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7 リリアンの秘密3


L) 「そんなに悲劇的なことばかりでもないわよ。特に3度目は愛する家族ができて、今の現国王は私の孫にあたるの。私の人生は3回それぞれひとりの人と恋に落ちて、3回目の人生で最終的に自分の素を出せる人と出会えたの。それが国の繁栄よりも私が嬉しかったことかしら。」


A) 「ロマンチックね。」


L) 「あら、ありがとう。おかげで今はなにも後悔もなく、ただ穏やかにそのときを待つの。運命を受け入れる時を…。」


J) 「僕も妖精ではあるが、街にいたときがあったんだ。」


A) 「さっき聞いたけど?」


J) 「もっと聞きたいって言ってなかったかい?」


A) 「…。うーん、じゃあ聞かせて。」


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