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線の交わる場所で。  作者: 白空
第1章
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8.世界崩壊対策本部 - 1

「ようこそ『世界崩壊対策本部』へ。

どうもここの部員で音響係だよ。

とりあえず中に入ってね。」

中に入るとそこまで世界の終わりが近いとは思えない雰囲気だった。

「じゃあ自己紹介していってね。」

まずは毎回のように初めを取る天野さんからだ。

「どうも天野未来です。これからよろしくね。」

さっきと同じ順番で行こうとしているのか?

まあいいか。

「北川俊介だ。」

「寺沢一やで。」

「寺沢夢やで。」

ここまでは良かったがここからどうなるかがわからない。

「…」

やっぱり黙っている。

とそこで向こうが話し出した。

「じゃあとりあえずこっちも自己紹介しようか。

さっきも行ったばかりだけど僕はここの音響係だよ。

名前はないよ。

ここの部員全員ね。

でそこで寝ているのは、医療係。

大体風邪をひいて寝てるかな。

で、そこでなんか作ってるやつは道具製造係。

今は、ちょっとヤバめなものを作ってるね。

で、お茶を淹れているのは情報処理係。

本人は知らないだろうけど、運動神経ゼロからだよ。で、そこで黙っている君は?」

そう聞かれるが何も返さない。どうやら黙ったままを貫くらしい。

と、ここで音響係が動いた。

「じゃあAさんって呼ぶけどいい?」

と聞いたら、流石に嫌だったのか、

「隅野葵…」

と答えていた。

…なんかここの人たちは扱いづらい人の扱いが上手いな。

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