Cくんのおはなし Y也編 2
Y也編1の続き
続き
Cくんは私の幸せの助けになってくれたからこれを教えたの。
あなたは悪気はなくできる限り誠実にしようとしてきたのはわかってる
でも誰かが幸せになれば、悲しむ人がでてきたり、愛しても愛しても
苦しみに耐えて笑顔を振り向けても、報われないときもある。
だけど一人にこだわって、気持ちがなくなっても、その人が去ってし
まっても、他の人と愛を育んでしまっても、自分は救われない。
あまりに強く気持ちを伝えると、失敗してしまうこともある。
自分を犠牲にして相手に尽くすことはすばらしいと思うけど、
相手だって誰だって、できれば、人の犠牲の上で本当の幸せなんて
あり得ないから、無理をしないでというでしょう。
大切な自分や仲間を犠牲にしてまで、相手につくすのはやめてと
小さな愛が叫んでいる。
愛する人に、笑顔になってもらえる自分になること。愛する人に安心して過ごせるよう気を配れる自分になること。相手が幸せになったら
喜べる自分になること。自分は一切関係なくても。
そんな自分を愛してくれたら、相手もあなたを愛する資格がある。
そして初めて愛し合うという意味があるのではないかと思うの。
だからまず目の前の女性を愛してみてくれない?
ですが、正直な話、愛するって実感がない。よくわからないんです。
この間先輩の聞き取りがあって調べてみるとは言われましたけど。
勿論、愛のことではなく、自分の話ですけど。
私が見るところでは、あなたは難しく考えすぎだと思う。
しかし、3年近くたっても同じ返事をするところを見るとやっぱりわかっていないみたい。
失礼だけど、2人という形でなくても、たとえば4人とか複数で遊びにいったことくらいあるでしょ?
ええ、まあ。
ちょっと安心。それもないんじゃ本当につかみどころがないから。
えっと、その時でも2人でもいいから女性と一緒にいて楽しいと
思えたことくらいあるでしょ。
ええ、一度だけ学生のころ、従妹の子と途中まで登校したとき。
社会人になってある程度付き合いはあったでしょ?
まあ、あるにはありますけど、心から楽しいと思えるような経験は
正直ありませんでした。
悪いけど「あの子」の時はどうだったの?
付き合うとかじゃなく電話で話しただけ、でも長電話でした。
1時間とかかけて、4,5回だったと思います。
その時は楽しくなかったの?
電話で話したときは幸せでした。でも他には、一度家電の調子が悪いとかで、一度だけ家にいったことはありましたけど。
ふーん。当たってるかどうかわかんないけど。多分頼りなる男の子だと
は思ったけど、つまんないと思ったのかもね?
もしかすると、あなたがアプローチしたあとうまく運べなかったから
逆にさみしくなって他の子の誘いに乗りやすくなってしまったかもね!
えー!そんなことあるんですか?
可能性って話。でも、ありうる。しかし、大分熱烈そうじゃない。
1時間も話したんだから。
つまり今になって反省してみると、あなたはやり過ぎたということ。
本来なら何とか誘って直接告白して、付き合いを迫るかして何なら
キスくらいしそうな所を電話だけですませた。それも熱烈に。
だからおかしくなってしまったのかもしれない。
付き合って関係ができてからなら、1時間の長電話もありだと思うけど
電話で熱烈な告白かあ!私なら無理だわ!
なんとも言えないけど、告白しなかったほうがよかったかも!
電話だけでしょ?つまり彼女の顔を見ていない。だからあなたの中で
想像だけが大きく膨らんでしまって強く恋心をいだいてしまった。
顔を見ていれば少なくとも何かわかったはず。
彼女は何か言ってた?
それが友達を通じてですが、とてもドキドキしたそうです。
友達を通じて?それはその友達も彼女に恋してたんじゃない?
だけど自分ではダメだから、どうだったか聞き出した。だから知ってる。
つまり、あなたは口説くのにはある意味成功したけど、最後まで
口説き落とすまでには至らなかったから、ダメだったと思う
想像しかできないけど。
全く、私の友達を一発で落としたのはあなただけなんだけどね!
つまりあなたは得意の想像力で普通の恋心を強烈にしちゃった。
だから、最後に彼女の行動に失望して、彼女を振ったのよ。
つまり子供だったのよ!
私は付き合いもできないような男はムリ、話にならない。
これでわかったでしょ。普通では付き合わないで結婚するなんて
ありえない。
あり得るとしたら、どんなことがあっても、どんな問題を抱えていても
受け入れるほど、愛していたなら可能性があるけど。
そんなことは想像もつかない。だからありえない。
男のきみにとっては、多分君のおとうさんのように、だまって親の
言う通り、結婚して、黙っていうことを聞くようなお嫁さんなら
生活は楽でしょ。
でもそんなお嫁さんでは一生懸命考えて子育てをどうするかとかは
たぶんあんまり考えない。
私の考えではある程度分別と教養がないと子供が幸せになることは
難しいと思う。
その代わり男は大変でしょうね!お金も手間もかかる。大人になってからもある意味勉強も必要!
あなたと今日話をしてみてやっと納得した気がする。本当に付き合うってことを知らないんだね!信じられないけど。
そして実は付き合いたいとも思っていないことがわかる。だって
楽しくないんだからあたりまえよね!
普通は付き合いたくても付き合えないのが普通なのに、あなたは
付き合い方がわからないから、付き合ってと言われても断ってる
でもあなたも相手を欲しがってる。
これじゃ不幸だわ!
一応普通の子達は付き合うってことは知っているわ。こんな小難しい
話じゃなくて。それを知らないなんて周りは思うわけもない。
だから、本人にその気がないんだろうと思うわけなのね!
結婚したいとは思うけど、付き合う気がないのと似ているけど
付き合い方を知らないんじゃ、むりもない。いいやちょっと違うか。
もしかするとあなたは本当に楽しいことをしていないんじゃない?
だから楽しくないから別に他人を誘う気にもなれない。
今からそんな楽しいことを捜す時間はもったいない。だって見つかるか
どうかもわかんないんだから。
普通の何でもない人たちでさえ、パートナーがいれば楽しいだろうなと
思って相手をさがす。
おそらく他人を巻き込めるような楽しいことが人間関係には一番大事
だと思う。人生を大きく変えるような大きなことをしている人を除けばね!
だからせめて二人で楽しんできて。そうすれば相手が必要と感じるはず
そうゆう付き合い方を実際の行動で学んでこそ、救いというものかも。
それとあと2つ話があるの
あと2つってなんですか
下世話な話になるようだけど、今日予約したニュー赤坂って店どこで知ったの?
地元の先輩から以前きいていて、情報としては知っていたんですけど
かなり評判がいいらしく、実際に先輩に連れられて、同僚といってきたことがありました。
かなり値段がいいですけど、交際するなら、こんな店だったら、
女性は間違いなく喜ぶだろうと思って。
じゃあいくらするかも知っているわけね?
はい?それが何か?
君にいっても仕方ないかもしれないけど、確かにあの店なら間違いはない。でも一食あたり2人で4万円よ!この辺じゃ超高級店といってもいい。それで彼女ができたとしてそうそう連れていけるようなものじゃ
ないことぐらいわかるでしょ?
ええ、それはそうですね。だからここぞというときとか、記念日とか
くらいしかいけないということくらいは理解しているつもりですけど?
君悪いけど、前職の給料いくらもらってたの?
11万円~14万位ですけど?
それで今後2人で生活したとして、最悪共働きとしてもほとんど
残らないわよね?むしろ足りないくらい。
これは仮の話だけど、もし私が君と家計を一緒にしていたとして
財布を預かっていたなら、まず君のお小遣いはなしね!
今後給料が劇的にでも上がらない限り、こんな店に行くことなんか
考えられないわ!
つまりお付き合いしているときに男性が見栄を張っているだけってことになる。
つまり君の収入が足りないということになるわけね!
はい、それは理解してますけど。
あのね、君の理解しているというのは、大人のセリフじゃないのよ
理解しているといったら、それだけ収入が既にあるということを意味する。大人というのは「理解する」というのをそうゆう風につかうのよ。
だからといって、行っちゃいけないということじゃない。
例えば、私が財布を握っていたとしても、何らかの臨時収入があることもこの先できるかもしれない。だからそうなったら出してもいいと思うわ。
つまり、夢の先取りね!今回いってみたけど、こんな店にたまには
行けるように二人で努力していこうとか、僕は頑張るとか。
それなら意味はある。だから何の説明もなしにいったら、この人は
お金があるんだなーと思われてしまう。
本当にあればいいけど、普通はお金があったってなかなかいける店
じゃないのよ!
これが、キャバクラだったら、なんでもいい、嘘でもなんでも
お金にさえなればいい、でも君のように紳士的にお金を使ったら
本当にお金持ちなんじゃないかと思われてしまう。
普通はお金がないし、出したくないから、値切るか、予算の範囲内で
最低限のものにする。ドリンクだって一回だけとか制限をする。
今のようにお金をつかったら、そりゃあモテるでしょうね!
でももし結婚でもしようものなら、奥さんは贅沢しまくって君が
破産するか、離婚するのは目にみえてる。
いい?普通の男は最低限のお金をつかって何とかお金以外のもので
女の子をものにしようとしているの!だってお金ないんだから。
嘘をついたってばれるのはわかっているから、最初からセコくする
それでうまくいったら結婚後も継続性があると考える。
だからずっとせこい人生になる。普通の男がキャバ嬢を口説いて、体の関係まで求めても、結婚しないのは高くつくのがわかっているから。
君が「あの子」と結婚しなくてよかったとさえ私は思う。
こう言っちゃ失礼かもしれないけど、彼女美人でモテていたんでしょ?
だったら、私にはこれくらいあって当然と彼氏にいろいろ要求して
いてもおかしくない。そんな素振りはなかった?
そういえば、同僚の彼氏が「ひどいもんだ」とか言ってたのが妙に記憶にありますが。
高級車で誘われて当たり前!なんて思っていたら、君たち同僚の安い
月給なんて考えもせず、遊びに行こうとか、ご飯食べたいとかいっててもおかしくない。社会経験が少ない女性が時々陥る罠というか。
常識なさすぎとでも言おうか。そんなとこ。
あとは君が口も聞けないほど落ち込んでいたのなら、そういう態度を
見て「ひどいもんだ」って言ってたかもね。まあ実際はどうかなんて
君の話だけじゃあ分かりようないのも確かだけど。
私から見て、君たち世代の高級車乗りたい乗りたいは、ただのわがまま
お金もないくせによくやるというか!
ただ普通の女性はいい車くらい乗ってないと相手にしてないみたいね!
それに比べるとCくんは堅実だと思うけど。
だから、君の良いところ、つまりこういう風に暮らしていきたいとか
そういう計画性があって豊かな生活を目指すというか、いまは派手で
いいけど、付き合ってしばらくしたら少しずつそういうことを話すのが
一番いいかもしれないわ!
それとお金と出世よ! 簡単にいうと女性は見栄っ張りでわがままなものなの!特に君の好きな美しい独身女性はね!。子供でもいるとか、
離婚して苦労しているとかなら違うと思うけど。やはり子供にお金がかかることを意識しない親はいないから、結局のところ一定の収入がないと。君のように、お金を掛けないで、工夫で何とかするのも悪くはないんだけど、女性がイメージしにくいから、お金を稼ぐのは一番わかりやすい。だから普通はお金と出世はセットになるから、それを目指すか
もしくは二人で一緒にセコセコするのを楽しんでやるか二つに一つね!
私の知ってる範囲でいうと、男性は稼ぐだけであとは奥さんにお任せ、っていう家庭が多い。いずれ変わってくるかもしれないけど。
ちなみにCくんちはどんな感じ、おかあさんが財布かな?
いえ、おとうさんです。残念なことに、うちのお母さんはお金を
必要なことに使うだけで、その都度相談とかあんまりしていない
と思います。聞いてはいないですけど。
ええ!ありえない!つまり下手をするとあるだけ使ってしまって、
お父さんお金ないって泣きつくタイプか!
こりゃ大変だわ!つまりやりくりってものをしていないから。
だから何か大きなものを買うときは超が付くほど節約してお金を
ためる。他は一切使わない。子供のころ、お金を使う生活自体を、
あまり経験していない。こんな人は自給自足ができるものだと思っている。しかし、世間体があるから他への支払いは躊躇しない、
なぜそんなことが?
わかるかって?うちの親とそっくりだから。だからわたしもそう
自分の家は貧しいのか、裕福なのかわかりずらい。しかしおとうさん
はお金がないという。しかしお金はつかうんだけど。遊びには実際
つかえない。遊びそのものあんまり経験してない。お金を使って
遊ぶものは知らない。大人の遊びという感覚はないのよ!
Cくん!君は大変な家庭に生まれちゃったんだね!
そんな大げさな!そんなに不自由はしてませんけど!
やはりそうか!そうよね、そんな考えになるのもわかる。でもね
大事なことが抜けてるの!
お金がないサラリーマン家庭に生まれた子供は、お金の大事さを知っている。それと商品慣れしてる、当たり前のことだから。商品とは
ただ作っただけのものと違って、きれいだったり、おいしかったり、
清潔だったりしてよいものに見える。だから買って楽しむことを覚えてしまう。だから高いもの、高級なものに憧れる。
だから沢山稼いで、いい生活をするのに憧れる、あれも欲しい、これも欲しいってね! こんなことは当たり前すぎることだから、言わなくてもみんなわかってる。
サラリーマンの家庭ではお金がなくなることが、デットライン。つまり
住むことも、食べることも出来なくなることをよくわかってる。
だからお金を必要以上に稼ごうとするし、安定した職業は人気!
奥さんは一円でも安く、できるだけ良いものを捜してる、ただそれだけじゃなく健康に良いもの、悪いものを知ろうとする。本音は、健康に悪いものは、買うのはいけないと説得できるから、節約できるから。
大体、自分で何か作るなんて、趣味といえばそうだけど、自給自足する、できるなんて、思っている人はいないと思う。やっても補助的なことだけで、節約になるからやる人はいると思うけど。
しかし、私の親なんか、農家の生活は悠々自適なのに、農家のどこが
悪いのか?なんて本気で思っている。皆がそうじゃないけど。
農家がある意味快適なのは事実としてはそうだけど、友達と付き合うには、ちょっと。畑仕事とおしゃれって合う気がしないし。出かけるにしても、準備が大変そう!その点サラリーマンなら、ある程度普段の生活でおしゃれできるから、さっと出かけられるし、準備にも手間がかからない。だから私は家を出た。生活はある意味大変だけど、その価値は
あったと思ってる。まあ、農家もだんだん変わるとは思うけど。
今考えついたんだけど、Cくんそんな高級なお店を知っていたんだったら、「あの子」を誘うとか考えなかったの?
実は考えてみたんですけど、当時といっても数年前ですが、たとえ
素晴らしい食事をしても、農家の見栄っ張りとしてしか見られないだろうと思ったから女性を誘うことは考えられませんでした。
実はお金は持っていたので、やればできたんですけどね!
高い食事をおごって馬鹿にされるだろうと思ったから。そんなことが
あったわけじゃないけど、うちの親戚つきあいで、それとなくそんなことをいう人がいたもんですから、お金つかって、馬鹿にされるのは
御免だと思って、誘うことはしませんでした。
話を戻すと、Cくんの話に疑問に思うことがあるの。
そんなに不自由していない?Cくんって友達いないんだって?その割に
いろいろ教えてもらったり、一緒に何かして楽しんだりしてるんじゃない?例えば私の彼氏とか?
つまり、既に贅沢しているのよ!但しお金をあまり使わないでね!
こんなことは一部の人にしかできないことだから、普通の人は
普通の商品を買うしかない。大枚はたいてね!
だから会話もそうなる。今度こんな車がでた、見に行ったらすごいの!
僕も欲しいけど、今すぐというわけには。同僚か先輩が「ついに買った
○○回ローンで、いいぞ今度の新型は、何々がついていて。」とか
そんな話題で持ち切りになる。
そんな人たちの気持ちが君にはわからないんだと思う。
でも本当は君も最初はほしかったのかもしれないわ。しかし手に入れることなど考えられなかった。だから自分の手に入るもので間に合わせた。しかし君は技術を学んだから、新型にも勝るとも及ばないものに
作り変えてしまう。きっと楽しいでしょうね!
しかし他の人はそんなことはできないから、やはり買うしかない。
もし君が相当の完成度のものを作り上げたら、みんなは羨望のまなざしで見るでしょう。
メーカーは既存の商品をそんな風にされたら、新しいものが売れなくなるから、とても嫌がる。
だからメーカー寄ってたかって、そんなものは違反だとか、環境まで
作り変えて商品を買わざるを得ないように、宣伝するのよ!
