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Reality−異世界−  作者: Ongaku
19/30

ウィンル国編8

眠いどれだけ寝ても眠い( ゜Д゜)ネムヒー

ライアはチザン、シフィ、モコフワ、カトリーナが捕まっている場所へ着いた。扉をこじ開ける。扉の中には幾つもカプセルがあり、その中に人や魔物が入っている。人は服を脱がされ裸体になっている。


研究員「お前は誰だ!?」

それを管理する研究員が5人いた。


ラ「私の仲間を解放してください。」


研究員「仲間?何の事だ?まあいい。お前を捕らえてここのカプセルに入れるとしよう。」

徐々に研究員の1人がライアに近づいていった。


ラ『魔力波』

魔力の波が研究員を吹き飛ばした。だがその研究員は壁直前で受け身を取り壁にくっついた。


研究員「私達が弱く見えたか?インテリだから弱いと決めつけたのだろう?私達は脳筋のヴェリーには勝てんがそこそこ強い部類だ。ここを守らなければならないからな。」


ラ「私今加減する心の余裕も時間の余裕もないんです『雷連繋』」

ライアの両手から巨大な稲妻がほとばしる。そしてその稲妻が1人の研究員に当たり、次の研究員へ稲妻が伸び次々と感電していった。喋っていた研究員を残して他の4人は電気を浴びて黒焦げになり、気絶していた。


研究員「…ま、待て。お前さんの言うことを聞こう。いや。聞かせていただきます。」

ライアの強さを目の当たりにして本能で勝てないと悟ったのか、研究員は従順になった。


ラ「私の仲間チザン、シフィ、モコフワ、カトリーナの4人を解放して!」


研究員「えーと…どなたですか?」

苦笑いを浮かべる。


ラ「最近連れてこられた人たちです。男の子1人と女の子2人、女性が1人。」


研究員「ああ!分かりました。3-1065と…」


ラ「番号で呼ばないでください!みんな名前があるんです!」


研究員「ひっ!そ、そうですよね!すみません!!」


ラ「というかここに捕まってる皆さんを解放してください!」


研究員「そ、それは流石に出来ませんよ…」


ラ「4人も全員も解放するのは変わらないじゃないですか!」


研究員「マディエスト様に殺されてしまいます!」


ラ「仕方ないですね…私の目を見てください。」

(フィールン族の皆さんも救出しないといけないからね)


研究員「え!?」

研究員はライアの言動に驚きつつライアの目を見た。


ラ『支配眼』

研究員の目がうつろになった。


ラ「ここの施設の魔物以外の人を解放してください。」

研究員は返事をするでもなく淡々と機械をいじった。すると目の前のカプセルが次々開いていく。

キャーという声がしてそこへ行ってみるとシフィが胸と下半身を手で隠していた。すぐ近くにチザンとカトリーナとモコフワがいた。3人は気絶していた。


シ「なんでわたくし裸ですの!?」


ラ「無事でよかった!」

ライアはシフィに抱き着いた。


シ「え?ライアさん?」


チ「うーん。あれ?ここはどこだ?」

チザンが目を覚まし起き上がる。


カ「あれ?なんで私ここにいるんだろう?って裸!?」

カトリーナも目を覚ました。


モ「ふわぁ~!よく寝たぁ~。あれ?服脱いじゃった。」

モコフワは恥ずかしがる素振りもなく裸を隠さない。


チ「も、モコフワの姉さん…か、隠した方が…」


シ「あんた!何見てんのよ!」


チ「ぐはっ!!」

チザンはシフィの強烈なビンタを食らった。


チ「お、お前も裸じゃねぇか…」


シ「キャッ!あんた後で覚えときなさいよ!」


チ「見たくて見たわけじゃないのに…」

チザンは半泣き状態だった。


ラ「みんな!良かった!」


カ「あのライアさん。今の状況説明してもらえますか?」

ライアは事の説明をした。


チ「街長に騙されてたなんてムカつくぜ!」


シ「そうね。この落とし前はつけさせてもらいますわ!」


カ「まずはここからの脱出ですね。せめて服が欲しいです。」


モ「そうねぇ~。いつまでも裸じゃ恥ずかしいもんねぇ~。」


ラ「研究員さん。ここにいる人達の私物はどこですか?」


研究員「Dエリアの所にあります。」


ラ「ここにいる人達で全員ですか?それとも他の場所にもいるんですか?」


研究員「人はこのCエリアにしかいません。他のエリアは人ならざる者です。」


ラ「分かりました。」


カ「協力者の方ですか?」


ラ「まあそんなところかな…早く寝ている人を起こしてDエリアに行こう!研究員さん案内してください!」


研究員「分かりました。」

カプセルから出てまだ寝ている人を起こし、移動を始めた。総勢50人ほどになった。研究員がDエリアへと案内した。途中警備隊が襲ってきたがライアが片付けた。研究員がここに攫った人の私物が置いてあると、扉の前で止まった。扉を開ける。


