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健康診断


今日の先生は一味違う。

「はい本日はー、不本意ながら、健康診断を行いまーす。

全員服を脱いで廊下に並べええええええ!!!!!ゴルァ!!」


ざわざわ

   わさわさ

      ドタドタ


少年よ。健康は人に診断されずとも、己の中で確立していくものじゃ。

それに人前で着物を脱ぐなどはしたないことできぬ。

よってわしは脱がん!!!


「おまえは最初から面だけじゃないか。」


裸の人が沢山集まっているというのは異様なものがある。


銭湯や温泉とは違うのだ。

湯の香りもしなければ、あの湿気もない。


金属と木の匂いがするのみである。


「はい次ー、田島。」


とすっ。キーコ


「はいおなかみしてー。わあ。すごいね。ツルツル。

いや、毛じゃなくて、筋肉ってものが見当たらない。」


うるせええ余計なお世話じゃぼけえええええ!


「まあ大丈夫。健康面はばっちぐーだよカウボーイ。

次、そっちの鼻の長い子。」

ギクッ!えっ、そんなまさか、えっ、


わっ、わしが見えるのか、おぬし、!!

そうか、ではせっかくだからわしも....


「何してるの?早くどいて。次の子だから、否乃木尾さん。

君、鼻長いねえ。10cmはあるでしょ?」

「いえ、そんなにありません。」


ぐーん!


「うわっ、鼻が伸びた!もうこれ20cmはあるでしょ!」

「いえ、そんなにありません。」


ぐーん!


「うわっ鼻がn.....

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