でもね、君がいくら技術を学んでも、やりかたを工夫しても限界がある。
やはり最低限かかるものはかかる。お金が。
Lさんによれば、君はお金のいわゆる何たるかを、若くして知ってしまっていると言っているけど、私にいわせれば、そんなことを知っていたって稼げなければ意味がない!
だから経済的に自立するためにも、自分の生活がどのようにして成り立っているのか調べたらためになると思うんだけど。
生活のことを知り尽くして、仕事もできて、工夫もできるそんな男に
出会ったら、きっと女性はしあわせになれると思う。
しかし、それは付き合ってみて初めてわかることであって、最初は
やはり、見た目だったり、車だったり、お金だったりする。次に会話ね、楽しい話もできないようじゃ、話にならない。
といっても、特別なことを求めている訳じゃない。
君が本当に好きなことで、相手と一緒にできる楽しいことを話せばそれで十分じゃないかしら。君は本当はスポーツカーとかバイクとか大好きなんじゃない?でも最初から諦めてるから、考えようともしてこなかった。最近の車のことは知らないし、調べようともしない。
でも本当はちゃんとした好みもある。しかし調べようともしないから
何が好みなのかが具体的にならないだけ。何がいいっていわれても、
わからないのは当然よね!
話が大分それてしまったけど、今回はお試しデートにしては本格的過ぎる。まるでCくんが一世一代の出来事のために全力を尽くすような
内容よ!
まあ、Cくんが真剣に考えたうえで、一番良いと思われることを実行
したいと思って選んだのだから、悪気はないと思うけど。
でも理恵は普通の女の子。そんな事は考えていない。でもお客さんと
付き合うのは、たまにあるようなもので特別じゃないから。職業柄ね。
ただそれにしても本格的すぎる、結婚でも迫ろうかと思うほど。
だからちゃんと説明してあげて!でないと理恵の人生が狂うほどの
可能性がある。お試しで今思いつく限りの最高なデートなんて
普通はしないもの。
それに君は最初あったころなら笑える人物だったけど。失敗してから
慎重に、大胆に、よく考えて踊るようになった。つまり既に上級者
だから、クラブに行くくらい大したことじゃない。
それに、気を使いながらでも、全力で踊る。君は目立っていた
自覚はあるんじゃない?
しばらくぶりでも、そうそう変わらないはず。
話の一つはあなたが自分のことをよく自覚したうえでちゃんと説明
すること。軽くクラブに行くだけなら、こんなことは必要ないんだけど
彼氏に車を見せてもらって、ニュー赤坂にもいくなんて聞いたから
かなり本格的。本格的すぎるから説明が必要になった。という風に
理解してほしいの。
第2の話はLさんからの話、といっても彼はこれないから先日電話で
今度お試しデートすることになったと話したとき、ちょっと待ってほしいと言われた。準備がいると。
この間久しぶりに彼が来た時に、もしCくんに彼女出来たらいいんだけど、といってて、もしできたらとてもめでたいことだから、そんなことがあったら連絡が欲しい。と言ってたの。
で、そこまでじゃないけど、お試しデートをすることになった。と電話で連絡した。
日程が決まっているから、時間あまりないといったら、隣の花屋さんに
連絡してファックスを送るから見てほしいという話になった。
そして必ず一読してから、デートの前に説明してくれと。
一応見たんだけど、笑っちゃった。
こんなこと説明するほうがおかしくないですかとLさんに言ったら
真剣な声で、そうじゃない、こんなことも知らないから、Cくんは問題なんですという。
一応説明するといったけど、半信半疑だったから、だから今までの経験を簡単に君に聞いた。そしたら君に欠けているものがあることがよくわかった。
ファックスそのままあげてもいいんだけど、Lさんがいう必ず一読して
から伝えてというのは、自分の言葉で伝えてくれと理解したから、今から話すわ!よーく聞くのよ!
お付き合いするときにやること
基本中の基本として当たり前すぎるとこだけど、君は本当にわかっていないかもしれないから、言うのも恥ずかしいけど。
まず、付き合うということは、普通体の関係をもつことよ!
もし、そうならなくても、相手を欲しいと思うこと。
あとは話して、相手と話があう、うれしいと感じること。
それを全く感じないなら、付き合うことはできない。
次にここからはLさんのアドバイスを言うわ!。
まず相手を見てみて、好きかどうか、自分が好意的に感じるなら
話してみる。大好きなら迷うことはない。
このアドバイスは、相手がほしいと思わなくても、実行される
可能性があるから最初にいっただけ。
普通、こんなことは説明しないということだけ言っておく。
では続き。
しかし相手もパートナーや伴侶がいるかもしれないからできれば
周りから情報を得る。
知り合いがいないもしくはわからない場合は、仕方ない直接きくしかない。しかし直接聞くと警戒されるかもしれない。
ここで注意点。もし、体の関係が先に出来てしまったら、改めて今後正式に付き合うか、別れるかを迫られる場合がある。
その場限りということもある。ただ普通関係があったら、何も言わなくても付き合うようになる。少なくても相手はそう思っている。
だから確認は重要。今後ずっと体の関係だけを望む人はいない。
相手が商売であったら、ずっと見返りを求められると思ったほうがいい。
だから正式に結婚するかどうか迫ってみるのも一つ、おすすめはしないが。よっぽどしっかりしていないと苦労するのは目に見えている。
だから、普通は商売なら関係は終わるか、終わらせる。
※商売で、意外と普通の女性なのは、実はよくあること。騙されてはいけない。真剣なように見えて、抜け目のない容易ならざる相手だ。
お金目当ても多いから、逆に愛は育ちにくい。真剣な交際を望むと
逃げていってしまうこともある。それは金目当てだっとということ。
相談相手や情報収集としてならいいかもしれないが、逆に情報漏れも
考えられる。まあ、上級者むけ、いろんな男性に会う機会があるから
下手をすると簡単に見捨てられる。
例外として、何もできないあなたを必死で支える彼女なら、本物と
言えるだろう、その場合は大切にしなさい。
続き
時間がなかったり、会う機会がなかったら、誘ってみて機会をつくる。
できれば自分が大好きなもので、2人でも一緒にできることがいい。
話が弾むか、お互いに考えが一緒か似ているなら、笑いか感動があるはず。この時、単に話を合わせるのがうまいとか、商売でも話が進むときもある。でもこの時はわからないことは仕方がない。
事前でも、お誘いの時でもいいから独身かどうか聞き出す。できれば
なるだけ自然な形で。お互いが独身なら、次に付き合ってくださいという。理由は簡単、話が弾むくらいなら自分は好意的、つまり相手を好きだということだから。
「好きです。つきあってください。」
もし相手が好意的なのが事前にわかっているなら、
「付き合ってください」でもいい
また注意点。
世の中には付き合いがしやすい、付き合いがいいという、女性、男性が
いるものだ。そういう相手とはできるだけ正式に交際を申し込む
ことをお勧めする。待っているといつまでも進まないこともよくある。
だからちゃんとしたお付き合いが必要。男性でも、女性でも同じだ。
きちんと返事を貰ってから付き合うこと。紛らわしくなる。
下手をすると、同僚や友達付き合いと同じになってしまう。
あとは相手が独身かどうかだが、結婚してると不貞行為になってしまう。
時効は20年。発覚してから慰謝料の請求は3年以内と言われてる。
君の人生は慰謝料支払いで終わるかもしれない。それでもいいか?
結婚している相手と交際するなんて、まるで綱渡りのように注意
しながらすることになる。するべきじゃない。
もし相手のパートナーが事実を知った時、どんなに苦しむか考える
べき。浮気する人は、あまり交際や結婚を真剣に考えてはいない。
真面目でないから、浮気できると理解しよう。
続き
これでOKされないと次にすすめない。相手に言葉を濁されるとか
例えば、付き合うという形ではちょっと無理ですけど、時々食事とか
話相手としてなら とかいうなら、結婚はむり、相手は今のままの状態を望んでる。
断られたら、これで終了。今日は楽しかったです。ありがとうございました。と言ってくれたら私なら相手に合格点。しつこいのは嫌いだから。
そうして楽しみながらというか、まずうまく楽しめれば、また機会をつくって楽しむ。自分より相手をよく見て。楽しそうなら次の機会を作って誘ってみる。
何もない場合でもおいしい食事を二人で味わうとか、楽しい機会は
多いほどいいけど。
会う機会を作るということは、当然だけど名前と連絡先は交換する。
連絡先も教えてくれないときは、その気がないと思って構わない。
もしお付き合いが始まって最初から2から5回までで相手の体が欲しくなったら、あなたが欲しいと正直にいう。拒否されたらおしまい。
万が一あなた自身が相手の体を求める、キスする、関係をもつことが
考えられないといった場合、正直に話をして別れるしかない。
その際楽しむような食事やデートといったことでなく、単に会う
といった形にする。楽しむことが相手に余計重荷になるから。
あなたが頭では十分魅力的だと思っていても、自分がどうしても
立たずに関係ができないときは、危険な賭けだが、最後に一度だけ
といってチャレンジする方法もある。もし二人が本当に愛し合っている
なら乗り越えられることもあるが、失敗したら両方か片方に精神的に
傷を残す。もとめても得られない気持ちだけを。その場合は会わずに生
活するのが一番いい。
この方法でうまく結ばれても、安心してはいけない。なるだけ体を触れ
合ってお互いの気持ちを高める必要がある。
その時は彼女の笑顔だけが救いとなるだろう。
その後別れを切り出される場合もあるが、深追いは禁物、一旦別れるし
かない。恨むなどもってのほか
5回もデートしてそれ以上長くなる場合は、このままお付き合いしてもいいかどうか尋ねる。相手に笑顔か真剣さが感じられるなら、継続してもいい。
しかしあいまいな態度を見せるようなら、見込みはないと思っていい。
通常は1か月に3から4回くらいデートする。必ずというわけではないが、そのくらいが普通ということ。
勿論、それ以上会うことはなんら差支えない。しかしあまり頻繁に会う
と噂になりかねない。そこまで会いたいのなら、もう結婚するもの
と周りが思っていることと考えて差支えない。おそらくもうバレている。
お付き合いの期間は3か月くらいまで、その間相手を観察してよく
気持ちを確かめ合う。どんな暮らしを考えているのかよく話し合うのが
いい。希望がもてそうもないなら、その関係は無意味、下手をすると体の関係だけ、お金だけ。もうやめるしかない。
体の関係を拒否されても、相手が真剣な意思を
訴え続けていて、ちゃんとしてからというなら関係を継続してもいい
しかし、普通はありえない。
長くても3か月までにプロポーズ、あるいは婚約する、婚約期間は
最大6か月まで、この間も相手をよく観察する。
周りに強硬に反対される場合は一か月以内に同棲し強引に結婚
まで至るしか方法がないことを自覚すべし、あとは別れるしか
選択肢がない。
最後にCくんに注意点、相手のことを想うとき、想像をふくらませるのは誰でもすることだけど、相手と話すときには相手の顔をよく見て話すこと。取り組む前に無理に一人に絞ることは美しいけれど、現実的ではない。相手を深く知ることはできないから。だからその他の人を
無理に拒絶するのは非常に好ましくない。できるだけ、自然に付き合うのが望ましい。付き合ってから他の人と二人きりになるのは、問題になりがちだけど、真面目な相談や、打ち合わせなど完全になくすことは無理。事前やあとでちゃんと説明できればいい。
付き合ってからの他の女性との話は控えたほうがいいが、世間話や恋話
情報が得られることもあるので悩みどころ、場合によってはそっちが自分の望ましい相手だということもあり得る話。最後は正直に生きたほうが自分のためになると思う。今は自由な時代になったから。
付き合ってから他の女性に気持ちがいくこともあるかもしれない。
そんな時は付き合っている彼女との今までの時間や出来事など
二人でデートでもしながら思い起こしてどれだけ大事なのかを考えれば
きっと結論が出るはず。良くても悪くても。しかし初めて知った相手と
よく知った相手なら、自分を理解しているのはどちらか明白なはず
明白なうえで、君を否定してくるなら、愛は既にない。
悩んだときの心構え
静かに自分の気持ちを考える。考えてもわからないなら
実際に話をしながら自分の心に問いかければきっとわかるはず。
相手に自分が本当に好きか問われて初めて気が付くことさえある。
それでもわからないとき、自分で決断して迷わないこと。
決断して、失敗しても悔やむことなかれ!また始めればいい!!
以上がLさんから託された伝言です、
先輩のみなさんが自分の経験を持ち寄ってまとめたものだそうよ。
ここには書いていないけど、みんな経済的にうまくいくかどうかは
悩んできたと思うけど、なんとか踏み切れた。体のこと、病気のこと
親のことなどみんな悩んでいることはあるかもしれないけど、正直に話し合って乗り越えてきた。みんないろいろある。悩みもさまざま。
墓まで持っていくことだってあるかもしれない。
そうしてみんな生きていく。いまが十分でなくても。
でもCくんのおかげでみんな幸せになれたのだから、今度はあなたの番と皆が応援してくれる。必ず結果が出るかどうかはわからないけど
先輩達の名に恥じないようにがんばりなさい!
・・・はい・・・
Cくんは涙が止まらなくなってしまった。
そう!そこよ!君の一番悪いところは!
「????」
Lさんに免じてあえて言うことにするけど、あなたは皆の気持ちが
うれしいことで感動したでしょ?でもそれ自体はいいことなんだけど
それに満足してしまってはだめ!感動して終わりじゃない!そこから
始まるんだから!!
喝を入れてあげる!!さあ!これから苦しく、楽しく、くやしく
うれしい本物の戦いが始まる!Cくん!準備はいい!!
はい!!と大きな声で返事をした。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
しばらく沈黙がつづく、Cくんは言葉を噛みしめながら考えていた。
そして再び顔をあげると,
「ママ、僕から一言だけ」
「なに?」
「今日は、是非楽しんできてください」
(笑いながら)
なにいってるのよ!私とCくんがデートするわけじゃないんだから。
いえそうゆう意味じゃありません。ただきっといいことがあると
思います。でもそれ以上は言えません。約束だから。
さーてそろそろ時間が近くなってきたから駐車場にいって待つことにします。それじゃ あとで!
店から駐車場にでて時間も2時近くなったころ、知人が店の前に通りかかった。
あれ○○先生じゃありませんか?(小学校の女性教諭)
ほら、一年生のときお漏らししていた。○○です。お久しぶりです。
正直にいうと、先生のことは記憶にあいまいですけど。
ああ!そうだったかしら?あ!そうだ○○くんだったわね!
大人になったこと。
また遅刻しないようにね?
????
えっと何の話でしたっけ?
あんまり覚えていないようだけど、いつも皆に出遅れていたから
注意してたんだけど覚えてない?
うーん?正直覚えてないですけど。
もうすっかり大人になったから、もうそんなことないと思ったんだけど
思わずいってしまった。ごめんなさい。
いえいえ!逆に自分のことを今になって反省しているところです。
当時はどんなことを注意されていたかよろしければ、改めて言ってくれませんか?勝手なお願いで恐縮ですけど。とても助かりますから
(笑いながら)
ええ、そんなことでいいんなら。君はよく遅刻していた。次の授業が
始まっても教室にいなかったり。
それと思っていることを口に出して言うことが苦手だった。
そうねえ、当時は小学校の先生だったけど、君が中学校の一年のとき
の担当の先生と交流があって話になったことがあった。
「有言実行」ということを授業で教わったでしょ?中学校で。
もし現在当てはまるかどうかはわからないけど、今の大人になった
君にいうとしたら、「思ったらすぐ実行しなさい」というくらいかしら。
きみはお片付けが苦手だったでしょ。でも苦労するからと言って取り組まないと始まらないから、「ちゃんとやること」と言ったつもりだったけど。
それより、おめかししてどこかに出かけるの?
(ちょっと照れながら)ちょっと女の子と出かけるんです。
ああ、そう!君もそんな年になったんだね!
誰かきたみたい。もしかして彼女さんかな?さてそろそろ失礼するわ
お元気で!
ええ先生もお元気で!
理恵ちゃんが来ているのに気づくCくん。
もう来たの、理恵ちゃん!
Cくんこそ!店のドアが空いてる!店に入って何してたの!まさか泥棒でもしようってんじゃないでしょうね!
ママが店から出てくる。
違うのよ、心配だから私からCくんによーく言い含めておいたの
終わったらそのまま今日の買出しに行こうと思って。
なんだそうだったの!でもちょっとまだ早いかな!
