2.プレイスタイルの強制
はっ!?何だったんだあの光...。
まぁラノベを愛読してた俺は分かってしまったよ、受け入れたくないけど。
うん、異世界転移だよね、黒板に魔方陣も浮き出てたし。
てかさ、異世界転移って普通さお姫様が出てきて
「勇者様方、どうか私たちの国を救ってください!」
みたいなこと言って歓迎してくれるじゃん?
なのにさ、なんで俺は森にいるの?
それにクラスのみんなもいないじゃん。
あぁぁぁああ、もう意味わかんねぇ!!
もうここは異世界だって仮定してラノベの主人公みたいに行動しよう、無理矢理だけど。
じゃあ言うのは恥ずかしいから心の中で唱えよう、その前にずっと立ってたし座れそうな石があるからそこに座ろ。
心の準備は万端!よし唱えよう!
(ステータス)
《ステータス》
《名前》 高宮 伊月
《スキル》
鑑定
アイテムボックス
隠蔽LvMAX
身体強化LvMAX
武術の心得
魔法の心得
《魔法》
幻影魔法
転移魔法
雷魔法
おぉー!ラノベとかでは目の前に「ヴォン」みたいな効果音で現れてたけど、俺の場合は頭の中にホワイトボードに書かれてる。
まぁ、スキルは何でLvがパラバラなのか知りたいけど特に問題は無い。主人公みたいなスキル群だ。
問題は魔法、すごく意味が分かんない。何か暗殺者スタイルじゃん、幻影魔法で気をそらして、転移魔法で後ろをとって、雷魔法で気絶させるor殺す。
しかも身体強化までついてるときたら暗殺者スタイルでやれって言ってるようなもんじゃん。
まぁ俺もそういうのは憧れてたからいいけど!いいけどさ、やっぱ異世界来たら派手にやりたいじゃん、 光魔法とか使ってさ、目立ちたいじゃん。もういいけどさ。
はぁ、もう、ここどこか分かんないし、どこ行けばいいかもわかんないし太陽の方に向かって歩くかな。
スマホ投稿なので頻度は遅め。
文章能力皆無の自己満小説お読みくださってありがとうございます。