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ep1 脱獄と始まり

登場人物    

c こすぎ

m みょん

 

——???

?「あなたがこすぎさん?」

c「ん?そうだけど・・・。お前、誰だ?」

?「私は、名乗るものではありません。まあ、強いて言えば女神です。」

c「ふーん。それで女神様。俺に何の用?」

?「脱獄の世界を救ってほしいのです。」

c「囚人の世界か?だったらいかねぇぞ。そんな物騒なところ。」

?「違います!違います!えーと。脱獄ごっこという遊びが全ての世界をです。」

c「いいぜ。」

?「ありがとうございます!では、さっそく参りましょう!」

辺りが眩しいぐらいに光り輝く。

c「!?」


脱獄ごっこの世界へ!

 

c「ん?ここどこだ?」

そこは、緑に囲まれた美しい村だ。

?「お目覚めになったようですね。」

その声はあの女神の声だった。

c「女神か。ここは、いったいどこなんだ。」

こすぎは、後ろを振り返る。

まさに女神と言える衣装を纏い、髪には、ゼリーのアクセサリーが身につけてあった。

?「さて、ここまできたら、フリーモードでいいでしょう!」

c「??」

?「あてしぃは、みょん!偉大なる女神よ!」

c「さっきと全然印象違うんだが?」

m「あなた、コンビニ店員とかみたことあるでしょう?それと同じよ。」

c「あー。なんとなく分かった。」

m「さて、まずここがどこだか教えるわね。」

ここは、フリービレッジ

名前の通りあなたが自由にいろいろできる場所。

いろいろといっても、施設を設置したり、自然をふやしたり、釣りとかしてエンジョイできるぐらいね。

c「なるほどな。」

m「まずは、シェアハウスでも建ててみましょうか!今回だけ、私が魔法を使ってすぐ造るわ。」

みょんが杖を振るとモダンな家が出来上がった。

m「完成したわ!」

c「すごいな!」

m「そうでしょう!そうでしょう!」

c「このシェアハウスすごいな!めっちゃ快適そうじゃん!」

m「そっちかーい!」

c「どうした?」

m「な、なんでもないわ。とにかく!次は、脱獄しに行くわよ!」

c「いきなり脱獄と言われても、俺なんも悪いことしてないが。」

m「簡単に言えば人狼ゲームよ!」

c「なるほどな。でももっと詳しく教えてほしいな。」

m「百聞は一見にしかずよ!それじゃ!出発!」


——フォレストビレッジ

c「この中に人狼がいるのか。」

m「そう。こっすーは、市民だから生き延びてね。」

c「こっすー・・・?」

m「いいあだ名でしょう?さあ!がんばってこい!」

c「ったく。乱暴な女神だ。」

c「そういえば、どうやって脱出するんだ?」

m「説明すんの忘れてたわ!スイッチをさがすのよ!」

c「ユケテンドー・・・?」

m「ちゃうわ!ゲームでもやる気かい!?」

c「そんな怒らなくても。」

m「あてしぃ、今からバブドナルドでバブゥダブルバーガー食べてくるね。健闘を祈るわ。」

c「いや、祈ってすらいないだろう!?わろた爆笑」

こすぎの声は女神みょんには、届かなかった。

c「さて、スイッチを探すか。」

——30分後

c「なんか前より人数が減ってるような・・・?まあ、気のせいか。スイッチは、あと一つ。どこだぁ!・・・あ!」

こすぎは、木の上にあるスイッチを発見した。

c「あんなところに・・・。まあ、木登りは、得意分野なんでね!」

こすぎは、ものすごい速さで木を登りスイッチを押した。

そのとき、

森の奥の方から叫び声が・・・。

c「な、なんだ!?」

こすぎは、森の奥へ走っていく。

 

森の奥へ到着すると、

大勢の人が倒れていた。

c「人狼のしわざか。まだ近くにいるかもしれ・・・」

?「止まれ!」

c「!?」

?「振り向くな!そのまま俺の質問に答えろ。」

c「何のよう・・・ですか?」

?「ここに倒れてる人間は、お前がやったのか?答えによってはお前を斬る。」

c「俺じゃない。人狼がやった。」

?「お前が人狼じゃないのか?」

c「俺は人狼じゃない!」

?「分かった。お前を信じよう。」

c「もう振り返っていいよな。」

こすぎは、振り返った。

目の前には、紫色の髪に赤色の瞳の男がいた。その男は、鎧を身につけていて、右胸にアメジストで作られた猫の紋章を付けており、紫のオーラを放つ剣を持っていた。

c「君は、何者だ?」

?「俺は、孤独の騎士だ。それ以外は、名乗ることはない。」

c「そうか・・・。」

?「俺は今から人狼を倒しにいく。お前は、脱出しろ。」

c「俺も行くよ!」

?「勝手にするといい。」

二人はさらに森の奥へ進んでいった。

m「なんか大変面倒なことになったけど、これもこれでありか。モグモグ。」

 

次回予告

孤独の騎士と共に人狼討伐!

二人の間に芽生える友情。

「俺は、こすぎ。よろしくな。」

「俺の名は・・・」

      ep2 孤独と狂気

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