表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/4

ep2 孤独と狂気

登場人物

c こすぎ

m みょん

y ゆっけ

ゲスト

w ワド

 

?「こっちから、狂気の気配がする。」 

c「人狼を見つけたのか?」

?「ああ。かなり強いかもな。」

c「君は、人狼と何度も戦っているんだよな?」

?「そうだ。弱いやつもいれば強いやつもいる。」

c「そもそも人狼は、何が目的なんだ?」

?「人間世界を征服することと噂されている。」

c「噂?」

?「明確な目的は、まだ分かってはいない。人狼は、いつどこで出現したのか未だ誰にも分からないのだ。」

そんな話をしていると、一人の人間が木の影から出てきた。

こすぎは、その人に話しかけた。

c「おーい!君!この近くで人狼を見なかった?」

?「お前!そいつに近づくな!!」

c「え?」

すると、こすぎの目の前にいた人が高く跳び上がり、こすぎめがけて突っ込んできた。

c「うわぁ!いきなり何すんだ!!」

と、怒鳴った相手は恐ろしい狼の姿に変わっていた。

?「やはり変身していたか!」

騎士は、剣を抜き、人狼に斬りかかった。

目にも止まらぬ速さで一刀両断!

人狼は、断末魔をあげて倒れて消えた。

?「大丈夫か?」

騎士が剣を収めて、こすぎにてを差し伸べた。

c「ありがとう。」

?「油断は、禁物だ。いいな?」

c「そんなことより、まだ自己紹介してなかったよな。俺は、こすぎ。よろしくな。」

?「俺の名は、ゆっけ。基本一人で戦い続けている。」

m「ええ!?ゆっけってあのラビネコ騎士団の団長!?」

みょんが華麗に降りてきた。

y「ほう。俺を知っているのか。」

c「団長!?すごいなぁ!」

y「とりあえず、気をつけて帰れよ。まあ、女神がいるなら大丈夫か。」

c「またな!ゆっけ!また会おうぜ!」

ゆっけは振り向きうなずき、またまえを向き歩き出した。

m「さて、帰ろうか!早く帰って『葱玉ねぎたま廻戦』みないと!」

c「君のプライベートに人を急かすな。」

 

——次の日、フリービレッジ

m「こっすー!シェアハウスにお客が来てるわよ!」

c「了解。」

こすぎとみょんは、シェアハウスに向かった。

w「はじめまして!僕、ワドっていいます!よろしくね!」

シェアハウスに来ていた客のワドは、バンダナを身につけ、日傘を持っていて、槍のブローチをつけていた。涼しげな服を身につけている。

c「よろしく!ワドさん。」

m「わぁぁ!むっちゃ可愛い!」

w「そういえばこすぎさんは、木登りが得意だと聞きまして。私も木登り得意なんですよ。だから勝負しましょう!場所はツリーアイランドです!」

c「(ライバル到来!?)いいだろう!」

m「じゃあ、あてしぃは、『煮干(にぼし)の刃』を見て・・・」

c「お前も来い!!」

こすぎは、みょんを引きずっていく。

 

——ツリーアイランド

二つの大きくて長い木『双子木』で有名な場所だ。

w「来ましたね!」

c「大きな木だなぁ。」

m「えーと。勝利条件は、木の一番上に先に到達した方が勝ちです。妨害あり。」

w「僕の木登り力見せてやります。」

m「こっすー!これを!」

みょんは、こすぎにポップコーンと書かれた銃を渡した。

c「これは?」

m「ポップコーン銃。その名の通りポップコーンを飛ばす銃さ。」

c「な、なるほど。」

w「準備できましたか?」

c「 OK!」

 

二人は木の前に立ち、 

w「READY・> 3・2・1・GO!!>」

ワドは、ものすごい勢いで木を登っていく。

c「速すぎ!」

こすぎもものすごい速さで木を登っていきワドに追いついた。

w「追いついてきましたか。少し・・・妨害してやります!」

ワドは、木を蹴って跳び上がり、プラスチックスピアを投げた。

c「うお!あぶねぇ。」

こすぎは、避けるがスピードが落ちてしまった。

w「このまま勝利はいただきます。」

ワドは、再び木を蹴り跳び上がる

c「今だ!」

こすぎは、ワドが宙を浮いた瞬間を狙いポップコーン銃の引き金を引いた。

w「えぇ!?」

ポップコーンがワドに直撃した。

ワドは、体制を崩して落下した。

m「なんか上から・・・。え!?」


♪アノヒティック・ノヴァのテーマ

 

c「よっしゃあ!勝ったぞ!」

こすぎは、木から飛び降りて綺麗に着地した。

落下ダメージは、受けたけど。

w「恐れ入りました!」

c「まあ、君も頑張れば俺みたいになれるさ!」


と言った会話を影で見ている者がいた。無論、誰も気づいていない。

?「あの人がこすぎさん?想像してたより素敵ね。」

 

次回予告

こすぎと女神の前に現れたのは

偉大なる魔女!?

「私も仲間にいれてちょうだい!」

そして、危機!

「この中に人狼が二体いる・・・!」

        お楽しみに!


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