2、フィナローザ、一歳になる
うーーんよく寝た。 あれ?手が小さい? それにここはどこなの?
しかもこのくだり2回目な気が…
あっ思い出した、私御影ちゃんを助けて死んだんだった。
じゃーここは県と魔法の世界ユアラットなんだ。
「うぇ―――――――――――ん」
えっ!?横にもう一人赤ちゃんがいる。誰なの?
「どーしたの?ハーライト、 フィナローザ?」
うわ、すごい美人な人だー
「そろそろご飯にしましょうか。」
ごちそうさまでした。なんですかこの家離乳食のくせにおいしすぎます。
あっ、さっき女のひとはお母さんらしく名前はルーフリル、横にいた赤ちゃんは双子の兄でハーライト、私はフィナローザといいます。わたしがふたごとは驚きです。
自己紹介したら眠くなってきたなー。
おやすみなさい!
私が異世界にいてからはや一か月たちました。
きょうは私たちの一歳の誕生日です。このくにでは一歳の誕生日に初めて家の外に出ます。
教会に行って運命を決める文字?らしきものをもらうらしい
「ハーライト、フィナローザそろそろ行きましょうか。」
馬車に乗ってレッツゴー
到着しました
とても大きい教会でなかにはたくさんの人がいます。
「これはこれはアルディー公爵家の皆様。今回はお子様の事ですね。」
「お久しぶりですね。クラット司祭様ハーライトとフィナローザをよろしくお願いします。」
「承知致しました。ではこちらへどうぞ。」
連れていかれたのは奥の厳重なドアの先の小さな部屋でした。
「そこの小さな水晶にお子様の手だけを当ててください。」
「ではハーライトからやってくれ。」
いつも無口なお父様が抱えていたハーライトがまず触ります。
すると水晶の上に何やら文字が出てきました。
「ハーライト様の運字は(助)ですね。助け合いなどのいみですね。」
つぎは私の番です。
「次はフィナローザ様ですね。こちらにどうぞ」
水晶はとてもひんやりしていてきもちいいです。
「フィナローザ様の運字は、…(革)まさかこの字が出るとは思いませんでした」
「この字には、改革、革命などの意味になります。」
えっ!?私そんなことするんですか。未来はわかりませんねぇー。
「ではこの子はすごい子になるのですね」
母様軽いなぁ。
「…ではこれで運字明かしを終わります。」
ハーやっと1歳の誕生日の一番のイベントは終わりましたね。
「では早く屋敷に戻って誕生日パーティですね。」
えっまだあるのぉーーーー