始まり ⑦ いつまで続くんだろう。始まり
投稿までに時間が空きましたね。すみません。
えっと、言い訳させていただきますと、PCが逝っちゃいまして。
それでも更新しようとネカフェに行くものの、AVAで遊んでしまい結局無駄に・・・。すみませんでした。
それでは、始まり⑦の始まりです。(分かりづら・・・。)
例の騒動から、大体一週間くらいが経った。妹はやはり、あの日以来一度も部屋からは出てきていな
い。
しかし、前よりは進展があった。ある日、俺はいつものように飯を作り、妹の部屋へと運んでいる
と、その部屋の前に置手紙が置いてあった。
何かと思い、見てみると
「いつもご飯を作ってくれてありがとう。でも、もうちょっとだけでいいから量を多くしてくれない
かな。」
と書かれてあった。
俺は一瞬目を疑った。幻覚や夢じゃないのかと思ったのだが、頬をつねってみても目は覚めない。
まぁ、現実なのだから変わるはずもないのだが。
「それじゃあ飯、置いてくから。たまには出てこいよ。あと、手紙読んだから。」
と、若干大きい声で、中にいるであろう妹に聞こえるように言った。
すると、ドアに設置された、猫専用通路から新しい紙が出てきた。
「①外②内③無」
どういうことなのだろうか。そして、2枚目の手紙の意図をくみ取りあぐねていると、さらに追加の
紙がペンと一緒に出てきた。
「①外食②家③食べない、選んでね。」
つまり、どこで食べるのかを聞いていたのか。外食という選択肢がある時点で、少し苛ついた。
③を選んでやろうかとも思ったが、やめておいた。ペンで①に大きく丸をつけ、部屋の中へと戻し
た。
そういえば、いちいちペンで書く必要なかったことないか?話せばいいだけだし。
そして一分が経過した。が、何も出てくる気配がない。まさか、まずい選択をしてしまったか?と
思っていると新しい紙が出てきた。
「ちょっとドアから離れて後ろを向いて立っててくれるかな?」
と書いてあったので、それに従い、扉から少し離れて、白い壁を睨み付けるようにして(なんとなく
イライラしたので)立っていると、背後から扉の開く音がした。まさか。
と思い振り向こうとするも、それを予測していたかのようなタイミングで「後ろを向かないでね。」
と先回りされた。そして、少しの間があって
「後ろを向いてもいいよ。お兄ちゃん。」
そして後ろを向いた俺を待っていたのは、人間とほぼ同じくらいのチンアナゴだった。
地面から生えてるあれ。そして、その口から自慢げに顔をのぞかせているのは妹だった。俺は突然の
ことに驚き、「あっはい。」としか言えなかった。
「ふふふ、どう?どう?驚いたでしょ?」
「まさか、お前はその格好で外へ行くつもりではあるまいな?」
「え?何のために着たと思ってるの?」
「え?(俺)」
「え?(妹)」
・・・。どうやら本気でこの着ぐるみで外に出るらしい。
時間がなかったので、速攻で妹を着替えさせ、俺らは町に繰り出した。
最近、腕が上がったぜいえええええええええええええええい!とか友達に言ったら「うぜえ。どうせまたスランプに入るだろ。」と冷たく返されました。
悲しいです。そんなことはないというのに(これ書いてるとき、すでにスランプ気味)。
ところで、面白かったですか?⑦。
自分的には割とうまく作れたほうだと思うのですが。
ということで、次も頑張って書くのでよろしくお願いします。