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番外編その1

暇だ、暇すぎる。

今日は日曜日で普通だったらアルバイトや内職をしたりするんだけど、今日はアルバイト先のおじさんが夫婦で温泉旅行に行ってしまい俺は暇になった。

妹たちは内職を済ませてしまい暇、貧乏神は今どこかに行って今はいない

「お兄ちゃん暇だよ」

「何かないの?」

「あったら今頃外にでてるよ」

「「だよね」」

まあ内職の人が来て仕事をくれるかもしれないから外にも行けないんだけど

「ただいま」

「ビンちゃんどこ行ってたの」

「えへへへ実は天界に行って遊び道具持ってきたんだ」

「「「遊び道具?」」」

「今天界でブームの双六です」

「期待してそんしたぞビン」

入学式で母さんになってくれたお礼で一つだけ願いを叶えると言ったら、ビンちゃんって呼んでって言うから、恥ずかしいからビンになったのだ。

「すっごく楽しんだよ」

「いろんなところにいけて」

「たとえば?」

「やってからのお楽しみだよ」

「なんか賞品とかないの」

「じゃあね天界で人気の幸せを呼ぶコインをあげる」

「よっしゃがんばるぞ」

「お兄ちゃんがやるなら私もやる」

「すみれお姉ちゃんもやるなら私も」

「それじゃ始めるよ」

「「「絶対優勝する」」」

「この双六はね自分で体験ができるんだよ」

「それが俺たちの双六とは違うんだな」

「そうだね」

「それじゃじゃんけんするよ」

「「「「じゃんけん、ぽん」」」」

一番は俺、二番は百合、三番はビンで、最後はすみれっていう順番になった

「それじゃ俺からな、よっと」

「お兄ちゃんいきなり六だよ」

「今日はついてるかも、えーとなになに」

双六のお代がとんでもないことが書いてあったのは俺の見間違いかな。

「お兄ちゃんどうしたのお代は・・・・・閻魔大王にあってしゃくをもらうこと?」

「すごいね大地いきなり閻魔大王様に会えるなんてラッキーだよ」

「見間違いじゃなかったのね」

「それじゃ行ってらっしゃい」

「待って、これは・・・」

急に光が俺を包んだかと思えば変な場所に来ていた。

「えーとここはどこだ?」

「大地聞こえる?」

「聞こえてるよ」

「ここのお代をクリアしないとこっちの世界には戻れない事になってるから」

「それを早く言え」

(ということは内容が昔見たアニメ的な感じか)

「それじゃ閻魔大王に会いに行きますか」

「そこのお兄さん閻魔様に会いに行くのか?」

「もちろん!!ところで君は鬼?」

「当たり前だろ、おまえ死人じゃないな」

「うん実は」

「閻魔様は今お仕事で忙しい、仕事が終わったら会っていいぞ」

「ありがと」

(結局暇になった、そうだ)

「君は子鬼だろ」

「そうだけど、それが何?」

「いや、俺暇になったから一緒に遊ばないか?」

「遊ぶ?」

「それとも子鬼も仕事があるのか?だったら俺庭をのんびり散歩「ううん、仕事なんてないよ」それじゃ決まり」

「子鬼君ほかに子鬼はいるの?」

「うん、いっぱいいるよ。それじゃその子たちもつれて一緒に遊ぶぞ」

子鬼君はたくさん仲間を連れてきた数えてないけどざっとみて100人ぐらいいたんだけど。

鬼ごっこするつもりだったけどこんなに多いんじゃほかの遊びだな。

「なにして遊ぶの?」

(いっぱいいて遊べるゲームは・・・・)

「お兄ちゃん?」

(そうだケイドロだ)

「よーし子鬼君たちケイドロやるぞ」

「「「「「「「「「「ケイドロ?」」」」」」」」」」

「遊び方はまず、警察と泥棒で別れる。ここまで大丈夫か?」

「警察って何?」

「警察は悪いやつを捕まえるいい人だ」

「泥棒はその逆で宝物を盗む悪い奴」

「「「「「「わかった」」」」」」

「そして警察は泥棒を捕まえる、泥棒は警察から逃げる」

「そして警察は泥棒を捕まえたら檻に泥棒を入れることができる」

子鬼君たちは真剣にルールを覚えられたか隣にいる仲間に聞いてる

「そして檻に入れられた泥棒は仲間にタッチされたら逃げることができるんだ。そして時間内に多かった方の勝ちっていうルールだけどわかったか」

「「「「「「わかった」」」」」」

「それじゃ二組に別れてグーが警察、パーが泥棒な」

「「「「「了解」」」」」

俺は泥棒になった

「100数えたら警察は捕まえていいからな。その間俺たち泥棒は隠れるぞ」

「「「「「「おー」」」」」」

そのころ閻魔大王のお屋敷には一人、人間の姿をした男の人がいた

「坊ちゃんどうかなさいましたか?」

「外がにぎやかだがどうかしたのか?」

「さあ聞いてきますね」

「ああ、頼む」

(いつも一人でつまらん。なんか楽しい事はないか)

ガサササア「!!」

「ああごめん。実は隠れる場所探してて」

「おまえは子鬼じゃないな」

「俺は人間。まあ用があってちょっと閻魔大王様が仕事終わるまで子鬼君たちと遊んでんの」

「子鬼たちと?」

「「「「「「100」」」」」」

「「「「「「探しに行くぞ」」」」」」」

「もう数え終わったのか」

(こいつは私の正体を知らない、子鬼もあんまり私と会ったことないはずだ)

「おいお前」

「大地、「えっ?」山本大地だ」

「大地私もその遊びに混ぜてくれないか」

「えっもう始まってんだけど」

「大地兄ちゃんみっけ」

「捕まった。そうだ赤鬼君、この人も入れるからこの人も泥棒な」

「わかった、警察のみんなに教えたらいいんだよね」

「偉いぞ。俺はこいつにルール説明してるから」

「檻は池のすぐそばにあるよ」

「了解だ、警察さん」

「それじゃルール説明するぞ、え~と名前は」

「炎だ」

「よろしくな炎」

泥棒捕まえた数5人 逃げ回ってる泥棒57人

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