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番外編その2

大地が子鬼君たちとケイドロで遊んでいる頃。

「次は私の番だね」

百合がさいころを投げるとでた数は

「2だね、これからだよ百合ちゃん」

双六の指令は分からないようになっていて、マスにつくと指令がでるようになっているのだ。

源氏物語を作者からもらってきなさい。

「嘘、私源氏物語大好きなんだ」

「それじゃがんばれ百合」

百合は紫式部から源氏物語を手に入れることができるのか?

今俺は閻魔大王が住んでいる世界で子鬼君と人間2人でケイドロをして遊んでいる。

まあ、今は牢屋で仲間が来るのを待ってるだけなんだけど

捕まっている人数は5人。警察の数は42人

今のところ泥棒が勝ってるんだ、制限時間はあと45分

「助けまだかな」

「ところで大地はなんでここに来たんだ」

「双六の指令が閻魔様からしゃくをもらうことなんだ」

「閻魔様のしゃくコレクションの数減ってきてるからもらえるかな?」

「!!なんで減ってんの」

「大地兄ちゃんと一緒で双六の指令だってさ」

そ、そんなに双六がムーブになっていたなんて。

「そういえば、閻魔様からしゃくを盗んだ奴がいたよな?」

「そうそう、確か1000年くらい前だよな」

「アニメのやつそっくりだな」

「「「「アニメ?」」」」

「確かおしゃる丸って言うアニメだ」

「懐かしいそいつ閻魔様とは今マブダチだよな」

「・・・・・現実であったんだおまけにマブダチって」

5人仲良く牢屋でお話ししてると警察がやってきて2人仲間を連れてきた。

「捕まったのか、これで仲間は55人か」

「大丈夫だよ。これも作戦だから」

「「「「「えっ?」」」」」

警察のがほかの泥棒たちを捕まえに行くために牢屋から離れていくと

後ろの茂みのあたりから鬼の角が見え隠れしている。

おいおい、子鬼君よくある”頭隠して尻隠さず”状態だぞ

「いやホント後何分ぐらいだろうな」

「確かあと30分だよ」

「コソッお兄ちゃん達助けに来たよ」

助けに来てくれた子鬼君が見えないようにみんな後ろの方に集まって、タッチしてもらったみんなはこっそりと音をださないようにコッソリと牢屋を脱出。

「あれ?しまった泥棒たちが逃げた」

「気づかなかったね」

「大成功だな!」

「うむ、良い作戦だったな」

「よし炎は俺と一緒にいくぞ」

「わかったぞ」

ドドドドドドドド

何の音だろうと逃げているみんなが後ろを見ると

マッハ5でめちゃくちゃもうスピードで追いかけてくる牢屋番の子鬼君が夜叉のごとく怒った顔で追いかけてくる

「待てこら泥棒ども俺が全員捕まえてやる」

「こりゃやばいみんな散り散りになって逃げろ」

「大地よ私もか?」

「当たり前「一緒にいたらダメか?」なにこのかわいい系の男の子」

「わかったから炎は一緒な」

「うん!」

かわいい返事しちゃって俺は男好きじゃないからな、うん。

「大地はかわいい系の男は好きか?」

「好きだけど、女の子じゃないと」

「よかった、大地もここ最近ではやっているボーイズラブかと思って不安だったんだ」

「あっそうなの」

遠くから聞こえてくるのはあの牢屋番の声だった

「よっしゃ捕まえたぞ。さっさといけ泥棒」

捕まった泥棒の数8人、逃げ切っている泥棒の数54人

タイムリミットは25分

平安時代


「うわ、ここが平安時代か」

「お話の内容が思いつかない」

「あのどうかしましたか?」

この人が源氏物語の作者紫式部さん。私の永遠の憧れの人

「あのあなたは?」

「私あなたの大ファンなんです」

「ファ・・ン」

「憧れの方なんです」

「式部様・・・・頑張ってくださいきっと大作ができますよ」

(そうだわ光の君は好きな女性にそっくりな女の子を見つけて、その子をウフフ)

「・・・・・・・・・・・出来た」

「本の各帖は若紫に決定よ」

「おめでとうございます式部先生」


「あなたのおかげで出来たからこれをあげるわね」

「任務遂行」

百合の指令は大成功

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