話ロボット
「はい!!どうしてそう変なのになる!!俺はケイだよ!!」
と笑ってツッコミ相澤。
「ケイ!!」
「はい」
とちょっと照れた様に言う相澤。
「神長君は死んだの?」
「さあな」
また真顔で言うざわ。
「そういえばこれ餞別」
ぶっきらぼうに真顔で言うケイ。
「あんがと」
とうちは顔を赤くしてぶっきらぼうに受け取る。餞別と言う言葉の悲しさよりも初めて貰う相澤からの物に嬉しくて堪らなかった。やった。これでこれが渡しやすい!!
「仕方ないね。ケイがこうやってなんか渡してくると思ってたからね」
一切相澤の性格から一切貰えるとは思っていなかった。
「だからね。これ女の子らしく手作りだよ!!」
と照れ隠しで相澤の顔を見ないで渡した。
それを真顔で相澤。
「これは-」
チラチラと目だけ見てワクワク反応を窺がっていた。
解るだろうか。ケイが前にアニメ化の時この話をボソと何気に好きだと思ってこれをわざわざ必死になって縫った事を。
「フェルトで作った鯛か?」
パァァ。
やったよ。やったよ。覚えてくれたというか解ったんだ!!
「ウォンチュ!!ウオンチュ!!」
と言って凄いぞマサルさんの様に横体当たりを何回かした。それを見てケイは何故かショックを受けた様に
「また出た!!しかもコイツに初めて貰うものにまで・・・」
でたってまるで中国のあのミッキマウスを敢えてわざとマネしたキャラの奴の言われようだ。うちはあのキャラは大好きだがケイはもしかしてやっぱり高校生にしては糸が沢山ビロンビロン出てるし縫い目も荒いし綿出てるししかもつけて欲しくて携帯ストラップにしたのもヤバかったか?そういえばケイの性格からして絶対に付けない・・・!!しまった!!これはしまったよ!!
「なんか光世らしいなこれ。俺携帯ストラップとか付けた事ないから一コも持ってないから早速付けるわ」
と言って優し気に子供っぽく笑って嬉しそうに携帯に付けた。
「-!!保!!ケイの初めてを奪ってやった!!」
と今度は保に体当たりし始めた。
「痛た!!痛た!!痛いよ!!光世さん」
「あ!!保にはこれ」
「ん?でか!!お兄のと比べてデカ!!なぜ?エヴァの渚カヲルのフィギュア!?エヴァは好きだけど・・・なぜ渚カヲル!?普通レイとかアスカじゃないの?でもカヲルのフュギュアは持ってないからうっ嬉しいよ」
ひきつった笑みでお礼を言う保。
「それお前だって良かったな」
「ええ!?全然違うよ!!カヲル、女にも男にも超人気だから殺されるよ!!」
「じゃあな光世」
とぶっきらぼうにそう言う相澤。
「光世さん~!!またね~!!」
と対象的に明るい保が手をブンブンと手を振る。
うちはそれに手をブンブン振りかえす。車が消える視界没になるまでじーっと手を振っていた。二人はケイはちょっと呆れた様に手を根気よく振り返していた。保は笑顔でちょっと疲れてきてた様だが根気よく手を振り返してくれた。
慶と保が見えなくなった。
涙がぽたぽたと垂れた。
小学校の頃初めてできた友達、その子は転校生でまた北海道に転校になった。チェオン君にももう一生あれから会う事はなかった。
もうケイにも保にももう一生会えないだろう。それが現実なのだ。
そのまま何故か休みだというのにその足で学校に寄った。誰もいない学校か。
あれからアニメ化が終わって学校へ行っても神長君は最初からいない風になっていた。あまりにもうちの前から何も無かった様に消えていく。というか今までのは夢なのだろうか。そう思うには神長君の存在がうちにしめる重要度からすると死ぬ程辛かった。後、相澤が転校してしまったという事実がうちに更に喪失感を与えた。うちの涙腺は我慢の限界だった。
涙が―
クマが転がって来た。
テディべア
可愛い・・・。
コロになんか似てる。いつの間にか涙の気配が消えていた。コロを腹に抱えて歩きだした。学校のグランドに来た。
アニメ化になる前―
神長君と初めてサッカーをした時ここら辺から神長君がボールを投げてそしてうちがあの学校の屋上に居て・・・ん・・・何か学校が―
少し背伸びた?
× × × 左足
うちは次の日も学校で朝のホームルームの時間を過ごしていた。
「では連絡は以上です」
うちのクラスの担任の先生が出て行こうとした。言わな!!先生が出ってしまう!!
勇気を出すんだ。
「先生ー!!」
うちは大声で叫んだ。
先生もクラスのみんなも何事かとこっちを見た。
うちはクラスで頭がおかしい。
だからこそ白眼視され疎まれてきた。だから今回もまた異常者がまた何やらかすんだという目でみんな見ていた。それを見てやはり心が痛む。だが言うんだ。神長君はもういないがうちならできる。うちはやる。やってやる。
「これ学校に居たらコロが転がって来ました」
とうちはコロを掲げていった。
「だからこれ落とし物、届けなきゃって思って持ってきました!!」
「それだけ?」
先生は不思議そうに言った。
「ハイ!!」
みんな先生も含めて
『コロって何だ!?』
とみんな一声に笑った。
それはきっかけだった。本当に聞きたい事を聞いてみる事にした。
「学校って背伸びませんか?」
一瞬みんなの時が止まった様に静まりかえった。
「はッはっは土屋面白れー!!」
とみんなが一斉に笑った。
すると先生が今までうちに対してない笑顔で言った。
「土屋さんありがとう。もう名前を付けるほど気にいっているのならもしですけど持ち主が現れなかった時にでも土屋さんに渡しますね」
「先生!!コロの事はそうしていただけるとありがたいんですが学校本当に背伸びませんか?」
みんな
『まだ言ってるよ』
ドッと何故かうけた。
先生はまた笑って
「学校はまだ伸びていないですがいつか伸びるといいね」
初めてうちに向けられた先生の笑顔。
嬉しくないと言えば嘘になる。でもうちの中で何かが抜けてる気がした。だから今日も同じ位置で学校を見て見た。昨日より更に背が伸びていた(成長していた)。でも伸びていると言うがくっきり学校の上に台二つ
跳び箱?
× × ×
学校の背が伸び初めて数日たとうとしていたが何も誰もそれに気ずくものはいなかった。
先生がいつもの朝のホームルームを始めた。
「今日は留学生の転校生がいます」
え?まあ君・・・?
すると教室に入ってきたのは背の高い眼鏡をかけたいかにも勉強ができそうなクールな美少年の外国人さんだった。
クールと言う表現を使ったのには訳がある。いかにも冷たい顔と冷たい目をしていたからだ。それ以前にまあじゃない失望が大きかった。ので気にくわなかったのもある。そいつはあろう事かあの席に座ったのだ。許せない。そこは神長君の席なのに・・・!!
「そこはダメ!!」
うちは思わず叫んでいた。
「そんなに気にいったんなら土屋の隣でいいじゃん」
澤井が言った。その言葉でうちの隣りになってしまった。
その後何故か色々な教科でその転校生があてられたがすべてを答えて正解だった。やっぱり眼鏡をかけているだけはあった。でも普段は自分から話そうとしないしニコリとも笑わなかった。
糞!!嫌味なヤローだ。イライラしていたらペンケースをガッと机からはみ出て下に落ち―
なかった
が
またはみ出た。
落ち―
なかった。
それを5回ぐらい繰り返したが全て落ちなかった。
でもその後返されたテストの紙が机からはみ出た時は―落ちた。なので悪い点数なので急いで顔を真っ赤にして拾った。良かった。誰にも見られなかった。うちは昼休みはご飯を外のあの例の場所で一人お弁当を食べるのが日課になっていた。
○段
今日も伸びてる・・・。
だいぶ伸びた・・・。
へへへ。
何かうちにとって、もう学校だけが友達になっていた。
「あいつ何やってんだ」
とうちのクラスの男子の声が聞こえた。校舎の上の窓からうちがグランドで漫画雑誌の付録に付いていたレジャーシートを広げて弁当を食べているのを異様な光景にうつったらしい。
そんな生活を続けていたらある日聞かれてしまった。
「ねえ何であんな所で一人でお弁当食べてるの?独りで食べて寂しくないの?」
・・・うちだって一人で食べたい訳ではない。聞いてくるぐらいだったら・・・。
「弁当って一人で食べたら駄目なのか?」
へ?誰?そっちの声を視たら
アイツだった。
冷酷眼鏡だった。
初めて自分から喋った。
「一緒に食べたいのか?」
シーン
クラス全員が静まりかえった。
インテリ眼鏡野郎かと思ったが体も巨人だったら心もデカかった(巨人だった)。
嫌われるなど微塵も考えない無神経さ。思った事を正直に言いすぎだ・・・!!うちにはマネできない。
「今日からあそこでこのクラスは食べるのか?」
この言葉を最後にうちのクラスはあそこで昼食を食べる事になった。
巨人・・・!!余計な事を・・・!!
何で俺らこんな所で弁当食べてるんだ?
みんなそれを言って弁当を食べるのが日課になっていた。コイツら実はいい奴なんじゃね?
