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神の秘密をひとしずく

作者: 神林 醍醐郎



神の秘密をひとしずく


今宵あなたに語りましょう


一なる秘蜜をひとしずく


寝物語に語りましょう




神が大いに好むのは


正しき行い 為せる者


正しき行い 為すならば


心で 神を呪うとも


神は微笑み (よみ)される




神が大いに(いと)うのは


信心ばかりで 為さぬ者


信心ばかりで 為さぬなら


どれだけ 神を愛せども


神は目を伏せ 去り給う




神はあなたの心を見ない


その心より(あらわ)れた 行いだけを留められる


神を呪えども 人を生かす者は


神を愛せども 人を殺す者に勝る




これが今宵のひとしずく


秘めたる嘆きは 蜜より甘く






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