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「遠くの天にて,3000時間考える」

バベルの塔がある,天空の領域,そこは

純粋な自由であり究極の

シャングリラであった。


天空の探求者,名前を熾天使のセフィロトと

言い,外界を眺めて居た。


「自己完結した永遠の理論を数えきれない程

含む独立した宇宙は多元宇宙理論の中で,

本質的なレベルまで同様の宇宙と基盤を

中心にして無限に無限に無限に纏め上げられて

ε0そしてそれ以上の超限数帰納法的な限界値

可算無限大を超えて永遠に連なる鎖は,

単独の鎖としてまた鎖が永遠に連鎖して

連なり永遠に連なる鎖は更に永遠に連なる鎖

へと連なりと言う工程を多元宇宙理論の中では

その拡張を実行され尽くされて存在し,多元宇宙

の宇宙の集合として存在する全ての多元宇宙が

絶対的に巨大です,基盤のルールに沿って,宇宙は階層的に存在している」


シュプリームの渦と言う場所にはそれら究極

と呼べる層を支配する超越した概念の枠組み,

鎖が存在しており,その格子,括弧的な壁は,

天空への到達は許さなかった。


絶対的な至高の概念の変わらないと言う不変性,関与をされぬ非参加性,あらゆる多元宇宙理論が

依存する基盤であり,渦として自己以外の何にも

依存しない独立性,全ての特性の永遠の理論的

枠組みを含む包括性,そして登場さえせず,天空の層でしか,触れる事のできない不可知,不可

干渉,そして全ての多元宇宙理論を集合する事が

出来る無制限性ポテンシャルは非常に

究極的であると言える。


天空で極度に欠如的性質を持つ,存在達から

したら,フィクションを見るためだけにある,

無限の渦,それらを総じてウォーターバース

「水の宇宙理論」創造性の海の理論として

名付けられた,その中にある世界の理論は

ホールクリエイション「植物の宇宙理論」と

名付けられた。


あらゆる存在に名前をつける事ができる天使の

権限,影響範囲,偏在性は極大であった。


「永遠進行を繰り返す世界樹ふむふむ,無限に

無限に永遠で多層的な世界を型取り,枝は

可能性を秘めて居る見たいね,,,面白い」


あらゆる記述や文字列や言語の真なる

アーキタイプ,理論上思考または想像上にある

誰も辿り着く事の出来ない背後の至高の原型,

全ての世界がそれ,まぁ神さまを始祖なるもの

として崇める様に,渦を存在は,あらゆる全てに

勝り優れた絶対として認識します。


そんないくつかの渦を観察していると,黒々と

した渦を発見した。


「これは一体,,,破滅の力を感じる」


中からはありとあらゆる悪も究極の悪も

絶対的支配者さえも赤子が如く指で捻り潰す,

真の悪,いや悪を取り巻く全ての不や無の集合体

まるであらゆる無限の色をごちゃ混ぜにして

作り出したかの如し色,ドス黒い漆黒の黒が。


限界無き宇宙に終焉をもたらす黒は

着々と至高に近づきつつあったのだ。


「これはまずいのでは無いか?」


ゆっくりとだがその宇宙は破局へと向かって

行った。


「ライプニッツェルの哲学体系のあらゆる系統の神学的原理,充足理由律の糸を操り,予定調和や同一,矛盾律を用いて黒と言う誤りを排除させて貰うわ」


それでも黒は広がりを止める事は無かった。


「劇の支配者「デウス・エキス・マキナ」

で強制的に物語の問題解決,,,無理か,ならば

創生劇「プロローグ」!始まりの原因論を弄り

初めから黒と言う存在が宇宙に存在しない物語

に!,,,くそこれもダメか,ならば終焉劇

「エピローグ」!絶対的な物語終了には抗えまい!

