表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ロード  作者: ハイヤー
1/1

野望のその先

 この世界は「私」のもの

 

 空に浮かぶ大きな黒い建物。

 その中の一室で地上を眺めながら


 「ラック、完成にはあとどれくらいかかる?」

 

 そう言うと、私の右後ろに立っていた

 優しい少年のような顔をした男は答えた。


 「3日ほどであります」


 私も始めるとしよう。

 

 「パビオラを呼べ」


 しばらくすると青い長髪で鋭い目をした若い男がやってきた。


 「これから私は準備にはいる。

 だが()()がここに向かっている」


 すぐに私の意図を理解しパビオラはニヤリとしてから口を開いた。


 「奴らには何もさせません。

 我ら3魔帝(まてい)それぞれ迎え撃ちましょう。」


 「さすがだ、よくわかっている。任せたぞ。」  

 

 もう少しで野望をなしとげられる。

 絶対に邪魔はさせない。

 

 パビオラが去るとラックは


 「奴らには我らも多くの損害を与えられましたが、3魔帝が出るとなれば

もう大丈夫でしょう。

 さあ、計画の最終段階に移りましょう。」

 

 と言い、部屋の奥にある上へと続く階段を見た。


 私は笑みをうかべながらその階段を登って行った。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