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博物館にて

----------「あっ...」





次の瞬間、"それ"は真っ二つになっていた。


空気が凍りつく。


みんなの視線が"それ"に注がれる。


みな一様に、口をあんぐりと開けて、信じら

れないという表情をしている。


「は、ははは、いや、事故だよ!ねぇ、みんな見てたでしょ?ねぇそうでしょ!」


全員、"それ"を見つめたままだんまりだ。


ただどうにも様子がおかしい。


反応がないどころか、瞬きさえしない。


「あれっ、みんな?どうしちゃったの?」


状況を飲み込めない彼の代わりに説明すると、今、"それ"を割ったせいで時が止まっている。


「ちょっと待って!じゃあなんで僕は動けるの?」


それは、あなたが"それ"を割った張本人であるということと何か関係があるのでは?


「じゃあ、どうやったら時が動くの?」


そんなこと聞かれても、私、神でも仏でもないですからわかりませんよ。


「ところで、あなたは誰なの?」


...........

「........」




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