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Reality−異世界−  作者: Ongaku
13/30

ウィンル国編2

ウ「ここがネンソサキの街か。」

ウェザー達はネンソサキの街へ到着していた。


ア「ああ。私も来るの初めてだから、この街についてあまりわからんがな。」

(ここに父上と母上がいるかもしれない…。)


ウ「そうか。それにしても話に聞いていた通りいろんな種族がいるな。」


ア「そうだな。私もこんなにたくさんの種族を見るのは初めてだ。さあ、一度宿に行って荷物を降ろそう。」

アリータス達は宿を決めて荷物の整理をした。


ア「今日はもう遅い。食事をしたら各自休み、明日から聞き込みを開始する!」


チ「了解です!アリータスの姉貴!」

アリータス達は食事をしに向かった。豪華な料理がテーブルに並べられている。


チ「いや~お腹すきすぎてやばいっすよ!」


カ「私もお腹ペコペコ!早くお姉ちゃん食べよう!」


ア「よし!命に感謝!いただきます!」


みんな「いただきます!」


ラ「この料理すごくおいしいです!」


モ「ほんとね~!ライアちゃんこれも食べてぇ~。」


ウ(最初にこの世界に来た時と違って今はこいつらがいるのか。何というかあったかいな。)

 「うまいな。ほらチザン!もっと食え!」


チ「兄貴ありがとうございます!うまい!うまいです!」


シ「あんたはもっと落ち着いて食べなさい!品性がありませんわ!」


ア「まあまあシフィ。今夜は無礼講だ!」


シ「アリータス様がそうおっしゃるなら…。」


ア「様はいらんぞ。まあ少しずつ慣れてくれればいい。」


シ「はい!」


ア「さて。みんな聞いてくれ。ウェザーには話したが、ここに来た理由はここの街は我々他国にも寛容なところだ。それに父上と母上はギルドからの依頼として、ウィンル国のデアスの調査を受けていたらしい。」


ウ「デアス。住めない地域か。」


ア「その通りだ。デアスに行くにあったってこの街を訪れている可能性は高い!拠点にしている可能性もある。音信不通なのは少し心配だが…しかし、死んだとは決まってないからな!ここに来る前にも話したが聞き取り調査をしてもらいたい。3チームに分かれようと思う。まずはチームAが私とモコフワ。チームBはウェザーとライア。チームCはカトリーナとチザンとシフィで行こうと思う。本当はいろんな組み合わせで連携力を高めようとも思ったが、今回はパワーバランスと慣れ親しんだメンバーで行こうと思う。」


ウ「わかった。」

 (ふぅ。ライアと離れたら言葉がわからんところだったぞ。)


ラ「私もそれでいいと思います!」


シ「わたくしも問題ありませんわ!」


チ「兄貴と組んでみたかったけどしょうがないか!」


モ「私もそれでいいわぁ~。」


ア「明日に備えてもっと力をつけるぞ!」

ウェザー達は食事を終えて宿へと帰った。ウェザー達が帰った食事処で不敵な笑みを浮かべている人がいた。


そして翌朝

各チーム別れて別々の場所で聞き込み調査を開始した。


モ「ギルドフラクメイとヌダルクスと言う言葉を聞いたことはありませんかぁ~?」


ア「お願いです!少しでも心当たりがあれば!」


街人「そういってもなあ。うーん。あ!ガイドしてるところに行って、名簿でも調べてもらったらどうだ?8年前でもあるかもしれんぞ。」


ア「近くの所には言いにいったんですが…。」


街人「そうか。なら分らんな。すまんね。力になれなくて。」


ア「いえ!お手数をおかけしました!」


街人「そうだ!この街の事を知りくしている方がいる。この街の長だ。会ってくれるかはわからないけどね。街の真ん中の屋敷に住んでるよ!コロールさんだ。」


ア「ありがとうございます!」


モ「ありがとう~!」

アリータスとモコフワはすんなりとコロールと面会をすることが出来た。


コ「お初にお目にかかります。私はこの街の長をやっております。コロール・ギャッチと申します。」


ア「私はアリータス・ヌダルクスと言います。そしてこちらが」


モ「モコフワ・エリンですぅ~。」


ア「少々彼女は天然なところがあるので許して頂きたい。」


コ「お気になさらず。ささ、本題に入りましょう。ここに来られたのは父上と母上を捜索に来られたのだとか。」


ア「はい。ウィンル国の調査。つまり、デアスの調査をしに依頼を受けそれから8年帰ってきていないのです。この街は他国の者にも寛容だという情報を得ていたので、父上と母上も同じ様にこの街に来たと私は思っております。」


