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第零話 始まり

 もし、私の前に突然死神が現れたとしたら。

 もし、その死神が私好みの格好いい男の子だったら。




 私は、その人が死神だとわかっていても、その人の事を好きになってもいいんでしょうか?





 私の名前は夏目夏生(なつめなつお)

 友橋学園に通う、普通の女の子。

 そんな私の目の前に彼は現れた。手には大きな鎌を持ち、全身黒の服で身を包んだその彼は、にこっと笑って私の言った。

「君の命、貰いに来ました。」

 と。。。。。

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