いや、そんなこともないよ!少し早いけど話もあるし。
それよりどう?このZ!感想は?(苦笑しながら話すCくん)
まじまじと車をみる理恵ちゃん。ふーんといって溜息を漏らす
うーん、さすがFKBさんの仕事って感じ!このタイヤハウスの
周りについてるモール、それからまるでポルシェかスカイラインの
ようなストライプ、塗装も薄いグリーンをあしらったというか?
ツインカムって入れてるけど、エンジンは変えてるの?
びっくりするCくん
なんだ!理恵ちゃんも相当の車好きなんだね!
当たり前!FKBさんに車検に出すぐらいなんだから。
さてお答えします。当然エンジンは変えてます。とはいっても
以前からは変わってません!もともとFKBさんの車だったから。
それより、ちょっと助手席側に立ってみて!
運転席に乗り込むCくん。真ん中のシルバーの大きなレバーを
動かすと助手席のドアがスーッと開く!
なにこれ!まるでタクシーじゃない!
面白いだろ!僕のアイディア!もう少し暗くなると、自動でランプが
ドア回りに光るんだ、帰ってくるときに、見てみて綺麗だから!
さて、理恵ちゃんが良ければ、乗って出発しない?
乗り込む理恵ちゃん
あれ、こんなとこにステップあったっけ?上にあれ?助手席側だけ
つかまって乗れるようになってるのね!乗りやすーい!
そう、ドアと連動して補助ステップが出てくる。なかなか気が利いてるだろ!
まあZ自体の車高が低いから効果は低いと思うけど、好印象だわね!
えー!きびしいなあ、せっかく考えて作ったのに!
作ってもらったの間違いでしょ!FKBさんの腕がないとできないわね!
内装はどう!
じーっと見つめる理恵ちゃん。
うん!まるで高級車ね。よくできてると思うわ。この内張りなんか手触りが良くて、癖になりそう。
まるで、じゃありません理恵お嬢様!高級車そのものでございます。!
何いってるの、執事じゃないんだから、彼氏でしょ。カ・レ・シ!
いやあ!お試しデートだから、本物じゃないし!
あなたの努力次第では、本物になりまーす!!それとも、いや?
そんなことない!!いや、さあ乗って!!
さて、ドアを閉めるから、少し内側に寄っててね!
バン!とドアが閉まる。
うん!仕方ないけどちょっと怖いわね!ドアが大きいから。
自分で閉めると違和感ないんだけど。
わかった!もう少し静かに、しっかり閉まるようにあとで調整しとくよ! FKBさんのお客さんって細かいとこまでよく見てるんだね!
そりゃそうよ!みーんな車好きばっかり集まってるんだから!
さてと、出発しようか!
エンジンをかけるCくん、理恵ちゃんの視線がメーターパネルに!
すごーい!綺麗なメーター!純正じゃないわよね!
よくわかるね!最近の純正もかなり良くなってきてるけど、これは
アメリカ製。でもなぜか日本の部品が使われてるけど。
いや、そろそろ出ようか?
走り出すがまたまた理恵ちゃんの感想がでてくる。
うん!この間乗ったときより、だいぶ振動が小さいみたい、ブッシュを一通り交換したのね!乗り心地もだいぶいいわ!
まいったな!僕より、理恵ちゃんのほうが詳しいみたいだ。
そんなことないわ!自動ドアなんてなかなか高得点よ!アイディアの
勝利って感じ。
それと説明しなきゃならないことになってしまったんだ。
なに?
まず今日行く店のことなんだけど、ニュー赤坂って知ってる?
いいえ、初めて聞くわ!
実は今日行くのはいわゆる超高級店ってやつなんだ。
そんな、かなりお値段が張るんじゃないの?お試しデートで
そんなとこ悪いわ!
それで、クラブも全国で5本の指に入ると言われる有名店!
ええ!そんな私980円で行けると思ったから遠慮せずに来たのに!
まあ、クラブはどんどん進化してるから全国5本の指といったって
すぐに他に抜かれる可能性はあるけどね!
実は、このニュー赤坂って店は確かに有名店でおいしいけれど
今週でもって閉店してしまう。僕もいつかは彼女をつれて行こうと
思ってはいたけれど、店がなくなってしまうんじゃしょうがないだろ!
ちょっと贅沢すぎかもしれないけど、あとは行く機会がないし、
せっかくだからということで、行くことにしたんだ。
そこで、味わう前にお約束といこうか?
なに格好つけてんの!Cくんらしくないし。
まず知らないなら、おそらく味はびっくりするほど、おいしいと思うよ。
それと値段のことは聞いてはいけない。よく味わうために!
もったいぶって、期待外れだったらどうするのよ!
いや、おそらくそんなことはない。
それから、店がなくなるから、新しい店を開拓する予定。
それで、君にはデートとしていくけれど、僕の本気度を見届ける
「見届け人」としてその場に立ち会うつもりで来てほしい。
ニュー赤坂では特にね!
まあ、クラブはどこもそう大きく変わりようがないから、そんなに
気にしなくてもいいけど、今後趣向が変わる可能性があるくらいで。
さあもうつくよ、駐車場にいれるね!
立体駐車場にいれてエレベータで登る。廊下をあるくとドアに金色で
店名が書いてある小さなドアがあるだけ。
さあ、いこうか ドアをあけるCくん、続く理恵ちゃん
入口で「予約したものですが名前は○○といいます。」
ウェイターがわかりました。お席へどうぞ!といって行ってしまった。
理恵ちゃんが気付く「あれ、メニューらしきものがあるけど」
「いいから、さあいこう」
カウンター席らしき席があり前に鉄板がひいてあって、コックらしき
人がいるだけ。
いらっしゃいませ。お料理はどのようにいたしますか?
予約した○○ですが、予定のコースでお願いします。
かしこまりました。では。
といって黙って準備に入るコックさん。ウェイターが小さなコップにウーロン茶持ってきて二人に「どうぞ!」といって置いていく。
肉を小さく四角く切って焼き始める、いわゆるサイコロステーキ。
二人分の皿に盛り付けて目の前に出される。
お箸がいいですか?ナイフとフォークになさいますか?
フォークとナイフで!
揃ったところで料理を出てきた。
「子牛のサイコロステーキでございます」
さあ!食べよう!
二人は一つ取って、口に入れてよく噛みしめて味わう!
何これ!おいしーい!口に入れるとすーっと溶けてなくなっちゃう!
相変わらず、いいお味ですね!(とCくん)
以前も食べたことあるの?
ああ、一年くらい前かな?一最初は先輩に引っ張って連れてこられたんだけど、その時は、ただおいしくてよくわかんなかったから、あとで同僚と一度だけ少ないメニューで食べにきたことがある。
ふーん、下調べは住んでいるってわけね!
まあ!当然、高級店だから一応味を見ておかないと、いきなりって
訳にはいかないさ。
でもCくん、普通のステーキのほうがおいしくない?同じお肉でも!
では150gのステーキを一枚お願いします。2枚に取り分けてください。
ちょっとウェイターとコックさんが話している。
すみませんが、100gではいかがですか?
150gって言ってるのにそれはないんじゃない!
まあまあ、トータルで考えるとそのほうがいいという判断なんだろう。
じゃあ、それで。
かしこまりました。
目の前で焼きはじめる、ちょっと油が多いみたいだ。
やがて二枚のお皿に小さなステーキが乗って、出てきた。
さあ、理恵ちゃん、試してみて!
うん!確かに歯ごたえはあるけど、サイコロステーキのほうがおいしいみたい。
そうだろ!ここのおすすめメニューだからね!
食べ比べているうち、全部なくなってしまった。
ちょっと少ないかも!もう終わり?
ちょっと落ち着こう!では飲み物は何にする?
私はビールで!Cくんは?
僕はウーロン茶で!
飲み物が出てきて、理恵ちゃんが奥のテーブル席のほうをみると
ママが手を振っている。
あれ!ママとFKBさん!来てたんだ!
特別に頼み込んで、僕らより早く来たみたいだよ。終わったら
お店の時間に間に合うようにね!
ふーん。Cくん知ってたんだ!
まあ、そんなとこ。さてそろそろ本番といくか?
ではサイコロステーキをもう一枚分お願いします。
かしこまりました。
え!もう一枚?
そうだよ!最初は夢中になって味がよくわからいないことがあるから
一枚づつにしてもらったんだ。
二人は夢中になって二枚目を平らげてしまった。
ふう!おいしかったあ!(とてもうれしそうな理恵ちゃん)
二人は飲み物を楽しみながらちょっと話し込む。
ねえ、Cくんここの食事て幾らいくらいするの?
まあ、あとで説明してあげる。見たいなら入口のメニューに
書いてあるから。
お口直しに寒天のクッキーでございます。
ウェイターが持ってくる。
理恵ちゃんが一口かじると、
うん!中に入っているのはブルーベリーね!
気が利いてるわ!このほのかな酸味がたまらない!
(理恵ちゃんの笑顔もとまらない!)
でも、よくこんなお店知っていたわねCくん!
さっき言っただろ?先輩に引っ張ってこられたって。先輩に感謝しなくちゃな。やっとデートでこれたんだから。
それよりどう?このお店の感想は?
とても気に入ったわ!もう閉店するなんてもったいない!
是非、また来てみたいわ!
よかった。ではさてそろそろ締めの料理を味わうとしようか?
ウェイターが運んでくる!
松茸御飯と大根のお漬物、そして松茸のお味噌汁でございます。
なんか?普通ね?
さ、気になるなら、まずお味噌汁から味わってみて!
理恵ちゃんがお椀の蓋をあけると、松茸の匂いが一杯に広がる!
いいにおーい!とてもおいしそう!
はは!ご飯もお漬物もわすれないでね!
うん!これもおいしい、特に香りがいいわ!
それにこのお味噌汁とっても絶品!ねえ!これ幾らするの
ねえ!Cくん!
お嬢さん!(ウェイターが話しかけてきた)
お嬢さんと呼ばせていただきます。(小さな声で話始めた。)
当店では、お客様に最高のお料理を提供させていただくことを目標にしてまいりました。
ですので、どうしても材料は高価になってしまいます。
お客様の中には、お値段に驚かれてしまい、食事どころではないと
いうこともございます。しかし大事なことは、お食事を楽しんで
頂くことですので、価格については最低限の表示のみさせて頂いております。入口のメニュー以外にはどこにも書いておりません。
お値段については、予約の際にご案内しておりますので、殿方にお任せ頂いて、お嬢さんには食事を楽しんで頂くようお願いしております。
もし、お値段がどうしてもお気になるようでしたら、入口のメニューを
御覧いただくか、もしくはそっと耳元でお教えさせて頂いております。
もし直接お聞きになって、不快な思いをされないよう、ご注意をお願いしております。いかがでしょうか?
わかりました。でもお味噌汁のお値段が知りたいので教えてください。
(耳元で)2500円となっております。
2500円!、いくら松茸が入ったとしても、一杯でそんなするの!
お静かに願います!お嬢様。
はい。
まあ、しかたないよ!(Cくん)
それから、当店のコックより、お客様の個人的なお話があるそう
です、もしお客様がお聞きいただけるようでしたら、この場で
お話ししたいといっておりますが、どのようにされますか?
はい、聞いてみたいです。
では失礼します(ウェイターが離れていく)
申し遅れました。私ここの料理長をしております○○ともうします。
この度は私のお味噌汁を大変気に入っていただけたようで、ありがとうございました。
お話というのは、お客様に是非私の友達になっていただきたいということです。
お友達だなんて、滅相もありません。なぜですか?
恐縮ですが、私は今週末この店を退職いたします。
しかし、このままでは終わるわけにはまいりません。
なぜなら、私の料理を味わったお客様が、お仕事を頑張られてさらに
大きくなってまた来て頂き、感謝を述べていただくことがありました。
また味わいたい。そんな思いで、お仕事を頑張られたお客様が、豊かになり、この店のおかげで暮らしぶりが、よくなった。出世したなどと言ってくださる。一介の料理人としてこんな幸せなことはありません。
しかし、今の価格のままでは、当店としても営業を続けることは困難
となってまいりました。
しかし、私はなんとしてでも、この仕事を続けたい。いやきっと復活してみせる。もっと皆さまが利用していただけるように努力していきたい
私は必ずやりとげてみせます。男として。
ただ、店の名前は変わったり、風貌も変わるでしょう。
私は今の店の看板をたてに独立するつもりはありません。
ひっそりと何も言わず、店を構えると心に決めています。
私は決してお客様のことを忘れたりなどいたしません。
きっと他の飲食店と同じような並びに店を開いているでしょう。
そのときもし私の店にお客様がおいでなって、何かご注文頂くとき
私は黙ってこの松茸のお味噌汁をお出しいたします。
当然、お代は頂きません。
もしこのお味噌汁の味を覚えていて頂いたら、厨房のほうを見てください、そこに必ずわたしはおります。きっと笑っているでしょう。
その時本当の私の友人となっていただけませんか?
私はその日が来るのを楽しみに、独立する励みにさせていただきます。
いかがでしょうか?
はい!こんな素敵な別れと、再会の約束をできることを、とても光栄に
思います。僕でよければ是非お願いします。
ねえ!理恵ちゃん!
うん!素敵だね!
(しかし理恵ちゃんはなにか複雑そうな顔をして黙ってしまった。)
ママのほうを向いて、複雑そうな顔を見せる。
眉毛は困ったように下がっているのに、目はとても嬉しそう
頬っぺたをふくらましている、不満そうな顔をしてるが
目は嬉しそうな変な表情だ
ママ
あはは!なあに!あの子!
無理もないさ、こんな高い料理を奢られて。しかもCくんの彼女にで
も、下手をすると結婚でもしないと素敵な再会を果たせない。
うれしいけど困っているのさ。
さて俺のほうはと、ねえママ!君に預けた指輪はもらってくれる
気になってくれたかな!もうそろそろ返事してくれても
いいと思うんだけどな!
バカね!もう貰っているわ!
といってFKBさんにキスをしてしまった。まともに!
(理恵ちゃん)
Cくんど・ど・どどうしようママとFKBさんがキスしてるよ!
あ・あ・当たり前だろ大人なんだし、付き合ってるんだから!
そ・そ・それよりあんまり慌てないでくれよ、こっちまで。
Cくんも理恵ちゃんもいろんなことがあり過ぎてドギマギして
しまい、なんだか慌てているようだ。まだデートの途中だと
いうのに、先が思いやられる。
その後、30分くらいゆっくりしてから、お会計!
会計で値段は言わず、そっとメモを差し出され、Cくんはだまって
支払いをすませた。
さあ、いこうか、といって店を出るCくん。
理恵ちゃんが店を出るときメニューの所で目が留まった
(心の声)ステーキ1枚が八万円!サイコロステーキは
ちょっと安いと思うけど、いったい幾らかかったの!
理恵ちゃん!どうかした?
ううん。なんでもない
そのまま店をでてドアを締めた。
値段のこと気になってるんだろ?
うん
一応言っておくけど、今回はそこそこ金額はかかっている
僕がいわなくても、店に自分で問い合わせればわかることだ。
もし聞きたいなら教えてあげるけど、今回は金額を聞いても
今後参考になることはあり得ない!
なんで?
今の金額では今後営業をしていくことはむずかしいだろう
今後はサービスを削って、流通を調節して価格も安くなる。だから今後同じような店ができたとしても、お金持ちが対象で
もっと金額は高くなり、僕たちの手が届かなくなる可能性のほうが
高い。
だから参考にするとしたら新しく出来た店を参考にしないと。
今回はこんな店もあったという風に覚えておくくらいでちょうどいいと思う。
今日はたのしかっただろ?僕もたのしかった。それが一番大事だと
思う。だからいい思い出にしよう。
でも聞きたいなら教えてあげる。どう?聞きたい?
うん!聞かなくていい!
そうか!わかってくれてよかった。
じゃあ、次はクラブへ行こう!
エレベータに乗り、1Fのボタンを押すCくん。
Cくん。車で行かないの?
そんなに遠くないから、歩いて行こう!駐車場もあるにはあるけど
ちょっと遠いし。ちょうど中間位だから!
おっと忘れていた。ママとFKBさんは二人に気づかれないように
食事が終わった所で静かに帰っていった。気を使ったつもりなんだろう。
通りを抜け、横断歩道を渡って、アーケードに。なんか普通の商店街
みたいだ。でも片側に飲み屋や居酒屋がある。通りの真ん中にから
アーケードを抜け、2,3件ビルの前に行くと、小さなブルーの看板
周りが白くネオンで輝いている。下にキャスターがついているので
出し入れ自由な看板。「○○〇CLUB」ネオンの文字は光ってる!
