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Reality−異世界−  作者: Ongaku
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異世界転生そして絶望

お絵描きを始めたおじさんです!

そのうちyoutubeにこの物語を漫画みたいにしていくつもりです!

想像を膨らませたり、矛盾がないようにメモ程度にまた書いていきます。

作者の都合で物語が変わっていくかもしれません( ´∀` )

−異世界転生−

誰しもが一度は夢見ることではないだろうか。

異世界と聞くと魔法、勇者、異世界ハーレム、異世界で無双等想像するのではないでしょうか?

何の変哲も無い人間が異世界に転生するそんなお話…。


テレビ『かつて勇者と魔王がいた。激しい戦いの末に魔王が倒された。勇者は泣いていた。そして勇者は人類の英雄となった。世の中は平和になったと思われた…しかし、また新たな魔王が誕生しそのたびに…』


「次こんなアニメするんだ~。まあ、明日も仕事だしもう寝るか!」


俺の名前は 天気 光 (テンキ ヒカル)25歳

趣味は音楽。洋楽が好き。

(ハイその子の君!どうせあるあるパターンね!とか思ったでしょう?彼女がいなくてぶっらく企業に働いて友達がいないとか…残念!ホワイト企業だし、友達いるし、彼女はいたよ!過去形だけどね(´;ω;`))


光はそう言うと目をそっと閉じた。

(あーあ。今日もいつも通りの日常だったな。新しい彼女できないし…まあでも落ち込む暇があったら楽しい時間を増やした方がお得。ニヤり。人生楽しむことが大切だぜ!異世界に転生しちゃったりして)そんな事を考えながら眠りについた。


“サーッ”


(なんだろう?草木の擦れる音がする)

不思議に思い目を開けると夜の森に1人でポツンといる。木々の間から辛うじて光が差し込んで辺りが見渡せた。明らかに先程までいた場所ではない事は分かる。

(夢にはしてはリアルだ。そう思うって事は現実?でもいつも通り自分の部屋で寝たはずなんだけど。もしかしてテレビのドッキリとかそんな感じか?正直こんな夜の森とか怖いわ)


「すみません!誰かいませんか!?」

叫んでみたが反応がない。

「すみません!本当に誰もいないですか?」

それでも反応がない。沈黙が続く。

(テレビだよな。どうやったら終わるんだ?もっと怖がればいいのか?どっか行けばいいのか?わからん!)そう思っていた時だった。


「アアァァァ!」


何かの叫び声が聞こえた。明らかに人ではない何かだ。光は一瞬で恐怖に飲まれた。


「こんな事もうやめてください!もう十分です!早くこのドッキリ終わってください!!」


力一杯叫んでみたが一向に反応がない。どこかに行こうにも暗闇と恐怖で一歩も動けない。耳を澄ませるとあちらこちらから人ではない何かの声がしてくる。危険だと判断した光は恐怖と戦いながら歩き出す。


(本当に何だよこれ?もうやだ、帰りたい。ドッキリなら早く終われ!マジでブチ切れたいわ!)


「痛っ」光は何かに当たった。

(このザラザラした感じ、木か?とりあえずここがどこかは分からないけど、ジャングルとかでヒョウとか熊とか猛獣が出てきても困るから木の上に登るか。いや、ヒョウとか熊なら木登ってくるじゃん。まあ、木の上の方がまだ安全だろう)

光は必死に木に登ると膝を抱えて朝を待った。

その間に光はあらゆる状況を考えていた。


1.ドッキリを仕掛けたスタッフが何らかのトラブルで近くにはいない

2.そもそも夢オチ

3.まだドッキリは続いている

4.ここはもしかしたら違う世界の可能性


正直1〜3が現実的だ。だが、異世界の可能性も考えていた。いきなり起きたら別の場所だなんて考えにくいからだ。異世界という事自体も考えにくい事ではあるがない話ではない。漫画やアニメならよくある話だ。


(異世界だったら少しワクワクするかも。魔法とかあるし、可愛いヒロインだって!俺自身最強だったりして!なんてそんな事あるわけないか……)


「ハッ!」

光が差し込んでくる。気がついたら朝になっていた。暗闇だった時と違い、そこには神秘的な緑の世界が広がっていた。


(なんて綺麗なんだろう。なんかというかファンタジーって感じだなぁ。そうだ!木のてっぺんまで登って周りを見てみよう!村とかあるかも、火を使っている人がいれば煙が見えるかも。救助のヘリとか来てたら気づいてもらえるかもだし)


希望を持って光は木の頂上に登った。そこで目にしたのは辺り一面森や山。開拓されたようなところはどこにもなく、誰も近くには住んでいない事を示唆していた。

そしてもう1つ、光はあるものを目にした。それは空。光を放っていたのは太陽ではなく太陽に似た星。なぜなら太陽にしては大きすぎる。それに、太陽に似た星だけではない。大きな星が3つある。明らかに自分の知っている世界と違った。


(どうなってるんだ?やっぱり夢か。そうだよな。こんな事有り得ない)


光は現実を受け入れれずにいた。


(夢なら覚めろ!覚めないなら好き勝手できるよな?もし異世界って設定だったら色々できるはず!とりあえず探索してみよう!)


光は探索することにした。そしてそれはすぐに現れた。人ではない何か。一言で言えば化け物。頭はイノシシ、二足歩行で体調は2メートルから3メートルはありそうな巨体。光は動けなくなった。本能が訴えかけてくる。圧倒的な力の差があると。この化け物には勝てないと。


(やばい!やばい!動け!動け!動け!)


なんとか体が動いた。逃げるか戦うか迷い、ある事を思い出した。


(そういえば、夢にしろ異世界転生にしろ、絶対何かしらの能力だとか身体能力アップとかよくあるよな。これがその第一歩か!)


「くらえーー!」


光は覚悟を決めて化け物に殴りかかった。

だがしかし、現実は違った。気がつけば攻撃したはずなのに自分の背中には木がある。化け物とは距離ができている。理解が追いつく前に体全身に痛みが走る。声が出ない。悶えるしかない。理解した。やられた。こっちは何も出来ずに。何も変わっていない。ただの人間のままだった。それが今たどり着いた答えだ。


(痛い、苦しい!夢なんかじゃない。そんなレベルじゃない。逃げなきゃ、殺される!)


だが、想いとは裏腹に体は動いてくれない。

化け物は一歩、また一歩と近づいてくる。そして、体を掴まれたその時、、、。



To be continued


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