2聖なる森スイシュウ
この森は色々な名前で呼ばれている。
妖精の森、呪われた森、聖なる森スイシュウ、
二番目のやつはいらないと思うが、私は三番目の呼び方が好きだ。
この森は神木がある。
人間たちには遥か昔に忘れられてしまったようだと妖精たちは言っていた。
そうそう、精霊のことで思い出したが、確か精霊を祀る種族がいた気がする。
えっとねー、あぁ〜、そうだ、エルフだったけ?
エルフは確か精霊樹を持ってるんだよね!
ちなみに神木の周りに生えている木はみんな妖精樹や精霊樹。
精霊樹も妖精樹も力を持っているには時に苗を作ることができる。
そうしてできた苗木を別のところに植えることで、移動できるわけだ。
昔はここの近くにもエルフが住んでいたそうだ、でも、まぁ、、、滅んだ。
この森を守るために犠牲になった。
で、その後ここを占拠しようとした人間がいたそうだけど、妖精たちによって追い出された。
樹ををすべて切り倒そうとしたそうだ、そのせいで妖精の怒りを買ったらしい。
で滅んだ、そうしようとした国が、妖精たちによって国が森にされたらしい。
言葉の通り森になったらしい。
だからこの森が呪いの森と呼ばれてるのだ。
この森に手を出すと呪われる、国を森にされるという呪い。
もう人間は忘れてるだろう。
人間は世代交代が早いから。
だから、、、手を出そうとする人間がいるのだから。