音楽が小さく聞こえる。こんなところまで聞こえるのだ。相当大きな
音量だろう、
ここの2階がそうなんだ!さあ!行こう!
なんとビルの一口がらまっすぐ登る階段!正面にもう見える!流石
全国5本の指に入るだけある。
店のドアにネオンの店名。ドアの両脇に明かりがついてる。両脇にカッコいボーイのお兄さんが二人。ドアを開けて「どうぞ!」といって
案内してくれる。
「ドン・ドン・カカカ・ドン・ドン・カカカ・ジャーン、カカカ」
店の中に入るといきなり大きな音楽、入った瞬間会話なんか聞こえない!ほんの一メートル先の左側で受付がある。
「ペアで、一緒に会計!」受付のお兄さんが笑ってる。普通は一人ひとり会計、Cくんがカッコつけているのが丸わかり!普通はレディースとか金額はそれぞれ違う。ペアコースやプランなどないから。
奥に進むとカフェテラスのようなテーブルと椅子が15席くらいかな?
並んでいて、奥に床がランプのステージ、奥は鏡張り、ただし細長い鏡を敷き詰め並べたようだ。両脇に大きなスピーカー、ステージの左側にDJが座って音楽をかけてる。時々「懐かしの・・メロディに乗せて・・」とか言って盛り上げてる。盛り上がらないけど。
さあ、まずテーブルにつこう、貴重品ある?入口の向かって左側が無料のコインロッカーになってるけど。
いえ、特にないわ。
「一番前に行こう!」と言って一番前に座る。
説明するね!入口に向かて右側が食べ物、飲み物。FooDって書いてあるだろ。入って皿とコップあるから自分でとってくるんだ。
左側は化粧室。飲み物取ってきてあげる。水割りとオレンジ、アップル
コーラとウーロン茶。どれがいい?
うーん。水割り!
わかった。こうゆうとこのはうっすいからね。
理恵ちゃんはステージのほうを見て、あまり人がいないことに気が付いた。ほとんど音楽だけ。
なんだ!あんまりいないじゃない!
おまたせ!ああ、あんまりいないみたいだね。まあまだ早いし。
踊る?
いや、ちょっと人がいないから。
ああ、じゃ、ちょっとお先に踊ってくるよ。こうゆうのは誰か先に踊ってないとみんな来ないから。
「ドンドンドン・ドドンド・コン、ドンドンドン・ドドンド・コン」
Cくんが叫ぶ! 「ホウワ、ホウワ!」 「ホウワ、ホウワ!」
ステージのほうに人が飛び出してくる!いつの間にかテラス席は
ほとんど一杯。
「ズチャズチャズチャ」「ホウワ、ホウワ!」 「ホウワ、ホウワ!」
3分の2くらいステージが埋まったところで、カップルが上がってくる! Cくんは、理恵ちゃんの所にきて、「ちょっと立ってみて!」
理恵ちゃんが立つ、ブーツを履いてる。ブーツとは!ちょっと残念!
Cくんは気にも止めずに、「あっちの端のほうに行こう!」
「いい?足を合わせて歩くように!、僕に合わせて!」
二人であるくように踊る!「さあ!手をこう挙げて、左右に振るんだ。
ウォーク! ウォーク! 」
10分くらい踊ったところで、理恵ちゃんは飽きてしまった。
ねえCくん!飽きちゃった。失敗!普通の靴履いてくるんだったわ!
じゃ、一旦席に戻ろうか! 二人は席に戻る。
飲み物とおつまみ持ってきてあげる!
そう言って持ってくるCくん。
ちょっとまっててね!外に出てくるから!
そのまま入口のほうへいってしまった。
「なあ!たのむよ!彼女かわいそうだから。ほんの10分!」
入口で騒いでる、当然だ!一度でたらまた受付して入るのが常識!
そのまま出て行ってしまった。
一人になった理恵ちゃんの所に女性が二人で話しかけてくる。
「ねえ!あんたにはもったいないから、あんたの彼氏、私に頂戴!」
目を丸くする理恵ちゃん!いったい何なんだという感じ!
思わず言ってしまった。
ダメよ!あたしんだから!
そのうちCくんが戻ってきた。
ねえ!どうしたの?君たちかわいいね!
「ウフフフフ!」二人は笑いながら離れていった。
これなーんだ。 と紐のサンダルを見せるCくん。
黙って受け取る理恵ちゃん。そのままその場で履き替えようとする。
その時、Cくんは横から理恵ちゃんの髪に顔をうずめるように耳元で
ささやく。
ダメだよ!化粧室へいっておいで!
ぎょっとして固まる理恵ちゃん。ちょっと間をおいてから「はいはい」
といって化粧室へいってしまった。
化粧室に入ると突き当りに椅子が何個か置いてある。多分、同じような
ことが時々あるのだろう。履き替えていると、例の二人がこっちをみて
クスクス笑っている。
言葉にこそしないが、理恵ちゃんは相当ご立腹の様子だ。
(心の声)
まったく、何なのよもう!それにしたって、Cくんは付き合ったことないなんて嘘じゃないの!あの女たらし!文句言ってやんなきゃ!
やがて化粧室からでてきてまっすぐCくんの前に来ると、
この嘘つき!いったいなんの真似!どうゆうつもり!
何のこと?何か言われたの?いったい何を言われたの?理恵ちゃん!
何じゃないわよ!彼氏を頂戴ってどうゆうこと?あなたの知り合いなんじゃないの?
あーまただ!まともに相手しちゃいけないんだよ!
それなら、ダメよあたしんだからって言ってあげたわよ!
だから僕は知らないって!でも「はい」って言わなかっただけマシか
本当にトラブルになるところだった。
なに!それ!しらばっくれるのもいい加減にして!
君は知らないかもだけど、男をひっかけるような女性もいるってこと。
下手に怒るわけにもいかないから、困るんだよ!
君はからかわれたんだよ!
なんですって!よおし、それなら文句言ってやんなきゃ!
やめてくれよ!言ったところ証拠なんかないだろ、思う壷だよ!
相手にしないのが一番いいんだ。ちょっと落ち着こう、ね?
じゃあ、私の耳元でささやいたのはなんで!この女たらし!
うーん!それは周りに聞こえると、皆に笑われるだろ!その場その場の
常識ってものがあるから、そのまま笑いものになってもいいのかい?
しばらくヒートアップしてしまったが、10分くらい沈黙の後Cくん
から話始めた。
帰ろうか?
・・・・・
なんで何にもいわないの?
じゃあ正直にいうよ。僕は君が大好きだ!だからわざとらしく
耳元で話したんだ。これで納得した?
嘘よ!ホントは女性慣れしてるんじゃない!
この際、ホントでも嘘でもどうでもいい。正直にいうよ
君が欲しい!
・・・・
それ以上いうのはやめて!
どうして!
とにかく今日はだめ、絶対!
しばらくまた沈黙が続く、またCくんから話始める。
ねえ、理恵ちゃん踊らない?せっかく来たのに、もったいないよ。
・・・・
まだ話す気になれない?
わかった踊りましょう。でもそれぞれ勝手に踊ること!
まだ、説明してなかったんだけど、僕はもともとシングルでフリースタイルだから、一人で勝手に踊るのが普通なんだ。
先に踊るよ、気が向いたら近くにきてくれてもいいし、こなくてもいい。
Cくんはステージに上がって踊り始めた。
隣の男性の声が聞こえる。
すげー!あの人相当慣れてる!とても真似できないや!
後ろのほうから女性の声で
ねえ、さっきの男の人一人で踊ってる。大したことない感じだと
思ったけど。結構イケてない?声かけてみない?
さっき喧嘩してたみたいだから、声かけちゃおうか?
理恵ちゃん、なぜか声が聞こえるたび、イライラが募っていく!
もう限界だった。
ダメよ!!
といって、ステージに上がっていった。
Cくんの隣にいって声をかける。
もう勘弁してあげる。特別にね!その代わり、ちゃんと最後まで
エスコートすること。 わかった?
わかった。
短く言うと、Cくんはイライラを吐き出すように、思いっきり腕を
ふり、ステップを踏んで、短くターンを繰り返し、精一杯踊り始めた。
ヒュー!ヒュー! 声が聞こえる。ロボットダンスを始めるCくん
彼はすべてほぼオリジナルだからまあ、目立つこと!!
一段落すると今度は理恵ちゃんに話しかける。
理恵ちゃん!どう!踊ってる?
うん、イマイチ!ちょっと乗れない。
その変なツーステップどうやるの?教えてよ!
うん。でもなあ、僕のはほとんどすべてが自己流だから。
じゃあ3つのパターンで教えるよ!でも実際は体が勝手に動くから
参考程度にしかならないと思うけどね。
まず、普通のツーステップ踏んでみて!
これを標準とすると、僕には手の動きが変わっているだけだから。
こんな風に動かす。
これを腕の動きに合わせる。そして体を左右に揺り動かすようにする。
とこんな感じになる。
どう?ダイジョブかな?
うん。こんな感じでいい?
そして最後にミラーの前に行って自分でポージング。つまりうまく
出来てるか、カッコよくなってるかみて調整する。
以前はみんなこれをやるために、ミラーに向かって自分をみて、自分だけのダンスを工夫したんだ。
今は皆で同じく踊るようになってきたようだけど、僕はずっとこれだから、自分だけで踊ることがほとんど。
グループで工夫したダンスを踊る場合もあるけど、ステージを占領するようになるから、グループが踊り始めたら、みんなステージを降りる。
終わらないと踊れないから、テーブルで話したり、食事したり、
トイレいったりして時間をつぶす。まあ3~5分位だから。
Cくん曲はみんな知ってるの?
いいや、沢山あるからとても。でも大分踊ったから、体が自然に
動くし、ボーズも自然に出てくる。自分でも初めてのポーズに
なってしまうこともある。気にしないけどね!
自然に初めてのポーズ?そんなことあるの?
慣れると曲やアレンジにあったポーズがでてくるんだ。
さあ!ミラーの前が空いたから、いって踊ってチェックしよう!
理恵ちゃんが踊り始める
うん、こんな感じ!乗れる!
そうそう!その「乗れる感じ」が大事なんだ!わかってきただろ!
あと、こういうのは、きまったようにみんなで踊るのも楽しいけど
一番は自分の気持ちかな?気持ちが乗れれば乗れるほど、イケてくる
そういうもんだから!だから僕は自由に勝手に踊るのが一番好きなん
だ! ディスコが流行りだしたころからずっと好きだった。
店が出来たことを知ったとき、早速行ってきたけど、うまく踊れなかっ
た。だからママの横にきて真似してみたり、自分で工夫しているうち
こうなった。最初笑われたのは覚えてるけど、後はもう夢中!
「ア~アアア~アアア~~アアア~。ア~アアア~アアア~・・・」
※この時、まだお立ち台が流行るちょっと前。わかる人はわかるかも!
「わぁー!」ステージではみんなノリノリで踊りだす。テラス席から人も上がってくる!
Cくんは、自己流で両手を上げ手先を回す。音楽に合わせて!
「あはは!なに、それ!」 笑う理恵ちゃん
なんだって?今日の気分ではこんなノリ!気分が変わればまた変わる
そんなもんさ!
やがて夜が更けて、時間まで二人は楽しんだ。
・・・本当は死を望んでる?Cくんの本音・・・
--スナック「アトリエ」にて--
まだ開店したての7時ごろ、ママとFKBさんがカウンター越しに話してる。
なぜか丸々テックさんもカウンターで座って静かに飲んでいる
(ママ)
今日はありがとう。突然のお誘いにびっくりちゃった。
Cくんと理恵ちゃんのデートだから。でも何か心配そうだったから
二人で行くのが筋だと思って。俺も行きたかったし。
でも相変わらずおいしかった。あらまずかったかしら?
いやいや、君が経験しているだろうことは聞いていたから。
でも本当においしかった。実は初体験だったしな。
そうだったの!お礼に何かプレゼントでもしようかしら、何がいい?
(笑いながら)
もう最高のプレゼントを貰ってきたから、これ以上は何もいらないよ。
説明は不要だよね。ママ?
もう!バカ!
(丸々テックさん)
おーおー今日はお熱いこと!お熱いのは俺の専売特許なんだが、
特別にお二人に譲ってやるよ!どうぞどうぞ!
なんだ丸々テック、お前んとこにいくとやってるあれ、わざとだったのか?
なんだ?気づかなかったのか?ちゃんと理解してくれないと、俺の親友
としてはちょっと物足りないんだが.?
(笑いながら)
お前も言うようになったもんだな!しかし変わればかわるもんだとは、よくいったもんだ。
(小さな声で)<お前のおかげだよ。感謝してるよFKB>
そのときドアが開いて一人の年配の男性がはいってくる、
「いらっしゃい!今日は人がいないから、カウンター席へどうぞ!」
こんばんは、お久しぶりです、ママさん。みなさんお元気のようで!
なんとCくんの会社だった○○会社の社長さんだった。
あらー大変ご無沙汰しております。社長さん。その節はみなさんに
大変おせわになりまして、ありがとうございました。
(丁寧に挨拶するママ)
いえいえ、従業員のみんなで企画してやったものですから、私など。
今日は丸々テックさんが来ているという話だったものですから。
社長さん!どうもお久しぶりです!その節はどうも!
ああ!近くにいたのに気が付きませんで、失礼しました。丸々テックさん。
実は私の元従業員で営業担当のYくんから、以前提案した
フライス盤の使い方に関することで、アドバイスしたが、その後
どうしたか気になっていると聞いたもので、私も若いころは技術者
でしたから。何でしたらご相談に乗ろうと思ってきてみました。
連絡したらこちらにいると奥様から聞いたもので。
そうでしたか。ご丁寧にありがとうございました。ですが
もう大丈夫!こちらのFKBさんと御社におられたCくんの協力で
見事解決し、おかげさまで順調に仕事させていただいております。
なんとCくん?彼は今どうしているかご存じですか?
いやずっとあっていないもので、元気にしているのでしょうか?
(ママ)
ああ彼は元気にしてますよ。たまにこの店にも来ています。
社長さん。飲み物は何になさいます?
ああ1大変失礼しました。私は水割りで!
実は彼は女性が苦手なところがあるからと、いうことで
うちの理恵ちゃんとお試しデートにいってます。まあ女性慣れして
いないから、練習みたいなもんですね!!
そうですか!しかし彼はそんな必要はないように思っていたしたが、
在職中、彼が片思いで苦しんでいるという話はきいたことがあります。
しかし、全く問題はないと私は思っていましたが。
そう!もしかしてうちにいたLくんをご存じですか?
はい?たまにおいでになりますけど?
もし今度来た時でも、何かついでがあった時で結構ですから
今度、そちらのほうへ行く用事があるので、久しぶりに会いたいと
言っていたと伝えてもらえますか?
実は私は西東京にいたことがありまして、家内はそちらが実家なも
のですから。まだ予定は決めてませんが、今の内に決めておけば
きっと会えるだろうと思いましたので、是非にと。
わかりました。LさんもCくんのことを大分心配しておられたようで
時々連絡をもらってますから、その時にでもいっておきます。
ええ!Lくんはいま関東在住と聞いてましたが、そんな遠くから
連絡してきていたんですか?
はい!Lさんだけでなく、向こうにいる元従業員の方たちと勉強会
やら、研究会やらして、Cくんにアドバイスしてくるんですのよ!
お話はよくわかりました。しかし、Cくんが再就職で苦労していると
噂は耳にしていましたが、何か重大なことがあるのでしょう。
地方に住んでいる普通の若者が、就職で苦労しているだけで
ここまで大げさにはならない。
おっと用事を思い出しました。帰らなくては!
まだ、ゆっくりしていらっしゃればいいじゃありませんか?
いえ、又来るような気もしています。私は地元ですからまた
何かの機会にでも。ママさん!お勘定をお願いします。
そういって帰ってしまった。
----クラブにて-------
さあ、そろそろ時間だから変える支度して!
うん、でもCくん特に準備なんかないんだけど。
それじゃ車回してくるから店でまってて!15分したら出てきて
わかった。
Cくんは車をとりにいって店の前に時間ピッタリ止めた。
店から出てくる理恵ちゃん。自動ドアが開く!まるで本物のタクシー
みたいだ。車種がZなだけで!
さあ帰ろう!では音楽かけるよ。
と言って音楽をかけると車の後部にネオンランプ?ではなく
ああ!グラスファイバーのランプだった。が光る。
ディスコ音楽がかかるとそのままアーケードをゆっくり抜ける
理恵ちゃんはなんかノリノリになろうと思ったところで?
