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神様の使い助けたら異世界転生したから…  作者: リアルカ
第一章
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3、フィナローザ、小さな決意をする。

 家に帰ってきました。

教会からの帰り道は疲れていたのか寝てしまっていたようです。

さてこれから何をするのでしょうか。

「おかえりなさいませ。御主人様、奥様。」

「ただいま。さっお着替えをしましょうか。」


今私の目の前には大量の服があります一才児のためにこんなに用意をするかってくらいに…。

「フィナローザにはどれが一番似合うかしら。」

「奥様これはどうでしょうか。」

メイドが青でフリルがたくさんついた服を進めてきた。

「そーねーこれが一番良さそうね。」

私の服が決まったので次はハーライトの番です。

「ハーライトはやはりタキシードかしら。」

「なら白のタキシードはどうでしょうか。」

「ならこれね」

私たちの衣装が決まったので着替えるともうお昼くらいになりパーティーが始まるそうなのでたくさんの貴族の方々がいらっしゃいます。 

まだ私たちは赤ちゃんなのでパーティーは夜でなく昼にするそうです。

ざっとみるに300人くらいでしょうか。 

そんな数の人が入ってもまだだいぶスペースがあるこの部屋もすごいですが、たかが一才の子供の誕生パーティーにこんなに人が来るとは思いませんでした。 

「皆のもの、私たちの子の誕生パーティーによく参ってくれた。」

父の開会の宣言によりパーティーが始まりました。

私たちのもとにはたくさんの方が挨拶にこられていて私の家がどんなところかがわかりました。

「フィナローザ様、ハーライト様お初にお目にかかります。アディアル伯爵家当主、クライス・アディアルです。こちらは、」

「アディアル伯爵夫人、シーファ・アディアルともうします。」

「フィナローザ様は侯爵夫人と同じようにお美しく、ハーライト様は侯爵様のように逞しく御成りになられることでしょう…。」

これで何人目でしょうか。

赤子に媚びをうってなんになるのでしょうか…。  

 夕方くらいになりパーティーが終わり、たくさんの人が帰ったあと私は眠ってしまいました。

今日のことで私は貴族というものが嫌いになりました。

赤子にでも媚びを売って自分の懐を肥やそうとする。

そんなところに私は嫌悪を感じます。

しかし、私もその貴族の一人せめて私だけでもその様な人(貴族)にはけしてならないようにしよう。

今日一歳の誕生日に私は、小さな決意だがこれからの未来を大きく変える決意をしたのでした。


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