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ロード  作者: ハイヤー
1/1

野望のその先

 この世界は「私」のもの

 

 空に浮かぶ大きな黒い建物。

 その中の一室で地上を眺めながら


 「ラック、完成にはあとどれくらいかかる?」

 

 そう言うと、私の右後ろに立っていた

 優しい少年のような顔をした男は答えた。


 「3日ほどであります」


 私も始めるとしよう。

 

 「パビオラを呼べ」


 しばらくすると青い長髪で鋭い目をした若い男がやってきた。


 「これから私は準備にはいる。

 だが()()がここに向かっている」


 すぐに私の意図を理解しパビオラはニヤリとしてから口を開いた。


 「奴らには何もさせません。

 我ら3魔帝(まてい)それぞれ迎え撃ちましょう。」


 「さすがだ、よくわかっている。任せたぞ。」  

 

 もう少しで野望をなしとげられる。

 絶対に邪魔はさせない。

 

 パビオラが去るとラックは


 「奴らには我らも多くの損害を与えられましたが、3魔帝が出るとなれば

もう大丈夫でしょう。

 さあ、計画の最終段階に移りましょう。」

 

 と言い、部屋の奥にある上へと続く階段を見た。


 私は笑みをうかべながらその階段を登って行った。

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