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線の交わる場所で。  作者: 白空
第2章

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51.「またね」

天野未来に結界を張ってもらう。

「何もなければ──いや、相生と会おうとしたときに生じる法則の歪みぐらいなら一日は耐えられるよ。

…今日は街の方にいる?

あぁ。

消耗品の買い足しか。

まあいってらっしゃい。

気をつけてね。」




言われたままに移動するとそこには相生がいた。

見た瞬間にわかった。

─あの違和感はそう言うことだったのか。

…近づかなきゃ始まらないか。

この後の展開はなんとなくわかる。

とりあえず近づく。

『避けて!?』

天野未来からだ。

心配だったから後ろからついてきていたのかな?

…嬉しい。

宙から魔法──傷害を目的とした魔法が飛んでくる。

とりあえず相生の手を取って昨日通った道をなぞって行く。

入り組んだ裏路地。

昨日と違うのは随時攻撃魔法が飛んでくること。

──そこまで問題ではない。

「あの時」の記憶をなぞって避けながら進んでいく。

門。

──まるで元から決まっていたかなように通り抜ける。

森。

──昨日通り同じ道を通っていく。

昨日はいなかった魔物がいる。

後ろからの魔法で倒されて行く。

ついに辿り着いた。

─あの崖に。

相生に伝えなければならない─伝えたいことを伝える。

「これからもたくさんの出会いがあると思う。

その度に絶望して、現実を嘆いて、生きる意味を見失うかもしれない。

でも最初から信じようとせず投げ出すようなことは絶対しないで。

このことを忘れないで──いや。

結局守れていない自分が言えることじゃないか。

このことを心の片隅に置いておいて。

いつも考えろなんて言わない。

絶対に思い出してほしい時があるから。

その時はいやでも思い出すから。

覚悟しといてね。」

そこまで言い切ると見計らったかのように横から魔法によって崖に突き飛ばされる。

とりあえず他のみんなにさよならを告げる。

「バイバイ!」

こっちに天野未来が走ってきているが気にしない。

最後に相生に──いや「自分」にだけ聞こえるような声で言う。

「またね」

伏線回収かな?

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