5話 巫女神様に相談 そして異世界の人との遭遇
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皆様ありがとうございます!
誤字脱字があれば、教えて頂けると嬉しいです。
ご意見やご感想もお待ちしております。
初めての戦闘を経験してまず、学んだことは2つある。
まず1つは最上級魔法ヤバ過ぎです…。使う時には魔力を最小限に抑えないと大変なことになりそうということと。
2つ目は、異世界ファンタジーでよくある気配察知とかがないと、さっきみたいに魔獣に包囲されたり、奇襲されそうなことだな。
というわけでSPを消費してスキルを強化、又は新たに取得してみました。
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【ミヤナガ コノハ】18歳
Lv.7
【職業】異世界人
【称号】輪廻転生者 無慈悲なるもの オーバーキル 放火魔
HP260/260
MP80/190
筋力 120
守備 165
魔攻 120
魔防 165
速さ 120
運 10
【スキル】身体強化Lv.3 自己再生Lv.3 焔獄魔法Lv.1 嵐獄魔法Lv.1 氷獄魔法Lv.1
海獄魔法Lv.1 雷獄魔法Lv.1 次元魔法Lv.1 魔力消費軽減Lv.3 魔力量上昇Lv.1
魔力回復Lv.3 詠唱破棄 下級鑑定Lv.2 気配察知Lv.2 魔力感知Lv.2
残りSP0
【ユニークスキル】獲得経験値5倍 スキル経験値2倍 獲得SP上昇
【加護】異世界神の加護 異世界邪神の加護
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Lv.2にした時の消費SPが5で、Lv.3が10必要だったが、スキルによっては消費SPが上がるみたいだ。試しに焔獄魔法などを見てみると、Lv.2にするためにSPが1500も必要であった。いや、高すぎない?巫女神様の時には150だったんだけど…。
まぁいいや、上げるつもりないし。だって怖いもん…。
新たに気配察知と魔力感知を取得して奇襲にも対処できるようにした。
身体強化は1レベル上がるごとにステータスが20も増えた。身体強化すげぇ…。
称号にも効果があるみたいなのでこちらも確認してみる。
輪廻転生者
特殊な輪廻転生を果たした者に贈られる称号
生前の記憶を保持したまま転生できる。
無慈悲なるもの
圧倒的な力で弱き者を薙ぎ倒す者
敵対する者へのダメージが増幅する。
オーバーキル
相手を圧倒的な力で相手を過剰に殺戮する者
敵対する者へのダメージが増幅する。
異世界神の加護
異世界の神から齎された寵愛の証
身体が通常より丈夫になり、神託が齎されることがある。
加護の強さによっては、こちらから神に話しかけられることもできる。
異世界邪神の加護
異世界の邪神から齎された寵愛の証
怒りや欲望が増幅され、神託が齎されることがある。
加護の強さによっては、こちらから神に話しかけられることもできる。
おいぃぃ!?邪神なにしてくれてんの!?怒りや欲望なんて増幅されなくていいよ!
あいつは本当にいらんことしかしないな!?
新しい称号もヤバげなこと書いてあるけど、邪神の見たら一気にどうでもよくなったわ!!
こっちからも神様に話しかけられるんだよな?邪神のことは俺にはどうしようもないから、相談してみたい。
どうすればいいんだ?祈るように念じればいいのかな?
邪神の時は、あいつから話しかけてきたから勝手がわからん。
もしも〜し、神様聞こ『はい、聞こえてますよ。』ーー早いなおい。
『ここには私しか居ないので暇なんですよ。それに外に出ても他の神々から結婚して下さいとか、踏んで下さいとか、鞭でシバいて下さいとか変なことばかり言ってくるので出たくないんです』
元々の世界の神は変態ばかりなのか…。それならば外に出たくないのも頷ける。
『はぁ、どうしたら良いんですかね?いくらお仕置きしても減るどころか増えるんですよ?困ってしまいます…』
……変態が多いのは巫女神様のせいに思えてきた…。お仕置きって何やってるんだよ。もしかして本当に踏んだり鞭で…やめておこう。これ以上は踏みこんではいけない領域だと思う。頭の中で警報がガンガン鳴っている…。
『そうですか…。私が送り出した後にそんなことがあったのですね』
先程までの会話をぶっち切って、これまであった経緯を巫女神様に報告する。
申し訳なさそうな声で巫女神様は『すみません。私には何もできないんです』と謝ってきた。
神様にもどうしようもないなら、この身体も邪神のことも対処のしようがないな…。
………たまに途切れ途切れの小さな声で『この可愛い顔を……イジメて…どんな声で………うふふ、蝋燭を………」とか不吉な単語が聞こえてくるんだけど…。
あ、あの〜!神様?できれば近くに街があれば方角を教えて頂けませんか!?
