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Ordinary Days 〜普通の日々〜
唐突ではあるが、私はしがない月給取りである。
しかし、こんな私にも部下職員が居て、日中はきちんと役職名で呼んでくれる。
陰ではどうかは知らないが。。
部下職員の成長は嬉しいものである。
出来ないことが出来るようになってみたり、さり気ない、先回りした気遣いも嬉しいものだ。
私にもこんな時代があったのだろう。
もうとうに忘れてしまったが。
当時の上司が勧めてくれて管理職となってもう何十年も経つ。
月日が流れるのは早いものだ。
この三月には送別会を行ったが、俺にも「最後の日」が来てくれるのだろうか。
そんなことを考える間もなく日々激務に勤しむのが月給取りの宿命というものだ。
さてと、今日も余計なことは考えず、眼下のタスクを片付けることにしよう。
ごくありふれた日常には、そんなドラマティックなことは転がってはいないのさ。