それより何よりもみんなで食べると―遠足みたいで面白かった。みんなといて楽しいと思ったのはこれで初めてだった。
神長君がいないのにコイツらといるのが楽しいと思う日が来るなんて思いもよらなかった。あいつはいつものクールな顔で淡々と何も喋らないで食べていた。それよりも―
ああ。今日も台が更に積み重なっていた(つくなっていた)。
学校の背が伸びたな。
なんかすっかり学校が可愛くなってきた。
「ねえ土屋さん相澤君のプレゼント開けた?」
と話しかけてきたのはもうアニメ化が終わって以来話さなくなった。家女だった。
それよりも相澤はやはりチャオン君みたいにクラス全員にお別れのプレゼントを渡していたのだ。ちょっとショックだが相澤がくれたものはこれが初めてなのだ。嬉しいものは嬉しい。
「うん。まだ食べてない」
相澤がうちに初めてくれたものだ。まだ開けてしまうのが勿体無くてまだ開けていない。だが余りにも嬉しくてお守り代わりにいつも学校に持ってきているのだ。実はまだ相澤が転校してしまった悲しみが消えない。だからいつも持ち歩いているのは相澤と学校に通っているっぽく感じるからだ。
「た食べる・・・?」
「うん」
そうか家女はもう食べてしまったのだろう。そんなに早く腐るもんなの・・・?早く食べなきゃ・・・とそれを思うと切なくなった。すると家女がいきなり心配そうな顔になり
「ダメだよ!!あれを食べたらいくら光世ちゃんでも!!」
え?ダメ?やっぱりとっときすぎた?もう腐ってる事決定?ヤバイヤバイよ!!早く食わな!!その事に必死で光世ちゃんと家女が言った事に対して深く考える事はしようとしなかった。
うちはもう授業が終わっているというのに教室の机に突っ伏して寝ていた。まだ生徒が何人かお喋りをして残っていたが最後の三人が帰った。
よし!!やった!!やったよ!!
キラン!!うちの目が光った。
うちはこの時を待っていた。
うちは自分のカバンをゴソゴソし始めた。
あれー?
ない!?
何でない・・・?
ずっと鞄の中に入れてあった相澤のプレゼントが―
ない・・・!!
どうしよう!!
どうしよう!!
うちは教室中を捜し回った。
がいくら探し回ってもなかった。うちは急いで廊下に出た。
いくら探してもなかった。
どうしよう?
どうしよう?
落ち着けうち!!
そうだ!!学校の外。あの場所にあるかもしれない!!
行ってみたがなかった。すっかり辺りは薄暗くなってきた。うちは学校の廊下を放心状態でフラフラ青い顔をして歩いた。
ない・・・。
ない・・・。
すると図書室からアイツが出てきた。
どうしよう・・・?コイツに一緒に探してくれって頼むか?でもこの冷酷な奴が一緒に探してくれる訳がない・・・!!
だがいつの間にか
助けて・・・!!
いくら願っても色んな気持ちが伝わる訳もないのにその事を言えずに必死な形相で奴を見ていた。
だが奴はうちがいる事に気付くと一瞬いつもの冷たい目をしてうちを見たかと思うと
「どうした?」
とそれとは対照的な温かい顔でこっちを見てそう言った。
「あ・・・あ・・・」
必死に隠そうとしていた。
こんな奴に涙は見せたくない。だが・・・だが・・・。
うちは我慢していたモノが溢れた。
「無いの・・・うちの・・・相澤のプレゼント・・・!!」
携帯番号すらも知らない。たった一つの相澤のものだったのに・・・!!
すると転校生はさっきまで確かに持ってなかったのに小さなあの包みをうちに無言で渡した。
とうちは静かに受け取った。
あった・・・!!
あった・・・!!
良かった。
良かったよ・・・!!
お礼言わなきゃ―
「あ・・・あ・・・」
「後は?」
うちの悲しみを見透かされたみたいだった。
「神長君が・・・!!神長君がいないの・・・!!」
「それ開けないのか?」
うちはこの機会に開けて見る事にした。というか今この中身が気になって気になって仕方なくなったのだ。うちは包装紙を待ちきれずにビリビリ破いた。
するとその中身はサッカーボールの指輪だった。高校生にしては相澤うちの事をガキ扱いしすぎなのだ。
「なんか腹空いた。うちこれ食べる」
「そうか」
と微笑む転校生。
「そうかやあらへん!!」
といきなり謎のハリセンで叩かれる転校生。
「え?光世食べるの好きだろ?」
「何故!?指輪を食べるんや!!」
「あれチョコレートの指輪じゃないのか?」
「違うわ!!」
「え?飴の指輪じゃないの?」
思わずその初対面のハリセンに聞いていた。
「違うわ!!」
「ならどうしたらいいの?」
うちがそのハリセンに聞くと
「ちょっと貸してみ!!」
とハリセンに飴モドキ(飴の指輪)を渡すとうちの小指に嵌めた。
「ん?ここじゃないのか?」
転校生は飴をうちの左手の薬指に嵌めた。
ガーン。
ハリセンはちょっとショックそうな顔をした。
そのまま。とぼとぼ。ハリセンは消えた。
何処だろう・・・なんかこの光景を見た事がある。
すると部活があって残っていたのかうちのクラスメイト野末が
「おい!!何んで土屋泣いてんだよ?お前のせいか?土屋もソイツの事嫌いだろ?」
あ。さっきプレゼントの事で泣いたときの顔のままだった。目がまだ赤かったか?
「うん!!」
は・・・でも嫌だったのだ。
まあの立ち位置を取られたみたいで
「俺らの前から消えろや」
「そうだな」
とまたあの顔になった。
「じゃあな」
とうちらに背を向けて歩き出すと
「おい!!待てよ!!馬鹿にしてんのか!!」
と野末は大声をだしてその頭を掴もうと―
したら眼鏡が代わりに
ガッと
当たって外れてそのまま地面に落ちて割れた。
それを無言で転校生は拾うとポッケにしまった。
「じゃあな俺帰るわ」
とまたメガネを外すと性格変わるんかというぐらい暖かい人懐っこい顔をするとまた背を向けて歩き出すと
「待って!!」
「何だ?」
「あの眼鏡なくても見えるの?」
「俺目いいから」
「なら何で眼鏡かけてるの?」
「ん?眼鏡ってこんな感じじゃなかったか?」
「え・・・眼鏡って・・」
「あの3人組のデブとチビと眼鏡だろ?」
あ・・・。
あ・・・。
うちは何度目かになるが今までの堰き止めたものが押し寄せてきた。
「巨人ー!!」
と抱きついた。
ぽかんとした感じの顔してウチを見ていた。
「酷い!!うちだよ!!うちだよ!!何で言ってくれなかった。何でわざと眼鏡でかっこいい子のフリしてたの!?全然気が付かなかったよ!!」
「え?かっこいい?アイスリーゼンベルトがな光世に気ずかれるなって。驚かせたいからって。でもそれとなく光世が気ずける様なサプライズみたいな感じにしたいからって眼鏡のイメージに合わせたんだけど」
「止めてよ!!別人だよ!!」
うちはスリスリした。
やっと見つけたアニメの余韻。
そういえばさっき巨人の手になかったはずのプレゼントがいきなり現れた。あれは巨人のコマ撮りアニメの能力に違いない。
さっきのは謝ろうか迷ったが巨人は全く気にした素振りはない。コイツはそういう奴なんだ。
「巨人!!何でこの学校来たの!?嫌だけど一生居ていいよ!!」
「ん。サッカーの試合もうそろそろだと思って来たんだけどちょっと早く来過ぎたみたいだな俺帰るわ」
「え・・・え?帰っちゃうの?サッカー?」
「日本は早めに来るのが常識って聞いたんだけど違ったか?」
「え?だからサッカーって何?」
「神長との約束であったろサッカーするって」
「え?」
そう言えば言っていた会うたびに神長君はサッカーしようって
「あのテストの順位順にやるんだろサッカー?」
「え!?聞いてないよ!!そんなの!?全部知ってる事教えてよ!!アニメ終わったんじゃないの?」
「ん?テスト順位順にアニメ化になってんだ。国がな。そしてその順位順に神長チーム。お前らとサッカーやるって事みたいだ」
もしかして・・・もしかして!!
「来て!!」
うちは巨人の手を引っ張って走った。
「よかったじゃん。楽しそうで」
後ろで野末の声が聞こえた。
うちはあの場所に来てた。
「これ!?これでしょ。学校やっぱり明らかに成長してるよね!?」
「ああそうだな」
「ねえ?それにどうして?うちはアニメ化が終わって死ぬはずだったのに生きているの?何だったのあの台は!?うちが落ちる所にいきなり台が出現したんだよ!?」
ん?そういえば相澤が最初、慶吾から慶に代わっていた。
そしてこの学校。本当は千種台高校のはずなのに
千種高校になっている。
「ああ。あの二人気ずかれない様にか知らないが光世を死なせない為に台を名前とかに潜ませていたというか自分に身につけていたらしい」
「え?何ゆうてんの?」
「この現実には題が”ダイ”が無い台無しだろだから題をつける事に光世の身が台無しになる事を避けた」
よく解らんがあの二人がうちを助けた・・・?