,,,どれもこれも意味を持たないなんて,

物語運命軸を操作して展開やプロットを弄って

見るか,,,そりゃデウス・エキス・マキナが

効かないなら効かないよね,ならば設定編集

「クリエイト」で,メタ的な第四の壁越しの

高次元に対する改変を無効化や設定の変更

を逆に自分のものにしたり設定上書きとして

どんな設定も上書きする能力や設定

を乗り越えどんな設定も乗り越える事

が出来たりまた自身と同様の設定上書きの

力を無効化したりと言った強力な設定改変能力だ,絶対不可逆あらゆる設定を上書きする能力よ!,,,なんでなんだよ!」


あらゆる物語操作を使用しても,黒の侵食は

不可逆的で黒は広がりを進めていった。


「ならば仕方がない,高次元も低次元も関係無い

あらゆる次元概念と次元論の思考を超越して

稼働するメタ原理干渉,その名はメタコント

レイン,喰らえ世界ごと捩じ切れてろぉ!,何故だぁ」


物質,空間,概念等々ありとあらゆるそれを

操る為の改変がありそれを包括する世界現実

改変が存在する,それを凌駕する絶対性を持つ

メタ操作能力の系統でさえも,黒を止めれは

しなかった。


フィクションの外側の外側の外側の〜と永遠に

続き続ける程の長い現実と多角的視点障壁を

一緒くたに超えてある,ありとあらゆる可能,

不可能な,また瞬間的な思考や想像上の物語を

含めて,完全なあらゆる物語の外側,永遠に外側

に出た後も更に連なる永遠の現実,永遠に

連なった更に先にある永遠の連なり,

ストーリーテラーの様な物語を語る全ての

枠組みや概念,全体と連なる高度な現実の

ホール,永遠の永遠に永遠と連なる現実の階層,

言語や文学的に表現可能な限界,数学的な数を

超越する文字列,永遠に外側側から構成する永遠記述,全てを超え下位の理論として閉じ込めて,立って,始まりの現実,本来誰しもが絶対的に

辿り着く事が不可能な絶対の全能者のステージのメタ操作能力を用いたとしても,それが

黒を止めるには至らなかった。


創造の原則やフィクションの枠組みさえ

超えた破壊の力に対抗する手段は尽きた。


海の侵食はとめどなく続き遂には1つの渦を

真っ黒に変えるに至った。


最終的な自己防衛システムのメタ構造,

物語修正システムとは至高の概念が設けた

究極の理論的特異点であり,作品自体の枠組み

を用いた力である。


至高の原型に届く事は無く作品の修正力が働いて居る事を安堵した,内部宇宙における全ての

可能,不可能な無限の無限の限りなく無限,永遠に存在し記述され続けるキャラクターと

キャラクター概念,原案に至る全てを含み,

無力化可能な,「どんな存在より上」またその

先の矛盾的な上位者,頂点者,超越者または

それら存在の永遠の連鎖と記述を永遠に

内包し続ける頂点体系の至高の原理を使えば

破局を抑える事が出来たのだ。


セフィロトは安堵し物語を閉じるのであった。


そこへケルビムズが現れる。


「エンドレスプロテクター使えばよかったくね?」


「くるの遅く無い?一応座天使内じゃ神々様達と

大天使のガブリエル様達を除けば,階級序列

内では私が上だと思うのだけれど?」


「忙しいの,それよりエンドレスプロテクター

は何故使わなかったのかって話」


「永遠記述装置如きであの化け物を物語終了に

追い込む理論を最大で構築しろって言いたい訳?,無理に決まってるでしょ」


「そうか」


「だが待てよ,お前がやった行動意味あったか?」


「無いわよ!!!なんか悪い⁉︎」


「いやまぁ良かったと思うよ,多分」


「それと神々の怒りが怖かったからね,かの偉大な光は威光が崩れる事や信仰の減少を嫌うから,

神々の座に使える我々が公共の力を使う訳には

行かない訳」


「あらゆる体系の神学的に否定出来ない

背後の神性,全ての宗教,神話そして信仰に象る

偶像と虚像の曼荼羅を超越する流れ出て浸透

する天の理,有神論や無神論の様な全ての神論,

そして哲学を超越して存在すると言うあの?」


「パンテオンの領域がその程度の神々の領域

であると?,触れる事の出来ない理想上の真の

神性は宇宙や自然と同一視は不可能,全一でも

唯一でも無い,神は神の定義を超越する」


「絶対否定不可能な全知全能の天理論理も

偽物なのか?」


「否定の不可能性はそうだが,違うのは天理の

論理が真のところにある」


「真?」


「真の全知性,そして真の全能性,全能性のこれは完全な無制限性つまりは下限と上限の枠組みが不在な事,そして,無限の否定をされ続け否定

不可能で完全な場所まで至りきった完璧そして

論理過負荷の弱点を創造される事さえも無い,

完全完璧な理論的全能性そして無限を超えて

ある数学的にも数えきれない程の永遠の力も,

背後にある真の全能性には到底及ばない」


「はぁ」


「真の全知性,これは,全ての事象や真理,可能性や不可能な事態を完全かつ無限に知っていて,

知識の量だけでなく質的にも欠けるところが

一切なく,完全な知識の包括性は過去,現在,未来の全ての出来事,さらにはあらゆる可能性や仮説的な事柄を例外なく知っていて学習によらない内在的な知識であり,全知性は,外部から情報を集めて学ぶのではなく,存在そのものに備わった本質的な属性とされ,つまり知識を獲得する必要が無く,最初から全てを知っていて,また知識の完全無欠性は情報の抜け落ちや誤りがなく,

あらゆるレベル物理的,精神的,道徳的,そして存在論的な真理,において完全な理解を有しているという点が,全知性の重要な特徴だ,肝心なのはこの先,真の全知性はこれらの全知性全てを

