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居眠り

突然ですが僕は普通の大学生。


田島祐介。


きっといろんな小説に出てくる平凡な大学生の比じゃないくらい普通の大学生。


・・・・ただ一つ。天狗のお面がつきまとっているということを除けば。




少年。たるんでおるぞ。授業開始と同時に居眠りとは。

気合いが足りん。男たるもの忍耐力や、集中力、はたまた精神力も鍛えねば。

はー、もう。呆れた。こうやって話してる最中にまで居眠りか。

わしのありがた〜いお言葉も馬の耳に念仏か。

全く、どうして、日本男児危機ですぞ。ほれ。起きんか。

おぬしの大好きなお昼休みじゃぞ。おーい、ゆーすけやーい・・・


「うるっさあああああい!!!!なんなの!ねえ!」


・・ざわざわ・・ねぇやばくない?ユースケくんって・・ひそひそ・・


「あーもうちくしょう。朝まで人生ゲーム付き合わせたのはどこのどいつだよ!おかげで眠いどころじゃねぇよZzz...」


寝るのか。少年よ。


「黙って寝かせろ。割るぞ」


ひえええ、それだけはご勘弁を!




そんな具合に。こいつ"しゃべる天狗の面"が俺につきまとっている。しかもこの面、俺にしか見えないらしく、俺は周りから変人扱いだ。全くとんだ厄病神だよ。とほほ。



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