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Reality−異世界−  作者: Ongaku
20/30

ウィンル国編9

ウィンル国編7の若頭の心の声の場所文字が変になってるのは私だけでしょうか?((´∀`))

何やっても変な風になります!諦めました!皆さんにも変に見えてるなら幻覚だと思って諦めてください!

少し時間は遡りマディエストと若頭の方へ戻る


マ「油断していたよ。モルモットに噛みつかれるとはね。」


若「モルモットになった覚えはないな。」

その時マディエストの方から声がした。


マ「やれやれ。聞こえているよ。私も忙しいのだがね。丁度いい。もう十分にデータは取れた。966をそこへ送ろう。」

マディエストは魔法石を取り出して声を発した。更に別の魔法石を取り出した。そこに向かって


マ「966をA棟へ送れ。」

施設内に声が響き渡る。


若『魔力纏ー無音斬ー』

マディエストはその攻撃を避けようたとしたが右腕が斬り落とされた。


マ「全く油断ならないね。」

そういいながらすぐに右腕が生えた。


若「この程度じゃ動じないか。流石は精霊と契約を交わさずに騎士団団長を勤めていただけの事はあるな。」


マ「さっさと終わらせてもらおう。『変形』」

マディエストは手足を地面につけ獣の様になった。部屋をマディエストは飛び出していった。


若(まずいな。追わなければあいつ等がやられる。追えば何が待っているか分からない…考えてる暇はない。)

若頭はマディエストの後を追った。マディエストは大きな扉に入っていった。そこへ若頭も入る。扉の先には巨大な空間が広がっていた。


マ「ついてきたようだね。さて始めようか。4571‐531の相手をしてもらおうかね。初めて成功した人工生命体だよ。光栄に思いたまえ。」

天井から1つのカプセルが降りてくる。カプセルが開くと2メートル程の人の形をした4571‐531が出てきた。体は半透明で心臓らしき物が透けて見える。頭はあるが、顔や耳はない。


若「人工生命体…昔に聞いたことがある気がするな。」


マ「4571‐531そこの男を殺せ。」

人工生命体が動く。


若(さて。こいつに俺の技が通用するのか試してみるか。)

 『静寂ノ隠』

若頭は姿を隠した。が、人工生命体は手を刃物に変えた。そして若頭のいる場所に迷わず飛び掛かってきた。


若(早い!)

若頭は人工生命体の攻撃を剣で防いだ。若頭は距離を取った。


マ「無駄だよ。魔素と魔力を感知できる4571‐531にとってお前は消えていない。」


若「お前はお喋りだな。『静寂ノ隠』『魔力ノ隠』『蜃気楼ノ隠』」

人工生命体は迷わず攻撃を繰り出す。しかし、霞のように若頭の姿が消えた。何もない所から突如短剣が現れ、人工生命体へと向かって行く。人工生命体は瞬時に短剣を手でガードした。短剣は手に深く突き刺さった。人工生命体の手はズブズブと音を立てて短剣が抜け落ち、手は元の状態へと戻った。


マ「なかなかやりますね。まるで第九騎士団のような力をお持ちで。私は少し興奮していますよ。」

人工生命体はしばらく蜃気楼の幻影を攻撃していたがやめた。人工生命体は部屋全体に重力魔法をかけ始めた。


若(やはり魔法も使えるのか)

だんだん強くなっていく重力に動きが制限されていく若頭。人工生命体は体から次々に手を出した。手から高圧の電気が部屋のあちらこちらに放たれる。若頭はなんとか回避する。その状態で人工生命体は部屋全体に巨大な岩の柱を創り出した。


若(これは流石に…『魔力纏』)

若頭は魔力を纏った剣で岩を斬り裂いた。瞬時に人工生命体が魔力を感知して猛スピードで若頭に距離を詰めた。人工生命体の刃が若頭に当たる。しかしそれは霞の様に消えた。


若(学ばん奴だな。『魔力纏ー無音斬ー』)

若頭が人工生命体のすぐ右後方へ現れ、人工生命体の心臓らしき物へ向かって刃を入れる。しかし、心臓へたどり着く前に刃が止まってしまった。


若(ゼリー状かと思えばこんなに硬くなるなんてな…)

人工生命体は若頭の腕を掴んだ。人工生命体は他の腕を若頭に向ける。魔力が全ての手に収束し、一気に若頭目掛けて放った。周りにあった岩を吹き飛ばす程の魔力の光線がだった。そこに若頭の姿形はなく、人工生命体は岩の破片を握り絞めていた。人工生命体に入り込んでいた刀が抜ける。そして、刀は消えてなくなった。