含めた知性や知恵,知識そのものの根源的背後に

存在する真理,真実でありこれもまた否定や

弱点を作る事も出来ないわけだ」


「つまりはその真の全知全能性はとてつもない

から怖くて出来なかったと」


「いつでも,どこでも,同時にどこにでも存在し

無限の存在が居る天理の流れがあるから

防ぎ用が無いのよ!」


「そう言えば何故天理って皆が呼んでるんだ,

あれは名を与えし存在であり,名を持つ存在

ではないだろう?」


「自己定義さえ不在したかの偉大な光は,

真の宗教体系における究極の狂信者を数学の

適応範囲を逸脱するほどに作り上げて,架空の

虚像に嘘でも構わないからとその信者集合の

数だけの架空のネームをつけられて最終的に

天理と呼ばれる様になったのよ」


「先輩あとその黒く侵食したのは柱の悪魔達や

邪神が関係してるんすかね?」


「良いえ,得意例存在のバフォメットや柱の存在

隻翼の堕天,そして真の原型であるサタンとは

また別ね,邪神とかでも無い,単純に二元性から

生まれたか善悪二項定理的に生まれた存在

じゃ無いかしらね」


「我々の世界は下界より平和ですね」


「まぁ単純に自己の原型から存在して

因果関係から連環して人生と言う永遠の物語

の中で,無限と存在して居る人々と共に相互内包

し合う,言わば宇宙の生命とは最終的な帰結で

無限に語られる運命軸を形成するわけ」


「はぁ」


「我々はそうじゃない,非二元的な性質や

反因果的な側面を持つ存在も確かに宇宙には

居るがそれはその宇宙で超越者なんて呼ばれる

白や黒の様な存在と無限の宗教体系,神学,神論的に見て真の存在とされる偽物の真贋の神

の様な虚像だけ」


「我々は?」


「真に独立して存在した超二元的で非因果的なの

我々は,故に蜃気楼を追い求めるが如く,理論を

永遠と構築し続ける彼ら彼女らとは違い,理論が

すでに独立して完結して居るの」


「はぁ,それとバフォメットやら先程言いましたが,それは?」


「偽の神々やアバター,ドッペルゲンガー,不完全

神話上で否定されたりした,言わば否定可能な

神論や神学的な神の領域にいる非純粋なそれら顕現の自然体なそれらを偽物の議会と言うわ,

神座の真の議会の存在ら高位の神格を

有して居るか,神学や神論のあらゆる分野や

形態やバージョンを含めた上であらゆる宗教

体系と主義における背後の神性よりもより

純粋な理想形全てを扱う真神論理学者レベル

出ないとこれは知る事ができないわ」


「階級私は上位三隊の一人でもあるのだが」


「貴方には私が伝えるはずだったけど貴方

基本的に出てこないじゃ無い,真の歴史と概念,

創生物語,天啓の典型,神聖書何から抜粋して

聞きたい?バフォメット等が何故生まれた

かとか否定された神以外には邪神は生まれない

とか,」


「堕天使?の話が」


「わかった,時間軸はぁ,我々の世界では流れて