「でな。その題二つにケルン・フォードと神長で3D技術で加工を加えた」
「え?ケド?神長君?」
「ん。前のアニメの世界はお前(神長)がアニメの世界を食う事で完結したがその時のお前の脳、神長の脳が死んだ訳じゃないな」
「あ。そういえば」
「3Dって右目用の映像と左目用の映像が別々にあるみたいでそれを専用の眼鏡などでそれぞれの目にだけ見える様にしていて現実の景色が左右の目で少しずれた映像になっている様に3D用の映像も右目用と左目用で少しずれている。その映像を脳が上手く処理をして現実のものを見るときと同じ様に立体的に見える様にしてる(ドラえもん不思議のサイエンスvol.9小学館引用)みたいであの時神長がもう一人の神長のタッチした時あれは3D映像は右目と左目に少しずれた像を見せていてその時に実はもう左目の神長千種台高校の台の方の神長は現実―右目の神長は後でアイザワの名前について台の方は後で現実へそして生き残った脳でそしてラストだったテストだった光世の脳は3D眼鏡の役割を果たしているという訳だな。でな。右目と左目の網膜はそれぞれ見える範囲が分かれていて脳に伝わる時は右能と左脳で左右に映像が分かれているだろ。神長はアニメでもラノベとかその他諸々だった訳だろだから神長の左脳と右脳はまた世界を合体してアニメ化したって訳だ」
回る回る世界の観覧車。あの時最後に人間に見えた神長君の肩に手を置いたのは別の世界自身の神長君だったんだ。文章自身の世界の神長君が音楽自身の世界の神長君に追いつくとアニメの世界が成り立つ。
「ねえ神長君は何でまたアニメ化したの?」
「光世や俺達が好きな世界を選べる用にだろ。世界は一つに見えても可能性は色々ある。色々な世界や可能性がずっと俺らには視えるずっと無意識に自然な形でいるって事だろ」
「ねえ、で何で学校は成長しているの?」
「アニメにもラノベにも題があるだろ」
「うん当たり前な事言うな」
「だからアニメになった国の”題”(ダイ)になってこの元からあった現実の学校にテスト第(一~)位の国のダイが重なっているって訳だな。
「重なるとああなるの?」
「確かに何でああなるんだ?」
バシ!!
ハリセンで叩くハリ・・・
「小人」
「イタリアと神長が学校の時間割の技術を使って第一次元の国、2限目の国時間軸順にアニメ化になった国々が重なる様にしたんや。そうしたら見ただけでアニメ化の順番と今アニメ化している国が解る訳や。見ただけで解る時間割表みたいにや」
「ピザ・・・血塗れのピザ・・・大丈夫かな・・・会いたいな・・・」
「コワ!!血塗れのピザって言うとキモイわ!!それめっちゃ食べたくな!!でもまたサッカーの試合で会えるやろ!!血塗れのピザに!!」
「え?やっぱ血塗れなのかな?それとも今死んで・・・」
「死んでピザってなんや!!光世もアニメのテスト受けて死んでもそれは本当の死じゃないって知ってるはずやろ!!」
「うん!!何度も忘れる!!」
「そんな自信満々で言われてもな!!でもその時は死ぬ程痛いがな!!」
「・・・」
と泣きそうになるうち。
「アイツが心配するタマか!!いっそういねや!!」
「お。初めて直で見るな。好きな娘をイジメル図」
「違うわ・・・?」
と言いかけてうちが泣きそうな顔をしてるのを見て
「好きやで!!」
「うん!!」
「良かったな告白できて」
「うるさいわ!!」
と顔をまっ赤にしてツッコム小人。
「でもアニメ化しているって全然前と同じ現実じゃん!!どこがアニメなの!!」
うちは怒鳴った。
「それに―神長君がいない!!いないのにどうやってサッカーするの!!バカ!!みんなバカ!!バカばっか!!」
と星野ルリのセリフを思わず言っていた。
「相澤のバカ!!いなくなって!!馬鹿ざわ!!」
『また相澤からバカざわに変わった!!』
え?相澤のツッコミ!!
ツッコミだけこっちに来た!!
「アホざわ!!」
『あいよ』
「酷いよ!!そんな事ができるなら早くしなよ!!」
「いやざわはまさかあんなにみつが自分の名前呼んで寂しがると思ってなかったんで照れくさくてでれなかったんや」
『何であんまり喋らなかったのに俺の事わかってんの!?』
「それよりざわなんか隠している時真顔になるんだね」
『ガーン光世にばれるなんて俺もおしまいだ!!』
「ねえざわ」
『何だ?』
「あの指輪ってサッカーって神長君の事知らせようとしたの?」
『まあな』
「ねえ指輪ってうちと結婚したいって事?」
『それをはっきり俺に聞く!?それに解らないフリして解ってたんかい!!』
「知らないフリしたバツだろ!!」
『仕方ねえだろ!!オレだってこんなくだらねえ事しとうないわ!!本当はこの異常事態現実では有り得ねえだろ!!だから俺はまた宗教神的なもんなんて信じてやるつもりはないが神的にはその異常な日常が現実でありえない普通でない事はタブーなんだって!!だから俺ら人間とかがそこで住む奴らがそれを”普通”だと思うなら見過ごすって言われたんだよ!!コロや神長の姉ちゃんに!!」
「コロ・・・お姉さん・・」
そう言えば―
「お~い。土屋」
先生が来た。手にはあの熊のぬいぐるみを持っていた。
「お。珍しいな土屋が友達と一緒にいるなんて」
現実でうちとは無縁だった友達という言葉に思わず心が温まるのを感じる。
「これ持ち主が誰もいなかったから土屋に持ってきたぞ」
「ありがとう御座います」
ん?クマがなんか持ってる。
スコーン?
「先生これ?何でクマがこんなん持ってるんですか?」
「あ。それかちょっと気味の悪い話なんだがいつの間にかそのクマがいきなし持ってたんだ。離そうとしても中々離そうとしなくてな。そのクマ捨てた方がよくないか?」
「ハイ!!うちが捨てときます」
「そうか悪いな」
そう言えば―
「巨人でしょ。あの消しゴムとか拾ってくれてたの。コマ撮りアニメだよね!!あんがと」
「気ずくの遅!!時間差攻撃にもほどがあるやろ!!」
「はははっどういたまやさん」
「それよりその薄気味の悪いクマどうするんや?」
「大丈夫これコロだから!!」
うちが泣きそうになってたからコロがくれたの。
「悪い事は言わんで捨てな」
「何でさ!?そのスコーンとか光世ちゃんが誕生日ってだから折角作ったのに!!」
とこの声は-
「お姉さん!!コロ!!」
「何度も言うようだが持っているだけでお腹壊すから早よ捨てな!!」
「何でさ!?初めて折角作ったのに!!」
お姉さんとコロはここの制服を着ていた。
「あれ?コロが2くま」
「酷いよ!!光世ちゃんそれ僕じゃないよ!!イギリス君から光世ちゃんにプレゼントだって」
「コイツはそんなにいいもんじゃない」
「うるさいよ!!」
『コロとか今出てきていいのか?』
と何となく半眼だろう相澤ツッコミ。
「だからここの生徒として人間としてきているのさ。でるつもりはなかったんだけど君が変な事言うから!!」
とお姉さんに向かって言うコロ。
「お前がツンデレっても可愛くないわ!!」
バシ
「何で!?(ツンデレって?)」
「コロ会いたかったよ!!」
うちはコロに抱き着いてスリスリする。
「光世ちゃん。君は全く人懐っこ過ぎるよ」
「コロや。神長君の出し惜しみは止めてくんろ」
「え?出し惜しみ」
とコロが言うと
「あんなんだったら有余り過ぎて困ってるからいくらでも持ってけばいいわ」
とお姉さんはそう言って空中をハリセンで指した。
と思ったら空中にハリセンでツッコミを入れた。
バシ
と
叩いた瞬間
(小さな)大量の原画が舞った。
それが空まで到達すると空事態がぺらッと
捲れたそれは空事態が巨大な原画だったのだ。
それが高速に何枚も捲れ始める。
『キモ長君!!』
『コワ長君!!』
『神長君知ってる?本当に面白い作品はどこから読んでも面白いんだよ』
『神長本当にキモイ!!』
空に神長君が見ているであろううちのアニメーション映像ライトノベルドラマCDが流れた。
『アイツ光世ばっかりじゃねえかしかもキモイだらけ!!』
と相澤がツッコミだけを発した。
「アレが神長君・・・」
『お前なら本当に分裂しそうだからヤメロ!!』
あいざわ
『どんな事があってもお前が友達だって事には変わりはないだろ』
今のさわい。
まあ君。全ての神長が見ている世界思いでが散らばる空気中に漂っているそれは金平糖だった。
思い出が―金平糖になった。それをうちは―
パクッ
と口で捕まえて
ボリボリ
後思い出が
(アップルコンポート)になって空気中を漂った。
「りんご?」
家女が言った。
「うん。うちの自慢の料理だよ!!」
リンゴを茹でて砂糖を染み込せるのだ。
『料理?』
と相澤が突っこみだけで来た。
本当は茹でるだけ茹でて砂糖もドバドバ入れたがそれよりまあ君は今どうしてるんだろう。元気かな?
