第一章 始まり ①
初投稿です。
下手ですが、最後まで見てくれればうれしいです。
クロニクル。
クロニクルという単語を皆さんは日常生活の中で一度は見たことあるだろう。
しかし、意味までは気にならなかったのではないか?
ちなみにクロニクルの意味は「年代記」という意味がある。
その、クロニクルという言葉にのっとってこれを書こうと思う。
―XX01年4月20日放課後―
「あー疲れたー・・・」
窓から眩いくらいの日差しが差し込んでくる。
「もう5時か・・・」
セミが鳴いている、蒸し暑いしできる限りは動きたくなかったのだが、
幼馴染の『越智 鈴花』によって授業が終わってからずっと強制労働を強いられていたのだ。
「まぁ、お疲れ様。あんたにしてはよく頑張ったわね。」
などと、本来ならば自分一人でやらなければならぬ荷物運びを手伝わせといてこの言い様である。
「うっせーよ。次からは手伝わないからな。」
毎回これである。『次からは手伝わない』とか言いながらなんだかんだ言って最終的には手伝う羽目
になっているのだ。
「この後、なんか用事ある?」
と、話しかけてきた。そして「用がなければちょっと来てもらいたいところがあるんだけど・・・」
と続ける。
「別にいいけど、もう荷物運びは手伝わないぞ?」
一応、釘を打っておく。
「あんたねえ。私を誰だと思ってんのよ。」
「強欲女――――って何をする!!いてぇよ!!」
脛を蹴られた。かの有名な弁慶でさえ泣くといわれたところだ。
「次言ったら死刑ね。」
と抑揚のない声と冷めた目で俺を見据えながら言った。
「とにかく、」と続ける。
「いいから、来なさい。あんたにとって悪いことはないはずよ。」
「はいはい、わかりましたお姫様の仰せのままに。」
なんだかんだで俺はついていくこととなった。
見てくださりありがとうございました。
初投稿なのですが頑張りたいと思います。
次回は決まってません。