何これ?私が使っているミニコンポとおんなじのが車についてる
こんなことできるんだ!
ああ!それはね、予算の都合!で家庭用のを車に着けた!改造する
ことになるから、セコハン(中古)をさがしてつけた。
振動対策もバッチリ!自作の防振コンソールに見事に収まっているだろ? でも、なんか変な感じする?
そうね、でも違和感は感じない!うまくつけてもらったわね!
残念でした。これは僕が自分で取り付けしました。わからないでしょ
それにダビングできるから車専用のコンポより便利、出力も100w
だから!スピーカーだけ車用、合うの捜すのに苦労したけど!
それと当たり前だけど、リモコンも使える、予算は十分の一
どう?こだわらないってこんな考えもできる。僕はいいと思っているけ
ど、どう思う?
うん!うまく収まってしまえばこれも悪くないと思う!
私のと同じだから、あ!生テープ見つけた!ダビングさせてもらおーっと。
そのまま操作してダビング開始!おんなじだから使い方はよく知ってる
逆にCくんのほうがわからないところがある。まあ!こんなもんだろう
そのうちに「アトリエ」前についてしまった。
ついたはいいが、ダビングがまだ終わらない。現代とは違って
時間がかかった。
さて、ついたはいいけど、まだ終わらないから。ちょうどいい
少し話しない?
なに?
さて、とりあえずでいいから理恵ちゃんの採点を聞きたい。
僕は何点だったかな、料理のおいしさを除くって内容で!
うん。ちょっとトラブルがあったけど、下手な言い訳しないとこを
評価して 70点くらいかなあ?
100点にならなかった理由は?
小声で <私を天国に連れて行ってくれなかったから>
ええ!今なんて!
なんでもない!さあ終わったわ!いくわよ!
やたら気合をいれて車を出る理恵ちゃん!あっけにとらえるCくん。
ただいまあ! ドアをあけて店に入る。
おかえりなさい理恵ちゃん!どうだったの?
それがCくんたらひどいのよ!私を放っておいてどっか行っちゃうんだから!
ええ!それはないだろ!
冗談よ、冗談。お試しデートにしては良かったんじゃない?
笑いだすママ
ええ!そうなの?お店で見せたあの変な顔は、いったいどうゆう意味だったのかしら? ねえ! あ・な・た!
思わず吹き出すFKBさん。なんだよ!いきなり!いやうれしいです!
いったい何を言ってるんだか? バレバレもいいとこだったと思うけど。
まあ、理恵ちゃんがそういうんだから、そうゆうことにしといてあげましょ!。
ああ!それはそうとCくん、君の前の会社の社長さんが来たわよ!
なにかlさんと久しぶりにむこうで会いたいとかいってた。
奥さんが西東京出身なんだそうよ!
そうですか、会いたかったですが、地元にいる方なので、また会う機会はあるでしょうから。
そう言って話しているうち、みんな疲れたので今日は帰ろうと
いうことで、それぞれ帰っていった。当然ママとFKBさんは
一緒に帰っていったのだが。
次に日の朝前社長の自宅では、資料やら何やらで書斎がひっかき回されたように散らかっていた。いったいどうしたのだろう。
うーん、見つからない。この辺においてあったはずなんだが。
おやおや、あなたいったいどうしたんですか?
ああ、おはよう!もう朝食の時間になったかな?
いえ、まだです。朝から物音がするんで来てみたら、あなたがいるから声をかけただけです。
そうだ!君に頼んでおいたLくんやYくんに連絡をとってくれと
言っておいたのはどうなったか、なにかわかったかね?
ちょっと大げさじゃありませんか、まあこちらから連絡をして
二人の奥さんに連絡がほしいと伝えてはありますから。ただ
Yさんは今役員になったようですから、連絡はすぐにとはいかないかも
しれないと奥さんがいってました。
Lさんの奥さんは、時間が空いたらすぐ連絡できると思うとのことでしたので、むこうから連絡がくるはずです。
なにかあったのですか?
私の思い過ごしだといいんだが、私の元社員の一人が将来困ったことに
なるかもしれない。今すぐではないが。ただ時間がたてば、問題であったことを周りが忘れてしまうと困るだろうから、早めに本人と話して
よく自覚させておけば、おそらく大丈夫だろうと思ってね。
あなたはいつもそうやって、詳しいことをおっしゃらないら、私には
何のことかさっぱり!
いつもいってるだろう、もし本当のことを話すなら、洗いざらい話さないと誤解を招く結果になるからと。だから聞きたいならすべて話す。
その代わり覚悟をもって聞いてほしい。今回のこと聞きたいかね?
いえ、やめておきます。あなたがいつもより緊張しているようにみえたので、心配になっただけです。
電話が鳴る! 「ジリリリリン、ジリリリリン}
はい、どちら様で? Lさん?まあ、お久しぶりです。いま主人に代わります。
あなた、電話です!
ありがとう! もしもし? ああ久しぶりだね?
実はちょっと聞きたいことがあってね。できれば会ったほうがいいんだが。何時間がない?では後ほど。え、長くなってもいいと?普通電話じゃ話さないことなんだが、構わないって?長くなると思うがいいのかね?わかった。
電話機丸ごと書斎に引っ張っていき、机の上に電話機を置いて話始めた。
まず要件は、Cくんのことなんだが、何かずいぶん彼のことを
調べているようだが、何かあったのかね?
社長、実は彼はトラウマというか過去の経験で、将来のことが心配だと
いうことがわかってきまして、これは先輩として何とかせにゃならん
ということでいろいろ動いていたんです。
社長が彼のことを、どのようにお考えになっているかは私が存じ上げる
ことは出来ませんが、私たちが思うに、彼はまだ人間として未熟でして
このままでは、再就職できたとしても、結婚はおろか、人としてかたわ
になる可能性があると判断したわけです。
そうか?わたしはそんなことは全く感じなかったが、それにしても
勉強会とか研究会とか大分入れ込んでいるようだが。
もしかして君は彼のレポートなるものを作っているんじゃないか?
さすがは社長と言うべきでしょう。確かに持ってはいます。しかし
彼を研究するにあたって、比較対象や改善のモデルとして関東圏に
いる元社員の経験や個人の情報も集めました。
それを一緒に見ないと原因と解決方法が見えない。そのように感じて
おります。もしかして御覧になりたいとお考えですか?
Lくん、私はCくんの再就職がいまだに決まっていないということに
関して、違和感を覚えていたんだが、今になって、なんとなく納得できると思てきたんだ。ただもう少し調べないとそれが何なのかわからない。
私のカンでは、おそらく君たちの言うレポートとは方向性が違った
原因があるように思う。ただ考えられる原因から君たちの分析を
除外して残ったものから調べたほうが早いのではとおもってね。
ただ君たちのレポートというものも、それなりに分析されているだろうがそれに従った解決方法もあり、解決は可能だと私のカンは告げている
しかし、なにか重要なことが欠けているような気がしてならない。
それを調べるために、君たちのレポートを貸してくれないだろうか?
勿論、君たちの個人情報などの問題があるだろうから、各個人に許可を
とってからで構わない。
社長のおっしゃることはよくわかりました。では私たちの会議を
招集して皆に相談してから決めます。しかし書類はいつでも送れるように準備しておきます。それで宜しいですね!
相談した結果、全員賛成となり報告書は速やかに送られることになり
なんと2日後には前社長の手元に届くことになった。
あなた! Lさんからの荷物が届きましたよ!
おお待っていたんだ。では早速みてみよう!
社長は分厚い書類に目を通しながら、考えていた。
(心の声)
なるほど、そんなことがあったのか?しかしそれにしても何か
引っかかる。その時前社長が西東京の会社にいたとき貰った色紙に
書いてある「信頼」という文字が目に入った。
これだ!
社長はすぐレポート用紙をだして、ひたすら書き始めた。何か
まとめ書きのような内容だった。
かなりの時間がかかって、予備のレポート用紙まで出してきて
いくつにかに分類し始めた。赤ペンで要点をまとめながら。
社長はそれを読み返すと、突然言葉を失ったように目を見開いて
次の瞬間涙を流していた。その間社長は一言も発しなかった。
お茶がはいりましたよ。
夫人の言葉に、社長はすぐには反応することができずに、しばらくたってからやっと 「ありがとう」と満面の笑みを浮かべて答えた。
気が付くと朝受け取ってからもう午後3時を回っていた。
さて、そろそろ始めるとしようか。
そういって電話をかけ始めた。
○○産業機械でございます。
私そちらの役員をしているYさんの以前の会社の社長をしていた
○○と申しますが、どうしても連絡が取りたいと思ってお電話を
差し上げました。取り次いで頂くか、もしくは電話があったことを
間違いがないように伝えて頂きたいのですが.
お待ちください。そう言って保留音が流れた。
しばらくすると電話がかわりYが電話にでた。
しばらくです社長!!いや電話したいと思ってはいたんですが、申し
訳ありませんでした。
ああしばらく!いや本当に相変わらず君は元気だな!なんだか
ほっとするようだ!
社長の言葉にYは何か違和感を感じて聞き返した。
今日はどのような話ですか?
実はCくんのことで君たちに話がある。
まず君とLくん、そしてCくんと私この4人で話し合いたい。
大事な話だ。そこで一番忙しい君に日程を決めてもらえば
間違いはないと思ってね!
さすが社長ですね!では日程の調整にはいります。確認ですが
現在、ほとんど自宅にいらっしゃると聞いておりましたが
それで宜しいでしょうか?
うん、それで構わない。ただ一つどうあっても約束してほしい
ことがある。聞いてくれるか?
俺は違和感を感じた。「聞いてくれるか?」俺と社長の関係で
こんな言葉聞いたことがない。もう決まっているかのように
言ってくるなんて。
わかりました。なんですか?
話し合いの場で決して暴力を振るわないことだ。
・・・わかりました。・・・
よかった。あと私はどこへでも出向くつもりだから、場所に関しては
気にしなくてもいいが、時間は必ず一日とってほしい。
あとは何かありますか?
ない!忙しいところすまなかった。
と言って社長は電話を切ってしまった。
それから4人は連絡を取り合って日程を決めた、Cくんは社長の
話を聞きたがったが、社長はいい話ではないが、今後ためになる話
とだけ言い。Yは暴力はしないものの、ぶん殴られるくらい怒られる
覚悟をしてこいとCくんに言った。
場所は海沿いのとある旅館。あまり流行っていない。うるさいと
問題になるかもしれないと、わざわざそんな場所を選んだ。
前日に旅館にはいって、次の日の朝食が終わってから話し合われた。
さて、今回は私の申し出をきいてくれてありがとう。
Yくん、Cくんに殴られるくらい怒られる覚悟をしてこいといったそうだが本当かね?
本当です。そのくらいの覚悟を社長の会話から感じたものですから。
うん、それは間違いだ!しかし今日はCくんの本音を、問いただすために来てもらった。そして彼にとっては殴られることよりも、もっときついかもしれない。
3人はだまったまま何もいえなかった。
まず皆にわかりやすいことから話そう。
以前の会社の危機のとき、Cくんは大活躍だった。しかし彼の笑顔の下には恐ろしい覚悟があった。
Cくん、君はなんとしてでも改善をして、みんなに協力を仰いで
自分は情報収集に躍起になり、会社の古新聞の切れ端しや、発売される
新刊の目録、業界紙、同窓生の情報考えられるありとあらゆる情報にふれ改善案を探っていた、間違いはないね!
・・・はい・・・・
それに加えてもし親会社の人間が圧力を加えてきた場合、たとえ
相手を傷つけることもいとわないことも考えていたね、いいや
これはかなり控えめに言ってということだが。
・・・はい・・・・
最後に本当にそれによって自分が滅びること、死んでしまっても
構わない、もし君がいなくなってもいいように改善案のコピーを
同僚にたくしていた。そうだね!
・・うう・・・
君は親に失望され、自身も傷つけられ、何もわからず少年のころを
生きてきた。
そんな中、10歳のころ好きな女の子、生きる支えだった。
しかし、生きる支えのはずのその子のことで逆に苦しんだ。
だから君は本当は「死ぬ場所」を捜しながら生きてきた。
しかし、神を恨むことで生きながらえた。君自身はそう思っている。
だから矛盾している。自分は悪ではないかとさえ思うこともあった。
でも、君にとって自分の家庭環境は暖かく、居心地のいいものであることは間違いなかったはず。
君は自分が死ぬことで周りが悲しむことが耐えられなかった。
だから何もないときでも生きるしかなかった。そうだろう?
しかし計算違いでうまくいったため、自分が死ぬことはかなわなかった。
すべて全力を尽くしてしまったから、相手が耐えられなくなったからだ!
ばかやろう! LがCくんの胸倉をつかんだ!
やめなさい!! そんなことで彼を救えるわけがない!!
今度はLくんにとってきつい話をすることになる。
なんだって!!
いいかよく考えれば誰にでもわかる話ではある。しかしLくんは
Cくんを救おうと必死なあまり、見落としてしまった。
死を望む人間が、彼女なんか欲しいだろうか?
死を望む人間が結婚したいと思うだろうか?
答えてみなさい! Lくん!
のぞむ・・わけない・・でもまさか死ぬつもりで生きてきた
なんておれにわかりようがない!!
そのとおりだ、でもそのおかげで、なんと半分生きる喜びを
知らないことを知ることで与えてしまった。
正に奇跡であると思う。
しかし、まだ半分残っている。でもこれ以上は君のやるべき
仕事ではない。
これは私のやるべきこと、そして皆が知るべきことだが、
今回の場合、すべてをみんな知ってしまったら混乱が大きすぎるし
説得もできないから、4人だけの話とさせてもらった。
まずなぜ私なのか説明しよう。
Cくん、君が会社に入ってきてから、おそらくは独り言で
言っていたと思うが、私は衝撃的な言葉を聞いた。
君は実際体験したから、自分の言葉で言えたのだろうが
それはこんな言葉だった。
周りが全部なくなってしまい、希望が無くなって後何もできないと
思って絶望してしまってからでも、できることはあるはずさ。
なぜなら僕はそうやって生きてきたから。
冷静に考えれば、世の中にはCくんより不幸な子供や、不運に見舞われた人はきっと沢山いると思うが、なぜか私にはこの言葉が頭から離れない。だからあの時決断できたのだ。そう思う。
この言葉でさえ、どこかで聞いたような気がする、という人もいるかも
しれないが、実はそんなことは関係がない、実感をもって自分の
言葉で話すことができることこそ、本当に大事なことだ。
Cくんの中で矛盾した気持ちがある。死を望む気持ちと
どんな時も希望を持ち続ける気持ちが、だから死を望む気持ちを
抑えれられれば、また生きることへの渇望に変えられれば
きっとCくんの人生も好転するはず。
私はこの言葉に後押しされて、決断することができた。だから私は
こうしてここにいるのだと思う。
さあ次は私の番!Cくん 私から贈る言葉は 「信頼」 だ
そしてこの信頼がどれだけ大事なものかを教えてあげよう
そしてこの信頼がないために君が苦しんでいるといっても過言ではない
信頼 この言葉はこれにいろんなものがくっついているものだと覚えてほしい。
たとえば、納期をきちんと守るというのも一つの信頼だ
ただ納期がいつもぎりぎりではらはらドキドキさせられるようでは
信頼ではない。信頼するためには相手が安心している状態、つまり
余裕をもってちゃんと出来ているということが加えられる。
つまり、納期に間に合っている、しかも余裕をもって これで信頼だ
愛にも信頼が大切だ。
これはかなり難しいと思うが、まず君が愛する人と町を歩いているとする。しかし君はほかの女性に気を取られてしまう。
パートナーは不快だ。なぜだろう?それはパートナーは一番大切にすることをお互いに誓いあっている関係だからだ。その相手が、他の異性に笑顔を向けていれば大切にしていると言えるだろうか?大切にはしていない、侮辱している。じゃあどうすればいいのか?それはむりやりにでもパートナーのほうを向いて笑顔をつくったり、他の気になる人にわざと不快な顔を見せる人もいる。これらはパートナーのためだ。相手が不快な気持ちにさせないように自然に、あるいはどうにかして、強制的にでも自分のパートナーのほうに自分を振り向ける。
今初めて見た人とくらべて自分のパートナーはいつもいてくれるものだとよく理解することで、見た目だけでなく大切な存在であると自覚する。だから他の人に目移りしないで済む。
このように愛は努力をとても必要とするものだ。だから尊い。
幸せになる方法など、女性がいうこともあるが、少し優しい笑顔と
輝くような笑顔を分けて使うのは並大抵ではできないと言っておこう
本人の気持ちを高める、相手を輝かせる、相手を理解する。笑顔といっても過酷な訓練を必要とする場合もある。君はそうではないかと思う。
人間年をとれば衰えてくる、美人も飽きるというだろ!その時好きだと思っても、それを生涯大切にすることは大変な努力を必要とする
だからちゃんと愛を理解し、場合によっては学習し、研究し、大切にしなければ愛は勤まらない。
その対価は自分が衰えても、場合によっては相手が半身不随になっても、愛があればとても幸せな人生が送れるだろう。
しかしそれは普段あるいは今まで愛を振り向けてきたからだと言える。
私は技術者だからというつもりもないが、愛にも技術が必要だと考える慈愛の気持ちや生活する経済力にも限界がある。だから補うものが
あったほうがいいと思う。
そのほうが長く深く愛すことができると考えるからだ!
