檻の中の自由
一般的な、いわゆる暦どおりの休みを頂いている小生である。
土曜日も日曜日も仕事のことは考えずにのんびりしたいと思ってはいるものの、日曜日はやはり仕事のことが頭を離れないし、明日に差し支えるような激しい運動や飲酒はどうしても避ける生活となる。
精神科医曰く、日曜日も土曜日と同じように仕事のことやその他のことは何も考えずに楽しめばいいと言うのであるが、理屈はそうかもしれないが、小心者の小生はなかなかそうとはならない。まずもってそんな気分にならないのである。
仕事は人生のほんの一部というが、時間を拘束されるばかりか、空間、つまり住む場所や、考え方までをも拘束されてしまう。
しかし、制限があるからこその楽しめる自由なのである。
時間が無限にあり、好きなことを何でも自由にやっていいと言われても、恐らく多くの方は困るであろうし、小生もやはり困ってしまう。
自由課題と言われても何をしていいか分からないという経験は多くの方がしているであろう。
貴殿はどうであろうか。
小説家も締切りがあるからこそ書ける、頑張れると聞く。
ストレスは人生のいいスパイスであると言う。
過度なストレスは論外であるが、適度なストレスはやはり必要なのであろう。
さてと、生産性のないつまらない文章をつらつらと書いてしまった。
今日は日曜日だ。
明日に差し支えないように、英気を養うことにしよう。