人工生命体は違和感に気づき、魔力を溜め爆発魔法を部屋全体に使った。


若(流石に気づいたか。『水遮壁』)

水の壁で爆発を防いだ。そう。若頭は右後方でなく左後方に隠れていた。岩を利用して幻影であたかもそこに実体があるかのようにして、刀は実際には逆方向に斬りつけられていた。 


若「はぁ。このままでは埒が明かないな。」


マ「諦めて死んでくれたまえ。お前の死体は有意義に使ってやろう。」

ちなみにマディエストは人工生命体の攻撃を真正面から食らっていたが、すぐに再生していた。

人工生命体は自身の爆発魔法で心臓部以外破壊されていた。


若「死ぬのはそいつだ。『水纏』」

刀に水が纏う。人工生命体は再生を終えて若頭に走っていく。人工生命体はむやみに攻撃しても若頭に当たらないと思っていた為、若頭にを捕らえようとしていた。人工生命体が5メートルくらいに入った。


若『水纏ー雫・波紋ー』

若頭が刀を振る。一滴の雫が人工生命体へと放たれた。その雫は人工生命体に当たると、直撃した場所から人工生命体の体に波紋を広げていく。更に当たった雫から大量の水が噴き出した。人工生命体の体も心臓らしき物も衝撃で吹き飛んだ。


マ「ほう。隠れるだけが芸かと思っていたよ。核が壊されてしまった今4571‐531の修復は無理だ。お陰で改善点がたくさん見つかったよ、協力感謝する。そのお礼に私が直々にお相手しよう。」


若「それは光栄だな。」

 (さて。ぎりぎりまで時間を稼いで逃げるとするか。)


マ「もし逃げるつもりなら無駄だよ?ここは実験モードになると扉は開かなくなる。扉もそこだけだからねぇ。」


若(まずい事になった。逃げることが出来ないなんてな。覚悟を決めて少しでも時間稼ぎをするか。お嬢すまない。帰れそうにない。)

「そうか。ならお前を倒してここを生きて出る!『水纏』」

マディエストが若頭に向かって動き出した。若頭は剣を振り下ろす。


マ『変形』『身体強化』

マディエストは若頭の剣を手で受け止めた。そして、手が剣を包み込むように変形して剣を自由に使えなくした。マディエストは続けて口を開く。


マ『怪炎』

口から炎を吐く。


若『水遮壁』

水の壁で攻撃を防ぐ。更にマディエストに蹴りをいれるのと同時に剣を振りほどいた。マディエストは後ろに引いた。すると地面が爆発してマディエストの足が4本のうち一本が吹き飛んだ。一瞬怯んだ隙に若頭がマディエストの目の前に現れる。


若『水纏ー雫・波紋ー』

人工生命体に放った雫がマディエストに直撃する。雫が当たった所から波紋が広がり衝撃でマディエストは吹き飛ばされた。人工生命体の時とは違いマディエストは普通に原型をとどめている。


マ『魔糸』

(さっきの爆発恐らく人工生命体と戦っている時設置したものだろう。)

マディエストは自分の後方に糸を吐き蜘蛛の巣のようにした。蜘蛛の巣をトランポリンの様にして若頭の方へ飛び掛かる。その間にも糸をあちらこちらに吐いた。


若『水纏ー雫・波紋ー』

若頭が技を放つ。


マ『変形』

左腕が伸び予め吐いておいた糸を掴む。その方向へ行き、攻撃をかわしただけでなく糸で勢いをつけて若頭へ突っ込む。更に変形して右腕が大きなドリルの形状になり回転する。


若(間に合わん!)

若頭はしゃがんで回避した。マディエストはあちらこちらにある糸を使い若頭が攻撃する暇を与えずに攻撃し続ける。若頭はそれを全て回避する。


若『水遮壁』

水で自身を隠した。水を貫きマディエストの攻撃が若頭に当たる。が、それは蜃気楼の幻だった。糸へと戻るマディエスト。しかし、糸が切れる。マディエストは地面に降りた。


マ「無駄だという事が分からんのかね?さっきは騙されたが、もう見えているよ。」


若「一瞬の隙さえ作れればそれでよかった。さっきの攻撃はいずれ受けきれなくなっただろう。攻撃に毒が混じってるかもしれんしな。」


マ「ほう。それで回避する事に専念していたわけか。戦い方を変えるとするかね。一瞬で終わらせるつもりだったが思いのほか手こずってしまったよ。お望み通り毒で死ぬといい。『変形』『怪毒霧』」