世の中には男性を喜ばせる女性の職業がある。私の考えでは
かなり危ない橋を渡っているように思う。
なぜなら、相手を喜ばせる、喜んでもらいたいと思うことは愛の一つで
あることは事実だからだ。
だから喜ばせることに真剣であるべきだと思うから、通常の笑顔に
加えて少し真剣な感じがあるべきではないかと思う。
私は真剣にあなたを喜ばせたいと思っていますという意味として。
ところがそこに来る男性は、そんなことは考えていない。下手をすると
女性も考えていない。本当にじゃれあっているだけ。そこにお金が発生してるだけ、そこに何が生まれるだろう。これを淫らというのかもしれない。つまり心次第。本当に大切なのはその心構えが大事だということ
特に愛に関して言えばそうだということかもしれない。
そして君が生まれついての不幸にも信頼が大きく関係している。
まず生まれたとき、君はとても輝いていたはずだ。
しかし小学生になった時、知恵遅れと学校の先生に言われた君の親は
失望しただろう。これが大人ならCくんは信頼を損ねたということになりかねないが、よく考えてみてほしい。きみは自分で知恵遅れを望んだか?そうではないだろう、しかし結果としてそうだったんだろう。
だからそれを補うことが本来必要だが、そんなことは考えないのが普通だ。しかし子供のときは、通常の教育では不適格な子供を親が真剣に育ててやがて偉人となる物語を教えたりする。これにより子供は自己否定になることがある。うらやましいことを教えられるが、得ることができない現状へのギャップで苦しむ、解決策など、準備されていない。
むしろ君のように、苦しんで、もがいてそれでも前をむこうとする人生こそ、子供に語られるべきじゃないか?
君の人生は親が期待しながら、そこにいるだけだったかもしれない。
だからある意味で残酷だった。親は将来農業に未来はないと思っていたし、国だってちゃんと応援していたか?答えはNOだ。
だからちゃんとしたこと、大切にすべき農業をおろそかにしていると思う。ここで政治を語るつもりはないが、事実としてそうなのだから。
そして時間でもあれば、農業を手伝ってほしいが、手伝ってもらっても
未来を感じさせることなどできない。この矛盾のため君と親は傷をなめ合っているような、甘え合っているようなそんな関係だっただろう。
このような関係の中では、信頼など意味がない。ただやっている
やれればいい、できればいい、不作であってもしょうがない。
だから保険のようなものが望まれる。自分の努力によって防ぐことは
とても大変だから。無理だと思うから。
しかし、ほとんどの親は生きるのが、精一杯で子供にそんな教育を受けさせることなど考えられない。本音は皆がやっているから仕方なくしているか、教育を受けさせることで。自分の時間ができるから、金を稼ぐことができるからとか。
もし君が信頼ということを、単なる言葉だけではなく、大切なものだと
実感できる出来事に、子供のころ出会っていたなら、素晴らしい人生
だっただろう。しかしそんなことはなかった。
じゃあ君はどうゆうことを考えて生きてきたか?
それは理解できる、なぜか?方法が限られるからだ。
まず生活態度がきちんとしている。
服装が清潔感がある。
字を綺麗に書く
真剣な面持ちで人の話を聞く
これらは一見して違うようにみえるけれども、本質は同じ。
良い印象を与える 言ってみればただそれだけ。
テストで良い成績をとる、
スポーツが得意で走るのが早い
多趣味で話題が多く人気がある
人を笑わせるのが得意
いつも目立つことばっかり考えている
これらは分類によって多少違うかもしれないが、本質的には
他より秀でている それだけのことだ。
Cくん。君は人生において、困難に挑戦してそれらを乗り越えてきた
そんな経験をして幸福である瞬間を経験してきた。しかしその後
継続して取り組むことが一番大切なことだが、それを怠ってきた。
勿論、一般的な大人でも継続することはあまりないといってもいい。
しかし、君はこれがつまり継続性がないことが自分の欠点であることを
実はよくわかっている。つまり信用がない。しかし自分がしたいと思っても、実行する方法がわからなかった。これを普通の人がみたら
ただのさぼりだ。しかし君自身の中では、疲れや、用事や手伝いなど
で時間がないことを理由にしてきた、普通は時間がなかったらそれぞれの要件にあわせて効率よく工夫するものだが、ただでさえ遅いのに
そんな工夫することなど考えられなかった。だからずっと遅いままだ。
しかしこのような状況でも改善していく方法はある。決して難しくない。
だが君はそれを知らなかった。でもそんな君でも乗り越える方法を
たった一つだけ知っていた。
それは不可能に挑戦して突破し、大きな成功を得ることだ、
ただ君がそれをやるためには、それ以外のすべてを捨てて取り組む必要があった。ただでさえ遅いのだから。
君が成功してその果実を得ることができないのも、周りは変に思って
いたことだろう。私も最初はわからなかった。しかし今は理解出る
君が果実を受け取れないのは、その果実をどのようにすればいいのか
本当に理解できていない、それを理解できないほど成功するために
集中して取り組んだから、知らない。だから、その果実をどのようにするのがいいのかを今になって学ばなくてはならない。
これを知るにあたって、君の態度が不自然だったから気が付いた。
君にその意味が理解できているかとても心配だ。それは全くと言っていいほど、成果に対する報酬を要求しなかったから。
会社の件でも設備改善は急務であったものの、誰も死を覚悟して取り組むなんて考えもしない。
当時私はこの責任と重圧に耐えていくことに恐怖すら覚えた。
その時君に話すことになったのは、重圧に耐えて自分のすべてがなくなるかもしれない恐怖と戦っていた私と、死を覚悟するほどの意思をもって取り組んでいる君に何か通じるものがあったのだろう。
もうとっくに戦いは終わっているんだよ。私たちは勝った!
しかし、君は君の思い込みによる、トラウマともゆうべき嘘像と
戦っているかのようだ。
しかし相変わらず、自分の操縦方法には熱心に研究する癖に
自分のことは知らないとは不幸なことではないかな?
君が「あの子」のことをまだ傷として覚えているなんてナンセンスだ
もう忘れなさい!しかし忘れるためには方法がある。
しっかり事実を知ってから忘れるか、もしくはその出来事その物を
忘れるか どちらかだ。
そのために事実を伝えよう。なんてことはない、君も知ってはいるものの自分の奥底に隠してしまっているから、わからないだけだ。
まず君は告白した。それで誘った。しかし彼女は自分で言うこともせず
人を通じてことわってきた。つまらないといって。
しかしもっと楽しい関係を君の同僚と結んだため、本来ならちゃんと
あなたとは付き合えないと、彼女はゆうべきところを卑劣な手段で言ってきた。同僚を使って! つまり彼女は人間として、信頼どころか信用もできない人物だったということだ。
相手にする価値さえない。だから気にするな!私は君は気にしないと
思って心配していなかった。
その後の話もレポートで読んだが、人に言われて君の元へ来たんだろ!
つまりつらかったからで、君を愛していた訳ではない!
だから何も気にする必要はない。もし泣いてすがってきたというのであれば、話を聞いてから、君がその気なら奪ってしまいなさい。
その程度の女性だ。だからもう忘れなさい。
一言だけいうと、卑劣な手段で相手に諦めさせるというのは、よくやる
手法ではあるものの、結果良かったということは、私の知る限り
一度もそのようなことはない、と言っておく。
それよりも今後の君のことだが、どうやら君はこれ以降、真面目に
恋愛をしているのが馬鹿らしくなってしまって、あっちこっちに声を
かけているという話を耳にした。
まあ女性と話すこと自体は抑制的に話す分には問題はないだろう。友達付き合いというなら、そういうものもあっても悪くはない。
もし私が君の立場なら、この人と話す前に友達として付き合うのか、上司部下として付き合うのか、同僚として付き合うのか決めてから付き合うだろう。
どうも最近の女性は、なし崩し的にすることを考えているようなきらいがあると思う。これで付き合うならよくわからないままでいることになるから。
気になるなら、相手の様子が服装が違うとか、態度が違うとかなら、付き合いたいと思っているのかどうか聞いてみるのがいいと思う。
どうしてかと聞かれたら、僕は付き合いたいと思っているとはっきり言うことだ。
そのうえで考えられないといってくるなら、相手はただ君に思われることに気持ちよくしているだけで、実は全くその気がないということになる、はっきりさせればなんてことない。
その後すぐに相手が見つかるわけはないと思っているから、彼女のほうから声をかけてくることもある。
これは遊ばれていると同じだから、冷静にしていれば何にも問題はない。おそらく声をかけてくるのは、振られて落ち込んでいるだろうから、優しくしてあげているというつもりなのだろう。
だから気にしていない態度が必要。それにいい気になってしまうと、次に向かう意欲がそがれる結果になって、君のためには良くない。
話がそれてしまったようだが、どんな付き合いにも信頼があったほうが
良い結果につながることは明白な事実だ。だから信頼とはどういうものかを考えながら行動する習慣をつけることをお勧めする。
信頼はその結び付く事柄によって変化していく。だからその時々で変わることもある。こういう心構えをしていないと、変化があった時対応できない。
それと君の死にたがりな考え方だが、悪い結果を想像しておいて結果普通に失敗しただけの結果をみて、最悪ではないからと安心を覚える。そのために最悪な結果を想像しているのではないか?
普通は実際に死ぬところまでは考えていないが、もし本当に最悪な
結果が見える形で出てきてしまったとき、自分は必ずこの命をもって
その悪とともにもろとも必ず滅ぼしてやると、固い決意を持っているのだろう。それでやっと自分の役割を終えると考えている。
いずれ自分はもろとも死ぬことに変わりないから、希望などない
それが君が希望をもてない本当の理由だ!
しかし、困難に向かうとき、また死に向かうときその一時は本当に生きているをいうことを実感できると言うことがある。
その生きているという実感を味わいたいためだけに、昔の武人は戦が終わってもまた他の戦を求めていった。そんな人もいたと伝わっている。
君の困難に向かっていくとき救われるというのも、それに似たもの
ではないか?
君はきっとこう考えているだろう。もしその悪を滅ぼすためならその時、、愛する人、友達、仲間そんな人たちが必ず障害になる。
だからすべて殺してしまってでも、この悪だけはなんとしてでも滅ぼすんだとそう心に決めているんだろう。自分は修羅と化してでも必ずやりとげると。しかし他の人からみれば、君は本当に恐ろしい存在となる。でもそれで構わない。滅ぼすためならと。
その悪を滅ぼしてしまえば、程度の差があっても何らかの役に立つに違いない。ほんの少しの平和であったとしても、悪のすべてではないにしろ、その悪が影響するものはなくなるから。
しかし本当にそうだろうか?いや違う。君はただ何も出来ずに人生を終わるより、たった一度でいいから一矢報いたい。ただそれだけだ。ただきみは弱いがゆえに修羅と化すほどの力を出さなければ、かなわないと思っている。
だから大げさというか、小さなことまで君は常に命がけだ!
だから君が本気の時は、きっと誰も止めることなどできないし、もしとめようとしたなら、君は相手を殺してしまうだろう。
だが相手は君をちょっとからかっただけ、しかしそれで殺されそうになるから、引き下がる。そういうことだ。
そんな修羅と化すほど、いや修羅そのもののような君を救うとしたら、
力をつける。それしか方法はない。力があれば君は修羅にならなくても
済む。
悪や悪いお行いを見つけたとき、一気に切って捨てるようなそんな力を身に着けたら、本当の意味で平和になるだろう。
君が究極的に悪に対峙したときに、修羅になってでも倒そうとすること
つまりその時は、自分は死ぬつもりだということは、変えられないかも
しれない。君自身もそうゆうときが来た時に、本当に死ねるかどうかも
わからないが、死ぬと心に決めておくという考え方だと思う。
今の時点では、ある人は悪人ではないが、もし悪にかわったとしたらとか、実は悪だったらとか、そんなことを考えて思いつめる。そんな癖がある。
だから君は他の人を信用していない、だからいつも一人だった。
君が子供のころ、親に叱られたり、友達に文句を言われたりなにか問題行動を起したとき、理解できないことがあり叱られるか、たたかれるかした経験があるはずだ。しかし君は理解できない場合に、相手を殺すつもりでいただろう。
だから、相手も何もいわなくなった。殺されるから。
でもちゃんと話をすればわかったはずだが、人間というものは、自分の思いが一番だから、それにかなわないものには攻撃する時がある。
それは無慈悲に。きみは無慈悲な態度の人間が許せない。
だから、喧嘩したはずだが、喧嘩別れにはならなかった。
相手は納得はしなくても、引き下がったはず 殺されるからだ。
殺されるくらいの恐怖を相手に与えた。
だから君は本当はとても恐ろしい人間だ。
しかし自覚がない。だから自覚してほしい。
しかし、そのとき君に力があったらどうだっただろう。
相手の無慈悲な暴力をはねのけて、会話だってできたはずだ。
相手を震え上がらせるほど怖がらせなければ、暴力を諦めて会話する方法で言いたいことを言ってきたはずだ。
だから弱すぎると無慈悲にいじめられるが、力があると次に対話するしかなくなるから、話し合いになる。
話し合いになっても、相手に何を伝えるのか考えない、自分ではなく相手が理解するのが当たり前だといって、譲らない人間も世の中にはいるものだ。
だから相互理解が必ず成り立つなんてありえない。
場合によっては成り立つが、成り立たない場合もある。
相互理解が成り立っているように見えても、相手が譲らない。考えを捨てるつもりがないが、君も力をもっているから、無傷ではいられないので暴力を振るわない。
そんなことは実は日常茶飯事にあると思ったほうがいい。
いいか?暴力によって誰かがある女性を奪ってしまって、伴侶にしたとする。普通に考えれば女性は不幸だ。
しかし、実際はそのほうが幸福だったということも実際にはあるということ。だから無慈悲に見えてもよく見ないと、わからないこともある。
現実の世界では理屈や道理でないこともあるということを、わかっていないと、見誤ることもある。
だから、自分の考える幸せは自分で守るという意識がないと、守ることはできないと思ったほうがいい
自分の考える幸せは、他の人にとっては違うと言うことも、あるかもしれないからだ
だから力をつけなさい。
君には居合や抜刀術といった類のものがいいように思う。
私の知る範囲でもしあればあとで教えよう
しかし、君は今の話を聞いただけで自分でもみつけることができる
ただ情報は沢山あったほうがいいから、後で何か聞いても、よく自分で調べて参考にするのがいいと思う。
君はもしかすると、居合を取り組むだけで、希望を取り戻せるかもしれない。
ただそれでもちゃんと努力すること。それで失敗しているから
それと、君があの子の件でさらに落ち込んでしまったように、この死にたがりにももう一つそれを大きくする出来事があった。
なんのことだかわかるかい?
ある時君は学校のみんなと楽しい旅行に出かけた。しかし君は学校に行っても全く何のことかわからないし、皆と話も合わない
だから皆楽しくしている中で、ただ一人だけつらかった。
そんな時バスの前方で事故があり、バスは止まってしまった。皆バスをおりて、様子を見ているとき同級生が大騒ぎしていた
人が倒れていたが、全く動かない、そんなことを見るのはみな初めてだったから友達もクラスのみんなも怖くて大騒ぎしていた。
君も見に行ったがなにか大騒ぎしているから悪いものでもいるだろうと思って、皆をかき分けて近くに行った
人相が悪く見えたのだろうが、君はそれを悪だと思って、何かで攻撃したかったが、近くに生えているススキしかなかったから、それで思い切りたたきつけた。
みんなびっくりしてその場を離れた。しかし全く反応がない。おそらくもう死んでいたのだろう。
君たちがその場を離れてから、おそらく誰かが君がたたきつけている
ことを言ったのだろう。警察にそのことを話したと思われる
それを君のおとうさんにはなしたから、おとうさんはいった
お前が人を殺したら、お前を殺して俺も死ぬと
君は怖かったのだろう。その後調べてみるとたたかれたから、その人が死んだのではなく、事故にあって既に死亡していたのだと言うことになった。警察は何を使ってたたかれたのかわからなかった。
そのはずだ、少しは傷がついたかもしれないが、ススキなんぞで人は死なない、生まれたばかりの動物の子供でも死なないだろう。
しかし君はその後どうなったのかを聞かされることはなかった。だからずっと思っていた。僕が殺したんだと。
しかし後で自分で警察へ言って話しても、そんなことはなかった。と言われたから、君は安心したものの、よくわからないから、心にずっと引っかかっていた。
だから生きる気力を失った。皆が事件のことを忘れてしまっても、通常通り学校生活が始まってみんな和気あいあいとしていても、君は笑顔の下でずっと思っていた、僕は幸せになんかなれるはずはないんだと。
でも何も起きないし、警察が訪ねてくるわけでもない。
君は忘れることにした。しかしどこか心に引っかかっていた。
こうして事実と付き合わせて、君の記憶とその内容を分析すると、このような内容になる。つまりこうゆうことだ!
