第一章 始まり ⑤
毎度毎度、短すぎてすいません。今回は長く書こうとがんばったのですが、
結局1000文字程度でした・・・。許してくださいお願いします。
何でもしますから(大嘘)
それでは5話目です。
-映画館内 上映場 上映中-
ちょうど映画の終盤に入ろうかというところで、左ポケットが小刻みに震えた。
あまりの空気の読めなささにうんざりしながら、携帯を鈴花と隣のやつに見せると俺は席を立ちまわ
りの人の邪魔にならぬようにと注意しながら上映場を出た。
-映画館内 上映場外 上映中-
「はぁ・・・」
と苛立ちと不満を混ぜたため息を吐きながら、携帯を確認する。
「・・・・!?なんだって・・・?」
いまだなお小刻みに震え続ける携帯の液晶に表示された文字は『妹』というものだった。
「妹・・・あいつからか・・・。」
妹とは言っても血がつながっているわけではない。父が離婚し、再婚したときにウチに来たのだ。
まぁ、それも4年前の話なのだが。なぜ、その妹からの電話に驚いているかと言うと1年前に些細なこ
とで喧嘩をして以来顔すら合わせていないからだ。一応、飯は作ってやっている。
とにかく、そんなやつが電話をかけてきたのだ。驚かないわけがないだろう。小刻みに揺れる携帯よ
ろしくに震える指でボタンをおし、応答する。
「お兄ちゃん?」
「な、なんだ?」
現在中1のはずなのに今現在も「お兄ちゃん」と呼んでいる事にに対し、少し驚いた。そのせいで少
しキョドった。恥ずかしい。だが、正直今でも兄として扱ってくれることがうれしい。
「今どこにいる?大事な話があるんだけど。」
少し、急いでるような不機嫌そうな口調で話しかけてきた。別に悪いことをしているわけでもない
し、隠したってしょうがない事のため、俺は普通に答えた。
「あぁ、今はお前も知ってる強欲女と同級生との3人で映画を見に来ているが?」
強欲女の強欲と言ったところで会場内から殺気が漂ってきた。まずい。殺られぬためにも何か買って
帰らねば。
「あとどのくらいで終わりそう?場合によってはすぐに帰ってきてもらうんだけど・・・。」
むっ。妹の頼みか。だが、時間的にはあと15分といった微妙な所だ。
「あと15分くらいかな?なんでそんなことを聞くんだ?」
「家に帰ってきたらわかるよ。おねがいね。」
「・・・わかったよ。」
「ありがとね。お兄ちゃん。じゃあね」
そして、妹は電話を切った。1年ぶりに妹の声を聞くことができ、意気揚々と場内へ戻る俺であった
が、遅すぎた。終盤のバトルは終わりを迎えており、ラストの大技を出そうとしているところから
だった。
(・・・この仕打ちはあんまりではなかろうか・・・)
と心の中で俺はorzのポーズになり、いるはずもない神を恨んだ。
「せめて・・・せめて映画が終わってからにしてくれよっ!!」
と。
長く書いたつもりです。本当に無理なんです。申し訳ございません。本当にすいません。謝罪文で文字数を稼ごうとなんてしてません。本当です、信じなくてもいいです。
あ、えっと見てくださりありがとうざいました。
次回はカァイイ妹が登場するかもだからね!
あと、最近ネムいです。寝ぼけすぎて足元にいるGに気がつけず、足を這い回られてから気づくという恐怖体験をしました。怖かったです。