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英雄譚―名も亡き墓標―  作者: アマネ・リィラ
シベリア動乱編―約束―
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キャラクター紹介

三十二話時点のものです。

ネタバレはなく、軽い説明だけで、初登場時のものを書いております。

理解の助けとなればと。


※キャラクター紹介


【シベリア連邦】

 ……世界最大の国土を持つ、永久凍土の大国。二年前の大戦で敗戦し、今は統治軍の占領下にある。


 義賊集団《氷狼》―フェンリル―


 護・アストラーデ

 ……本作の主人公。シベリア人と日本人のハーフで、神将騎〈フェンリル〉を駆る奏者。黒髪碧眼。真っ直ぐ過ぎるところがたまに傷。理不尽なことを認めらず、正面から立ち向かう。


 レオン・ファン

 ……《氷狼》のリーダー。作戦の立案、実行は彼が指揮を執る。護のブレーキ役。頭脳派。


 レベッカ・アーノルド

 ……《氷狼》の紅一点。戦時中に討ち捨てられた〈フェンリル〉を動かせるようにした才女。機械関係に強い。意外と気が強い面も。


 レイド・ノーティス

 ……《氷狼》最年長の元シベリア軍人。護たち年下メンバーのことを見守りつつ、戦ってきた。




 《叛乱軍》

  ……シベリア連邦第三王女を旗印とした、統治軍に抗う存在。


 ソフィア・レゥ・シュバルツハーケン

 ……シベリア連邦第三王女。敗戦時に部下を連れて落ち延びた。叛乱軍を率い、統治軍へと反逆の狼煙を上げる。少々高圧的で、唯我独尊な部分がある。


 アーガイツ・ランドール

 ……アランと呼ばれる傭兵。ソフィアからの信頼厚い、叛乱軍唯一の奏者。〈セント・エルモ〉を操る、穏やかな人物。少々苦労人。


 セクター・ファウスト

 ……反乱軍の参謀たる老人。少々ヒステリー気味で、作戦について他者とぶつかることも多い。



【EU】

 ……ヨーロッパの国々で構成される、首脳機関。大戦時に作られたが、上手く機能しているとは言い難い。


 咲夜・アスリエル

 ……聖教イタリア宗主国で暮らす少女。朱里・アスリエルの妹で、重い病気を患っている。朱里にとっての戦う理由であり、しかし、彼女自身はそんな自分に対して情けなさを感じている。


 マユ・ランペルージ

 ……千年ドイツ大帝国の貴族。世界平和を願い、実際に行動を起こしているが、上手くいっていない。首脳会議に参加するほどの立場があるが、元々庶民出身であるため未熟な部分も多い。


 スヴェン・ランペルージ

 ……千年ドイツ大帝国が有する、ドイツ最強の神将騎〈ミュステリオン〉の奏者。マユの兄であり、妹が戦場を政治の世界とする中、兄であるスヴェンは殺し合いこそを己の戦場とした。ソラや朱里とは知己であり、気の許せる相手でもある。



 《統治軍》

  ……EUより派遣された、シベリア連邦の治安維持・管理を目的とした軍隊。しかしその実は圧政による支配である。


 アリス・クラフトマン。

 ……本作のヒロイン。神将騎〈ワルキューレ〉を駆る奏者で、第十三遊撃小隊中尉。シベリア人でありながら統治軍に所属する通称《裏切り者》で、その立場や生来の気質から人とのコミュニケーションが苦手。


 ソラ・ヤナギ

 ……統治軍第十三遊撃小隊隊長。階級は大尉。『アルツフェムの虐殺』と呼ばれる大戦中最悪の激戦を生き残った人物で、その優秀さゆえに周囲から疎まれる人物。蔑称、《本気を出さない天才》。


 リィラ・夢路・ソレイユ

 ……統治軍第十三遊撃小隊戦車長。ソラの副官。独特の喋り方をし、ソラを支える兵器整備担当。隊員たちのフォローをするのは主に彼女の役目。


 カルリーネ・シュトレン

 ……統治軍大尉。千年ドイツ大帝国の名門貴族、シュトレン家の十三代目当主である女性。徹底した実力主義と、その上にある貴族主義より、アリスを蔑視する。実力は確か。


 朱里・アスリエル

 ……聖教イタリア宗主国最強の奏者にして、《赤獅子》と呼ばれる大戦の英雄。〈ブラッディペイン〉を駆る紅蓮の髪の男。


 ウィリアム・ロバート

 ……統治軍総督。精霊王国イギリスの大貴族で、イギリス女王エリザベスからの信頼も厚い。実力主義、貴族主義という点でカルリーネとは思想が一致し、彼女のことを信頼している。


