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Reality−異世界−  作者: Ongaku
26/30

アウタム国編1

絵が物凄い時間かかってしまった_(┐「ε:)_

住民「安いよ!安いよ!寄ってらっしゃい見てらっしゃい!」

商店街が広がる場所に若頭達は来ていた。


嬢「ほれ速くこんか!」


リ「はぁ。仕方ない。」


嬢「ため息をつくな!こっちも悲しくなるであろう。ほれあそこの団子が美味なのじゃ!ご馳走してやろう。」


リ「団子?」


嬢「スイ!こっちじゃ!」

若頭の手を取り、団子屋へ。


店主「これは若頭とお嬢様。いつもお世話になっております!」


嬢「今日は友達を連れてきたのじゃ!」


店主「お友達ですか?」


嬢「ほれ。こっちへ来い!」


リ「団子?食べに来た。」

リルネの後ろからぞろぞろと入ってきた。


ル「若頭私たちにもご馳走してくれるの?嬉しいわ〜!」


ニ「わーい!それじゃあお言葉に甘えて!」

ダンも無言で席に着く。


ミ「ご馳走してもらえると聞いて。」

そっと3人も席に座る。


ア「私達はお金を払うから気にしないでくれ。」


若「仕方ない。全員分俺が持つ。」


ル「流石は若頭ね!」


ニ「よ!若頭男前!」


チ「若頭兄貴!ごちそうになります!」


店主「大所帯になられましたなぁ。腕によりをかけて作らせていただきます。」

大量の団子を注文した。


店主「へい!お待ち!」


リ「これが団子。もちもちしてて喉に詰まりそう。でも美味しい。」


シ「ほんと美味ですわね!外に出なければ分かりませんでしたわ!」


カ「そうだね!街から出なかったら出会えなかったよ。」


ヴ「うめぇ。」


モアトス「なかなか。」


ミ「これ街で売ったら流行るかも…。」


嬢「ハッハッハッ!どうじゃみたか!味わったかー!これが団子じゃ!」


若「なんでお嬢が威張ってるんだ?」

わいわいしながら店の団子を食べ尽くした。


店主「若頭。お代はこちらになります!」


若「…。お前ら流石に遠慮というものを学べ。」


全員「ご馳走様です!」

文句を言いながらもお金を支払った。


ル「次は温泉に行くわよ!あんた達3人とはいろいろあったけど、ツキメラ様が認めたなら私達がとやかく言う必要はないわ。裸の付き合いとでも行きましょう!」

全員で温泉へと向かった。


女湯では

ア「はぁ〜〜〜〜。生き返るようだ。」


モコフワ「ほんとねぇ。」


ミ「あんたらいい体してるね。ちょっと触らせてよ!」

アリータスとモコフワの体をベタベタ触り始めた。


ア「こら!やめないか!」


モコフワ「ちょっとぉ〜。くすぐったいわよぉ〜!」


ミ「あたしも悩殺ボディになりたいな!そしたら男どもが私を求めて…」

アリータスからゲンコツをくらう。


ア「不純だ!」


ミ「冗談なのに。」

そのやり取りを見ていたニアは自分の体を見つめる。


ニ(わ、私だってまだ成長期のはずだから…大きい方が好きなのかな?この子達も大きくなるのかな?私だけ貧相な体のまま?理不尽だ!)


嬢「ハッハッハッ!見ておれ!これが飛び込みというやつじゃ!」

そう言うと、高く跳び上がり温泉に飛び込んだ。温泉が飛び散りみんなにかかる。


ニ「ちょっとコウヒメ様!もう少し節度をお持ち下さい!」


嬢「良いではないか!良いではないか!楽しく行こうぞ!」


リ「ふっ。リルネ大人だからそんな事しない。」


嬢「それならこれはどうじゃ!」

リルネを掴んで上に投げた。


リ「残念。リルネは空飛べる。」


嬢「それは卑怯じゃぞ!」

みんなでわいわいしているとガラガラっと音がしてライアが入ってきた。


ア「おうライア!よくここが分かったな!」


ラ「みなさん!たまたまですよ。ウェザーがここに温泉があるからって来ただけです。」


シ「ウェザー?いつから呼び捨てになったんですの?」

シフィとニアはニヤニヤしていた。


ラ「それは成り行きと言うか…。」


ニ「ほう。成り行きとな!どんな成り行きがあったのかお姉さんに教えていただけますかな?」


ラ「それは、えっと…。」


カ「もうライアさんをいじめたらかわいそうですよ!」

女子トークを繰り広げる女湯であった。


男湯

チ「気持ちいい~。」


若&ダ&モアトス「ふ~。」


ル「ヴェリーちゃん。あなたとは敵同士だったから言わなかったけど、体格もよくて男らしい一面もあって私のタイプ♡」


ヴ「そうか?その言葉素直に受け取っとくぜ。」


ル「良かったら背中流すわよ?」


ヴ「助かるぜ。よろしく。」


ル「え!?わ、分かったわ!」 

 (いつもなら拒否されるのに!びっくりしすぎて動揺しちゃったじゃない!落ち着くのよ私!)


