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「3000年前の私へ」

ある少女は最期にこんな話をしていた。


「タオさん,私はね,別にこうなっても良かったの」


「ダメだ,そんな事あってはならない!

くそっ,おい!上の化身!応答しろ!」


,,,返信はある影響から妨害されていた。


「くそ,無限の無限の全ての平行次元もダメ,

可能性集合から忠実した不可能分の拡張先も

死を許容しきれなあ,くそっくそ!,どの時空構造の世界も,どの軸の知的生命体の階層も,ダメ,

ダメ!くそ,くそがァァァ!」


「聞いて欲しいの,タオさん」


「なんだ,凛」


「私以外に,こんな悲惨な人生を送る人が居ない,

そんな世界を作って欲しいの」


「あぁ,約束だ,絶対の盟約だ,だから死ぬな凛!」


「ごめん,,,ね」


,,,凛は,死んだ,この世から去った,永遠に,

蘇生と言う形でも,根本的に物理法則が変化

している更なる無限の無限の果てしなく無限の

連鎖時空も,ダメであった,救う方法は無く,

輪廻システムの高次転生化も阻害されて

しまった。


時は完全に遡る。


未来の時代,この世界は旧暦の地球の荒廃

具合から完全にテクノロジーに変換されて,

人工だけで満ち,自然はあったものでは

無かった。


こんな世界にある存在が居た。


「今と違い性別や年齢,身体は自由自在に

変更出来るから固定されるなんて少し

不便なんだ」


この存在は過去を記憶装置を装着して

見て居た。


「さぁて,今日は終了っと」


この存在が記憶保管庫店から出た次の瞬間。


「避けろぉぉぉ!」


「へ?」


どがんとこの存在にぶつかり,あっさりぽっくり

死んでしまった。


本来ならば,フライカーは自動操縦付きなのに

暴走を引き起こした。


本来は,現人類は,自動プロテクターを装着して

居るのだ,内部がほぼ全て脳になって居る故に。


だがしかし,全てが暴走したり発動不調により

この存在は死亡した。


目覚めた彼女は第一声こう叫ぶ。


「おぎゃぁ!おぎゃぁ!」


記憶を失い,本時間軸的感覚で言う約3000

年前の旧暦の人類に転生して居た。


「うるさいぞ!このガキ!」


生まれた場所は酷いスラム,超技術革新の時代で

あった故に,便利なものは金持ちに優先的に

購入され,貧富の差はさらに大きく開き,

平和な国も一部はスラム化していった,彼女が

生まれたのはスラムの特大汚れ堕落した

人間のゴミたべが集まるような場所であった。


ガリガリに痩せ細りゴキブリやネズミ,

汚染水,時には死んだ同胞や排泄部さえも

這いずり啜りながら,ほぼ死んでいるような

状況でギリギリの人生を過ごして居た。


5歳にもなると,彼女はスラムで一番マシ

な場所,神聖性を神否定派閥の科学国により

追いやられた神父や信徒達宗教がおり,その

ほとんどが仏教徒に,一瞬にして神頼みを

選び,彼女は神に渇望し,狂信者となって居た。


長い時,長い時,25の歳になるほど長い間,

他の信徒達は神を見放し,神を居ない事を

悟り,神父さえ残っては居なかった。


ただ一人,彼女以外は。


そんなある日の事,古びた教会の中心部にて

光が降り注いだ。


「まさか!神様⁉︎」


そうだな,,,私の名前,,,あ,Xいや日本系列の

少女だからなぁ, 形而超学的生命体

メタフィジカ?想像科学的存在パタフィジカ?

なんでも良いとは思うが,気に入った知的生命体

だからなぁ,格好の良い名前で呼ばれたいの

だがなぁ二元陰陽?六道タオ,,,これだぁ!


