8話 罰則が科せられました。 内容は誰もやりたがらない討伐だそうです。
即興で書くのもキツイっすねw
え?プロット?書き溜め?何それ美味しいの?
「まったく、なんちゅう騒ぎを起こしてくれとるんじゃい」
あの後、俺はギルドマスターに連れられて二階に行き、床に穴が空いているギルドマスターの部屋に居た。
俺がフルボッコにした男は気絶しており、医療室にまで運ばれていった。
死んでなかったよ!一安心だね!!
「お主、反省しとらんじゃろ…」
「いや、反省はしてます。でも後悔はしていない」
「はぁ、もうええわい。しかし、罰則がないとは思っとらんじゃろうな?」
ギルドマスターはギラリと、鋭い眼光で俺を睨む。
確かにギルド内であんなことをして何も罰則がないとかはないよな…。
牢屋?俺牢屋に入れられちゃうの?それだけは勘弁してもらいたい。
「聞いたところ、冒険者志望のようじゃし…面倒な討伐依頼でもしてもらおうかの」
「討伐ですか?それって俺でもできるやつなんですか?」
「Aランク冒険者のモルダンからお主の実力も聞いておる。下級とはいえファイアーボールを詠唱破棄で一瞬で20も使うのは、そこらの冒険者にはできん。
実際に見とらんが、それが本当ならCランククラスじゃろうな。
それも考慮して、できると判断したのじゃ。…できなかったら死ぬじゃろうしな」
この爺さん、サラっとなんてこと言いやがる…。
「その討伐は俺1人ですか?」
「当たり前じゃろう。誰かと一緒ならお主の罰則にならん」
ですよねー。わかってはいたけど、何やらされるんだろ……。
「お主にしてもらうのは、この街から北西にある沼地に生息しておるポイズンフロッグの討伐じゃ。歩いて行って大体5時間ほどじゃ」
「フロッグってことはカエルですか。さっき面倒って言ってましたけど…」
「あぁ、沼が悪臭を放っておっての、誰もやりたがらんのじゃ。
誰もせんから毎年大繁殖しよっての…。定期的に狩らんと沼からでて街を襲うんじゃよ。フロッグ自体も悪臭を放つから村人から苦情の嵐になってしまう」
うわぁ、やりたくねぇ…。
でもこれが罰則なんだよなぁ、はぁ。
「終わったあとに服に臭いがつくじゃろうが、門の前でクリーンの魔法をかけるからそこは安心せい。
沼地も歩けるように見えて、踏み込むと沼だったりするから気をつけろよ。
一応、沼地に案内人くらいならつけてやろう」
案内人がいるなら道は大丈夫だな。戦うのは俺だけだけど。
「目標討伐数は100体じゃ。無事にやり遂げたらキチンと報酬も出すぞ。
あと、普通はFランクからじゃが依頼を完了したら実力を認めてDランクにしてやるぞ」
2段階も上がるのか…。罰則なんだろうけど、俺としては好都合だな。
んじゃ、さっさと終わらせてきますか!
「ア〜〜、相変わらずここは酷い悪臭ネ。鼻がひん曲がりそうヨ」
俺は案内人のヨウという小太りのおっさんとともにポイズンフロッグが生息している沼地に来ていた。
この案内人のヨウは、何故か言葉の端々が片言になる。
物凄く…胡散臭いです………。
「コノハさん、足元に気をつけてネ。歩けそうでも踏んだら沼にドボンってこともあるヨ。深くはないけど、身体中が泥だらけの悪臭まみれになるヨ」
沼地は足場が泥でグチャグチャで目に見える沼もあれば、見えない沼もあるそうだ。
沼に嵌りたくはないので、慎重に進んで討伐していこうと思う。
にしてもポイズンフロッグ出てこないな…。
「ぬあぁ!?」
踏み出した瞬間、泥に足を取られて横にあった沼にボチャンと落ちてしまった…。
うへぇぇ…。臭いぃぃぃ。
「アイヤァァァ!そ、その沼は昔、コアラが溺れた沼で、溺れた者はコアラになってしまうという呪いの沼ヨ!!」
「なんじゃそりゃぁぁぁ!!?」
ザバンと勢いよく沼から這い出し、雄叫びを上げる。
なにそれ!?そんな呪いがあるの!?どっかで似たようなの聞いたことあるんだけど!てか、この世界にはコアラいるの!!?
「いヤ、嘘なんですけどネ。私達ここの案内人をしてるんですガ、代々から沼に嵌った人にそう言えって言われてるヨ。他にもパンダとかネコとかもあるヨ。
ところで、コアラやパンダって何ヨ?」
「んなもん知るかぁぁ!!?」
知ってるけど説明するのも面倒だよ!絶対これ伝えてるの俺と同じ世界の奴だよな!?なにやってんの!?
「ア、大きな声で叫んだからポイズンフロッグがタクサンでてきたヨ。さぁ、早くヤっちゃってヨ。悪臭とおさらばしたいのヨ」
沼の中からウジャウジャとポイズンフロッグが這い出してきて、威嚇するようにゲコゲコと大合唱している。
「あぁぁ、もう!ウルセーんだよ!」
俺は密集しているポイズンフロッグの群れに最大威力の雷獄魔法をぶっ放しながら
ゲコゲコと喧しく鳴いているポイズンフロッグを殲滅するべく、勢いよく駆け出した。
3
・
2
・
1
どっか〜ん!
なぜなにジャシン!
邪神「お〜いみんな集まれ〜。なぜなにジャシンの時間だよ〜」
邪神「解説役は邪神と」
神様「神様が務めさせて頂きます」
神様「ところで邪神さん、これってなんなんですか?」
邪神「うむ、これはこの小説の疑問やその他の質問について答えていくものだ!」
神様「そうですか。では、なんでコーナーのタイトルが邪神さんだけなんですか?」
邪神「そんなのは我が知るか!作者の気まぐれなんぞどうでもいいわ!」
神様「結局、答えられてないじゃないですか…」
邪神「このコーナー自体も作者が安直な発想でやろうとしてる企画だしな!
我にもわからんことくらいはあるぞ!」
神様「なら、どうゆうことなら教えて頂けるんですか?」
邪神「例えば作中のパロネタとかだな!何のネタかわからないとか」
神様「そもそも、誰がそういう質問をしてくるんですか?」
邪神「それはこの小説を見てくれている人達だ!」
神様「………質問ってくるんですか?」
邪神「知らん!実際にくるかどうかもわからんし、こなければこの第一回で終了だ!さっきも言ったが、作者の安直な発想で生まれた企画だからな!
文句なら考えなしの馬鹿(作者)に言え!!」
作者「ぶえぇくしょい!あ〜、可愛いロリっ娘が俺のこと噂してやがんな。
モテる男は辛いねぃ。」
神様「本当にどうしようもないですね、あの変態(作者)は」
邪神「というわけで、疑問や質問があれば感想を我らに送ってくるのだ!」
神様「私達共々、皆様のご期待に添えられるように頑張りますので宜しくお願い致しますね。あ、あと、あの変態(作者)も宜しくお願い致します」
邪神「では、また皆に会えるのを楽しみにしておるぞ!!」
神様「皆様の日々に幸多からんことを御祈り致します」