体が肥大化していき、体は6足歩行になり正面に大きな口が出来た。大きさは元の10倍程になった。大きな口が開き、霧を吐き出す。部屋が霧に包まれていく。


若『水纏』

体全体を水で覆った。


マ「頭がキレる男だね。すばらすぃいいい!!!この霧状の毒は皮膚から侵入し、体のすべての機能を停止させる。その状態でどこまで持つかな?」


若(少しでも…)


マ『螺旋炎雷岩』

大きな口から尖った岩が出てきた。風で回転させ、雷と炎と風の力で一気に放出する。


若『水纏ー雫・波紋ー』

雫と岩がぶつかる。雫から出た水と衝撃を超えて、若頭へ飛んでいく。若頭はその攻撃をかわそうとしたが、横腹をかすってしまった。かすった所からは血が出ている。


若「やはり騎士団団長は化け物みたいな強さだな。今の俺では到底かなわん。」


マ「なら諦めてその命を私の為に使いたまえ。」


若「出し惜しみな…」


?「ここかぁああああ!!!」

2人は声の主の方を見た。扉が斬られており、そこにアリータスが立っていた。


ア「やっと見つけたぞ!私の両親と仲間を傷つけた落とし前。つけてもらおうか!治療法もな!」


若(あの扉を斬るとは)


マ「貴様…1‐1065と888‐276を倒してきたのか。どいつもこいつも…まあいいでしょう。さあかかってきなさい。」


ア「言われなくとも!」


若「待て!ここの部屋は毒が充満している!体に魔力を纏え!」

忠告する前にアリータスは扉の中に入ってしまった。


ア「もう吸ってしまったが何ともないようだ。」

アリータスは毒を吸っても平気そうだった。


若「…ならいいが。」

(毒が効かないとはな。)


ア「貴殿が若頭殿か!礼は後で必ず!どうかこの男を倒すのを協力してもらえないだろうか?」


若「言うまでもなく協力しよう。だが勝算はあるのか?」

 

ア「斬るのみ!『魔力纏』」

剣に魔力が纏う。


マ『変形』

更に体が数倍も大きくなっていく。マディエストの面影はどこにもなくただの化け物になった。下半身の足6本に加えて上半身には6本の腕が生えた。体に巨大な口と目がある。


マ『怪炎・灼熱』

真っ赤な炎が巨大な口から吐き出される。


若『水遮壁』

水の壁を作る。だがその水は一瞬で蒸発して炎が押し寄せてくる。アリータスが若頭を抱えて移動した。炎が通た道は溶けている。


ア「大丈夫か?若頭殿。」


若「ああ。助かった。さっきよりもパワーアップしてるな。ここは一度作戦をって」

アリータスはマディエスト目掛けて跳び上がっていた。マディエストは1本の手で捕まえようとする。その手を斬り裂いた。


マ「ぐっ!貴様ぁ!」

他の手でアリータスに張り手で吹き飛ばした。なんとか受け身を取った。


若(まさか攻撃が通るとは…あいつの手まだ再生しきってない。まさか…)


ア「次は斬る!」


若「ライアのお仲間さん。」

若頭が近づいてきた。


マ『怪風・暴』

風がアリータス達を襲い2人は壁に叩きつけられた。アリータスはまたマディエストに斬りかかる。


マ『風纏』

防御する腕に風を纏う。


ア『魔力纏ー大剣ー』

剣の魔力が増大して大剣になる。防御していた手を斬り裂く。更にマディエストが防御しようとした腕3本も斬り裂いた。残り2本の腕で電気を溜めたいた。


マ『怪雷・稲妻』

激しい稲妻がアリータスを襲う。アリータスは吹き飛んだ。


若「大丈夫か?」

若頭がアリータスに肩を貸す。


ア「ああ。すまない。」


若「作戦と分かった事がある。」


ア「教えてくれ。」


若「まず、あの図体だと再生能力が遅くなる。人間くらいのサイズだった時は一瞬で治っていたが、今は腕が1本しか回復していない。つまりあいつの腕をすぐに切り落とせば防御するのは魔力だけになるはずだ。」