ヴ「なかなか上手いな。」


ル「そう?」

 (いつもなら話題が次々出てくるはずなのに意識しすぎて何も出てこないわ!)


ヴ「変われ。今度は俺様が洗ってやろう。」


ル「ええ。お願いするわ。」

 (何よの展開!)


ヴ「お前もいい体してるな。あーでも姿形変えるんだっけか?」


ル「そうね。でも基本的にはこの格好よ。」


ヴ「そうか。自分らしく生きれるのが一番だよな!」


ル「…あの1つ聞いていいかしら?」


ヴ「なんだ?」


ル「私の事どう思ってる?あ、恋愛対象としてアリ?ナシ?」


ヴ「いい奴だと思ってるぜ。恋愛対象としては分からねぇ。恋したことがないからな。嫌ではないからナシではないんじゃないか?俺様自身も分からんな。」


ル「ええ!?(;゜д゜)ゴクリ…それなら…」

ヴェリーの方に振り返りお互い見つめ合う。お互い頬を赤く染めた。


チ「これが大人の恋愛ってやつか。」

つい2人に見入ってしまうチザン。目を瞑り無言を貫く若頭とダン。そこへガラガラっと扉を開ける血が流れ出たウェザー。


ウ「…ごゆっくり。」

扉をそっと閉めた。


モアトス「2人の恋愛に口を出すつもりはないけど、公然の目の前だから控えてくれないか?」


ル「そ、そうね。後で私の部屋に来てくれる?」


ヴ「いいぜ。」

バンッ!と扉が開く。


ウ「誰か俺に突っ込まないのか?このまま行ったら大人しか見れなくなるだろ。」


モアトス「すまない。2人に注目しすぎていたよ。」


チ「新しい扉が見えそうだったんで…ウェザーの兄貴その傷どうしたんですか?」


ウ「実はな…」

少し時間は遡りツキメラと別れ、街を歩いていた時


男「この化け物が!」


ウ「なんだ?」

声のする方に行くと、外で店の中を凝視して畏怖している男性が倒れ込んでいた。その男性にウェザーとライアが近づく。店の中からマフラーを目の下までぐるぐるに巻いた女性が出てきた。


女「化け物だ?そんな事私が一番分かってんだよ!見るなと言っただろう!」

そう言うと着物の裾からナイフを取り出した。そしてそれを思いっきり振りかざして男性目掛けて振り下ろした。そこへウェザーが割って入る。ナイフはウェザーに深い切り傷を負わせた。


女「邪魔をするな!客だろうがこいつは殺す!」


ラ「ウェザー大丈夫!?」


ウ「ああ。」

 (めちゃくちゃ強いじゃねーか!間に入ったら気づいて寸止めしてくれるかと思ったのにな。迷わず振り下ろしたな。)


