異世界へ召喚されました✰
異世界もの、初挑戦っ
駄文をお許しください。
「……なぜこうなった?」
これが、俺がこの世界に来てから発した第一声。
とりあえず意味がわからないのだが今の状況を詳しく?説明してみよう。
俺は、なぜか美しく可愛らしい美少女の姿。
目の前には姫らしき人物1人、魔術師っぽいの3人。
周りには女王らしき人物1人、王子らしき人物一人、いかにも強そうな兵士10人。
……俺の弟1人。
「さぁ?」
これは、弟がこの世界に来てから発した第一声。
そこで姫様が喋る(略しました)
「ようこそ、超魔術師様+お1人様」
え……?いまなんて?
弟に目をやると、どうやら弟も、え……? となっている
「超魔術師様っ!!どうかこの世をお救いくださいっ」
なにほざいてるんだこの姫様は。
しかも姫様は、弟ではなく、この俺を見ている。
「ということは俺が+お一人様の方?!」
「そこかよ!!」
いやいや、突っ込んでる場合じゃない。
とりあえず姫様に聞く。
「なぜ……?」
「それはあなたが超魔術師の素質を持っているから」
「いやいや、弟の方が凄いですよ!? 弟なら好きに使っていただいてかまいませんので置いていきます」
そう長々と言い残すと、俺は可愛い弟を置き去りにしながら全力疾走する。が、
どうにもここは城の中らしい。
道に迷った。
ついには戻ってきてしまった。
召喚されたと思う部屋へ。
……ヤバイ、俺───
「澪夜ぁ?」
弟がものすごい殺気を出しながら近づいてくる。
「っ?!ごめんなさいっ」
瞬間土下座で謝る。
「……まぁ今回は戻ってきたからいい」
安心しながら、弟に許してもらったところで周りを見る。
皆恐怖で顔が引きつっている。
「あ、あの……いきなりで申し訳ないのですが、『お二人には異世界から来た』ということと、『超魔術師』という事を隠して、旅に出てもらいます。その旅の中で、色々してこの世をお救いください」
「「はぁっ?!」」
マジでいきなりの事だ。
「え、あ、の……、お二人にはメイド2人が付きますので、ご安心ください。色々なことをしてくれますので」
いきなりそんなこと言われてもなぁ。
弟もそんな顔だが、少し興味があるようだ。
行ってみようか。