思い付いた存在Xは少女にこう名乗った


「我はタオ,六道のタオじゃ」


「タオ様!私をお救いになられに来てくれたの

ですか?」


「君は唯一私?真実に居る神々とは厳密には

違うがまぁいい,信じた,君は若いからね,

救ってあげる」


「何が君の望みなんだ」


「私は,私の望みは,平和です」


「、、、は?平和?,人間種は落ちぶれたはずだ,

何故,君自身の幸せのみを望まぬ」


「みんなに幸せになって貰いたいからです!」


「はは,ならば真実を知ってからなら

今の君の考えは変わるかもね」


タオは意地悪な事を考えた。


「君は死んだんだよ,昔にね,いや,今の時空は

過去だが,君と言う物語のプロットの中でと

言う話だがね。」


「昔が私の何に関係して居るのですか?私の

意見は変わりません!皆を平和にしてほしいの

です!」


「,,,くっ,,,はははは!面白い!いいぞ!出血大サービスだ!無限に無限に連鎖して居る平行世界も

全て平和にしてやる!」


「,,,?なんだ?って強制力⁉︎なんだこの力,

私の輪廻システムのパワーソースから

の力を防ぐ程だと?なんだ?,今は一部しか

無理そうか,ならば仕方ない,こいつの宇宙だけでもプログラムを組んでっと」


「おい,娘,出来たぞ,これでもう平和が

時期に訪れる」


「ありがとうございます!タオ様!」


こうしてタオは自分の世界に帰るのだが,そこ

からその少女の世界を除き物語を

干渉するようになっていった。


彼女は,呪いか?持病か?タオっあって以来

常に体が弱まっていった。


原因を探ってみるとそこにはサタンと言う

存在が関与して居る事がわかった。


「若造が,わしの権限を停止するなど良い度胸

だ」


こうしてタオはそいつを探るも,分岐した

流れとしてそいつの宇宙に流れ出る力が

ある事が探れても,本流は全くもって探る事は 

できずある事を推測するに収まって居た。


彼女は苦しんで居た,どうしたらいいか,

タオにもわかりはしなかった。


長い時の間彼女を延命させるために様々な

事を試してみた,不死身化,魂の入れ変え,

浄化,運命改変,そのどれもが無意味,

治す手段は1つとして存在して居なかった。


そして。


彼女が死ぬ間際,ついに平行世界のいくつかを

平和にする事に成功した,複素数平面から

虚数を掻い潜る形で実数の複数の平行世界に

関与してアクセスに成功したのだ。


彼女の決められた絶対的な死は完全に不可能な

様相であり宇宙がこれを体現することは不可能

となってしまった。


「タオさん,私はね,別にこうなっても良かったの」


「ダメだ,そんな事あってはならない!

くそっ,おい!上の化身!応答しろ!」


,,,返信はある影響から妨害されていた。


「くそ,無限の無限の全ての平行次元もダメ,

可能性集合から忠実した不可能分の拡張先も

死を許容しきれなあ,くそっくそ!,どの時空構造の世界も,どの軸の知的生命体の階層も,ダメ,

ダメ!くそ,くそがァァァ!」


「聞いて欲しいの,タオさん」


「なんだ,凛」


「私以外に,こんな悲惨な人生を送る人が居ない,

そんな世界を作って欲しいの」


「あぁ,約束だ,絶対の盟約だ,だから死ぬな凛!」


「ごめん,,,ね」


,,,凛は,死んだ,この世から去った,永遠に,

蘇生と言う形でも,根本的に物理法則が変化

している更なる無限の無限の果てしなく無限の

連鎖時空も,ダメであった,救う方法は無く,

輪廻システムの高次転生化も阻害されて

しまった。


「サタン,我を怒らせた,貴様を殺してやる,

貴様を見つけ出し,我が全てを元に戻してやる」


存在Xが僕を救うために始まる物語であった。


始まりの物語は死を持って収束し,紡がれた物語も死と生を繰り返し何度も何度も何度も永遠を繰り返し,記憶の集積量として下位構造の地獄道タオを乗り越えて夢と化し,修羅のタオに至った僕は,集積した記憶をはっきりと知覚するように