 バラン・スウェート

 ……ウィリアムの秘書官。総督を支える重要なポストを務める人物。


 ドクター・マッド

 ……仮面で顔を隠した、年齢不詳の奇人。自称天才で、本人はドクターの名の通り医療が本来の専門分野らしいが周囲の評価はマッドサイエンティストで変人。


 Ⅵ(ヒスイ)

 ……ドクターが連れてきた、齢十程度の少年。見た目では性別がわからない。奏者の一人で、最弱の神将騎とされる〈クラウン〉を駆る。



【大日本帝国】

 ……大戦において圧倒的な力を世界へと知らしめた強国。大戦のきっかけはこの国のクーデターだった。国を開いておらず、他国との交流は秘密裏に行っている。


 (みかど)

 ……大日本帝国最高位、帝。絶対的な王であると同時に、象徴でもある。見た目は蒼い髪の少女で、色々と問題発言が多い。


 藤堂暁(とうどうあきら) 

 ……《七神将》第一位、《武神》の名を襲名する青年。文字通り最強を謳われる人物で、『御三家』の筆頭である『藤堂家』の当主を務める。


 神道木枯(しんどうこがらし)

 ……《七神将》第二、第三位《剣聖》と呼ばれる人物。居合の達人で、正に『侍』と呼ぶにふさわしい人物。『神道家』の当主であり、刀での戦闘では並ぶ者がいないとされる。


 神道虎徹(しんどうこてつ)

 ……警邏部隊『真選組』局長。木枯の夫で、詩音の父。木枯を含め、今の《七神将》のことは古くから知っており、彼らを見守る立場にもある。正好とは良き先輩・後輩。色々と乱暴な口調が特徴的。


 水尭彼恋(みなあきかれん)

 ……《七神将》第四位。一部では《神速刃》とも呼ばれる少女で、《七神将》では最年少であるが厚い信頼を受けている。引っ込み思案で、人とまともに話すことさえ苦手としている。あだ名は『うさぎちゃん』。


 本郷正好(ほんごうまさよし)

 ……《七神将》第五位。一部では《野武士》と呼ばれる、『御三家』の一角『本郷家』最後の当主。見た目がかなり怖く、周囲からはカタギじゃないとよく言われる。一見暴力的だが、意外と手を出す場面は少ない。


 紫央千利(しおうせんり)

 ……《七神将》第六位。《帝国の盾》と呼ばれる人物で、御年八十八になるという老人。周囲の者たちからは『大老』と呼ばれ、他の者たちを見守る役目を自らに課している。


 神道詩音(しんどうしおん)

 ……神道家の跡取り。齢十にして『神道流』を修める資格を得るほどの才能を有する。しかし、言葉を発することができず、意志疎通はスケッチブックによる筆談を用いる。


 蒼雅隼騎

 ……大日本帝国枢密院、及び特別管理官。大使としてシベリアへ訪れた。


 八坂影

 ……大日本帝国軍三佐。大使としてシベリアへ訪れる。


 




【その他】


 出木天音

 ……正体不明の女性。口にする言葉の端々から相当な経験をしてきたことをうかがわせる。目的も不明。白衣を着、眼鏡をかけている。


 伊狩・S・アルビナ

 ……世界中を旅しているという女性。その目で見てきた情報を、その時々に応じて他者に教えている。




~用語説明~


 神将騎

 ……全長、3~4メートルほどの人型起動兵器。その汎用性や、機体の大きさからは信じられないほどの出力を誇り、現代最強の兵器として認知される。開発は不可能で、遺跡などから見つかるものを修理、改修を行うことで使用。ちなみに一度に見つかる神将騎の数はまちまちで、多い時は千機を超える神将騎が見つかったという話もある。


 奏者

 ……統計上の確率は一万人に一人とされる『神将騎を操れる存在』の呼称。神将騎は乗り手を選び、一つの神将騎へ乗れたとしても別の神将騎に乗れないということもある。神将騎が現代最強の兵器であるため、奏者はどの国の軍隊にいても優遇されている。


 七神将

 ……世界最強とされる大日本帝国軍を束ねる七人の将軍。大戦において猛威を振るい、その名と力は世界中に認知されている。


 アルツフェムの虐殺

 ……シベリア連邦東部の城塞都市アルツフェムで起こった戦い。イタリア・フランス連合軍とシベリア軍の軍隊を二機の神将騎を筆頭とした大日本帝国軍の部隊が蹂躙。一般人を含め、生き残った者は僅か百人ほどという。大戦における最悪の戦いの一つ。


 大戦

 ……大日本帝国のクーデターに端を発した世界大戦。本作ではこれより二年後の世界が舞台となっている。

ここに出ていない名前もありますが、それはシベリア編では一部登場のみであるためです。

シベリア編が終わり次第、次のキャラクター表は載せようと思います。


不明な点などがあれば、いつでもお申し付けください。

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