男「た、助けてくれ!この化け物を倒してくれ!そしたら礼はする!」

店から出てきた他の女性たちが止めようとする。


女性「落ち着いて下さいサミハ様!ジョーノア様はお世話になっている方ですから!」


サ「うるさい。こいつはズタズタにしてやる。」


ウ「こいつを守ろうという気は失せたが」


ジ「え!?」


ウ「殺しまでする事なのか?」


サ「私の顔を見たからな。」


ウ「顔見たらまずい事でもあるのか?」


サ「だったら見てみるか?」

サミハの後ろにいた女性たちがウェザーに分かるように顔を横に振る。


ウ「いいのか?」

女性たちは一様に目をそらした。


サ「私は綺麗か?」


ウ「ああ。目しか見えないが綺麗だと思うぞ。」


サ「これでも?」

マフラーを取りナイフをウェザーに振りかざす。口元がパックリと裂け巨大な口が露わになった。


ウ「ああ。綺麗だな。」


サ「嘘をつくな!『感受』」

ウェザーの肩を鷲掴みしてナイフを振り下ろした。が、ナイフは寸止めで終わった。


サ「あり得ない。私はこんなにも醜いのに…綺麗だと?どうかしてる。」


ラ「私もお綺麗だと思います。」


ウ「どうした?早く化け物になって見せてくれ。」


サ「え?え、えっと~その…。うわぁぁぁぁぁぁぁ!」

下に俯いてもじもじし始めて、挙句の果てに猛ダッシュで消えていった。


ジ「あんたら変わってるな。いや、失礼。助けてくれて感謝する。名前をお聞きしてもよろしいかな?」


ウ「ウェザー・E・ライトだ。ウェザーでいい。」


ラ「ライア・スカーレです。ライアでお願いします。」


ジ「私は商人をしているジョーノア・ハリソンと申します。何かお困りの事があれば必ずお役に立ちましょう!」


ウ「その時はよろしくな。」

そうして傷を負ったウェザーは血を洗い流すのと疲れをいやすためにルストと以前訪れた温泉に向かったのだった。



時は戻る

チ「ジョーノアってどこかで聞いたことある気がする。」


若「商人の間で知らないやつはいないだろうな。それくらい有名な男だ。」


チ「めちゃくちゃすごいじゃないですか!」


若「ウェザー。その傷はサミハの頭の代わりに謝罪する。それにジョーノアの命を守ってくれた事にも感謝する。」


ウ「サミハの頭?」


若「ここについてあまり詳しく知らないみたいだな。」


ウ「まあ実質一日くらいしかいなかったからな。」


若「俺たちの組織はツキメラ様が治めるこの街と頭がそれぞれの国で治めている支部がある。全部で7人の頭がいて5人は支部に。残りの2人のサミハの頭と俺はここで補佐って感じだな。サミハの頭は実力でいったら頭の中で一番二番だな。部下にも優しいが、如何せん問題を起こしかねないからここにいるって訳だ。俺も頭の中では若輩者だからここにいる。」


ウ「他の国にも同じようなところがあるのか。俺が思っていたより大きいんだな。」


モアトス「さて、これ以上入っていたらのぼせてしまう。先に上がらせてもらうよ。」


若「そうだな。このくらいにして上がるか。」

結局みんな風呂から上がり、若頭の屋敷に移動した。そこで全員で宴をした。それは語られるかもしれない。


ア「すまないな。ウェザー達について行ってやりたいが、私とカトリーナは父上と母上の様子を見にリフダム国に行ってくる。」


ウ「気にするな。まだ情報もそろってないからな。」


モコフワ「私とチザンはぁ~ギルドの様子を~見に帰るわねぇ~。」


チ「ギルドは任せて下さい!」


シ「そしてわたくしは貴族相手という事でしたらお役に立てると思いますわ!なのでウェザーチームに加わらせていただきますわね。」


ラ「頼りにしてます!」

ウェザーはギルドメンバーにこれからどうするかを話していた。アリータスとカトリーナは両親の様子を見にリフダム国へ。モコフワとチザンは長期にわたって放置しているギルドへ。ウェザーとライアとシフィはティレンの情報を得ることにした。会議を終えるとそれぞれの部屋で眠りについた。



ウ「ここは?元の世界か?いや、近未来な建物ばかりだ。それに誰もいない。ん?」

ぞろぞろと大量の何かが物凄い速さで押し寄せてくる。ウェザーが対峙した事のある魔物たちだった。魔物の波に飲み込まれる。魔物の波はウェザーの体を食べていく。苦痛で叫ぶウェザー。上に出ようと手を突き出したが、魔物の波に飲み込まれ沈んでいった。それをウェザーが始めて倒した狼?が建物の上から見下ろしていた。


狼?「力に吞まれつつあるな。大きな力は身を亡ぼす。」


ウ「は!」

汗を流しながら悪夢から目を覚ました。


ウ(あの実験のせいか?あれから悪夢を見る頻度が多くなった。)


リ「うーん。ウェザーどうしたの?」


ウ「いや。何でもない。」

夜が明け、アリータスとカトリーナはリフダム国へ。モコフワとチザンはギルドへと向かった。ウェザー達はツキメラに呼ばれた。


ツ「少しは休めたか?」


ウ「おかげさまで。」


ツ「それは良かった。早速じゃがティレンと思しき情報が入った。どうやらアウタム国へ送られた可能性が高い。」


ウ「なら行くか。アウタム国へ!」





    To be continued




おまけ

挿絵(By みてみん)


ほれ。こっちへ来い。妾に其方の物語を見せてくれ。






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