先生らしき人についていく事5分ほど。着いた部屋の中央にはバスケットボールほどの水晶が1つ。…先生の話によるとこの水晶にしばらく手を置くだけで魔力検査は終了らしい。

(思っていたよりも全然楽だな。)

さて、俺の潜在魔力はどれくらいなのか…。

「……………。」

「反応しませんね…。」

「ん?」

「残念ながら…『0』ですね。」

「…は?」



「だから、あなたの潜在魔力は『0』です。もちろん現魔力も。」



これがきっかけに俺の波乱万丈(?)な学校生活が今、始まる───














誤字・脱字や文法の誤りがあれば報告お願いします。

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