表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
神様の使い助けたら異世界転生したから…  作者: リアルカ
第一章
8/20

6、フィナローザ、王様に会う

前回の話から、2年くらいとんでいます。


今日はステータスを見る日です。

普通なら協会に行ってステータスを見るのですが、今年は王宮の広間でするそうです。

なぜなら、私たちの国ジークリット王国の第二王子アクアティス様も三歳になられるからです。

王宮に行くということは、王様や王妃様に会うことにもなりますし、とても緊張しています。

「フィナ、どうしたの?もしかしてきんちょーしてる?」

あっお兄様がいるのを忘れていました。

「あたりまえです。おーさまやおーひさまにあうのにきんちょーするにきまってます。」

お兄様は、あんまり緊張はしていないみたいです。

私も精神年齢が3歳なら緊張はしていないかもしれません。

「フィナローザ、ハーライト、お着替えしましょうか。」

「「はーい」」



ハーまた目の前にはたくさんのドレス…

また着せ替え人形になるのですか。

「フィナローザ様の髪の色に合わせたこの赤のドレスはどうでしょうか。」

「それは、派手すぎです。そこはフィナローザ様の瞳の色の緑のドレスに決まってます。」

はーメイドたちはめをキラキラさせながらドレスを選んでいます。

このままにすると終わりそうにないので…。

「そのあおいろのどれすがいい。」

「まーフィナローザ様はセンスがよろしいですね!このドレスならフィナローザ様の落ち着いた雰囲気にとてもあっていますね!」

やっと決まりました。

ドレスを決めるのに何時間かかっているのやら…。

まー用意もできたことですしそろそろ出発ですね。

家から王城はそれほど遠くはなく、ばしゃで二十分ほどです。

「フィナローザ、ハーライト、早く馬車に乗ってー」

いつ見ても大きな馬車です。







到着しました。

おっきすぎて驚きです。

桁が違いますね。

「どうしたの?二人とも早くいかないと遅れるわよ。」

お母様は、まるで自分の家のようにすたすたと歩いていきます。

こんな広いところでなぜ迷わないのでしょうか…。




「着きましたよ。ここが王宮の広間です。」

「失礼ですが、招待券はお持ちでしょうか?」

招待券?そんなものがあったのでしょうか。

「こんなところで何をしているのですか?兄上あなた一応王様でしょう。」

え…。兄上…王様…

「「えーーーーーーーーーーーーーーーー」」

「このひとがおーさまなのですか?しかも、あにうえって…」

「あれ?言ってなかったかしら?私は、この国の元姫で兄さまはこの国の王様よ」

え…

お母様は、いつも大切なことを言ってくれませんね。

だからこの城すたすたと迷わずにこれたわけですね。

「俺着替えてくるから、じゃーな。」

あっ行ってしまいました…

「では、中に入って待っていましょうか。」


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