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テーマなし詩集

わかってんだか わかってねえんだか

作者: 歌川 詩季

 さらっとしたものも、描いていこうと思います。

 きのうまでの自分のこと

 まちがっちゃねえって みとめてやれるのは

 おまえ自身だけなんだろうけど


 それに うなずいてくれる

 だれかがいてくれてこそなのを

 わかってんだか わかってねえんだか

 まわらねえ首 ぐるぐるやって

 あたりを見まわしてみろよ



 現時点の自分のこと

 よくやってるぞって なぐさめられるのは

 おまえ自身だけなんだろうけど


 ときに あわれんでみせる

 視線がつきまとうもんなのを

 わかってんだか わかってねえんだか

 とどこおる進捗(しんちょく) いらいらやって

 足踏みしたくはねえだろ



 あしたからの自分のこと

 なんとかしろよって しりをたたけるのは

 おまえ自身だけなんだろうけど


 さらに けとばしてくれる

 だれかが火をつけてくれたのを

 わかってんだか わかってねえんだか

 くすぶった煙を もくもくやって

 むせたり せきこんでいろよ

 さらっとしてる?

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― 新着の感想 ―
[一言] さらっとしてる、といえば、さらっとしてる、ような……笑。 うなずいてくれるだれかってとても大切な存在ですよね。けとばしてくれるだれかも貴重な存在です。 だれかがいてくれることのありがたみを忘…
[一言] 自分次第 でも、 周りあってこそ 回りあってこそ 巡って 己に還る
[一言]  笑いながら励まされている感じですね。  厭味でも何でもなく、仕方ねぇなぁ、みたいな。  顔を突き合わせて大真面目に言われると反発したり落ち込んだりしそうな言葉を上手く伝えられる。  い…
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