シャリ
「ん?シャリ・・・あの子ならね。妹と漫画の枠の中に納まってアニメの枠その他諸々の画面に収まったんだけど妹の病気が体はすっかりよくなって暫くの間はやっぱり兄ベタだったんだけど相変らず無表情の兄(妹がニコニコなのに対して)だったんだけどそしたら妹があの勇者と結婚してね。妹は勿論それでも兄とも一緒に暮らして兄ベタだったんだけど結婚式が何故か後だったんだけどその結婚式の妹の顔を見て微笑んだ後。全ての世界、現実からも姿を消したの。自分の題も全部捨てて物語の題名をとって”台無し”にした魔王だけど自らの題も自らとって自分から台無しにしたって訳。でも解るのは今もどこかにいるだろうって事」
問題用紙から出る。枠に捕らわれない。心から出る。
まあ君らしいな。
『あいつらしいな』
うちと相澤はまあを思って笑った。
「全部私が描いた事なんだけどな。違うかもう超えられたか」
と家女も何か頼もしそうに笑った。
でもまあ君の第○位の順位は学校にしるされていた。
という事はまあは神長君との約束までは捨てていないと言う事だ。
ならまたいつか会えるはずだ。
いや会えなくてもうちらなら―
神長君の神(紙)が吹いた。
世界中に神風(長君)がふと
重なっている全ての世界に。世界が重なっている。一つじゃないからこそロボット越しの触合いも人間同士の触れ合いみたいにやれたりロボットに乗っている同士の触合いをやれたり、アニメだと見えているからやれた事も世界が切り替わって文だと見えないからやれた事もある。二つの世界が切り替わる。それによってアニメーションの世界が出来る。
世界中に漂っている。
「確かに神長君って漂ってそうだよね」
『ああ。漂ってそうだな』
「かってに漂っとれ」
とお姉さんが言った後に空中のアニメーションの中に
〈「姉さん御免」
〈「バカが馬鹿じゃない優れた私が何の為にいると思ってる!!バカが馬鹿で入られる為だろが!!」
〈『兄さん
〈狡いそんな事言われたら〉
お姉さんはケロッとした無表情でコロはちょっと切なそうにしてた。
「代わってやる。くだらん肩書きを。元々アンタに向かんわ。どこぞの祭りにとっと行け」
コロはポカンとしていた。
「えっとでもあの子も頑張ってるしそれに光世ちゃん見てたらもっとがんばら―そういえば君今まで何処行ってたの?あ。もしかして代わってくれる為?」
「いやアンタがいたからいるのが嫌だったんだわ」
「ええ!?」
とコロ。
「コロは頑張りすぎなんだよコロは我慢しないで神長君のお兄ちゃんなら世界を飛びまわっておいで」
コロは優し気な苦笑いをして
「光世ちゃんに言わせちゃったよ」
するとコロはいきなりソワソワし始めた。今まで溜まってたものから解放されたのか
「イヤッターヤッタヨー!!」
やっぱりコロ(すけ)じゃないか。
「直里!!みんな!!ありがとね光世ちゃん行って来るよ!!」
「コロ!!今度絶対名古屋祭り一緒に行くぞ!!そしていつかうちは上手いアップルコンポートを作って食わせてやる!!そん時は神長君も一緒だ!!」
「うん!!じゃあねまたね光世ちゃん。相澤君の方へ行っちゃうと思ったけどあの子にもちょっと脈はあるのかな・・・」
待ちきれなかったのか高速な一陣の風となってコロは行った。
「ねえねえ光世ちゃん」
行ってなかった。
「ねえ!?コロ!!驚くよ!!うちと離れるの嫌だからって!!」
〈『コロと見せかけてコロではないいやコロか?ウソウソ本当ウソ本当』
イギリスだった。
「くまありがとね」
『ん?くまに何かして貰った?』
イギリスらしかった。
「コラー!!乙女をからかうんじゃない!!たまには集団じゃなくて一人代表でてこい!!」
『ええ!?嫌だなあコロなんだけど・・・仕方ない』
すると皮肉気な不敵な笑みを浮かべたうちの学校の制服を着た外国の男の子が
「はじめましてじゃないがはじめまして御嬢さん」
うちはそれを見て止まった。
「結婚してあげるよ!!」
そうしたらイギリスの本来の高代の子は一笑し
「最終的には我らの勝ちだな」
すると相澤が慌てて
『コラ!!何勝手な事言ってやがる!!ちょとしか今しかでてこなかった奴に負けて溜まるか!!』
と言ったかと思うと
相澤はいきなり照れ初めて
『いやテスト的な意味で』
『ならやはり我らのものだな』
『ガーン!!糞こいつウザイ・・・』
するとお姉さんがうちの頭にぽふと手をのせて
「コラ。嬢ちゃんアイツもいつになるか解らんがあの学校が時間割表となって世界のアニメ化度を表す表の役割をしている今は表だがいつかはあの世界が本当の学校になる。いや途中でもアイツは帰るかもしれんし解らんが気長に待ってやってもいいしほっといてもいいわ。それにあの透かしたガキ大した奴じゃない。まだうちの大アホの方がマシ」
「う~むうちをコロみたいにからかってるだろ!!本気で言ってないだろ?」
とイギリス君に向かって怒ると
「いやコロだけを本気でからかっている。逆に本気だったら我らのになるの?」
「うん!!」
『コラ!!騙されんな!!光世!!保の買った漫画貸てやっから!!』
どうやって東京から名古屋までと思うがこの世界は何でもアリか。
勿論騙される以前にうちではみんなと本当の友達に奇跡的になれても神長君がしかけてくれた日本だけではなく世界中の人とアニメ(うちの大好物)と世界外の人、疎まれていた人と共通点を持って友達になれる様な風にしてくれたとしてもでもそれ以上は絶対無理なんだってでもうちは―
「保の漫画貸て!!相澤もイギリス君もうちはみんな(全員)と結婚してやる!!」
どうせならずうずうしくやってやる。
× × ×
画面裏
「ん?何で俺らが写るんだ。アニメ放送終わったんじゃなかったのか?」
〈画面裏 イタリア〉
〈パスタ〉(前からピザのそばにイタリアの仲間としていたがなぜか今事実上の初登場パスタは勿論光世がつけた。本当はグラタンが良かった。ホワイトソースのリゾット。ホワイトソースのシチューでも可)
〈パスタ〉「うお!?それより俺どうしちまったんだ?パスタは美味いから別にいいが・・・その後の説明がなんじゃ!?」
〈イタリアの仲間1〉
「また話脱線だ。それより何でアニメの放映が今終わった所で画面いやフレームが回ってきたのかという事だ」
〈パスタ〉「それは俺達がプティボヌールマイスの説明があまりにも足りなかったからじゃん?」
〈イタリア2〉「絶対大した意味もないぞ・・・」
〈パスタ〉「プティボヌールマイスで思ったがいやそれよりも結局1位にもドベにもなれなかった。ピザは成績はいいがアホガキじゃん。やっぱり俺がイタリアに乗れば良かったな。だから俺名付けられたんじゃね?」
〈イタリアのクラスメイト〉「次なぞない!!人生は一度きりだろ!!そんな有りきたりな事を言わせるな。だがあいつにしては頑張ってた方だ。結果的にプティボヌールマイスは手に入ったしな」
〈パスタ〉「うーん」
〈イタリアのクラスメイト〉「あれで終わりじゃなかったのか!?何で俺達が出ねばならん!!」
〈パスタ〉「光世譲の終わり方が雑だったからじゃね?いや俺的にはいいと思うが」
チラと半眼で俺は何故かまだ血まみれで子供みたいな満足そうな顔でパンケーキをあーんという感じで食べているキモイ野郎ピザを見た。
ただ本当の一口だった。
だがその一口に満足したのか。
「パスタ。おいしいよ。食べな」
と満足そうにゴジラのシャープペンをくるくる回しながら言うピザ。
「・・・ああ」
はっきりいっていらなかったがコイツにやるのは嫌だしパンケーキは別に普通だった。いや嫌じゃないので
パクとそいつの持っているフォークの手で面倒だからそのまま食べると
「む。悪くない味じゃん。マジでプティボヌールマイスだな」
イタリア〈1〉「でも良かった。俺らのクラスの姫が俺らクラス一員全員を爆破して殺してきそうになった時避けたり逃げたりしたら機嫌を損ねちまうと思って攻撃受ける覚悟したらアイツ(ピザ)があのテストで負けたあの血塗れの姿で
「これゴジラのシャープペン。クラスの奴ら全員お揃いだね。後。これ姫ちの大好きなパンケーキ」
「を食べさせようとした時こいつは阿保か!!と思ってイラっとしたけど
それを見た姫は珍しく呆気にとられた顔をしていて訳が解らなかったのかとりあえず食っとけって思ったのか、パクって食ってそしたらアイツがニカッと笑ってそしたら姫いきなり顔が真っ顔になってシャープぺンも受けとってそれを見て『お揃い』ってシャープペンを見て微笑んだ顔アレ溜まらんかったな。おい!!」
「でもアイツが成績1だから俺ら全員が本人の意思に関係なく高代をアイツに押し付けたがあいつがイタリアをダシ、元(食べ物)にしてだそうと言いだした時高代から降りたくてわざと言ってるのかそれともこの国や俺らの事嫌いで言ってんのかと今何となく思うけどどうよ?でもあの時何それ?面白れ!!元々国いらねえし調度いいって思って盛り上がったんだよな」
パスタ「・・・。でもアイツのあの時の妹のお揃いっていう時の顔見ちまったらアイツ自分の国が自慢で大好きだから他の国にも食べてもらいたくてその幸せを分けてやりたくてそして結果的には小さな幸せ(プティボヌールマイス)だけが残る。俺の妹は巨大な幸せ自分以外の奴はニコニコ笑ってやがるから恵まれているから笑っている何の悩みもない無限大の幸せを無意識のうちに内包してそれが妬ましくて仕方がなかった。だから俺らクラスに当たり散らしていた。でもお前らはそれさえも嬉しそうにしてたっけな。なんでだ?あれ」
「バカか!!お前!!何度でも言うようだが姫はお前の”妹”ときたもんだ。そんなのがクラスにいるのが幸せと喜ばないと言うのならなんと呼ぶ!!」
「そうだな。お前らはそうだよな。そう言って姫ってあだ名で呼んでちやほやし始めたっけな。本当に女なら誰でもいいのか」
「お前の妹とクラスの一員だからだ」
こいつら。いきなり顔色が変わった。
「でもアイツならそうじゃなくても阿保だから」
とイタリアクラスメイトが見た先には―
血が足りなくなったのかただ寝ているのかパンケーキの傍らで机に突っ伏して幸せそうに寝ていたピザが居た。
こいつは幼馴染みでずっと居て一番の友達って思っているのか本当に近くにずっと居てそれが一番ウザイと思っていたが―
俺ら全員分の幸せを分けてそれでやっとあいつも小さな幸せプティボヌールマイスを手に入れて俺らはそれで幸せが減っちまった様に見えるが幸せと言うものは減ったりあげたり貰えるもんじゃないのでそんなん興味なかったのでそれは全然良かった。で俺ら全員はみんな平等な幸せ〝プティボヌールマイス”小さな幸せを手に入れた。
でも実際は幸せと言うのはそう簡単なもんじゃないのでだからアイツには俺らがいるのだ。それに学校の時間割というシステムを使って(つくって)、全世界に関わる事によって妹と世界を関わらせて妹は自分で決して関わる事はしない。だから時間割作ったりイタリアを全世界に食べて貰ったりして関節的に無意識でも関わらせたのだ。だからあいつもいつかどんどん少しずつ本当の幸せを手に入れるのだ。
そういえばコイツはお嬢の心の修理の時にも世界の精神科医としてイタリアを使い妹と光世を治そうと―いやコイツはガキでアホだからただ単に二人にみんなに笑って欲しかったのだろう。ならウザイが仕方がないがプティぐらい少し褒めてやるか?