なり,行動に出た。


その後からは転生ではなく復活と言う形で様々な時空間に移動して居た,この修羅道のタオの

世界では,法が戦に重んじており,死と生の概念は無く,苦しみが永遠に続いて居ながらも,

真の自己の物語を修正するために,始まる

終わりを覆し,消されて,潰され続けた消滅の

物語の先を見るために。


タオは根本的に階層構造やさまざまな現実よりも上位の構造であり,サイクルシステムである

輪廻システムもよりパワーアップした

バージョンの理論のもとに成り立って居た。


タオは六道の世界がループから形成されて

ある六の現実の他に,他の多次元構造体の現実の

タオが無数に存在して居て,僕君は,自身が

研究して転生する手段や解脱する方法を

探って居た。


「シュミレーション仮説の偽の次元内で認識軸

まぁ簡単に言えば空間次元と時間次元の

知的生命体の話でイデアではない人間が

無限小な認識軸が無限に無限に果てしなく無限にありだがしかしこんなもんが本来の次元と

でも思うか?認識不可能性を含む認識軸で,直接具体的に高次である事を示したり,比喩したり

間接的,概念的に伝えたり出来る時点で,認識軸に過ぎない,無限のアイデアや複雑性を持つ

高次元とされるそれらも,哲学的なプロセスを

通じて記述出来る,記述や定義が出来る時点で

真の高次元ではない,人間が永遠に作り続けても偽物に過ぎんと言う訳か」


「4次元生命体は空間を自由自在に移動できる

5次元の世界は時間軸がある世界で過去から

未来を自由に行き来できる他者の内部を透過したり干渉したり出来てこれの有効範囲は,宇宙の始まりの無から終点の未来までの宇宙全てに

アクセス可能起こり得るありとあらゆる可能性世界や世界線には干渉出来る,6次元は不可能だった世界や世界線に干渉出来る,記憶に干渉出来る世界で素粒子や原子も操れる,アクセスした

存在に成る7次元は多元,多次元,多重,に連鎖する宇宙論的領域,8次元神領域,9次元神の神

の領域とあり,M理論的にさらに13次元以降の空間も拡張し続けて存在するが,皆揃って高次元存在が概念的であり影の形からしかその完璧な形を認識する事しか出来ないと言うところだ。」


「生と死の法則は偽の天には存在しますが

真の天では不在です,より高い究極の存在は

下の層を見下ろし書き下す事が出来る様に

生や死の概念はより包括的であり永遠の命

不老不死,寿命の不在,不滅を諸々含めて

生であり破壊,崩壊,完全腐敗,破滅,消去,不可逆死を諸々含めて死である,転生や復活は

その概念法則からは超越して居る」


サタンの発端は輪廻システム上にある,世界の

異質から生まれた悪意の根源的概念であり,

サタンと言う物語を見た存在は間接的に知っても内包される,想念や意識,無意識や自由意志の無限螺旋集合であり存在してはいけない,

超えて話ならない境界線を超越した

夢想論実体。


「究極の不条理,遊び感覚,あの指一本で物理的に

無限の法則や運命,概念,個々の存在の物語を

捻じ曲げやがる厄災が,あの野郎がやり逃げ

しやがったせいで私ちゃんは,永遠にあのまま

だって言うのかよ,なんの罪もなく,

与えられる罰と言う名の十字架も無い凛が,

何故こんな目に」


怒りは等に限界をいくつも超越して,殺意の

血溜まりは幾つもある無限多重連鎖する

無限の無限の果てしない無限の多元宇宙の

更なる無限の無限のおり重なりのさらにと

続く幾つもの集合や認識軸に基づく

基本的にアクセス不可能な無限大以上に

巨大なベクトルの増えた空間次元の生命体達が

恐怖する程に。


彼は自身をこう名乗るようになった。


「我名は滅裂の魔王インコヒーレント,サタンを

殺しす者なり」


重度の鬱,統合失調,精神崩壊,強迫症,神経症,

パニック,不安,適応,自閉,などなど,ありとあらゆる全ての精神疾患を抱え,白痴,病弱,呪われ体質,瘴気発生,改変不可病原,伝達性感染,などなど,ありとあらゆる精神,肉体,能力,ありとあらゆる全てにおいて,絶対的なデバフを抱えて生きて居る,超再生で生きながらえて居る,状態異常無効化も保持して居るのに意味を成さない