きみはずっと思っていた。僕が殺したんだと!
だから君はずっと死にたかった。でももし死ぬならただ死ぬのではなく
何かに役に立ちたかった。だから決意した。悪を滅ぼしてもろともに
死んでやろうと。
警察が調べてきちんと結論が出ていたにも関わらず、きみはずっと覚えていた
周りもすべての人がもう忘れようとした出来事だ。だからここで蒸し返すのは本当はいいことではない。
それに、確かに君のしたことは死者に鞭打つことで、してはならない
事だとはおもう。しかし君はそれを知らなかった。
正しいことをしようとしただけだった。
でも誰も本当のことを君に教えてくれなかった。
死者に鞭打つことが悪いことも、自分で学んでわかったことだった。
もう十分苦しんだ。もうやめないか? 君一人だけ苦しんでも
誰も幸せになる人はいない。
だれも言う人はいないから、私が言おう。
Cくん、君はもう十分罰をうけた。だからこれからは間違いを犯さないように、ちゃんと生きていきなさい。
もう幸せになってもいいんだよ! 君が幸せでないと皆が不幸になる。
必ず幸せになりなさい。もし万が一どうしても、どんなに努力しても
だめな時は、自分の言葉を思い出して前に進みなさい。
「周りが全部なくなってしまい、希望が無くなって後何もできないと
思って絶望してしまってからでも、できることはあるはずさ。
なぜなら僕はそうやって生きてきたから。」
大事な言葉だ!もうなくすんじゃないよ!
「わーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ」
「わーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ」
Cくんは叫んだ。言葉など・・・出ない・・・・・・
いったいどれくらい時間がたったのか、気にもしなかったが、ふと周りをみると、そのまま皆がそこにいた。もう夕方だったと思う。
社長が、
お茶にしよう。といってお茶を入れ始めた。
皆が黙ってお茶をのんでから社長が話し始めた
「さあ話は終わりだ。あとCくんに渡すものがある。」といった
それは木刀だった。
「とりあえずだが、まずそれをもって表にでて振ってみなさい」
4人で、旅館から出て近くの海岸に出て行った。なぜか俺は紙袋
を持っていた。何だろう?いや、あの時は気にもしてなかった
正直にいって。ただ文章に表すとこうなってしまう。なんでだろ?
社長が言った
「使い方を教える。人生には、不要なものが沢山ある、憂いる心
恐れる心、侮る心、数限りなくある。
それらはすべて悪であるとは言わないが、時に自身の負担となって
害を及ぼすことがある。それによって自身が傷ついたり大切な人が
傷ついたりすることもある。
身近な例で言えば、人に注意されたり、怒られたり、理不尽な
ことを言われたりして、心が淀むことがあるが、言われたことより
心に淀みを残しておくと害になる。 だから君にこれを渡す。
「さあ!Cくん! これを使って切ってしまえ! 意味はわかるな!」
「はい!」 「えい!」「えい!」
「脇が甘い!振りが弱い!そんなことで切れるか!もう一度!」
「くそう!ええい!」
「振りが大きすぎる!さっきのほうがましだ!戻してもう一度!」
ちょっと呼吸を整えてから
「・えい!・・えい!・・ 」
少し間を置きながら精一杯振りぬいた
「まだ足りん!本物の刃だと思え!たたっ切れ! 繰り返し!」
「えい!・・えい!・・」
様子を見ていたが、見ているだけではいられなくなり、俺は言った。
「俺たちの計画はもう出番はないな!ほらよ!」
といって紙袋をLに投げた。中身はボクシングのグローブだった。
「どうせヒマだろ!俺たちもやろうぜ!切るんじゃなくて
ぶっ飛ばすんだ!」俺はミットをつける。
「わかってるよ!」Lはグローブをつけてポーズをとる!
「さあ来い! ワン・ワンツー・ワン・ワンツー・・・・」
「えい!・・えい!・・」
しばらくたった時、ちょっと何かに気を取られた瞬間、ミットの上からLのパンチが炸裂する。「うわっ」といって後ろに 倒れこむ。
「油断してると、ぶっ飛ばすぜ!」
「なんだと!ようし!交代だ。」
Lがミットを構えて「さあ来い! ワ・」といった瞬間、パンチ
が炸裂する!言葉を発するまもなく後ろに倒れた。
「うはっ!強烈う!相変わらずだな!あはは!悪い悪い構えるから
ちょっと待ってろ!」
「いや、もういい。お前をぶっ飛ばして、俺の気も済んだからな!」
「何だそりゃ!あははは!」
「そんなもん!当たり前だろ!!」
二人でなぜか笑っていた。
社長が
「そっちも終わったとようだから、もういいだろう。Cくん やめ!」
気が付くと一時間くらいたっていたろうか?
旅館に戻って皆が荷物をまとめていると、社長が、
「ちょっと今思いついいたんだが、君たちはこの後の予定はあるか?」
「いえ。どうなるかわからなかったので、余計に明日まで休みをとって
ますから、予定はないですけど。」
「そうか!それはよかった。ならもう一泊しないか?女将にはもう
いってあるんだが?」
「構わないですが、これからどうされるんですか?」
「堅苦しいことはいわんで、今日は飲もう!」
もう夕方近くなっていたから、皆は風呂にはいってから着替えて
くると部屋には、宴会の用意がしてあった。
皆黙って座った。社長が「カンパーイ!」というと皆一気に飲み干した。
みんな何もなかったかのように楽しんだ。
本当は皆泣きたかったが、もう涙なんて出てこなかった。
でも本当に楽しかった。
「このビール最高にうまい!」「このすきやきなんかまさに絶品だ!」
「この日本酒もうまいぞ!」「このモツ煮はとろけそうで最高です!」
「あはは!このヒラメも塩がとっても効いてる!今日はついてるな!」
そんなことを言いながら、笑顔が絶えなかった。本当に楽しかった。
「あははは!」「はははは! 」笑ってた。それしか記憶にない。
Cくんは手に血豆ができて、破れて手が真っ赤になっていたが、全く
気にする様子もなく、見かねた女中さんが、あらあらと言って飲んでいるCくんの手を手当してくれたが。意に介さずそのまま皆と楽しんだ。
痛くないはずはないが、気にならなかったんだろう。
そんな楽しい時間もあっという間にすぎて、皆で床についた。
Cくんは眠れない様子だったが、みんな疲れていたのかすぐに眠りに
ついた。
翌朝、俺とLが目を覚ましたが、天井をじっと見つめながら何も言えず
黙ったままだった。だが、やがてどちらともなく声を掛けた。
「おい!」
「ああ!」
二人でスパーリングの準備をして表に出て行った。
もう社長は起きていた。部屋の窓際に座ってお茶を飲んでいたが、
最後にやっとCくんが起きてきた。
(この辺は後から社長に聞いた話だ)
「おはようございます!、あれ!L先輩とY先輩は?」
「二人ならもう表に行った。昨日の続きでもしてるんだろう。」
「じゃあ僕も行ってきます。」
「ちょっと待ちたまえ!二人のことはそっとしておいてあげよう」
「????」
「きっと二人は今回のことで、改めて仕事に気合が入るだろう。」
「これからの二人が楽しみだ!そうは思わないか? Cくん!」
「先輩たちはもう順調な人生だと思いますが?いまさら気合を
いれてどうするんですか?」
「まったく!君は鈍いときはまったくダメだな!」
「君の決意を知ってしまったから、自分たちももっと気合をいれて
頑張ろうと決意を新たにしているんだ!だからそっとしておいて
あげよう。」
それと私もいつまでも隠居生活などしていないで、新しい事業
に取り組んで見ようかと思い始めたところだ!どう思う?
とってもいいことだと思います。でも社長、あまり大きな
危険は犯さないほうがいいと思います。自分の好きなことを
していったほうがいいのではないでしょうか?
まあ!いまするというわけでもないが、そうだ!君に言っておくことが
あるんだ!
何でしょう?
失礼とは思ったが、私とlくんとYくんの三人の中では君は
もう丸裸も同然なくらい、人物像の分析を終えている。
ただ、そのままでは何の役にも立たない。しかし君もそろそろ
就職するだろうから、改めて君自身のことを知っておいてもらうべく
今度時間を取ってほしい。できれば再就職が始まる前に済ませておきたい。そうでないと意味がないから。
そこでそうだな、五日後ではどうだろうか?
ええ!大丈夫ですけど。
きみは私の自宅は知っていたかな?
はい。一応は。
では、電話してから来てくれ!
まあ、この辺は後から聞いたんだが。
俺たちは汗をかいたから、朝風呂にはいってから部屋に戻った。
おはようございます!社長、Cくん!
ああおはよう!どうだね!すっきりしたかね?
ええ、朝から久しぶりに汗をかいて、ひとっ風呂浴びて来たところです。朝風呂なんて滅多にしないからいい気分です。社長もどうですか?
いや、遠慮しとくよ。そろそろみんな帰り支度をしないといけないだろ
いえ!昨日荷物はまとめてしまったので、あとは帰るだけです。
Cくんが言った。車で来てるんで、先輩方は駅まで送りましょうか?
社長は自宅が比較的近いので、ご自宅まで。先輩方は最寄り駅まで送りますよ!
そう言って4人は旅館を出て行った。
勿論、宿泊代金は割り勘というやつで支払ったが、Cくんはまだ
仕事してないからということで、3人で先に払ってしまった。
車の所に来るとCくんは自動ドアを開ける。
「こりゃあ!贅沢だな!フェアレディZのタクシーか!」
「本物じゃないですけど(タクシーではない)後部座席が狭いので
車の上のキャリアに荷物載せてください!」
Cくんは搭乗員のように、荷物を受け取ってキャリアに載せる。
内側にネットがついてて、外側に引っ張るとちょうど固定できる
「まったく、こんな細かいとこまでカスタムしてるなんで、Cくんらしいというか何というか。」
3人はそのまま乗り込んで、車が出発してしばらく上り方面にいくと
突然社長が
「ここでいい!ここで下ろしてくれ!」
何もないところで、車を止めるCくん。
どうしたんです?電車で行くにしても、まだしばらく先ですけど?
自分でいうのも何だが、君たちに自分の足でしっかり歩いて行けと
言っておきながら、自分は送ってもらうのは何か違うような気がする
し、健康のためにも歩きたい! じゃ!また後程!
といって自分で行ってしまった。
あっけにとられる3人だったが、俺は言った。
あの社長らしいや、きっと本気で事業やるつもりなんだろう。
Cくん、俺たちは地元にいないから、社長がなにか始めたら教えて
くれよ。その時はお祝いでもしてやろう!
Cくんが車をだすと、社長が手を振っている。俺とLも手を振る。
(Cくん)何かいいことありそうな気がします。
まあ、慌てるなよ。そのうち社長から話でもあるだろう。
それがもう5日後に話があるといって、約束しました。
随分話が早いな!
しばらく俺はは考え込んでいたが、
Cくん、話を聞いてくじけるなよ! その先にきっと自分の未来が
あると思ってくれ! ここからが本当の始まりだと思う。
そのうち最寄りの駅について、Cくんと俺たちは別れた
先輩もお元気で!
お前も元気でな! また連絡するから! じゃあ!
そう言って別れた。
--------本当のC君の実力----------
Cくんは社長との約束通り、五日たってから連絡を入れ社長宅に訪問
した。
(ここからは、およその話は聞いてるが、詳細までは聞いてない。理屈っぽいとこは、後輩のMにこんなもんだろうということで書いてもらった。だからちょっと違うかもしれない。創作的要素が多くなってる。読んでる人には意味が分からないかもしれないが。)
社長は快く出迎えてくれたが、なぜか客間ではなく書斎のほうに通された。机とソファとテーブルがあり、そこで向かい合って座った。
夫人がコーヒーを入れてくれた。
「若い人はコーヒーのほうがいいと思ったんだけど、どう?」
「ええ!大丈夫です。コーヒーは好きですから」
それは良かったわ。ゆっくりしていってね。そう言って書斎から
出て行った
さて、あまり固くならなくていいから、どうだね?元気かね?
まあ元気なほうだと思います。あとは仕事が決まればといった所です。
まあ、そんなところだろう。ところで例のお試しデートはどうだった
気になっていたんだが?
(ちょっと恥ずかしそうに)
まあ、70点と言われたので、まあまあかと。
ふうん、あれだけやってそんな結果か?自分ではどうだね?
まあ、内容はともかく良かったと思います。
君は大きな勘違いをしているかもしれないから、指摘しておくと
お金をかけたからといって、いい結果ではないということは理解できているだろうか?自分ではどう思う?
それはそうですね!それはアトリエのママにも言われました。
それと、君のレポートは読ませて貰ったのだが、君は自分では
女性にモテていると思っているか?そうではないと思っているか?
まあ、普通だと思います。
次に事実として、女性に声をかけられたり、自分の前で誰か付き合って
くれないかな、とか遊びに行きたいとか、極端にいうと女性に建物
の隅っこのほうに引っ張っていかれたとか、そういった経験はあるかな?
まあ、あります。回数でいうとそうですね、20回くらいは。
(社長はあきれ顔で)見合いの話があったとかそういった経験は?
まあ2~3回くらいだと思います。
そのときどうしたかな?
まあ、何もしませんでした。
なんでか理由を聞いてもいいかな?
別に特別理由はないです。
興味なかったからかな、それともあまり容姿が優れていないからとか?
いえ、みんな美人だったと思います。
嫌いだったのかな?
いえ好きだっと思います。ほとんどの場合好印象だったと思います・
君の経験は、普通の男性からすると極端に多いと思うよ。
君はプレイボーイ並みにモテているってことだ。事実として。
しかし私から見ると、まあイケメンというほどではないが、好青年
といったところかな!
ちなみにこの女性はいいなと思った人は、いままでいたかな?
「あの子」と子供のころ好きだった女性と君の従妹を除いて。
うーん!電車に乗っているとき、デパートにいるお姉さんがすごく
綺麗で、見とれてしまったことがあります。あとは、役所の受付の
女性とか、銀行の受付のお姉さんとか、でしょうか?
芸能人はどうかな?好きな芸能人はいる?
特にいません。
今の話からいうと、君はおそらく一番女性が綺麗に見える年齢のとき、
よく見えるんだろう。まあ普通ということだ。
それから、芸能人が特にいないということは、現実的に付き合えない
女性に興味はないということだ。まあ、正しい選択肢ではある。
それから、自分よりちょっと年上が好みということだ。自覚はあるかね?
はい、でも現実的ではないと思います。
どうして?
僕なんかより、収入の多い男性が周りに多いでしょうから、比較にならないと思います。
うん、それも客観的には正しいと思う。恥ずかしいことだが、私の会社
に勤めていた頃の給料では、自信をもって告白などできないだろう。
そんなつもりはないです!
いやいや、それは社長だった私のほうが、よくわかっていることだ。
同僚と同じように、高級車を無理してでも買って、女性を誘ってみるとか考えなかったのはなんでかな?
確かにそれはそうですが、もし買ったとしても維持費を今後負担していくのは大変だと思いますから。
これは仮定の話だが、もし君に今までの倍以上の給料があったら、
女性に対してもっとアプローチしていたと思うかね?
うーん そしたら今まで考えられなかったことに、どんどんチャレンジして口説きまくっていたかもしれません。
つまり、生活に自信がないことが、本当の原因だということだね。
そうなります。
つまり、いまのままで何とかしようとして妥協した結果が「あの子」
であって、それすらかなわないとなると、もう希望がなくなると
いうことにならないかね?