コ「なるほど。デアスの調査と…。なぜデアスの調査なのかはわかりませんが、街の皆に情報提供を募りましょう。」


ア「ありがとうございます!なんとお礼をしてよいやら…。」


モ「ありがとうございますぅ~!」


コ「いえいえ。ご家族は大事ですからね。当然の事です!ただ、お願いを聞いていただけるのなら助かるのですが…。」


ア「もちろんです!私どもで出来ることであれば!」


コ「実はデアスにとてもきれいな花が咲く場所があるのです。デアスのオアシスと呼ばれており、更地の大地に負けずに咲いている花なのです。その花はどんな病も治してしまう事が出来るのです。私の娘が病で倒れておりまして…。そこへ行こうにも3日はかかり、魔物も強いので…。」


ア「分かりました!我々が必ず摘んで参ります!」


コ「一輪で結構ですのでお願いします。種を残すためにも必要最低限で。3日経つ頃には情報も出ていると思います。」


ア「分かりました。明日出発します!」

アリータスはコロールから地図と花の模写をもらい屋敷を後にした。アリータスとモコフワが屋敷を出るころには辺りが暗くなり始めていた。アリータスとモコフワは集合場所に向かう。


ア「こんなにも早く手掛かりに近づく事が出来るとはな。この街の人とコロール殿には感謝だな!」


モ「そうねぇ~。恩返しに依頼をしっかりとこなさなくちゃぁ~!」


ア「ライア、シフィ…ウェザーとカトリーナとチザンはどうした?」


ラ「そ、それが聞き取り調査してる最中に消えちゃって…。」


シ「わたくし達の方はついさっきカトリーナが母上らしき人を見かけたから後を追うと…チザンもそれについていって、わたくしは事情説明のために残りました。」


ア「なんだと!?ウェザーはそう簡単にやられるような男ではない!カトリーナを探すぞ!シフィ案内を頼めるか?」


シ「走って行った方向なら!」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

時間は少し遡り


カ「はぁ。なかなか手掛かり掴めないね。もう集合時間になっちゃったし。」


チ「まあまあ!絶対見つかるって!」


シ「たまにはいいこと言うわね!そうよカトリーナ。諦めない限り御父上様と御母上様は見つかりますわ!」


カ「うん!そうだよね!私がしっかりしなきゃ!」


シ「その意気ですわ!」


チ「早く行こうぜ!兄貴たちが見つけ出してるかもしれないぜ!」


カトリーナの前を女性が通り過ぎた。

カ(ん?何この懐かしい匂い…そうだ!母上と同じ匂い!今の人はどこへ?あ、あの路地へ入っていく!追いかけなきゃ!)


チ「どうした?カトリーナ?」


カ「ごめん!先に行ってて!私あの人に話しかけてくるから!」

カトリーナは女性を追いかけて路地へと走る。


チ「え?どの人だよ?女の子一人には出来ねぇよ!シフィは兄貴たちに伝えてくれ!」

チザンはカトリーナの後を追いかける。


シ「もう!みんな勝手なんだから!」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

現在に戻る

カ(さっきの人はどこ?匂いが…。ん?他の人がいる。)

