好きな魔術を。
「じゃあ次は覚えたい魔術をこの中から選んでやってみてください。何個でも良いですよ」
と言って姫様は騎士達にぶ厚い本がズラリと並べてある本棚を持ってこさせた。
全て魔術の本らしい
「どうぞ」
俺はためらいもなく一つのぶ厚い本を手にとってみる。
そして読んでみる事にした。
そこには超強力回復魔法などが載っていた。
「……てかなんで読めるんだ?」
まぁ読めることに越したことはない。
とりあえず超強力回復魔法は覚えたい魔術リストに載せておく。
「あとは……やっぱ攻撃魔法と防御魔法だな!」
こんどは2つのぶ厚い本を手にとってみる
1つ目の本の題名は 「Necromancy~Attack~」略 「黒魔術~攻撃~」
2つ目の本の題名は 「Necromancy~Buckler~」略 「黒魔術~防御~」
「俺、運超強くね!?」
読んでみると、「黒魔術~攻撃~」のほうには、隕石落し
「黒魔術~防御~」のほうには全能の盾とかが書いてあった。
「これ覚えたい!」
その2つもリストに追加!
その瞬間。
「ででででーん! 超魔術師直伝!魔術講座~」
あきらかに最初の違うよね?!
まぁ誰が教えてくれたっていいや。
ていうか綺麗な女性が出てきた~Σ(゜∀゜)
「こんちゃ」
「こんちゃ。とりま君に3つの魔術を教えます」
超魔術師らしい女性は俺が先ほど覚えたい魔法リストに載せた、
3つの魔法を亜空間で教えてくれるようだ。
他にも超魔術師いたんだ……驚き!
あ、ちなみに零斗はまだ魔術に苦戦しているようです。