シ「何かの罠じゃないですわよね?誰もいないみたいですけど。」


ラ「研究員さん。何か罠がありますか?それともいつもは警備隊が配置されてるんですか?」


研究員「罠も警備隊もいません。我々からしたら重要な物ではないのでここに置いてあるだけです。」

研究員の言った通り荷物はぐちゃぐちゃに置かれていた。シフィ達は自分の服や武器をその中から探し出した。


モ「これでマスターを助けに行けるわねぇ~!」


シ「モコフワさん…その服違いますわ。お腹出てますわよ?」


モ「あれぇ~?小さいと思ったぁ~!」


チ「それはそれでグットです!」

チザンは親指を立てたがシフィに殴られた。


カ「んん!気を取り直してお姉ちゃんとウェザーさんを助けに行きましょう!」


ラ「そうだね!2人にこの荷物も届けないと!」

助けられた人々がライアに感謝を述べ、一緒に戦い脱出すると宣言した。


ラ「フィールン族村長トマ・フィールンとの約束ですからね!皆さん頑張ってここを脱出しましょう!」


フィールン族「トマ様…トマ様はまだ生きておられますか?」


ラ「はい!フィールン族の方ですか?」


フィールン族「はい…良かった…」


ラ「さあ行きましょう!」


フィールン族「はい!」

ライアは研究員にアリータスのいる場所へと案内させた。しかし既にその場所にアリータスはいなかった。


カ「お姉ちゃんどこ行ったの?」



アリータスへと場面は変わる。


アリータスは1‐1065と888‐276の男女を見るなり驚いていた。


ア「母上!父上!ここに居られたのですか!?」


研究員「マディエスト様は実力でこの2人を選んだのかと思ったらこういう事だったのか。良かったですね。両親に会えて。」


ア「母上!父上!私です!アリータスです!」

2人共何も喋らずアリータスに近づいてくる。2人はアリータスの両腕をそれぞれ掴みアリータスの体を壁へと押し付けた。身動きが取れなくなる。


ア「何をするんですか!?」

2人はうつろな目をしている。


研究員「無駄ですよ。今やそこの2人は私達研究者の言う事しか聞かない道具ですからね!」


ア「なんだと?…」

アリータスは両親の拘束を振り払った。


ア「道具と言ったか?」


研究員「その通りです!さあ2‐1065を捕らえなさい!腕や足を切り落としても構わない。後で接合すればいいからね。」

2人は剣を抜いた。


ア「どうか正気に戻ってください!私はあなた方に手を出せません!」


研究員「なら大人しく捕まりなさい。」


ア(ここで捕まるわけには…ウェザー達を助け出さねば。)

じりじりと詰め寄ってくる両親。2人は剣をアリータスに向かって振り下ろした。アリータスも剣を抜きその攻撃を受け止める。父親のフリムがアリータスの腹部に蹴りをいれた。アリータスは後方へと飛ばされる。受け身を取り立ち上がった。

2人は剣に魔力を纏わせ少しづつ近づいてくる。


ア「本気なんですね…ふっ。私はお2人がいなくなってからお2人に習った剣術を磨いてきました。」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