 「あのすみません!ここで女性を見かけませんでした?」


?「女性かい?ひ…いやなんでもない。見たよ。こっちだ。」


カ「ありがとうございます!」


チ「おーい!カトリーナ!やっと追いついた。その男の人は?」


カ「道案内してくれるお兄さん!」


?「こっちに行った女性の所に案内する所さ。君たちはさっきの女性と知り合いなのかい?」


カ「知り合いかはわかりませんけど、お母さんと同じ匂いがしてそれで…。私普通の人より鼻が敏感なんです。」


?「そうなんだ。お母さんの名前は何て言うんだい?」


カ「ギリア・ヌダルクスです。」


?「おお!知ってるよ!さあ、こっちだ!」

丁度曲がり角に差し掛かったところだった。


ア「カトリーナ!探したぞ!」

カトリーナは振り返る。

カ「お姉ちゃん!ごめん!お母さんと同じ匂いの人がいてそれで今お母さんを知ってる人に会って!あれ?さっきのお兄さんは?」


チ「ほんとだ。一瞬目を離した隙にいなくなった。」


ア「心配したぞ!ここは嫌な臭いがする。早く戻ろう。鼻があまり効かない。」


カ「お姉ちゃんに話しかけられなかったらお母さんに会えたのに…。」


ア「…。すまない。」


チ「まあ生きてるって事も分かったし、後は探すだけだぜ!」


カ「うん…そうだね。勝手なことしてごめんチザン。それにお姉ちゃんも悪態ついてごめんなさい。」


ア「いや。いいんだ。それにこの街の長に情報提供してもらえる約束になったからこれで見つかるはずだ!」


カ「すごいねお姉ちゃん!」


チ「やったな!」

3人は集合場所へと戻って行った。


先ほどカトリーナとチザンに接触した男

?「あのアリータスという女強いな。リスクを冒してまでさらう必要はないだろう。いい逸材だったがな。」


一方ウェザーは


ウ「…ん?ここはどこだ?」


?「ここはあたしらの研究所だよ。」


ウ「なんで研究所なんだ?それに体が動けないようにしてあるし。」

ウェザーは椅子に座らせられ、椅子に固定されている。


?「ん?ああ。ウェザーが実験対象だからに決まってるじゃん!」


ウ「は?」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

時間は遡りウェザーとライアは一緒に聞き込み調査をしていた。


ラ「ちょっとウェザーさん!あの、お手洗いに行ってくるので待っててください。」


ウ「ああ。ゆっくりでいいぞ。」

ライアはお店の中に入っていった。


ウ(さてと…いい天気だな。いい青空だ。っていきなり目の前が暗く…手足を縛られて…誘拐されてる?なぜ俺を?でもアリータスは問題を起こすなって言ってたしこのまま身を任せるしかないか。動けないし。街の人が気づいてくれるだろう。そういえば全然人がいなかったような。)


ウェザーは何者かに連れ去られ、頭に被せられていた物を取られた。さっきいた街とは違い、どこかの村へと拉致られたようだ。


男「やっと捕らえる事が出来たぜ。おい!うちの村のもんをどこにやった!?」


ウ(は?何言ってんだこいつ。そんなことするわけないだろ。というかこっちは言葉は分かるけどこっちは喋ることがほぼ出来ないってのに…ライアに少しでも教えてもらっといて良かったな。)

「知らないな。」


男「知らない訳ないだろ!お前達からは魔物と同じ感じがするからな!人間の皮を被った魔物だろう!?」

ぞろぞろと村人が集まってきた。


ウ(おいおい。まだ自己紹介とかイエス、ノーとか簡単な言葉しかこちとら習ってないんだぞ!)

 「本当に知らないんだ。」


男「嘘ついたってな。俺達にフィールン族には分かるんだよ。村のもんをどこにやったか教えるまでいたぶってやる!やめて欲しけりゃ大人しく白状するんだな!」


ウ(はぁ。せっかくこの世界がマシだと思えるようになった矢先にこれか。仕方ない。この縄ならちぎれそうだ。逃げるしかないな。)

『身体…』


?「ちょっとちょっと!あたしの仲間に何してんの?」

全員の視線が声を発した女性に向く。


ウ(誰?)