相変わらず幸せそうに寝ているコイツの頭にそっと手を近づけるとそれより先に別の手がコイツを撫でていた。
「パスタ!!狡い!!うちより早くピザを食べようとするなんて!!」
「うお!!嬢ちゃん!!光世なんでここにいんの?」
世界のカルタ ら ランチはパスタとピザに決定!!
アニメ化に進・・
すると寝ているピザの腰に手をかけて持ち上げようとする。
「いや嬢ちゃんには無理だろ」
「フッ本当はうちがお嬢様だっこしてピザをお持ち帰りしたかったけどムリだった時にパスタにピザを持って貰おうと思ってパスタをパスタって名を付けたんだよん。と言う事でパスタ、ピザ貰っていい?」
「いいよ。そんなもんで良かったら要らないし。でもただし譲ちゃん一人で持ち帰んな。譲ちゃんにはいるんだろ?」
ピザが少しずつ優し気にふわっと感じで浮いた。
神長君がお姫様抱っこをしてくれているのだろう。
「嬢ちゃん。そいつはいらないが嬢ちゃんは欲しい」
「今度パスタもうちが貰ってあげるよ」
「ハハハッ嬢ちゃんとこに行くともれなくソイツがついてくるならやだな」
× × ×
「捕ってきた」
『何でだ!?ユーフォーキャッチャーで景品取ってきたのりで戻ってくんな!!いらないから返してきなさい!!というかこんなんなら全員と結婚してやる!!で終わっといた方がまだマシだ!!』
相変らずアホザワはいた。見えないけどツッコミとしている。ツッコミだけがいる。
「阿保ザワ。神長君は見えないけどいる」
「こいつが浮いているのはそういうことか。相変らずこんだけ五月蠅くしてるのにこいつらしい顔して寝とるわ」
「阿保ザワ。人間の神長君は先生になるのが夢だった」
でも人間の神長君はここにはいない。
「そうか。あいつらしいな。だからあの時、俺らと二人で教師として学校行こうとしてんだな。俺はもう一度その光景をもう一回見てやるつもりだ。だから俺は先生になる。先生になって光世みたいなほっとけないガキをめんどうみるのが夢だ。お前見て思ったんだ!!だからしっかりしてくれ!!俺もしっかりするから!!」
「性悪なざわに先生なんてなれるかな・・・。でも言ったな!!絶対約束守れよ!!神長君と一緒にまたうちの前にこい!!うちも小説家と画家とパン屋と寿司屋になる!!」
「うわ!!夢多!!欲張りな光世らしい!!どうせなれんだろうしまあ欲張りでもいいか。あ!!光世レベルなら保育士を目指した方が・・・」
うちはアホザワと違って言い訳なんかしない。どれも必ずなってやる。
「アホざわ!!神長君は夢を語ってくれる時、数学の問題をくれたよ!!だからなるとしたら中学生教師以上にしろ!!」
「まあなれるかわかんねえしな。夢は色々持っとくか」
いつか学校ができてきたら人間の神長君に会える。学校を作ろう・・・!!そして神長君は幸せになる。それは明日かもしれないし何十年後かもしれなかったがどうでも良かった。でも人間じゃない神長君がいてくれるだけで十分幸せだ。神長君も幸せだと思っていてくれる。それは神長君の性格なら100%だろう。
神長君は世界中に漂っている。神長君は空に相変らず気持ちよく吹いていた。秋様の千の風になってのメロディと共にエンディング曲らしきものが流れた。
風が吹いている
風は吹かなくてもいい
吹いても吹かなくてもどっちも好きなのだ
だってうちが吹くからうちは思い出のたんぽぽの綿毛を吹く。思い出じゃない。タンポポの綿毛も吹く
うち自身が気の吹くまま行く
どこまでも
どこまでじゃなくても
行ったり戻ったり言ったり上に上がったり下がったり下がったりそのままだったり
『歌の意味が光世らしくて解りにくい!!』
と相澤は相変らず姿が見えないがツッコミだけでうちのそばにいる。あほざわらしくてなんか嬉しい。
「なあ光世。ずっと気になってるんだが光世は女が好きなのか?それとも男が好きなのか?」
と巨人がいきなりな事を聞く。
「両方共」
とイギリスの高代君が答える。
さすがイギリス君。
「そう言うお前はどないや?」
と小人が巨人に聞く。
さてはやっぱり小人は巨人の事を恋愛対象としてみていたのか。
「何でや!!」
と小人が青い顔して言ってくる。
「俺は―」
と巨人が言いかけた所で
タタッタッタッとンと
巨大な画面がうちらを狙ってやって来た。がそれを全て神長君が当たらない様にしてくれたのか当たらなかった。
「何やこれは!?」
「ん?俺の彼女だ」
「ええ??お前の事嫌いが更に嫌いになったわ!!自慢しくさって!!羨ましくないわ!!こんなヤンデレ!!」
「え?これナイフ(クラス)が文字になってる?」
と家女がナイフ(教室)を見ながら言う。
『おわり』
ゴッおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
「くだらねえ!!在りきたりな上にどんな終わり方だ!!」
でもくだらないのがうちらしい。
『ええ!?本当に終わらせるの!?』
ツッコミ相澤。
アニメ化まだまだ続くが一旦ラノベの世界のアニメ化は一旦〈完〉
一旦終わりと付けたのは『おわり』のおの部分を打ち抜いてそのおの部分をこの話のありとあらゆる部分に散りばめられている
中の国シリーズのその真ん中ののの部分をそれぞれ撃ち抜いていた。
その真ん中の部分を打ち抜かれた文字は中 国となりその真ん中が空白になった。
その真ん中の空白を詰めて
『中国』となった。
その中の国シリーズの膨大な文字を吸収して国機がその姿を現した。その吸収した膨大な文字はそのままその国の膨大の点数になった。
見えない文字の世界では解らないだろうがアニメの見える世界でのうちにははっきり視えた。
冷たい王者の様な目をした黒髪の男の子がその国旗を使って国機サイズの長い銃を構えて文字を撃ち落したのを。
その冷たい威圧感のある目に国々は
ゾクッとして何にも言えなかった。
そしてその存在を文章の世界にも解りやすくする為に
「テストが終わったって誰が言ったさ」
と最初の冷酷な感じとは違う朗らかな笑みを張り付かせてのんびりした口調でそう言った。× × ×
うちはガシャポンなどのシークレットは中々当てられないからもう出ないんじゃないかとその時はそう思う。でもある日、また気になるガシャポンを見つける。お金を入れて回すとまだ一回しかやってないのにシークレットが出る。
その時初めてシークレットはあるのだと解る。やっぱりシークレットって大好き・・・!!