『は!?え、あ、はい。近くの街ですね?でしたら貴方からみた南東に進めば、1日程で着きますよ』
本当ですか!?ありがとうございます!早速行ってみますね!
『お気になさらないで下さい。私にできるのはこれくらいですから…。
では、気をつけて下さいね?』
はい!では、また!
『ええ、またお話しましょう。………………………邪神が行く前に私が先に行ってコノハさんを……うふふふ。楽しみですね(ボソ)』
なにやら背筋がゾクっとしたが気にせず街に向かう。
気にしたら負けだと思う…何に負けるか知らんけど。
2時間ほど歩き続けていると遠くに何かが見える。あれは…馬に乗った人、だよな?
神様から街の方角を聞いたのはいいが、歩いていると少しづつ方角がズレているかもしれないので話しかけて聞いてみようと思う。行き先が同じなら同行させてもらえるかもしれないしね。一人で黙々と歩き続けるのも結構キツイです…。
馬に乗った人に走って行くと、その人は男性で多分、俺と同じ人種だと思う。
彼も此方に気づき、馬から降りていた。
「あの〜!すみませんが街はこっちの方角であってますか?」
「おう、確かにあっているが、嬢ちゃん一人か?大人も一緒じゃないみたいだし、まさかこの先の街で冒険者やろうとしてんのか?」
は?嬢ちゃん?あ、あぁそういうことか。俺の見た目が12歳くらいの女の子に見えるし、しょうがないのか…。
「冒険者ですか?確かに興味がありますね。あと、俺は男です!」
「はぁ?男だぁ?おいおい、冗談はやめてくれよ、こんなに可愛い男がいるんなら
世の中の女どもが可哀想だぜ!ガハハハ!」
いや〜、そんなこと言われても実際本当のことだしな…。
男はガハハハと笑いながら「ここに大切なもんがねぇと男じゃねぇぞ」と、俺の股間をむんずっと掴んできた。
「………………どうだ?俺のゴールデンボールは?」
「すごく…大きいです……」
………何を言ってるんだろう俺。あまりの出来事に完全に混乱してたみたいだな。
「ちょっと!いつまで掴んでるんですか!てか、ニギニギしないで下さい!?ぶん殴りますよ!!」
「あ、いやすまん。マジで男だったんだな…。驚いたぜ」
驚いたのはこっちだわ!信じれないからって掴むとかあり得んだろ!?
俺が本当に女だったらどうするつもりなんだよ、このおっさんは!?
「いや、本当にすまなかった。俺はモルダン。ちなみに31歳で冒険者をやってんだ。今は依頼の帰りでな、お詫びに街まで一緒に行って飯でも奢るよ」
いきなり股間を掴むおっさんには敬意はいらんからこれからはモッさんと呼ぼう。
俺はバツが悪そうに苦笑しながら謝るモッさんに自己紹介をしながら街を目指した。
邪神「モッさんと2人で街を目指すコノハ。
襲い来る魔獣を蹴散らしながら遂に街に着く。
モッさんに案内され、ギルドに向かうコノハに忍び寄る魔の手。
コノハの危機を伝えようと邪神が知らせようとするが、それも妨害される。
次回予告、邪神に好かれた男は異世界転生で何をなす?
鳴
ら
な い 念 話
次回も我とコノハとの甘い蜜月をサービスサービスゥなのだ!」
作者&コノハ「嘘です(だよ)」