男「やっぱりお前たちは仲間だったんだな!おい!村のもんをどうした!?」


?「村の人~?知らないよ~。で、さっさと返してくれる?」


男「お前たちが誘拐してるのは知ってるんだぞ!人の皮を被った魔物め!」


?「チッ!うるせぇんだよ!下等種族がよぉ!」

謎の女性の魔力で村人達は委縮した。


男「…こっちはお前らと戦うつもりだ!命を懸けてな!こいつは人質だ!」


?「へぇー。あたしと殺りあうっての?下等種族は頭も残念なんだね。力の差も分からずにさ。いいよ。あたしがあんたら全員殺してあ・げ・る♡」


ウ「待て!」

ウェザーは縄を引きちぎり、謎の女性の所まで移動した。


ウ「これで争う必要はないはずだ。」


?「ん?なんて言ったの?まあいいや。これで心おきなくあんたらを皆殺しに出来るよ!」


ウ(やっぱり通じないところは通じないな。)

ウェザーは女性の前に立ちふさがる。


?「え?戦うなって?でも~あいつらムカつくし~ってっちょ!エッチ~!」

ウェザーは右腕で女性の腰辺りを抱きかかえた。


男「ま、まて!」

ウェザーは村人達に左手で来ないように合図をした。それが通じたのか村人たちは追ってこなかった。村が見えななくなったところで女性が話しかけてくる。


?「もうそろそろ降ろしてよ。」

ウェザーはそっと降ろした。


?「あの生意気な奴ら殺したかったな~。」


ウ「ダメだ。」


?「あたしのやる事になんか文句ある?」

女性はウェザーに睨みを利かせる。ウェザーも女性を睨み返す。


?「分かった分かった!あたしの負け!それであんたは名前なんて言うの?」


ウ「俺はウェザー・E・ライトだ。お前は?」


ミ「ウェザーだね!あたしはね。ミルチ・ポ二ヌラン。よろしく~。」


ウ「俺はお前を知らない。なぜ仲間なんだ?」


ミ「仲間!そうだよ。ウェザーあなたさ。おっとその前に街に戻ろっか!馬車用意してあるからさ!」


ウ「…分かった。頼む。」

ウェザーは馬車の所に案内され、荷台に乗り込んだ。そこにミルチが乗り込んでくる。


ミ「ね!ウェザーって何者なの?私達と違うよね?教えてよ全部さ!」

ミルチはぐいぐいウェザーに近づく。


ウ(なんだこいつ?俺が異世界人だと分かってるのか?なんだ?今ちくっとした気がする。)

 「俺は…」 


ミ「起きたら教えてよ。教えないと…。」

ウェザーは意識が遠のいていった。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

現在に戻る。

ウ「俺が実験対象とはどういう事だ?」


ミ「何を言ったかちょっと分からなかったけど、多分どうしてって事だよね?きみ普通と違う体してるじゃん。だからだよ。」


?「これはすばらすぅいいい!!!」

白衣を着た不気味なオーラを放つ男が騒いでいた。


ウ「誰だ?」


?「この被検体番号4000‐276は私の求めていた完成形だ!よくやった1925‐276!」


ミ「ありがとうございます。」


?「それで4000‐276お前はどうやってこの力を手に入れた?お前自身か?それとも他の研究者によるものか!?」


ウ「力って何の話だ?それにその長ったらしい番号じゃなくて名前の方がいいだろう。ま、伝わらんか。」


?「なんだ?初めて聞く言語だ。私は大抵の言葉は知っているのだがね。今のは呪文…いや私に向かって何かを発していた。ふむ。これは興味深いことが増えたな。共通語を話してくれないか?」


ウ「話せたらとっくに話してる。言葉が通じないとはここまで厄介だとはな。」


?「これは話さないため行動と判断しよう。まあいい。こんな貴重なサンプルがいるとはね。たっぷりとデータを取らせてもらおうか。」


ウ「何をするつもりだ?」


?「まともに話す気になったのかな?まあどちらにしろデータは取るつもりだったんだ。簡単だよ。君はその場所で動かないでくれればいい。まずは耐熱テストから始めよう。1925‐276用意してくれ。」


ウ「耐熱テストだと?」


ミ「かしこまりました。」

ミルチは機械を持ってきた。


?「これからたっぷりと楽しもうではないか。4000-276。」


ウ「ウアアアアア!!!!」


一方アリータス達はウェザー以外そろっていた。


ア「これからの事を話し合おう。まず、この街に来た目的である私達姉妹の親探しだがこの件は情報が手に入りそうだ。この街の長をしているコロール殿と話をつけてきた。明日にでも街の人々全てに情報提供してくれるように手配をしてくれる。その為にはコロール殿の依頼を受けねばならないがな。そしてウェザーだ。単にこの街で迷っているだけならいいが…何か事件に巻き込まれている可能性は高いだろう。もしかしたら宿の方に帰っている可能性もある。もし、いなくても朝までは宿にいることにする。」