だから今回も絶対ある・・・!!
文字の世界にも縦書き。横書きがある。アニメの世界でもうちが学校の屋上から飛び下りる。縦の関係。
『学校の時間割』によって発覚した。横の関係。
その2つの関係を自覚したうちなら辿りつける・・・!!
ダン 縦の世界と
ダン 横の世界を
交わらせると解る・・・!!
『世界のクロスワード』
あった・・・!!
『シークレットワールド〈シークレットエピソード〉』
「イギリス君うちを甘く見て貰っては困るのだよ」
「甘い?君をまだ食べた事が無いから考えもしなかった。なら今から食べてみるか」
「食べるってエロ的な意味で・・?」
そう期待を込めて顔を赤くしながらうちは聞いた。はっ・・・!!いかんいかん!!
「うちをからかうのはいい加減にしろ!!こっちがお前を食べてやる!!」
そううちは言って高代のイギリス君の首に齧り付いた。
ビビい
コロにやるみたいに首の肉をスルメみたいに食い千切ぎろうとするうち。でもコロと違うのはいっきにではなく少しずつだ。捲れたとこから血がボタタと垂れた。でもそんな中でもこの子は顔色を変える事は無かった。
「やめてよ!!」
とそれとは正反対な動揺した子が現れた。
高代の子とは容姿も正反対で太った恰幅のいいおっさんが高校生の制服着ているみたいな感じだ。
「冗談に動揺してでてきとる」
とその子を見て高代の子はそう言った。
「五月蠅い!!血でとるやん!!」
「だが人前に出れたやん」
「あっ・・・必死だったから」
うちはそれを見て微笑むと
「高代をコロに任せたのはコロの為もあるけどその子を守る為だね」
それに高代の子は今までとは違った余裕のからかうような笑みではなく無表情でうちを見る。
「それに二重鍵かっこをつけていて喋っていたのってあれってイギリスのクラスメイトが全員喋っている様に見えてたけどあれ実際は君一人だよね。あれは神長君のロボットとから発せられた、神長君の頭、胴体、右手、左手、右足、左足などのそれぞれから発せられた声だから重なって聞こえてたんだ」
今までの話の最初に〈頭〉〈胴体〉とか書かれていたのはあれは話全体が神長君でうちらが神長君のその部分の話ということなんだ。つまりイギリス君は話をロボット化する技術を考案したアニメの役職〈背景美術監督〉だったんだ。うちらは学校イコール世界全体の国機(国旗、こっき)、神長君の中にうちらはいる。
「あ。そうなんだ。光世ちゃん説キャラだったんだ」
キー!!は恥ずかしい・・・乙女をからかいおって・・・。
「その説嘘」
ガーン間違えてた・・・折角かっこつけたのに・・・。
「本当」
「どっち!?」
「嘘」
「チー!!」
「嘘嘘本当嘘本当」
うちは怒り疲れてげんなりしてうなだれた。
「コラ!!光世ちゃんで遊ぶんじゃない!!」
おっちゃん君が高代君に向かって怒る。
「ならお前で遊ぶ」
とおっちゃん君はうちの横に並んで一緒にうな垂れ始めた。
「うち疲れた。もう寝る」
「お休み」
「俺も疲れた寝る」
「寝な」
うちとおっちゃん君は高代君にお休みの挨拶をすると何故か下に敷いてあったお布団に寝そべると
「寝れないからさっきのクイズの解答教えてちょ」
うちが高代君に頼むと
「両方」
「え?」
「俺だったり、イギリス全員だったりする」
「そうかあ。両方か」
なら結局うちの仮説は正しいのか間違えているか解らないでもそれも両方なんだろう。
「光世ちゃん。僕もね説キャラだよ。あのね。『技術』とか『音楽』とかって書いてあるのも神長君が学校自体だからその部分の音楽室とか技術室にいるって事だよ。それとね。ケドは理科室、まあは技術室などの擬人化したものなんだよ。後ね。ラノベなどの神長君は音楽室が擬人化したものだよ」
嬉しそうにうちにおっちゃん君は話かけてくれた。
「なんか君とは一番の友達になれそうだよ」
うちとおっちゃん君は布団に寝そべりながら握手を交わした。
それを無表情でぽけ~とした感じで見ている高代君は表情は変わらないが嬉しそうだったのはうちは見逃さなかった。
そしてその無表情でぽけ~とした顔でそのおっちゃん君に無言でふあふあした毛むくじゃら頭のでかいマスコットぬいぐるみをおっちゃん君の横にそっと掲げた。
「く比べている・・似てないから!!」
なんかいつもは大人ぶってるけど高代君なんか幼い・・・へへへなんか可愛い。うちの高代君・・・。
世界のカルタ く クマが好きな?イギリスの高代君。本当は一人だった?とかってにおもったけど全員でもあるみたい。かっこつけてるのかなと思ってたけど無表情でぽけ~とした本当はクマじゃなくてクマに似ているおっちゃん君が好きなんじゃ?
アニメカへ・・・くどい・・!!
「いいな・・・それ欲しい。鞄に付けたい」
とうちが呟くと
するとうちの手にいつの間にかボールチェーンがついたそのマスコットがあった。
やった・・・。
だがそれだけでは終わらなかった。
ぽふ
ぽふ
後同じマスコットが二つうちの手に載ってきた。へへ。やった。
うちはそのマスコットを3つ並べてボールチェーンの部分をもってぶらぶら3つを並べて見つめてみた。あれ?同じって言っちゃったけどこれって・・・。
「俺の眉毛がどんどんなくなっている・・・!!よくそんなもん毎回作ってくるよね!!」
もしやこれは・・・!!三つ並べるとおっちゃん君の眉毛がどんどんなくなってくという過程が楽しめるという三連マスコット・・・!!売ってるのかと思いきや手づくりなんだ。もしかしてあのコロックマも高代君が作ってくれたのかな。男がぬいぐるみを作ってくるのは普通だったらキモイが高代君の場合はなんか可愛かった。
うちとおっちゃん君は布団から起き上がって立つ。
「よし!!この三人で新たなる二番目のチームを結成するよ!!『紅茶カップの中の国々』だよ!!」
とうちは不敵な邪悪な悪役の笑みを浮かべながら高代君の手を見つめた。もう高代君はうちのものなんだから手でも握ってやろうか。チーム名を付けたのだってチームという、紅茶カップという枠の中に閉じ込めておっちゃん君と高代君をうちだけのものにする為だった。言うまでもないがうちらしい醜い欲張りな独占欲の塊だった。
だがこれはシークレットだが本当はわかっていたいくら偽りのカップの中に閉じ込めたってうちなんかのものじゃない高代君はおっちゃんのものでおっちゃん君は高代君のものだ。うちの入りこむ余地もない。いつもみんなが笑っているのをカヤの外で見つめている。未来永劫、枠の外の住人、アニメを見る事はできでもうちは所詮その中に入る事は無理なのが当たり前
だが
こいつらはあまりにも学校ではなく家なのだ。気を使わなくてよく安らいだ。だから思わず口が出てしまったのだ。
アニメでよく女の子の頭を男が撫でるというのがあるがいつもそれを視てうちはイラッときていた。女の子に気やすく触れんな!!ウザと思うからだ。だがうちはそれをさっき期待してしまった。
人間は自分に有り得ない事に期待してしまうのだ。
だがそれをうちは笑顔で隠すのだ。
「光世ちゃんって手が置きやすい位置に頭がある」
うちの頭に手が置かれた。キショイと思っていたアニメの行為。
「俺ってお前のものなの?」
と高代君がうちの頭に手を置きながらおっちゃん君にあの無表情でぽけ~とした顔で聞いていた。うちは下を向いて顔が真っ赤になってるのをちょっとでもバレない様にしていたから解らないが。
「何で俺に聞くの・・・!?」
「俺のもの」
「ええ・・・!?」
このくだらない空気にうちの心に隠していたシークレット的感情が今ので心が壊されて言葉が溢れだす。
「うち本当はアニメなんかじゃなくて良かった・・・!!学校やツッコミなんかならなくても神長君や相澤に普通にしてて欲しかった・・・!!普通に人間として傍に居て欲しかった・・・!!」
涙がかってに溢れだしていた。
「学校なんか本当は・・・いきたくない・・・!!」
すると高代君にイギリス(国機)が静かに近ずいてくる。
それに高代君はうちから目を離さず手をうちの頭から離さず空いてる左手を後ろに持っていきそのまま後ろにいた国機に優しくうちにするみたいに手を置くと
「いかな」
と静かに優しく言った瞬間―
イギリスの後ろの部分が
バキバキ
と銀色の羽の様ないやこれは蜘蛛の足の様な物が背中からどんどんバキバキと音を立てて何本も飛び出ては後ろにしゅるしゅると無限に伸びる。しまいには前、横全てがバキバキ
しまいには国全てが銀色の蜘蛛の足になっていたでも国の体から銀のアームの様なものが全身にバキバキシュるシュる四方八方いたる所から銀色のアームの様なもの全身から世界全体に広がるのが治まる気配がなかった。
どんどん背景が銀色のアームで覆い尽くされていく。
「高代君・・・!!」
これってもしかして―
『世界のクレーンキャッチャー』
もしかしてこれで―横の関係にも縦の関係にも行ける―それより―
「高代君・・・!!イギリスに食われてる・・・!!」
銀色のアームが高代君の背中を食い破る。そしたらまるで銀色のアームの巨大な羽が高代君から生えているみたいだ。
「高代君・・・!!ギャ―!!痛いだろうが!!うちの高代君を食べるのを止めろ!!うちが高代君を傷ものにするんだから・・!!うちより先に食べるな!!」
うちが泣きながら怒鳴って言うと
「光世ちゃん。もう光世ちゃんに食べられてる」
「うるさいわ!!こんな時までからかうのは止めろ!!」
「本当に光世ちゃんにさっき食われたとこの方が痛い」
とぽけ~とした無表情で言ってくる高代君におっちゃん君が
「コラ!!光世ちゃんで遊ぶのやめ!!光世ちゃんコイツ高代だから国機の代理もやらなあかんの。今『国のクレンキャチャー』でイギリスもとい国機とそれと神長幸司がこの世界全体の国機もとい学校=高校だからそん中にいる俺らのイギリスも国機=高校=その代理、だから高代てのもあるんだよ。が今国のクレンキャチャーの役割を果たしとるからその代わり国としてのイギリスとしておらないかんの。だから今コイツは国機自身もといイギリスのクラスだよ」
「説明もっと短めにせな」
「うるさいよ!!お前が光世ちゃんで遊んでてしないからだろ」
最終兵器彼女・・・じゃなくて最終兵器彼氏・・・じゃなくて最終兵器高代君。
「やった・・!!ちせみたいな子、嫁に欲しかったんだ」
「光世ちゃん。もう嫁だが今は男だから光世ちゃんの選んだ普通な学校とツッコミを嫁にせな」
「え?」
その途端背景がすべてアームに覆いつくされた。とここまで冷静に分析出来るのも文字だけになり姿がない分なんか色々楽に頭が真っ白もといクリアになったからである。
因みにあの時のクレーンキャッチャーみたいにピザをお持ち帰りできたのもイギリス君の技術でクラスの位置決めで用いられる国のクレンキャッチャーはこの技術を用いられる事になろうとはうちは後から知る事になる。
「後なんてないんだよ」
シークレットといえば何で神嫌いの相澤が知らないふりをしてまでもアニメ化を続けたのかそれはシークレットにするまでもないが
「神長が戻ってくるなら神でもアニメでも何でもやってやる・・・!!」
というもんだ。
そこまで考えたら文字だけの真っ白な世界から―
× × × ????
