~第3章~
しばらく書いてませんでした。
めんどくさくって・・・。
どーせ読んでる人もいないかもだし、
今回で終わろっかな・・?
「よし、じゃあ今から学活ということで、軽く自己紹介をしてもらおうかな。去年いたクラスとか、入ってる部活動とか、趣味とか何でもいいぞー!じゃあ、出席番号順で1番さんからどーぞ☆」
新しいクラスになるとこういうふうに自己紹介とかあるよね。俺はそれが嫌いだ。みんな、目立たないように人と同じようなことを言うからだ。つまらん。
自己紹介なんだから、好きな女のタイプぐらい言ってもいいだろって思う。
「どーした、男子の1番からだぞ~?」
あぁ、かわいそうに。一番最初の人は必ず戸惑うよねw
そして1番最初の人は普通に普通の事を言う。名前、クラス、部活動、、、。
つまんねぇ。1番がそうなら2番も。2番がそうなら3番だってそうだ。
そういう、何に怯えてるのかも分かんないことするのが大嫌いだ。俺の番が来るまで寝てようかな・・・。
「おーい、次。12番の…桜木!お前だぞ?」
「先生、ちょっと待ってください。今考えています…。」
・・・ん、、ねむ、、い。。。。
てか、今の馬鹿、誰だ・・・?自己紹介に考え込んでるやつ・・・。おもろww
俺は顔を上げてみんなの視線の先を見た。作田さんのとなり、つまり、俺の右の右に座ってる、櫻木春だった。
「よし!じゃあ、自己紹介します。
櫻木春!誕生日は4月4日で早いので、もう14歳です。みんなより年上です。まだまだ誕生日プレゼント、受け付けてます。
去年は1年5組にいました。そこでこの清水こはるちゃんに出会いました。また同じクラスになったのも何かの縁・・・。僕はこの縁を大切にして生きていこうと思います。以上!」
一瞬静まり返る教室・・・。なんだかわからない空気を作った櫻木に、俺は驚きを隠せなかった。
・・・おい、この空気どーするんだ?www
「・・・あ、アホじゃない?ななな、なに言ってんのよ、バカっ!」
静まり返った教室を一瞬にして笑いに変えたのは清水こはるだった。
真っ赤な顔を俯かせて、スカートをギュッと膝の上で握っていた。
少しは可愛いところもあるんだな。
「おい、照れんなゃ。こっちまで赤くなるべや・・・」
そう言って清水と同じように顔を赤くしたのは櫻木だった。
・・・こいつらっておもろいなw
隣の席の作田さんもニコニコ笑ってた。
変なクラスだけれど、おもしろいなw