ア「なるほど。それで作戦とは?」


若「簡単だ。俺を信じてあいつに斬りかかればいい。腕を切り落としたら最大の技をあいつの体にぶち込め!」


ア「単純で分かりやすい作戦だ!」

アリータスは走り出した。


若「ここが使いどころか…『妖化』」

若頭の姿が変化する。白い炎に包まれた。


マ「覚悟はできたか?」

マディエストの腕は4本ある。アリータスはマディエストの左側の2本の腕を切り落とした。マディエストは残りの腕でアリータスを攻撃する。しかしそれは若頭が作り出した幻影だった。アリータスはマディエストの右腕2本も斬り落とした。


マ「ちょこまかと鬱陶しい!『怪炎・灼』」

大きな口に炎が見える。


若「お前は確かに強い。だが大きくなりすぎてお前は俺を捉える事が出来ないようだな。『水纏ー白夜ー』」

若頭はマディエストの下に潜り込んでいた。白い水が剣に纏う。剣を振り上げた。下から白い水がマディエストの体にかかり大きな口の下顎までかかった。水は白い炎となり燃えた。マディエストの下顎が焼け、技が失敗に終わる。


ア「これで終わりだあああ!!!『魔力纏ー大剣ー天空魔斬』」

アリータスの一撃がマディエストを真っ二つに斬り裂いた。


若「やったか?」


マ『変形』

マディエストの体が元の姿へと戻る。


ア「やはりあれくらいでは倒せないか。」


マ「君たちを踏み潰す気でいたのだがね。君たちの相手をするならこちらの姿の方が戦い易いようだ。ほら?そこだろ?『怪炎・灼熱砲』」

手から高温の炎を誰もいない所に放たれる。炎が何かに当たる。若頭だった。体に火傷を負っている。


ア「薄々思っていたが、人造怪人の二つ名で有名な第七騎士団団長だな?なぜここまでして色々と実験をするのだ?」


マ「分かるだろう?進化するためさ!人間は弱い。だから魔物の力を取り込むことで力だけでなくあらゆる力を手にする事が出来る!そうすれば魔族を滅ぼすことが出来る。それだけじゃない!病気もなくなる!ケガも魔力で自然治癒できる!いい事ばかりだ!」


ア「その為なら他の人の命は厭わないと?」


マ「ああ。薬だってそうだ。被検体がたくさんいたからこそ今普通に使う事が出来ている。お前たちが知らないだけで命の上にお前たちは立っている!どこに私の落ち度がある?」


ア「確かにあなたの言っている事は正しいかもしれない。だが、それは同意があってこそじゃないのか?それに人間が力を持つことでいい世界になるとは思えない。力を持った人間は何をするか分からない。今の様に。」


マ「そんなことを言ってるから人類は進化出来ないんだ!!見せてあげよう。さらなる力を。強大な魔力は世界と繋がり世界を作り出す。『ワールドリンク』」

マディエストの足元の金属がマディエストの体に吸収されていく。アリータスがマディエストのに斬りかかる。


マ『風纏』

体に風を纏う。右腕でアリータスの攻撃を受け止めた。体全体が吸収した金属で覆われている。背後から若頭がマディエストの首目掛けて刀を振り下ろしたが左腕で受け止められた。


マ『変形』『身体強化』

マディエストのお尻あたりから尻尾が生え、若頭の腹部を貫いた。吐血する若頭。アリータスの剣に更に力が入る。マディエストは左腕でアリータスに掌底を食らわせ吹き飛ばした。アリータスは剣を地面に突き立てて態勢を整えた。それと同時に剣が壊れた。マディエストは次に若頭に刺さった尻尾を引っこ抜き右手で掌底を若頭に食らわせて吹っ飛ばした。


マ「弱っている君から終わらせてあげよう。『変形』『怪雷・稲妻砲』」

マディエストの両腕がくっつき筒になった。そこに電気の魔力が集まっていく。


ア『魔力纏ー大舞蛇ー』

壊れた剣の破片を媒介にして巨大な鞭を作り上げて、マディエストに攻撃した。マディエストは吹き飛ばされ、放たれた稲妻は若頭に当たらなかった。


若(くそ!受けたダメージが大き過ぎる。完全に足手まといだ。魔力の限界も近い。この毒の霧のせいで体に魔力を纏わ続けないといけない。どうする?)