字だけの世界じゃない。色のある世界に戻った。
ゴッ×××××××××
戻らなかった。場面転換の×が撃ち抜かれてシークレット?の部分がくだけて
『シークレットワールド シークレットエピソード』
ゴッバキ
更に銃弾が『(二十鍵かっこ)を折り
『紅茶カップの中の国々教室』
パッ
高代君がぽけ~とした無表情で立っていた。背中の翼はまだありだがシュるるばきばきなっておらず普通の人間サイズの銀色の天使の羽サイズになっており、折れた感じなっていた。
「高代君、翼折れちゃったね」
前の所に戻った。
「大丈夫。また生えるから。うそ。本当は光世ちゃんに食べられたから生えない」
「キー!!みつんち怒ったよ!!と言いたいとこだけどまた会えたからぷせぐらいで許してあげる」
と高代君の腹目がけて抱きついて頭でお腹をすりすりし始めた。
「何だ今の!?それにそういえばさっきの後なんかないんだよって誰が言ってんの・・・!?怖い!!」
と言っておっちゃん君が高代君の横に抱き着いて恐怖からか顔を押し付けてうちと同じ行動をし始めた。
「真の一位の景品貰いに来た」
と高代君はそれに無表情で
「二人に大根おろされてるんだけどこれ変わる?」
とぽけ~と中国の高代の子に聞いた。
「何であるか!?中国人だからあるある言ってると思うなよ!!って事である使うとばれるからさあとか変えていけとか色々クラスの奴から色々注文受けてたけど思わずある使いたくなったある!!」
「これ一位の景品」
「ひい!!嫌ある!!」
するとすりすりするのを止めて
うちの目が
カっ!!と見開いて
「もうこの教室にいるって事は紅茶カップの中の国々の一員だよ。だからこれを自然ともうやらないといけない。ほら高代君の後ろ空いてるよ。やりな」
「そんな事したら銀のに刺さって死ぬある!!その手には乗らないあるよ!!」
「手に乗らないかな」
と高代君は手を見ながら言った。
「あれ?でも銀の羽消えてるね?」
うちが不思議そうに聞くと
「あれかっこ悪いから消した」
「そっかあ。なら中国の子の後ろ空いてるね。ほら中の子ほら早くスリすりしな!!」
「見えてないだけで刺さる。嘘本当嘘」
とうちと高代君が言っていると
「高代だと沢山いるあるからちゃんと名前で呼ぶあるよろし!!」
と相澤流に言うと関わりたくないのか他の話にすり替えてきた。
「ならさっき王様ぽかったから王君」
世界のカルタ め めんどいけど名前つけるか。中国の高代、王様っぽい子
アニメカへどっちでも
「お普通あるね。それなら異論はないある」
「ねえ王君はなんで後半にちらと出て来ただけなの?」
するとコミカルな笑顔からあの冷酷な王様の顔になる。
「テストさえいい点採れば良かったからだ。絵を集めてアニメを作ったりまた逆をやる必要がなかった」
絵を集める?
「アニメを作るのが一枚の絵をバラバラの絵に分ける、一枚の絵を本当は別々の絵だと自覚させる事なら、現実に戻るのはそのバラバラのを本来の絵一枚(一つの世界)に戻す事だ」
何が言いたいのかさっぱりわからなかった。
「そのバラバラにする作業、アニメづくり神長幸司が考案した『世界の間違い探し』それによって現実では一つの世界だったはずが色々な世界と出会う事によって自分とは別物だという事を自覚する旅、それが学校の廊下や屋上、神長の中を旅行する事によってその世界の分けるクラス分けになった。それが世界、国持ちとの出会い、仲間づくり、まあ、このアニメにレベルを合わせるなら、『こっきとなんき、友達できるかな』としとく」
だからコイツは結局何が言いたい!!
「アニメは光世を元に作られているそれは、神長が自分が世界になる事によって光世の心情を移す自ら鏡となっているからだ。つまり光世は本当は一人が寂しかった。友達が欲しかった」
当たり前だ。友達が欲しいに決まっている。うちは一人でいいんだ。な訳ない。そう思わなかったら寂しすぎでただでさえ膨大な悲しみが更に止まらなくなるからだ。
「誰が一人が悪いと決めたんだ?」
「悪いなんて言ってない!!だが寂しいんだ!!」
「寂しいと誰が言ってんだ?」
うちだ。
その時ある言葉が飛び込んできた。
『わたくしは一人にも満たないですぞ』
『うちはちゃんと一人ぼっちだよ』
イコール
一人はなんかかっこいい。
「そう。世界なんていつでも捨てられるだよ」
捨てる世界
すてよ
「寂しくなったら世界を捨てろ」
「うん!!うちすてよになる!!」
「一人が寂しいと考えるのは意味がない事だ」
といい結論がでた所で
「すてよなんかになるんじゃない!!」
と凄い怒鳴り声。
おっちゃん君だった。
「ふざけるな!!友達作るのをあきらろってか!!無理じゃ!!死ぬ気で諦めんな!!死ぬ気で一生をかけて死ぬ気で友達を作れ!!って言え!!」
おっちゃん君。
「泣いてるの?」
「あれ?」
おっちゃん君は訳が解らないようだ。自分がなぜ泣くのかが
高代君はいつの間にかポケ~の顔を消しておっちゃん君の方を見ていた。
『世界のスカート捲り』
ぺら
「えっ・・?え?ちょっとちょっと!?光世ちゃん・・・!?」
うちはおっちゃん君のとこだけページを捲るみたいに世界を捲る。
これがほんとのおっちゃん君は置いといてだ。
そっちのおっちゃんの方にふらふらと高代君が行こうとしたので
バン!!
と世界を閉じる。
これで高代君はうちのもの
「でも絵って何?」
「光世が神長にあげたプリントクラブだよ」
「プリクラ?」
「光世にとっての一枚ある」
え?
「あれをだせ」
王君が高代君に向かって言う。
すると
もう出ていた。
これはうちらが今いる神長世界全体バージョンの国機の一枚の絵だった。
『モザイクアート』
なんかヒントらしきものが二重かっこで出た。
「これって誰が描いたの?」
「こいつある」
高代君の方を向く王クン
「高代君絵好きなの?」
「アニメよりシンプルな絵を描く方が好きかな」
でかい絵。ぼっーとしてたら吸い込まれそうな大きさだ。まるでそんな中にもうちらがいる様な大きさ。
そういえば高代君は背景美術監督だった。背景といえばロボットの神長君が背景だ。
「ロボットだけじゃないあるよ。この絵を違う方向から見てみるある」
うちは絵の左まで走って行ってみるとロボットではなく学校に見えた。
「飛んで見て見るある」
え?飛ぶ。そうかうちこっきに乗ってるんだった。
うちは飛ぶ。
あれ?これは地球
いろいろな角度からみてみたらテスト用紙、文字、音楽、角度によって色々変わる絵。
えっと次は何かな。ワクワク
「光世戻って来るある!!」
はぅ!!