ラ「分かりました。ただ、朝まで帰ってこなかったら私が探しに行きます。」


ア「頼む!」


チ「困った兄貴だぜ!」


シ「ほんとですわ!帰ってきたら怒らないといけませんわね!」


カ「そうだね!」


モ「あんまり怒ったらぁ可哀そうだよぅ!」


ラ「時には怒ってあげることも必要です!」

そんなやりとりをしながら結局ウェザーは帰ってこなかった。

翌朝


ア「ライア本当に1人でいいのか?」


ラ「はい!みなさんは素早く依頼をこなしてもらって早く帰って来てください!ウェザーさんと待ってますから!」


ア「分かった。すまないがウェザーを頼んだぞ!」


ラ「はい!」


モ「それじゃあみんな行きましょう!」


ア&モ&チ&シ&カ「行ってきます!」


ラ「いってらっしゃい!」

ライアはアリータス達を見送るとウェザーの捜索を開始した。少し歩いていると子供の泣き声が路地裏から聞こえてきた。ライアはそこへ向かう。1人の少女が泣いていた。


少女「うわーーん!」


ラ「どうしたの?」


少女「お母さんが!お母さんが!いない!」


ラ(迷子になっちゃったのか。探してあげよう!)

 「大丈夫!お姉ちゃんが一緒に探してあげるよ!」


少女「ほんとにぃ…?」


ラ「うん!そうだ!お名前教えてくれる?」


マ「私ね、マールって言うの。」


ラ「マールちゃん可愛い名前だね!さあ、一緒に行こ!」

ライアは少女の手を掴んでお母さん探しを始めた。


ラ「マールちゃんのお母さんはいませんか!?」


マ「お母さん!!どこー!?」

2人は探し続けた。気づけば夕方になっていた。


マ「ぐすっ…お母さん…デアスの悪魔に連れ去られたんだ…お母さん!」


ラ「デアスの悪魔?」


母「マール!マール!!良かった!」

その時マールの母親が現れてマールを抱きしめた。


マ「お母さん!よかっだよぉおお!」


母「ごめんね!ごめんね!」


ラ(お母さんか…。)


母「ありがとうございました!」


マ「ありがとう!お姉ちゃん!」


ラ「見つかってよかったです!」


母「なんてお礼をしてよいやら…。」


ラ「あのデアスの悪魔って何ですか?マールちゃんが言ってたんですけど。」

母親の顔が曇る。


母「子供の言ったことですから気になさらず!…いえ。詳しくは言えませんが、悪いことは言いません。この街の住人じゃないなら一刻も早くこの街を出ていくことをお勧めします。ではこれで。」

母親とマールはそそくさとその場を後にした。


ラ「もうじき夜か…。ウェザーさんどこに行ったんですか?」

ライアは一度宿へと帰りマールの母親が言ったことを思い出していた。


ラ(デアスの悪魔。つまり、この先の土地を示す。連れ去られる。デアスには何かある。住人じゃないなら街から出ていくことを勧める。住人じゃない私達には何かが起きる…ウェザーさんはデアスの悪魔に連れ去られた?この街に来た人はいなくなるって事?そうすればアリータスさん達の親が帰ってこないこともつじつまが合う。マールちゃんのお母さんが忠告したのはその事だ。この事を街長は知ってるはず。だから街人に口止めをしているのか。待って。でもそれじゃあこの街が観光と知られているはずがない。一部の人だけ?アリータスさん達が危ないかもしれない。この街で何が起こってるの?ああもう!考えてばっかでもしょうがない!とりあえず私はウェザーさんを見つけ出す!寝よう。)

ライアはいろんなことを考えながら眠りについた。





                                 To be continued


おまけ


フィールン族

いろんな事を対象から感じ取ることが出来る部族。ただし、物理的な事しか読み取れない。つまり心を読んだりは出来ない。



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