マ「まあいい。貴様を先に始末しよう。」

吹き飛ばされたマディエストは何事もなかったかのように立ち上がった。マディエストは地面から金属を吸収する。

アリータスは走り出す。マディエストも走り出した。


マ『変形』『風纏ー風ノ太刀一線ー』

マディエストの右腕が巨大な刃になる。風が腕に纏う。その腕を横に思いっ切り振った。


ア『修復』『魔力纏ー大剣ー』

大きな鞭にしていた剣を元に戻して魔力を纏い大剣にした。マディエストの腕に振り下ろす。金属同士の火花が飛び散る。マディエストの腕に少しヒビが入る。


マ『変形』

マディエストの左腕に鉄骨の様な物が次々と腕から突き出る。巨大な鉄骨の集合体になった。それを思いっきりアリータスにぶつけた。ミシミシと音を立ててアリータスは吹き飛ばされた。


ア(体の骨が折れたか…それだけじゃない。恐らく毒も回ったのだろう。体が痺れている。後一撃しか出来ないだろう…)

マディエストが少しづつアリータスの方に歩いて行く。アリータスの前に若頭が立ちふさがる。


若『水纏ー白雫・波紋ー』

若頭が白い雫をマディエストに当てる。直撃したところから波紋が広がり大量の白い水と炎がマディエストを襲う。マディエストは何事もなかったかのように歩いてくる。若頭はマディエストに斬りかかった。それを右腕で受けて若頭を横に弾き飛ばした。若頭も体に限界が来ており動けなくなった。


マ「さあ。今楽にしてあげよう。」

アリータスは目を瞑っていた。マディエストは冷酷に冷静に右腕を振り下ろした。アリータスはそれを受け止め、次に尻尾でアリータスの心臓を貫こうとするがそれを回避する。回避したところに左腕と壁で圧死させる。そうマディエストは考えていた。

アリータスは目を開けた。


ア『瞑想一振』

アリータスは右腕に剣を合わせる。腕に剣が入り込む。マディエストは尻尾をアリータスの心臓目掛けて放つ。ここでマディエストと思っていた事と違う展開になる。アリータスは尻尾を少ししか避けなかった。胸の中心辺りに刺さる。吐血しながらも剣を振るう。マディエストの右腕が切断された。急いで尻尾を抜き左腕で押しつぶそうとする。左腕に剣が当たる。少しづつ斬れていく。


マ「この私があああ!人類を超えた存在の私が負ける訳ない!!!『変形』『密・高質化』」

マディエストの左腕が肥大化していき手の形となる。手の内側は鋭利な刃になった。握り潰そうとする。


ア「負けるものかあああああ!!!!!」

アリータスに桃色と金色の魔力が纏う。隠れていた片目が一瞬露わになる。その目の瞳は桃色でその中に金色の模様があった。マディエストが握り潰す速度を超え、アリータスの剣が左腕を斬り裂いた。そして、左肩にアリータスの剣が入り右脇腹へと抜けていった。マディエストの体が二つになった。マディエストはその場に倒れ込む。


マ「…再生できない。だが、出血もしていない。一体何をした?」


ア「…知らん!…私の両親の治療法を教えろ!」

アリータスは立っているのがやっとだった。


マ「私はどこで間違えた?魔力を使いすぎたせいか?魔法よりも肉弾戦の方が優位に戦えると判断したからか?私は人類を超越した存在なのだぞ?負けるはずがなかった。」


ア「ハハハ!…人間を超越した?人間はどれだけいっても人間は人間だ!私もお前もな。」


マ「…教えてやろう。お前の両親の治療法。私が作り出した魔物を脳に寄生させている。それを取り除けば元に戻るだろう。だが、それは…成功……すればの…話だがね…。」

マディエストの切り口から血が出てきた。


ア「そうか。マディエスト殿。あなたは強かった。その頭脳と力を別に生かせば私達は戦わずに済んだかもしれないな。」


マ「…私は間違って…いただろうか?…」

マディエストは動かなくなった。


若「終わった…か…。すまない。力になれなくて。」

若頭がアリータスの元へやって来た。


ア「いや。あの稼いでくれた時間がなければ殺られていた。ところで、貴殿の名前はなんと言うのだ?」


若「俺は…」

その時マディエストの体が動き出した。どんどん肥大化していき、部屋ギリギリの肉塊になった。肉塊から触手が出て、出入り口に伸びていった。アリータス達は肥大化する際に壁の方へと追いやられた。


若「…まだ戦わなければならないのか。ハッキリ言って動くので精一杯だ。」


ア「すまない。私もだ。」

肉塊から出てきた触手がアリータスの達の方へ伸びてくる…。








                         To be continued








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