アリータスが10歳の頃  カトリーナは1歳 


フ「アリータス!お前はもう10歳だ。これから剣術を教える!」

父親フリム・ヌダルクス


ア「はい!父上!お願いします!」

アリータスはフリム指導の下剣術を学んでいった。


ギ「精が出るわね2人共。少し休憩したら?」

母親ギリア・ヌダルクス


カ「あーあー。」

カトリーナはギリアの膝の上でのほほんとしている。


フ「ギリア…そうだな。少し休憩しようか!」

ギリアとフリムこの2人は剣術大会で出会い、剣で語り合っているうちにお互いが恋に落ちたというエピソードがある。いつか語られるかもしれない。

フリムは剣術大会が終わったのちギリアのいるフラクメイへ所属し、フリムとギリアはその剣術のコンビネーションで名をはせた。


ア「もっと学びたいです!」


フ「向上心はいい事だ。だが休むのもまた修行。それに剣術を学ぶだけじゃダメだ。信念を持たねばな。」


ア「信念ですか?」


フ「そうだな~なんで剣を振るうのかとかその理由って感じかな?」


ギ「アリータスにはまだ早いかもしれないわね。」


フ「そうだな。ゆっくり自分の信念を見つければいい。」


ア「はい!信念?を見つけます!」

4人はほのぼのと毎日を過ごしていた。それから2年後事件が起きる。


フ「父さんと母さんは仕事に出てくるからカトリーナを頼んだぞ!」


ア「はい!父上!」


ギ「それじゃあ行ってくるわね!」


ア&カ「行ってらっしゃい!」

2人は出かけて行った。アリータスとカトリーナは外に出た。


ア「カトリーナ。お姉ちゃんは剣の素振りをするからそこで遊んでてくれ。」


カ「うん。」

カトリーナに人形を渡し、アリータスは素振りを開始した。


ア(未だに信念というものが分からない。強くなれば分かるようになるかもしれない!)

そう思いひたすらに剣の素振りをした。


カ「あ!虫!虫さん待って!」

カトリーナは虫を追いかけて何処かへ行ってしまった。


ア「ふー。そろそろ休憩しよう。カトリーナ喉乾いたろ?っていない!カトリーナ!カトリーナ!」

呼んでも返事は帰って来ず、近くに姿が見えない。アリータスは必死に探し回った。すると路地裏にカトリーナに渡していた人形が落ちていた。


ア「カトリーナ!どこにいる?」

どんどん奥へと進むと両手両足に枷をはめられた男がカトリーナを抱えて歩いていた。カトリーナはのんきにじたばたして遊んでいる。


ア「カ、カトリーナを返してください!」


男「あ?こいつは人質なんだ!邪魔をするな!」

アリータスは男の前に立ち剣を構えた。


男「なんだ?やる気か?騒がれても困るしな。殺すか。」

カトリーナは泣き出した。


ア(あれ?なんでこんなに手が震えてるの?怖い…助けて!)

アリータスは剣を振る事が出来なかった。その時アリータスの肩にそっと手が置かれた。


フ「大丈夫か?」


ア「父上!」


ギ「2人がいないから心配したのよ?ギルドの子がアリータスがカトリーナを探してる所を目撃して一緒に探してくれてたみたい。」


ア「母上!」


フ「お前たちが無事でよかった。」


男「チッ!近寄るんじゃね!お前らの子供は人質として預かる!」


フ「何が目的だ?見たところ奴隷の様だが。」


男「奴隷だ?ふざけんじゃねぇ!俺は…俺は人間なんだ!自由に動けず飼い主に死ぬまで働かされる気持ちが分かるか!?俺は自由になりてぇんだよ!」

ギリアは男が反応出来ない速度で移動し、腹部に剣の柄を当てた。男が怯んだすきにカトリーナを救出した。男は観念したのか膝を着いた。


男「殺せ。そうすればもう苦しい思いをしなくて済む。」

フリムは目にもとまらぬ速さで男の枷を斬り裂いた。男から枷が外れる。


フ「お前は自由だ。後は勝手にしろ…」

男は一瞬驚いた表情を見せどこかに消えていった。


ア「なぜ逃がしたのですか?あのまま逃がしたら危険なのでは?」


フ「元々奴隷制度が嫌いなんだ。」


ア「そうなんですか…私怖くて…カトリーナを守らないといけないかったのに…剣を持つ手が震えて…」

アリータスは泣いていた。


フ「男が怖かったのか、人傷つけるのが怖かったのか分からんが…いいか?剣は人を殺すことも生かすことも出来る。要は使い方次第だ。父さんは人は殺さない。それと昔と違って今は愛する家族と仲間を守る為に剣を振るう。それが父さんの信念だ!」


ギ「私もよ!アリータスあなたはあなた自分の信念を見つけなさい。そうすれば怖い物はなくなるわ。」


ア「私は…まだ弱いのでカトリーナを守る為に強くなります!それでもっともっと強くなったら父上母上そしてギルドの仲間を守れるようになります!」


フ「頼んだぞ?」


カ「お姉ちゃん好き!」

アリータスにカトリーナが抱き着く。


ギ「あら。お姉ちゃんが大好きみたいね!」


ア(…か、かわいい!!!こんな事があったんだ…変な虫が付かないようにカトリーナを守らなきゃ!)

