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山本一家の才能

「ところで美優先輩のお家って何やってるんですか?」

「・・・稟の家のお世話」

稟先輩のお家は古くから続く華道らしく、それを守るのが美優先輩の家らしい

「ところで大地、携帯を持っているか?」

「な、なんでですか?」

「いや、なにか連絡しないといけない時に電話番号を登録しないといけないから」

「俺携帯持ってないですよ。それに家の電話も」

「「何だと」」

「・・・アンビリバボー」

(なぜ英語で)

「それじゃ君は学校がお休みの時とかはみんなに連絡したりしないのか」

「いや、次の連絡する人の家に行って伝えるんですよ」

「「大変だったね」」

「!!!百合からの電波キャッチ」

「「「???」」」

(お兄ちゃんお昼食べた。まだ時間かかりそう)

(お昼は食べたから大丈夫だ。だけど時間はわからないな)

(わかった、でも料理食べに行くから早く帰ってきてね)

(了解)

「大地君君は頭が変になったのか?」

「・・・変人」

「違いますよさっき言いましたよね電話がないって」

「「「うん」」」

「だから我が一家は頭の中で会話をする仕方を必死で練習をしたんです」

「出来るようになったのか」

「はい、いやおかげで電話代もかからないからお得ですよね」

(なんかこの家族宇宙人じゃないだろうか)

「君は私たちが思っていることもわかるのか」

「はい分かっちゃいますね」

「「!!!」」」

「嘘ですよ、そんなに怯えた顔しないで下さい」

「だが君は妹たちとは会話ができるのか」

「そうみたいですね」

「「「不思議なこともあるもんだ」」」

「よしこの話は終わりだ。ところで君は毎日生徒会に来るのか?」

「いいえ、朝とか昼は着ますけど午後はアルバイトとかで忙しいので」

「アルバイトは何曜日入れてるんだ」

「火曜日と木曜日あと土曜日ですかね」

「そうかわかったその日は朝と昼は思いっきり使ってやらないと」

「「了解」」

「なんか笑顔が怖いですよ」

「「「楽しみにしていてくれたまえ」」」

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