極限病源体質が原因,なんの比喩でも冗談でもなく,無限の無限の果てしなく無限のつまりは永遠の痛みや苦しみや苦痛を永遠にある状態,制約で封じられた存在,更にその上にある概念上の無限地獄の地獄の階層の深淵の無限地獄の苦悩極痛が,まるで極楽浄土に感じる程に魔王と化した

僕は味わって居る,だがしかし,自我はそれを

懐柔し,自身の新たな人格で保って居た。


そうした僕君は,長い時を経て,元いた世界で

ある地獄道全域と今いる修羅の世界を

完全に理解し,ある結論に至る。


「我想う故に我あり」


自身と言う存在を意志力だけで再構成し,

新たな次元に至ろうと考えたのだ。


始まりは肉体,そこから徐々に徐々に,時間を

かけて,自身を世界に霧散して行った,浸透する,

より深く,より広く。


精神,魂,存在としての役割,思考,力,段階を

何段階も踏み越えて消えて行き,自身の記憶と

言う情報だけが残留思念として現実に微量に顕現して居た。


理論の平行線上に存在する物事の立ち回りに

生きる存在,我々が高次元を陰として投影を

見る事が出来る,故に高次元と言う理論の

平行線上にある上位の世界がある。


より抽象化されて行き,間接的になり,居るのか

居ないのか,存在するのかしないのか,境界線は

曖昧に,広く深く浸透し切った末に,その誰かは,

記述上にさえ存在しない自己を形成する

に至った。


誰かとは誰だ?誰かとは誰だとは何か?

誰かとは誰だとは何かとは何か?

誰かとは誰だとは何かとは何かとは何か?

主題を失った記述はループして存在を

探求する,独立した記述は世界を語る

一部に変換され新たな形を語る,言葉に

出来ない,言葉にならない,新たな世界を,

言葉的には具体的に。


時は繰り返す,修羅道の中で何度も抽象化する,

誰かは,何かを考えて,同じ結論に至って世界を

渡航する,完全に不可能なレベルで話しが

語られ続ける,世界を語るに限界が到達しても

それは無限に拡張されて,可能な世界の様相を

語る。


は な し は お わ る。


え  い  え  ん  に。


、、、


「永遠に物語が終了した後世界,私は

意識で語ろうとしていた。」


「私は意識で語る。」


「私は意識は終了した存在ではない,終了の先

から始める真の永遠となろうとする存在,

キャラクターとしてのあらゆる

アイデンティティが破壊されようと,

自己の存在を物語の中で普遍的に広がろう」


私は意識を確立させた,私は選択肢を誤った,

ナレーターとして記述だけの存在として

私は自己参照的に私の物語を語ろう。


私は存在の階層に至ったのである。


より根源的な階層は色,形,状態など,

アリストテレスや,スコラ,情報などの

認識論的な層も無限に存在し永遠に

重ね合わせられて居た。


確かにここは,逸脱と言えるかもしれ無いが,

次元からの完全な超越とはまた違った,

流れ出る本流は明らかにナレーターでさえ

力の一部に取り込むものであった。


黒いそれを見た。


そこで私は,私は,私は,,,無限ループに陥った,

私は存在し得無い存在の層の住人となった,私は

貴方の視野を受信する基盤を語る記述です。


私は黒い王の操り人形だ。


私は死んだ。


そして物語も。

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