入学式その4
大地が校長室を出たとき校長の電話がなった
「はい、どちら様でしょうか」
「私だよ本田組組長本田政志だ」
「組長がなんの用でしょう?」
「実は私の娘があなたの高校に入りたいようでそれで」
「はいわかりました、お金の方は銀行にでもあと問題は制服の方ですね」
「ああお金は大丈夫だが制服はどれくらいで出来ますか」
「あとお家の方に我が学校の女性教師にお嬢さんの制服の寸法などを測らせにいきますね」
「無視ですか」
「無視じゃないでよ、たぶん3日後ですかね」
「わかりました3日後ですね。その間までは学校に行けないですがよろしいでしょうか」
「ああ急でしたからねでも本当にありがとうございます」
大地は校長室から出た後、小学生の時からの大親友の元へといった
「大地遅かったな、俺けっこう待ったぞ」
「悪かったって翼、校長室に行っててそれで」
こいつの名前は大山翼。小学時代からの大親友でお家はお金持ち俺達一家が貧乏になったときよく助けてくれたりしたそして中学3年生の時この学校に翼も入ると言ったので俺が翼の家庭教師になった
「なんで校長室なんかにもしかしておまえ」
「校長先生とは学校生活についてのご相談だったんだよ」
「そっかだから遅かったのか、今日の入学式おばさんくるのか」
「母さんはパート、だから妹たちがかわりに来るよ」
「そっかすみれちゃん達がくるのか」
「そんなことより翼のお家の人は誰が来るんだ?」
「母さんだけだよ、親父は絶対に来ないって」
「そっか、今からクラス表見に行こう」
「そうだなこれからの一年の俺の運命を見に行くんだ」
「運命って大袈裟だな」
「だってお前と一緒のクラスなら俺の運命バラ色だ」
「バラ色って翼、おまえ相変わらずの馬鹿だな」
「馬鹿って言うなそんなことよりいくぞ俺達の運命のクラス表を見に」
俺と翼が見に行ったそして俺と翼は同じクラスになってしまった
「同じクラスだぞ大地やったな」
「はいはい良かったな翼」
俺は翼をおいて一年通う教室へと向かった
「置いていくなよベストフレンド~」