「てへ。無限地獄にハマるとこだった」
「光世世界を好きにしな」
「え?」
「光世ちゃんあれせな」
高代君が言う。
絵を見る。
ぷりくら
うちは―
神長君に会いたい
うちは国旗に乗って次元のポッケからペン型のハサミを取り出すキャプを取る。
シャキン
国旗専用ステックハサミ
絵にいやプリクラにハサミを
ジョ・・・
ッ・・・
キ・・・
ン・
ジョ
「遅いある!!ぜんぜん切れてない!!何とかするある!!」
王クンが高代君に言う。
「光世ちゃんらしい切り方」
「じゃない!!早く切らせるある!!」
「ああいう切り方が好きなんだ。光世ちゃん。楽しんどる」
高代君・・・。
「おら!!高代!!乙女をからかってんのか!!天然なのか解らんがどっちにしても最低じゃあ!!早く切り方を教えんかい!!というかやっておくれ!!どうこうしてるうちにおっちゃん君が一人で泣いてるぞ!!」
すると
「一緒にやって良かったんだ」
いつの間にか国機に乗った高代君が横に居てこっきに乗ってハサミスッティクを持っているうちの手を掴んで其のまま上や下ではなく
『世界の間違い=場面転換の×』
前へ
その公式いやうちら自身が国旗ばさみとなり
世界が切れた。
何重にも重なった世界が
有る世界ではたーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん
高代君の跳躍した音で現実では無音だがアニメや漫画その他書籍や紙の世界では音があったのでそれらの影響でその伸びた音が神または紙を切った。
有る世界ではダン!!前で進んだ一突きで
世界の間違いを探して世界中に散らばった場面転換の×(切れ目)に向かった。
背景の場面転換の× × ×の?シークレットの部分が見えて来る。いや最初から見えてた?
× × ×見える時も見えない時もある本当はある様なないような 〈翼〉シークレット教室
いや教室だけではない―
「神長君―!!」
うちはそう叫んで今までそんな事した事なかったけど思わずそいつの腹目がけて抱き着いていた。
「光世!!相澤じゃなくて俺のお腹に光世がいる!!」
「相変らず黒!!映像だけじゃなく文章にも解りやすくいちいち声だして自慢しやがって!!」
「なら俺が更に相澤に抱き着けば同じ事だよね」
だがうちががしっと神長君をキープしている為相澤の所には行かせなかった。
「なんかこういうの懐かしいから今だけ流してやるがそれより光世!!さっきの神長や俺に普通にしてて欲しかったってそれだと神長はともかく俺が異常者みたいじゃねえか!!」
「あれ?相澤・・・姿見えるのにツッコミだけで来てる・・・!!もしかして相澤ってツッコミが擬人化したもの・・・!!」
「なんだ!!それ!!」
「それはそうと相澤凄く大目に見て普通だとして神長君は元から普通じゃないから学校みたいなもんだった。てへ」
うちは舌をだしてウインクをした。勿論神長君に対して憎しみをこめた嫌味だった。
「はははっそうだよ。光世ったらドジっ子だなあ。可愛い」
ギン!!
うちは目だけで睨んで神長君をフっ飛ばそうと考えたが勿論神長君は変なので無理なので
「神長!!正座!!」
うちは怒鳴った。
神長君は正座した。
我慢していた涙がぽたたと垂れた。
「光世。我慢してとか言ってるけどお前大抵泣いてるから―」
と途中で相澤の言葉が止まったのはうちが相澤に抱き着いて泣き顔を隠したのと同時に相澤の腹に涙を擦り付けたからだった。
「光世。大丈夫だよ。今はシークレット教室。だから相澤は暫くは光世の近くにいるよ」
神長君は顔は見てないから解らないが多分微笑んでいるのだろう。
「なんだ!!それ・・・!!!こいつが泣いてるのは俺のせいかよ・・・!!お前のせいだろが!!!」
「そうだ。御免。光世。でも本当なんだ。クラスの位置決め(クラスの席替え)で光世は一位、基『世界のクロスワード』(国、クラスのクロスワード)でシークレットエピソオードに辿り着いた。そのボーナス順位として国のクレーンキャチャーで光世ここの特進クラスに暫くの間居られる。相澤は居るんだ」
高代君はクラスに好かれているというかクラスの席替えの国のクレンキャチャーの技術は高代君が考案し、実際にやるのも高代君なんだろう。
「いい加減にしろ!!俺じゃなくてお前が・・・!!」
と言いかけた所で相澤は何かに気ずいたみたいだった。
「光世はいるの?」
神長君はうちやみんなの事ばかり幸せにいく事ばかりで「自分の事は考えない。ああ。そっか。笑っている様に見えるが神長君はいつも顔とかに出さないが本当は―
シークレット教室のシークレット。特別な強大な存在感の大きいものに見えるがでも実際は普通の出る率と比べると少なく存在感で言うと普通に比べるとないに等しい。強いが儚げですぐ消えてしまうんじゃないかという感じの今の神長君と同じ様な教室。
「うん。仕方ないね。学校に行ってあげるよ」
「光世・・・!!」
神長君は相澤事うちに抱き着いてきた。
神長君は言わなくて解るうちの事大好きだって事が。なんてみんな事も。と照れ隠しでみんなも後で付け加えてみる。
うちらはこれからも学校で生きていく。王君、おっちゃん君のそれぞれの言った事でほっとした。アニメでも現実でも
どっちでもいいんだ。
それでいつか自分で決めた一枚にする。
取り敢えず学校に生こう(いこう)。
いや高代君やイギリスの諸君の言う様に一つを選ばないといけないなんて誰が決めた?
× × × 『世界の時間割表』『国語』~教科持ち~ 凧揚げ 海の中 水の中
『アメリカ』
「画面がまわってきた」
そうか。まだ回収されてない伏線というか謎があるからか。先生はその事を考えて伏線を貼った?いやまさかね。でもまた画面が回ってきた事でまた国に点数が入るという事だ。
「ねえ。先生何でアニメ化になるって事解ってたの?」
「国語だよ」
「あ。あれアニメ化になって増えた新教科」
「うん。そうだね」
「でもあれ日本の『国語』とは違うでしょ?」
「そうだね。世界で話されているので最も多いのは英語だけど。アニメ化にあたり一人一人が別の言語を話すとちょっと解りにくいよね。それを防ぐ為に考案されたのがみんな世界共通の言葉だったらすぐ会ったばかりでも意思疎通を図れるよね」
「まあね」
「だから私達は『国語』を創った」
「え?」
「高代の子はその国の言葉の擬人化された国語だよ」
「え?どういう事先生も言ってたじゃない世界は英語で喋っているのがほとんどだってそうすると英語の擬人化が何人もいる事になるじゃない!?」
「でも英語で喋っていない国もいる訳だね。それだと英語を喋る国と英語を喋れない国の人が会ったとしようそうすると話が通じないだろ?それを防ぐ為に考案されたのが『国語』さ」
「え?」
「その自分の生まれた国で言語を分ける『国語』さ。だから僕らはステファニーは高代だからアメリカ語だよ」
「英語じゃなくて?」
「アメリカ語」
ぷっ私は面白くもないものに思わず笑ってしまった。私がそれの擬人化らしい。だから国ごとに違う国語か。何でそんな風にする必要が-
「光世君が英語に恐怖心があって英語が嫌いで英語が特に苦手らしい。それに生まれ国で決めれば心の声もそれで聞こえる」
「ならいいわ」
光世の為ならいい。いつか英語の事好きになれるといいね。心の声も聞こえるのはギャグの要素ではなかったようだ。
コン コン
ノックだ。
「はい。どうぞ」
扉は開かない。
「先生、あのバカみたいなくだらないポエムにしか反応しない設定どうにかしたら?」
「はははっ」
ガラ
扉は開かれた。
すると二人の制服を着た男の子が立っていた。
するとその二人のうちの男の子の一人のすぐ近くに浮いていた何かがこの画面をのっとった。いやこのアメリカ全部を覆い尽くした。
だからもう何もかもがみえない。怖い。いやこの私が怖いなんて思う訳がないだから―
「先生ーーーーーーーーーーーーーーー!!」
と叫んだ。冗談っぽく告白の返事聞かせてと言うつもりが無理だった。
「イタリアの子が好きなんだろ」
「やっぱり先生姿見えないけど先生のこの喋り言葉も消えてというか死んで!!」
「はははっ」
「先生笑ってる場合じゃないでしょ!!さっきの男の子からなんか飛び出てきたでしょ。あれ何なの?」
「大丈夫。教科だよ」
「え・・・?何それ?」
実は正直言うと不安だったがそれはどうでもよくなんか安心できた。姿は見えないけどどっかに先生がいるという事が解るからだ。その先生が大丈夫と言うから大丈夫だろうとは口が裂けても言うつもりはないが。
参考文献
「ドラえもん不思議のサイエンスvol・9小学館」 アニメの説明に引用箇所ありその引用した所に引用と記載表示あり。