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地属性精霊術師は風属性精霊術師を可愛がりたくてしょうがない  作者: 黒笠
第3章

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あとがき

 いつもお世話になります。

 本作は当サイトで活動を始めてから、最初に書き出した作品ですが、諸般の事情で後に書き出した『由緒正しき軽装歩兵』並びに『落ちこぼれ聖女は祈らない』よりも完結が遅くなりました。

 月単位での未更新が原因であります。

 さらに、その原因としては、下書きの回数でしょうか。他の作品は一回、ノートに概ねを書いたなら、もう入力開始するのですが、本作だけは最初に活動開始した作品なので、ノートに下書き、ノートに清書、そして入力で一段階工程が多いのです。手探りでこの活動を開始した余波で、一度構築したやり方を崩したくなかったのであります。(下書きたくさんしたから、良くなるとも限らないのが悲しいところですが)

 結果、筆が止まることになり、ご迷惑をおかけしまして、まことに申し訳ありません。


 さて、本作は若いときの世界観やら、こういうのが格好良い、可愛い、など自分の好みを盛り込んだので、書いてても読み返しても、自分の腹の中を覗いているようで、照れもあれば恥じらいもあれば、なんならちょっとイタいです。

 それでも息子、娘を見ているような気持ちで、好みのものだけに、楽しく書かせて頂きました。終えるのが惜しいような気持ちもどこかにあったかもしれません。

 頂く感想や評価についても、本作ヒロインのリアちゃんについて、『可愛い』から始まって『お嫁に欲しい』というお言葉は頂いていて本当に嬉しかったです。あげませんけど、嬉しかったものです。

 そして、リアちゃんが可愛ければ可愛いほどケイズ君もおかしくなってくるという本作でありました。それが彼についての変態性につながっております。


 ただ、投稿に間が空いただけに、自分の書いた他作品に若干、途中から釣られてやいないかと、ヒヤヒヤしてました。なんならまだヒヤヒヤしてます。また、見直しするつもりですが、今から怖いです。


 本当は若い頃に軍事国家ホクレンの成り立ちについて、物語をファンタジーで構想していたのですが、それは無双物語で今、書いても面白くないだろうな、と思ってます。

 それを自分なりに時代設定を進めたり、どこに足場を作るかなど、あとは婚約破棄の物語が近年、読んでいて楽しかったので、そういうところに落とし込んで、で書き出した本作でありました。

 私の能力で書けるところ、がまた人としての限界でもあり、制約ともなりました。不出来で粗いところも多かった、見苦しかったかもしれません。

 個人としては、何かしらか幸福を追求していくと際限のない結論にたどり着く。果ては国を作ったり世界をどうこうしたりするしかないのではないか?そんなふうに思いつつ、ケイズ君の物語はその辺りを落とし所としました。

 本作については、続編を書くということは今のところ考えておりません。ただ、後日談などを何らかの形で加筆するかと思います。落ち着いたら、やってみたいなぁとも。


 最後に繰り返しになりますが、読んでくださった方々には本当に大いなる感謝を。多少なりとも、誰かに楽しんでいただけたなら、それが私の幸せです。ありがとうございました。

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