そして本当は、本当にお金持ちになったら自分のトラウマでさえも
お金の力でなんとかできるんじゃないかと思っていないかね?
うーん!そこまで考えていなかったですけど、もしかしたら
そうかもしれません。
まあ、人間お金があったら確かにできることは多くある。
いまの世の中、サラリーマンは副業はいけないと言うことに
なっているけれど、実際には、農家をしながら、あるいは商店を
自分の家で営んでいるけれど、子供は会社に勤めるとか以外に多い
そして親世代では例えば、君のお父さんは勤めに出ているけれど
一つの家庭としては農家の収入と、給料の合計がお父さんの所得だ
しかし、君単体でみると会社勤めの給料だけ。冷静にみればやっていくことはできない。
なぜなら、今までの収入は既に君の家庭の予算として行く先が決まってしまっているから。
だから今時点では、見合いなどの話が君の親世代から叫ばれている。
結婚すれば農業を継ぐことになるだろうから、生活も安定するだろう
と判断される。外から見ている私からみてもね!
しかし農家を継ごうとすると女性から反発が多い。
したがって君は何を目指すべきか、わかるかい?
農家なら、サラリーマンを大きく凌ぐような生活環境や労働時間を
短縮した、豊かで儲かる農業でもしないと将来はない でしょうか
その通り、実は答えは出ている。
もしくは今の倍以上稼ぐかだ。これが皆が口にしないが本音だ。
しかし、今の社会状況ではとても無理だから、みんな口にしない。
それどころか。もっと働けと言われている。給料はそんなに払わないが
会社の儲けのために働けと言われているかのようだ。
さてここから君のやるべきことがわかったかな?
はい!もっと稼ぐしかありません。
しかし、ことはそう単純ではない。例えば君と同年代の公務員と民間では、年間の給与は今のところ、そんなに差はない
ほかの業種でも同じ。でももし公務員なら君は結婚してるか、させられていただろう。なんでかわかるかい?
ちょっと分かりかねます。
将来性だ! 例えば今は同じくらいでも、将来昇給や役職がつけば
今の年収と比べて倍どころではない差がついてしまうだろう。
特に地方に住んでいる君からすればね。
でも今からは公務員は難しいと思う。では君の将来性はどうするか?
それは自分で作るしかない!
まあ今後サラリーマンも変わると思うが。いくつか稼ぐ方法を
同時に持っておくくらいのことは考えるというか、実行しないと
君に将来性があるとはいえない。
もしくは君が大きい事業を始めるとかしないと。
そしてもし何かするとしたら、問題になるものがある。
それは人脈だ!単純に考えていきなり独立しようとしても、お金は借りるしかないから、融資を申し込むことになるだろうが、まず融資はされない。
実績がないから。しかし人脈があれば、そちらから調達したり、保証人になってもらったりといろいろとメリットがある。
お客さんになってくれるかもしれないし、お客を紹介してくれるかも
しれない。逆に頼まれることもあるかもしれないが。
だから、どんなものでも人脈という考えを持ったほうがよい。
そして最大にして最強の人脈とは何だろうか?
それはどんなになっても一緒についてきてくれる伴侶を持つことだ。
しかし、ほとんどの場合、そんなことはあり得ない。
そしてまずは収入の壁をぶち破ることが考えられるが、そのためには、以前教えた「信頼」が必要になる。約束したことをちゃんとしてくれないと、相手が困ってしまうから。
ただしこれはそう甘くはない。収入の壁をぶち破るほどの信頼は、そう簡単にできるものではない。
以前は、営業職でも大きなことをいうやつが、役職についていたことも
あるにはあったが、実際に仕事ができないことが多いということが
わかってきたため、景気の後退とともに高給で営業を雇い入れることも
出来なくなってきた。
まずここまではいいかな?
わかりました。大変ではあるものの、何とかしないと自分の将来が
危ういということはわかりました。
次に君の仕事のしかたについてだが、以前言っていたように、大変にみえても皆と同じように仕事をする方法について、言っていたと思うがそれを教えようと思う
是非お願いします!
君には酷なことを言うようだが、実はその方法とは何も工夫しないこと。言われたことをそのままやる、それだけのことだ。
ええ! そんな!
まず君からすれば工夫するのが当たり前であり、何もしないことは考えられないと思うが。実は工夫したり設備改善することは、一番楽な方法だ!
普通は言われたことをやるだけというのは、一番シンプルであり、
一番やさしい方法だということだ。まずそれをやってみて、失敗しても
またやり直してできるまでやる。そしてそれをやるためには、ちゃんと
理解して、飲み込んで実行しなくてはならない。
人を使う立場の人間は、まずそれを最初に見る。
すべてはそこから始まる。
君のように、その場で覚えなくても、別の学習をしたり、他の工夫
でカバーするというのは、仕事のしかたとしてはちょっと違う。
君は覚えるのにも工夫しているだろ?いろんな方法で。覚えること自体はその人それぞれのやり方でも問題はない。
しかし内容自体を同じく理解していないのは、違いが生じるため、問題があると考えるのが普通だ。
しかし、君のように同じことを言っていても、文化の違い。例えば
大工さんが釘を打ち付けるとき、もっと強く打て!と棟梁にいわれたとする。
君は、それを釘の頭が見えなくなるまで打つことだと覚えてきたとする
その時、同じことだと思うかもしれないが、強く打たないとしっかり
木材がかみ合わず、強度が不足する事態があったとしよう。
君はもっと強く打てと言われたから、頭が見えなくなるまで打ち付けた
しかし強度が足りていない。
そこで、君は見えなくなるまで打ち、かつ釘の上からまっすぐ振り下ろすように打てばちゃんとできるため、そのようにした。
結果同じようにできるようにはなった。しかし君の方法は理想的では
あるものの、単純ではないから覚えることが多くなった。
しかし普通の人は単純に理解してそのようにする、で問題ない。
どちらがいいか考えてみてほしい。大体経験が多いほうが直感的に
わかるためそのようにするだろう。
しかしトラブルがあり、材質の違いで君の方法でやらないとちゃんと
できないことがわかってきた。
棟梁から君は一目は置かれるものの、使いづらい人間だと思われた。
わかりやすくたとえ話でいうとこんな感じになる。
君の前の職場で遠藤さんという人がいたと思うが、この人は余計な
ことをしないで言われたことをやるだけで、残業も頼まれればやるが
言われなければ何もしない。家に帰ってから復習もしない。
しかし会社の評価は5段階で4だ。君はどうだったか?評価は3だ
きみは命さえ掛けたのにだ!さてこれをどう見るかだ!
つまり、ある程度理解するまでは、言われた通りやるしかないと
いうことだ。工夫はもしどうしてもできないときにやむを得なく
することで、普段は何もしない
だから本当にできる人間は、必要になるまでは勉強や工夫をするものの
普段は何も言わない。しかしアイディアはさりげなく言っておくだけにする。
そのうち本当に必要になった時、前にでてやって見せる。
そうすると、流石だといって称賛される。世の中とはそんなものだ。
君の改善案の中で、経年劣化による部品の消耗を抑える提案があった
うちの管理課も、メーカーもそんなこと問題にもならないと言っていたが、ある会合で他のメーカー担当者とそのことを話したとき、彼は目を
輝かせて、なるほど!そんな単純な方法があったんですね!といって感謝してくれて、今度発案者に会いたいと言ってきたが、私は断った。
それまでは君のことをあまり評価していなかったが、人に言われて
君のことを離したくなくなったからだ。つまり人間とは勝手なものだ。
だからこのことを話した。
君は新しい職場にいくだろう。しかし最初は言われたことをメモなどして、まずちゃんと言われたことを実行できるようにしてほしい。
そうでないと、また同じことの繰り返しだ。又そうすることで、時間が
できる。最初できないことはあまり気にするな!
単純なことは単純に理解して仕事することだ。工夫はどんどんしても
いいが、時と場所を選んでほしい。そうしないととても損だ。
それと女性の問題だが、君は私の理解を超える人物だったようだ。
しかし、よく考えれば、理解はできる。
私が思うのには、君は、周りにいる女性から見ると、平均的な好青年
と見られているのだろう。そして気さくな感じがするから。
私の数少ない経験でも、同じような人がいたことがある。
彼はいろんな女性から、自分にあった人物だと思われたため人気が
あった。そして彼は特徴的な眉毛をしていたため、印象に残り
モテていたんだろうと思っている。
それより君は大きな勘違いをしているのではないかと思う。君は女性と付き合うことがわからないといっていたから、それに合わせた質問をしたのだが、君はとりあえずご飯でもどう?とかいって、誘って話してみればいいんじゃないか?
勿論いくつかのレパートリーに合わせた「おすすめの店」をリサーチしておくことが必須ではあるが、君が本気を出せばたやすい事ではないか?
まずは話してみること、一緒に楽しむこと。そして最後は付き合うかどうかをちゃんと話すこと。それだけやれば何も問題はない、そうではないだろうか?
いままでの話を聞く限りでは、きっと女性から誘ってくれるのを期待しているに違いないと思う。
ちゃんと付き合うかどうかを聞くこと。それさえすれば何をしてもいいとまでは言わないが、問題はないと思う。
トラウマも納得してわかっただろうから、今更問題なんてないだろう。
社長にそこまで言われてしまって、もう何も言い返せなくなったCくん。
あとは、もし価値観が同じで貧しく豊かに暮らすのが、いいという女性がいたら、それでもいい。工夫で乗り越えるのも一つの手ではある
長男か長女かとか、君が就職したころと比べると、何年も過ぎていないが、もう問題はないだろう。話し合って決めればいい
一番大事なこと、恐れないことだ。各家庭にはそれぞれ事情があるが
昔のように子供にすべて任せるなんて、出来ようもないことは
みなわかっているはずだ。違うかね?
もしそれでもできないときは、もっと外にむかっていきなさい。
視野を広げることが解決策になるかもしれないから。
人間とは知らないものと、深く付き合うことはなかなかできないが
知ってしまってからは、やりやすい。当たり前だがそうに違いない。
次の話。さて、ここからは一つの可能性ということを言っておきたいが
聞いてくれるかな?かなり難しい話になるが。
はい?どうぞ!
特に君は知っていると思うが、君の両親のなれそめなど聞いたことはあるかい?
まあ、昔なんで、親同士が決めた見合いだときいてますけど?
そうそう!特に地方ではそうだが、それはなんでだと思う?
それは、ちょっと!
ここからはあくまで私の推測だがらね!まず昔はみんな貧しかった。
それは、そうでしょう?
だから相手を見つけるにも、嫁に出すのにも、いい相手を見つけることは、難しかったと思う。だから知り合いや親戚同士で紹介してもらった。
みんな貧しいから、いい所なんてありはしない。ましてや容姿がどうこうなんて言ってたら、それこそ無理に決まっていただろう。
でもあまりに悪ければ、それはいやだから、大体同じくらいに貧しい
程度同士で付き合ってきた。だからまず先に結婚を決めてから、生活を
始める。相手を親同士は知っているが、本人は下手したら相手を知らない。
そういう話は聞いたことがあります。
そうかね? でもこれにはメリットがあった。まずそれに加えて、ほとんど男女は別で成長してきた。ほとんど結婚するまでは。ということは、異性を知らないから、適当でも関係が成り立つ。
初めて現物を手にいれるんだからね。ちょっと言い方が悪いが。他は知らないんだから、子供もできるだろう。避妊なんかしないし。つまり、子孫ができる可能性が高かった。しかし現代は自由だ。しかし社会全体
に貢献しているかといえば、自分勝手過ぎると言えるかもしれない。
結婚についていろいろな講演とかがだんだん増えてきている。つまり簡単に結婚しなくなった。いろいろ検討する、悩む、比べる。だから
成り立たなくなってきている。
これを理解して自分を律して妥協できる人がかなりいると思われる。
それでもできないのは、いい相手を見つけるのに必要以上に欲をかいて
しまったり、他の相手を取ってしまったりするから余計に無理が出てくる。本当は一般庶民は競争できるほど豊かではないからだ。
今のように、いい条件だけを捜していると、そこだけしか成り立たない
つまり子孫ができない。貧しい者は無理だ。
このようなことをして今まで社会をつくってきたわけじゃないから。それに慣れていない。やっとみんなで協力して生きてきたのに、争って取り合うなんて無理に決まっている。
それに、女性は自分より収入が低い男性は相手にしない。ほとんどの場合と言っておくが。
せめてこのようなことを知っておいてからというが、実際は自信がある程度ある女性は、妥協しない。だからモテない男性は相手にされないか、
相手にすると痛い目にあってしまう。だからどんどん付き合わないと結婚できない。
私たちは多くが、金持ちでも、権力者でも、容姿端麗でもない。
でも相手に求めてしまう。自分たちはそういうもの、あるいはそのように考えてしまうことで、子孫を残せない可能性がかなり高まっている
ことを自覚しなければならない。
みんな金が欲しい、いい暮らししたい、でもそれだけで、成り立って
きてはいないから、子孫をつくるってことは、いきなり難しい話になってしまったけれど、君がうまくいかないときに考えてほしい。
もしかすると、君が満足するということは、そのために大変な努力を必要とするかも知れないと。それを知っていれば、つまり自分の他人の評価をよく知ることで、ちゃんとできるかもしれないからだ。
もしくは、必死にがんばりなさい、出来るまであきらめずに。但し時間は限られていることを忘れないでほしい。
現代は、自分の身の丈に合った生き方がとてもわかりずらい。
最初に言った簡単な付き合い方は、そのままうまくいけばいいが、
必ずしもできるとはかぎらない。最後にそれをいいたかった。
いいものは簡単にできない。しかしやってみなければわからない。
相手にされないものに悩んでも仕方ない。君があの子に費やした時間は
帰っては来ない。自分で変だと思っても、地元の先輩に言われたから、
仕方なく何かしてしまったとしても、先輩は責任は決して取らない。 タバコを吸うとか、変な遊びをするとか。
だから生きるのは大変であり、流されて生きてもできる人もいる。
最後は自分だ! 私なんて、決まりそうな親が決めてきた見合いを、
親自身の手で壊されたこともある。
これらで考えておくことがある。それは君が考えるほど相手は何も考えてはいないだろうということだ。私の過去の見合いの話でも。
責任なんかない!お前の勝手だろ!それが現実だ! あの子の話なんか
おそらく同僚は、ちょっとかわいいから、誘ってみたらついてきたから
付き合っただけかもしれないし、君のことで悩んでいた時に声をかけたら、ほいほいついて来ただけかも知れないよ?君は悩みすぎだと思う。
周りがたいして考えていないのに、君は悩んでいる。悪いが、あまり考えて気を使うと、逆に相手はそれを利用してくる。それが普通だから。
でも、今度は相手を自分が使い倒そうとすると、自分の心が乱れて
すさんでゆく。だからできれば信じられる相手がいればいい。そこを
起点としてつきあえばいい。みんな悪気がなくて、気にしていないから。
わたしも、たぶん、君自身も。
理想に燃えることはいいことであることに違いはない。難しいことを簡単にやってしまうことが、頭の良さだというけれど、これは簡単にできることではない。
今、どうせできないからと、最初からあきらめる人間が増えていると、私は思う。
せめて自分で決めなさい。でもまずやってみなさい。それはむずかしくない。そう思っているだけに過ぎないから。
そう思えば進んでいけるだろ?進まなければ何事もわからないのだから。
きついことを言っておこう。それは付き合い方がわからないという君にはおそらくは、簡単なことも、難しいことも両方必要だろう。多分ね。
学習が足りないということだ、人生の。楽しいことも学習だ。楽しむ
ことを覚えるといい!!無理しない程度に。
最後の最後に、これらをぶち壊すようなこともいっておこう。
世の中には、これらを必要としていない、特に意識しなくてもいい、
それでも十分に生きていける人間がいる!その人たちは別に裕福でもなく、普通で、それででいて何も問題を感じていなくても、別に平気だったりする。だから君のことは理解できないと思う。結構正しかったりするし、幸せなんて人それぞれだから!だから自分に何が足りないかは、最終的に自分で学び取らなくてはならない。普通は人はかまってはくれないからだ!! 君にとって都合が悪くても、相手にとって都合が
良ければ決して言ってはくれない。覚えておきなさい!!
これで君に話すことは終わりだ。頑張るんだよ!Cくん!
・・ありがとう・・ございました・・
はは!今生の別れでもあるまいし!元気をだしなさい!
ここで話は一旦おしまい。
さてここからは、いずれB江に語ってもらおうかな!
Cくんと同じ職場だし、俺よりきっと知ってるだろうし、
なにより、書きつかれた。あー 疲れた。ではまた。
次は B江編!




