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化物ヒーロー  作者: 天無 冷斗
NO,s編
24/36

小さな出来事

11日ぶりに書き上げました

「なんだかまぁ普通に戦ったら君は簡単に完全善徴されそうだけどね」

「完全善徴なんて言葉はないですけどねぇ」

NO,5はお気楽に話そうとこそしているものの、NO,4いや差鐘さしがねのようにはいかずお気楽そうに表面上、上っ面、画面の上はしていてもそれこそ漫画の世界であったのならピリピリという効果音まで付きそうなくらい殺気を放っていた

「それはそうと名前くらいは名乗っておくよめずらしいかめずらしくないか判別してほしいからね」

「めずらしい?」

「あぁ、俺は昔っから『それはそうよむのか!?』とか言われてきてるからねそういう点でどうなのか判別してもらいたいのさ」

「ということで名乗るとするんだけどさ」

この時水戸川の脳裏にはある一人の人物がよぎった「めずらしいか?」とかが口癖のある人物が

火門見ひかどみ 糸音しおんて言うんだわ改めてよろしくいや久しぶり理子りこ

糸音しおんッ!」

「(どことなくふういんき似てるとは思ってた!けれど本人とは思わなかった!…)」

「なんだよ、その恐ろしいものでも見たかのような顔は?懐かしい幼馴染が今目の前にいるんだぞ?」

「うるさい!誰が幼馴染だ!パパを殺したくせに!」

「はぁ~…まだ昔の事根にもってるのかよ、おれは不慮の事故だろ?それをいつまでもダラダラと…」

「アンタがあのとき能力さえコントロールできてればパパは死ななかったのよ!」

「それに何!?その殺人能力でNO,sなんてやってるの!?昔の事をなんとも思ってないの!?」

「だから…どれだけいこうとあれは、あの小さな出来事は不慮の事故しかたないことだろ」

小さな出来事それは水戸川みとがわが8歳そして糸音しおんも8歳のときの出来事だった

そのころ水戸川みとがわ家と火門見ひかどみ家の仲は理子りこ糸音しおんの仲も良いということもあってか家族ぐるみの付き合いだった

だがしかしそれはとある夏の日に崩落することとなる

糸音しおん理子りこの父はキャッチボールをしていた

キャッチボールなら糸音しおんのお父さんにやらせればと思うだろうが火門見家は母子家庭であった、だからそういう事は変わりとして理子りこの父親が担当というかこなしていた

この三人が二人になったのは二人の家のすぐ近くの公園で起こったことである

水戸川みとがわの父と糸音しおんはキャッチボールを、理子りこはベンチに座って二人を眺めていた

糸音しおんがボールを最初に投げることになった、だがまだこのとき悲劇は起こらないなぜなら能力をまだ持っていない時代の糸音しおんなのだったこの前の時は

糸音しおんは頑張ってキャッチボールになるように精一杯なげたつもり、そうそのつもりなのだろうだけれども少々頑張りすぎた

糸音しおんが投げた球は海でも切り裂いてしまうんじゃないのかといっても過言ではないほどの風速の球だった

もちろんそんな速さの球はたとえ上手くキャッチしたとても肩から腕までの骨は絶対折れるだろう

その球は運悪く水戸川みとがわの父の頭に当たったそして本物の死球デットボールとなった

これが小さな出来事だった


「私はここでアンタに復讐する!」

「おいおい、勘弁してくれよ!俺は幼馴染に出会って昔の事を楽しく喋ろうと思っただけなんだぞ!」

「うるさい!百連撃走り!」

水戸川みとがわはすごいスピードで火門見ひかどみに接近する

「戦うってなら…しょうがないな…




      全力で殺すぜ?」

「『鎌鼬カマイタチ』」

火門見ひかどみの技は容赦なく水戸川みとがわを切り裂く

だが『全力』なのだから手加減なんてするはずがない

水戸川みとがわ火門見ひかどみの攻撃を加えられる範囲まで近づいたところでだろうか

水戸川みとがわの体はコマ切れに切れ刻んだ

そして火門見ひかどみは捨て台詞のようにこう言った




      「好きだったのに…」


はい、ということでね水戸川 理子は死という形でこの小説から退場です

まぁ使い捨ての研究所編だけのヒロインみてーなもんだし愛着こそはあるけれど

ストーリー的にはいらねーや

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