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3話 ○○○になりました。邪神はいつか引っ叩きます。

ウルトラショック!ハイッ!!!

書いてたのが消えましたw

誤字脱字があれば、教えて頂けると嬉しいです。

感想もお待ちしております。

ついに来たんだな。

辺一面に草原が広がり、左側には大きな湖がキラキラと日の光を浴びて水面を輝かせ心地よい風がサァっと頬を撫でる。


巫女神様に邪神の魔の手から助けてもらい、異世界で生きていくための力を貰い、異世界に行く前に邪神に呼び出され、魔獣に対抗するための武器(?)を貰い、生活に必要な金貨を授かった。


まぁ、邪神は下心があって色々してくれたんだろうけど…一応感謝しておこう。


にしても、どこを見ても街っぽいものや街道などは何もなく、青々と広がる草原と木々や湖しか見当たらない。


まぁ、街は歩いて探すしかないな。巫女神様から貰った魔法もあるし、邪神から渡された武器(?)もあるから、魔獣が襲ってきても大丈夫だろう。


その前に、邪神のところで叫びすぎて喉が乾いてしょうがない。あの湖の水って飲めるのかな?

俺は湖まで歩いて行き、水面を掬って水を飲もうとする。だが、水面に映った俺の顔を見て愕然とする。


あれ?映ってる女の子可愛いな…。え?ちょっと待って。

水面に映っていた可愛い娘は驚いた表情で手でペタペタと自身の顔を確かめるように触っている。

肩まであるサラサラの黒髪、二重のパッチリとした大きな瞳、色白ながらも水を弾きそうな健康的なモチ肌、プルプルとした柔らかそうな小さな唇。

この姿を見たものは全員美少女と言うだろう。


え?ナンデ?ビショウジョナンデ!?

いや、正しくは美少女ではなく、とても可愛い《男の娘》であった。


『くふふ、ようやく気づいたようだなコノハよ』


頭の中が?で埋め尽くされている中、突如あの忌々しい含み笑いをしながら、

現在引っ叩きたい候補ナンバー1の邪神の声が頭の中に響く。


『どうだ?我が作ってやった新しい身体は?完璧な容姿だろう?』


「おい邪神!この姿はお前の原因か!?」


『何故怒っておるのだ?背が低く、誰もが振り返る可愛さに、女ならば母性をくすぐられ、思わず抱き締めてしまいたい衝動が抑えられない完璧な容姿!

はぁはぁ、我も念話をしながら水晶でお主のことを見ておるが、お腹の中の一部がキュンキュンして…くぅん、が、我慢するのも辛いな……ンァぁ』


「俺はそんなこと望んじゃいねぇよ!さっさと元に戻せ!!」


『くふふ、残念ながら、元には戻せんぞ。くふ…お主の魂はその肉体に定着しておるのでな。ふぁ…』


マジかよ…。俺はずっとこのままだってのか!?


『んくぅ…まぁ、よいではないか。新たな身体でふぁん、異世界を楽しむのも…はぁん、一興だと思うぞ?』


てか、お前は今何してやがる!?念話の中にさっきから喘ぎ声が混じってるんですけど!?


『くふふ、なんだ興奮したか?ならばこのままテレフォンセック「しねぇよ!?変なことしてるんなら念話やめてくれないか!!粘液っぽい音も聞こえてるから!?」

はぁはぁ、ひ、人に聞かれながらするというのも中々興奮するものだな。くぅぅん…癖になりそっ、ふぁぁぁーーーー』


一際大きな嬌声をしながら、それっきり邪神の声が聞こえなくなった。

もう駄目だろあいつ…完全にイっちゃってるよ……色んな意味で。


とりあえず、あの変態のことは忘れよう。覚えておいてもいいことなんかなにもない。にしても身体はこのままか…。あんの野郎いらんことしやがって…。


このまま落ち込んでてもしょうがないので、身体のことは諦めて街を目指そうと思う。早く見つけないと食料もないからお腹が空くしね。







街が何処にあるかもわからず、方角もわからないので持っていたバールを立てて、倒れた方角に進み出した。

こういう時には神頼みしかないよな。おい、邪神テメェは引っ込んでろ!


歩くこと約10分、遂に異世界に来て初めての生命体に遭遇した。

……どう見ても魔獣です。本当にありがとうございました。


「ウォォォォン!!!」


異世界初めての戦闘は周囲を狼っぽい魔獣に完全包囲されるという、危機的状況であった。


「うん。なんもかんも変態邪神が全て悪い。この状況もあいつのせいだ」


危機的状況で、邪神に責任転嫁をして焦りと恐怖を押さえつける中、邪神のこれは我のせいではないぞ!?という幻聴が聞こえた気がした。

いや〜、なんで今回はこんな話になったんでしょう?w

こんな感じにするはずじゃなかったのにww


次回予告

邪神「むむ!我が余韻に浸っている間にコノハがピンチになっておる!

あ、コノハよ、バールを無闇に振り回しても当たらんぞ!!

少し落ち着け…あぁ!押し倒されてしもうた!?

こ、このままではコノハが喰われて………む?ふおぉぉぉぉぉ!!!?

狼がっ狼がコノハを獣○しておるだと!!?

コノハの驚愕に染まった顔に羞恥の色が!?

こ、これは……はぁはぁ…いけないとわかっていながらも

これはこれで中々《ピンポーーン》ぬ!?いいところで来客とは!!」


作者「嘘ですw」

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