ポイズン・タンブラー
房総半島沖から南東に約百キロメートル地点に創設された海洋メガフロート、隔離都市「アルカディア・プレーン」に存在する学生たちの青春への謳歌。高等学校と大学校が併合された学び舎を、二十歳になった五年生の新堂圭護は静かなる怒りをもって蹂躙する。立てば災厄座れば暴動歩く姿は毒の華と揶揄される(からかわれてる)彼がもたらす結末は常に割と最悪。だがそんな彼よりも酷い人間が跋扈しているのがここの日常。彼は最愛の家族と自分の居場所を守るために、渋々重い腰を上げることにした。
思い出はストリキニーネのように、ただただ苦い
2013/04/04 04:00
キナ臭さは、アンモニアよりも刺激的
2013/04/05 05:00
(改)
芽を摘むパラコートのように
2013/04/06 06:00