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夏生詩集2

包まれながら

作者: 夏生

身体の中から

抱きしめられた

ような

感覚があった


一人じゃない

心強さというより

心地よさがあって


日々が優しく

微笑んでいた


いくつもの

優しい眼差しが

いくつもの

あたたかい

言葉が


私を包み込み

ふんわりと

浮かんでいた


ありがとうございます

以外の言葉が

見つからなくて


私なんか

私みたいな

私なんて、どうせ


ひねくれた言葉は

消えてなくなり


私は私だけではない

のだ、と

深く感じて噛みしめて


包まれながら

ゆっくりと

ひとりぼっちの

私に別れを告げた




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