こうしてカトリーナに対して過保護になった。そして手の震えもなくなり実力をメキメキつけていった。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

元の時代に戻る


ア「そして私なりの信念を持ち今日まで来ました。私には今大切な仲間がいます。モコフワ、ウェザー、ライア、チザン、シフィ、そしてカトリーナ。昔は信念がフワッとしたものでしたが、今になってやっと実感を得ました。家族と仲間を守る為に剣を振るう。剣でお2人を生かす為に仲間を生かす為に私は戦う!『魔力纏』」

アリータスは剣に魔力を纏わせた。両親の2人は声が届いているのか目から涙を流していた。それでも命令に逆らえないようでアリータスに剣のコンビネーションで攻撃してくる。アリータスは攻撃を完璧に防ぐ。その間どうやったら2人を救えるかを考えていた。


ア(魔法で操られているのか?それとも何か体に施されているのか?考えてもらちがあかん。答えは決まっている。あそこの研究員とマディエストを捕らえれば分かる事だ!)

アリータスは両親の攻撃をかいくぐり研究員を捕らえようとした。が、両親にあと少しの所で邪魔された。


研究員「お前ら私をしっかり守れ!あいつにダメージ与えるには技を使うしかないぞ!」


ア(お2人には申し訳ないが動けなくなってもらうしかない…あの構えは2人の最強技!)

フリムは剣に黒い光を纏い、ギリアは剣に白い光を纏った。そして同時にアリータスに向かって走り出した。


ア『魔力纏ー大剣ー』

アリータスの剣に巨大な魔力が纏う。そこへフリムとギリアがほぼ同時に剣を振り下ろす。×の様に斬り、前にフリムの剣、その剣に重なるように後ろからギリアの剣。2人の力で威力が増し、白黒の×斬撃がアリータスの剣とぶつかる。アリータスの剣を斬り裂きアリータスの体に傷をつけた。威力は落ちていた為、表面だけの傷で済んだ。


ア(やはりこの技はとんでもない威力だな。今の剣じゃ防ぐことすらできん。)

アリータスの思った通り通路には斬撃の爪痕が残っている。


研究員「これで投降するしかなくなりましたね~。」


ア「心配には及ばない。『修復』」

剣が元通りになる。


研究員「そんな魔法を使えるとは。まあ時間の問題でしょう。」


ア「さっきの技は確かに強力だ。だがあの技は2人の息が完璧にあってこそだ。だから、そうさせないようにすればいいだけだ!」

アリータスは距離を詰め、2人の息が合わないようにそれぞれ攻め立てる。魔力纏ー大剣ーの峰打ちで動けなくするつもりだったが、それが精一杯でそれどころではなくなった。大剣は威力は絶大だが、動きが少し遅くなってしまう為攻撃の隙を与えてしまう。かと言って決定打がなくアリータスはどうするか模索していた。


研究員「諦めませんか?更に状況は悪くなりましたよ?」

アリータスの所に魔物がやってきた。


ア(く…ここで隙を作ればまたあの技が来る…どうしたら…)


