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悲しみ

作者: 武甲山

3月31日


俺は彼女と4月2日に花見に行く約束をした。

いつも忙しくて会えることの少ない彼女と

会うことができる!

幸せだった。






4月2日


天気予報は午後から下り坂。

彼女の家に1時集合だった。

せっかちな俺は、1時少し前に着くように家を出た。






通い慣れた彼女の家までの道を自転車で飛ばした。

今日が彼女の家に行く最後の日だとも知らずに。






1時少し前

彼女の家に着いた。

彼女はもう家の前で待っていた。

彼女は何も持っていなかったので、


「どうしたの?」


と聞くと、


「真面目な話がある」


と言って近寄ってきた。


そして突然


「別れましょう....」


と言った。






俺は声が出なかった。


何も考えることができなかった。


今までの思い出が、一つ一つ蘇ってきて

目の前が滲んで、あっという間に何も見えなくなった。



彼氏、彼女がいる方。

いつ、何が起きるかわかりませんよ。

別れたらもう何もすることはできません。

ケンカなどしても、すぐ仲直りしてください。大切な人を失う前に。


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