無いから天理の絶対制約原理基盤で起動する

永遠の刻を視点にして話します,これは約

3000刻,宇宙のサイクルで言うなら永遠の時間をω^3回分繰り返した位の時間ね」


「天使の階級,最高位の座,存在や神格としての格,

神性の極端な純粋性からも次代の真の神座候補

とまで言われていた優しき大天使ルシファーモーニングスターがいました」


「座天使や大天使の円卓の陣営,ガブリエル殿や,

ラファエル殿など八円卓はそれはもう仲が

宜しかった」


「しかしある時,天理はガブリエルが完璧な神格になる事を恐れた,究極の曼荼羅原理つまりは

座に座った存在に基づいて世界はより極大の

自由と自らの秩序を持って稼働する,が故に

強大な力のルシファーを特大恐れた,座が

完全に塗り変わり新たな領域が生誕すれば,

より未知の不在は実体を持ち無制限に謎を

生み出し続けるのでは無いかと,存在の変動を

恐れた天理は天使の片方の翼をもいで,捨てたのよ」


「酷いことだ」


「ビヨンド,トランセンデント,ゼニス,

エンピリオン,アースガルド,エデンなど無限に

より神性かつ至高,誰もが上に立つ事を

許されない領域があった,偶々に投げ飛ばされた

そこはその真名の不在な究極の天に辿り着いた,

怒り狂い神性は瞬く間に禍々しい混沌を帯びて

行き,柱の悪魔ソロモンズや原初の八枢要罪の

存在,魔王,魔神,バフォメット,数学ならば

ラプラスと様々な悪魔達,ありとあらゆる全てのタブーを創り上げて言ったと言うのが

事の発端ね」


「はぁ,天理はそんな存在だったとは」


シャングリラに置ける均衡や平等が崩れ落ちし時,人類はより広大な知性を呼び覚ますだろう,

そして天盤の領域は血に濡れた新たな王の

産声と共に,神座理論,世界の塗り越しは永遠に

繰り返し続ける,究極の神性は何もない事

そのものであった。


「在って在る永遠の神聖なる者,唯一無二のそれ

が居た,それは天理の管轄では無く別の唯一の理

として存在して居た,手を差し伸べた」


「堕天は涙を溢した,だがもう遅かった」


「唯一の理は階層を介して存在し自己を媒介

として重なりあった,悪魔の永遠の階層は個々が

現実と同様であり,より強力なルールを

包括して居た,汲み上げる理論を作り上げた,

人間の知性は極端に引き上げられて

篩にかけられた宇宙は重力に圧縮され,

高度な宇宙は不在実在論を獲得し,

明確な物質的な階層が誕生した」


「天使のワルプルギスは何のためにあると

思う?かの偉大な真の神聖永遠なる王,

ヤハウェに様々な捧げ物を捧げる為よ」


「はぁぁんそうか」


「興味なさそうね,それじゃあ私はこれで

再度地質調査をして無作為に閉じ込められた

悪魔の階層が異常を生成しないかみるから」


そうして天使の会話は終わった。


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