シ『炎円輪』

炎のチャクラが飛んできて魔物を真っ二つにした。


ア「シフィ!」


シ「助けに参りましたわアリータスさん!」


チ「俺達もいますよ!」

アリータスの戦っている音でシフィ達が駆けつけてきた。


カ「え?なんでお父さんとお母さんとお姉ちゃんが戦ってるの!?」

カトリーナ到着。


ア「カトリーナ…父上と母上は操られている。あそこの研究員を捕まえてくれ!」

その時隙をついたフリムがアリータスの背後から剣を振り下ろす。それをライアが止めた。


ラ「今ですモコフワさん!」

察したアリータスは右側の壁にギリアを押し、ライアはフリムを左側の壁に押し真ん中に道を作った。


モ「わかったよぉ~!『綿雲檻』」

モコフワのバズーカから雲が出て研究員を檻の中へと閉じ込めた。


研究員「なんだこれは?出られんぞ!」


ア「お2人を治す方法を聞いてくれ!」

チザンとシフィとモコフワとカトリーナが近寄っていく。


チ「観念して教えてくれよ!」


研究員「何も知らん!」


モ「おねが~い!」


研究員「知らんと言っとるだろ!」


シ「ならこの人には用はありませんわね!早く片付けましょう!」


研究員「私は本当に知らないんだ!知ってるとすれば一部の研究員かマディエスト様だけだ!」


カ「それでマディエストって方は今どこに居るんですか?」


研究員「恐らくは部屋に戻っておられる。」


ラ「その方の言う通りです。今は若頭が戦ってくれています。」


ア「若頭?」


ラ「協力者です!詳しいことは後で話します!」


ア「そうと決まれば…カトリーナ!」


カ『眠人』

両親に向かって魔法をかける。魔力や体力が少なくなればなるほど効き目は強くなり眠りにつく。アリータスと戦っていた為、少し眠気が両親に来た。その瞬間をアリータスは逃さない。


ア『魔力纏ー大剣ー』

アリータスは両親2人共を峰打ちで壁に叩きつけ気絶させた。ここにカトリーナの技でより深い眠りにはいった。


チ&シ&モ&ラ(うわっ。容赦なっ!)


ラ「これアリータスの武器と服です!」


ア「助かったライア。」


ラ「当然の事をしただけですよ!」


ア「これでマディエストに落とし前がつけれる。私はマディエストの所へ行って治療法を聞き出してくる。その間に両親とウェザーを連れてここの施設から脱出してくれ。」


ラ「私も…」


ア「いや。ライアがみんなと一緒にいてくれた方が心強い。頼めるか?」


カ「お姉ちゃんは言い出したら聞かないですよ。」


チ「間違いない。」


シ「あんたが言うな。」


モ「無事にぃ~帰って来てねぇ~!」


ア「ああ。行ってくる!」

アリータスはマディエストの方へと向かって行った。


カ「私達も行きましょう!」

救出した人々は誰もいなかった部屋に隠れてもらっていた。その中の人が両親を運んでくれるという事で任せて、ライア達は護衛として働きウェザーのいる方へと歩みを進み始めた。



ウェザーの場面へと移る


ルスト、ニア、ダンはそれぞれ4531‐966、モアトス、ミルチと戦っている。ウェザーはまだ動けないでいた。


ヴ「おいおい!さっきのはまじで死んだかと思ったぜ!」

ヴェリーは右上半身を復活させていた。しかし、今までの余裕はヴェリーにはなかった。それでもルスト達には絶望的だった。今相手している敵で手一杯だったからだ。ウェザーは動けない。守ることが出来ない。

ヴェリーは棍棒を持ちゆっくりとウェザーの方へ進んでいく。その時


ラ「待ってください!」


ヴ「あ?誰だ?」


ウ(ライア?裏切者でいや、殺されて…あれは夢だったか?…頭が混乱する。でもなんだこの感じ)


ラ「ウェザーさんの仲間です!」


ヴ「お前らか。騒がせてるのは…少し待て。こいつを殺したらお前の相手をしてやる。」


ラ「怖いんですか?ウェザーさんが。」


ヴ「あ?俺様に怖いもんなんてねぇ!」


ラ「それなら先に私を相手にしても問題ないんじゃないんですか?それとも私が怖いですか?」


ヴ「その挑発乗ってやるよ!」

ヴェリーはライアの方へ体を向けた。


ウ「待て!…俺がやる…」

 (誰かに守られてちゃ強くなれない…だから限界を超えるんだ…)


ラ「その体でどうやって!?」


ウ「そこの肉を食わせてくれ。」


ラ「その魔物の肉ですか?」


ウ「ああ。まさかダメとは言わんよな?」


ヴ「チッ!勝手にしろ!」


ライアはウェザーにお肉を渡した。

ラ「本当に戦うつもりですか?」


ウ「ああ。手を出さないでくれ。あいつを倒せばもっと強くなれる感じがするんだ。超えるべき壁がすぐそこにある。」

ウェザーはお肉を食べた。ウェザーは回復に意識を集中させる。瞬く間に右手が生え、左手のぐにゃぐにゃだった腕も元に戻った。


ラ「死なないで下さいね。」

 (物凄い再生力…人の域を超えてる…)


ウ「もちろんだ。待たせたな。」


ヴ「いや。俺様の方も魔力が回復できたぜ!さあ続きを始めるぜ!!!」










                     To be continued





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